★皆様からの具体的御提言をお寄せ下さい。

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新党日本は国民新党と共に、被災地の方々への支援、そして日本の再興に向けて活動を続けます。

新党日本代表 田中康夫

御承知の様に、与党統一会派「国民新党・新党日本」は、地震発生直後の
3月11日(金)17時、亀井静香代表を本部長とする「国民新党・新党日本 東北地方太平洋沖地震 対策本部」を国民新党本部内に立ち上げました。

平成23年度当初予算案が衆議院で通過後の3月2日に、選挙区の尼崎市で人工股関節全置換術の手術を受け、3週間の予定で入院中の私 田中康夫も、本部長代行に就任しました。
この間、対策本部事務局長の下地幹郎幹事長、事務局長代理の亀井亜紀子政務調査会長と緊密な連携を取り、政府が執るべき的確で迅速な対応を具体化すべく、16年前の阪神・淡路大震災でのヴォランティア体験、県知事時代の新潟県中越地震での隣県支援に基づく幾つもの提言を、亀井静香代表と菅直人首相との会談を始めとする様々な政府・与党協議の場で、申し述べる様にしてきました。

一例を挙げれば、
◎総務大臣命令で、福島・宮城・岩手・青森のNHKラジオ第2は、それぞれの県域単位でライフライン、避難所、医療機関等の情報提供に徹するチャンネルとする。
NHKが関東広域放送の茨城は、茨城放送ラジオが担当すべく支援する。
(全国放送のテレビと異なり、地域密着型のラジオこそ、人心を安定させます)

◎通電していない地域のガソリンスタンドに簡易発電機を運び、給油を可能とする。
(車は避難所が一杯の地域に於いては、暖を取り、ラジオで情報を入手する貴重な空間です)

◎関東、東海、北陸信越、北海道等の現地機関に勤務する国家公務員の事務職を、3人1組編成で被災地の避難所に送り込むと共に、孤立集落等の半壊住宅へと御用聞きの様に同編成で一軒一軒、安否確認を兼ねて訪問し、必要な物資を手渡し、必要な連携を地元自治体へと中継ぎする。

こうした提言です。

残念ながら現時点では、その多くは実行に移されていません。
国民新党・新党日本は今後も、国民の為に必要な手立てを実現すべく、粘り強く政府・官邸に対して提案して参ります。と同時に両党として、独自の復旧・復興の支援策を取り纏め、可及的速やかに実施して参ります。
既に前述の簡易発電機に関しては、関西の郵政関係者の御厚意で20台を確保し、必要な場所へと搬入中です。

16年前、神戸市に於いて、被災地は全面積の10%で、他の90%近い地域は地震発生当日の夕刻には電気が復旧し、通常生活に復帰していた阪神・淡路大震災とは異なり、地震に加えて津波の被害も加わった今回は、その地域も、茨城から青森に至る極めて広範囲に及び、更には平野、リアス式海岸、都市部、中山間地域と、地域・集落毎に異なる実情の被災状況となっています。

衆参合わせて議員数7名の国民新党・新党日本は、小泉純一郎政権下で新自由主義経済が席巻し、その愚かな轍を過去9ヶ月近くも菅直人政権が踏み続ける中、政権与党の中の”七味唐辛子”として警鐘を鳴らし、疲弊し切った全国津々浦々の集落を再生させ、地域の、家族の、そして人間と日本の復権を目指すべく、本会議や予算委員会の質疑、更には民主党との折衝の中で、活動を続けてきました。

今回の独自の復旧・復興支援策は、その原点に立ち戻っての内容となります。
明日16日(水)正午からの国民新党・新党日本議員総会には私も、入院先の県立尼崎病院の執刀・主治医から特別許可を頂戴し、伊丹空港から日帰りで出席します。

端的に申し上げて、又、些かの甘えをお赦し頂けるなら、茨城県から福島県、宮城県、岩手県を経て青森県に及ぶ被災地全体を満遍なく、総勢7名の国会議員(而も半数近い3名は大臣・副大臣・政務官を務める)で対応・対処仕切るのは至難の業です。
政府・官邸に提言するも未だ実行に移されぬハード・ソフト両面での取り組みを会派として、被災地全体に広く薄く、ではなく、勇気を持って、幾つかの地域で集中的に実施する決断も、必要かと思われます。その取り組みに関しては随時、お伝えして参ります。

ツイッター上で既に言及していますが、震災復興国債を日本銀行の直接引受で発行する決断も急務です。
震災という奇禍を「奇貨」として、臨時増税→恒久増税を目論む谷垣禎一・菅直人コンビの発言は、日本を溶解させる、唾棄すべき手合いです。
今こそ、後藤新平と高橋是清の哲学と覚悟を併せ持った指導者が「救国内閣」を組閣し、この難局を乗り越えねばなりません。皆様の御理解・御協力を御願いします。

「救国内閣」の深意に関しては、「Kyodo Weekly」連載「 I t’s  小タイム」に寄稿した文章を御覧下さい。
クリック場所>>>http://www.nippon-dream.com/?p=2831

HPを御覧の皆様からの御提言や御意見は、以下のアドレスへお寄せ下さい。

パソコン、携帯電話からは
tanaka@nippon-dream.com
ツイッターからは
@loveyassy
です。

猶、15年前に新潮社から上梓された「神戸震災日記」は、往時、如何なるヴォランティア活動を行い、如何なる提言をしていたか、が記されています。
その後の1年間の活動と論考を加筆して翌1987年に出版された文庫本が、
「いま自分に、何ができる? 作家は、震災後の街を懸命に走り、考え続けた。被災者に本当に必要なものは何か。人びとの心の復興をどうする-。歯に衣着せぬ、田中流・震災ボランティア日誌」と”腰巻き=帯”も新たに今回、復刊されました。

アマゾンでもお求めになれます。
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2011年3月15日  新党日本代表 田中康夫