小説「33年後のなんとなく、クリスタル」 「文藝」で新連載!

「1980年、既に“日本の夕暮れ”を予見したベストセラー「なんクリ」。今や50代になった主人公・由利たちの目に映る現代とは!? 著者17年ぶりの小説」。

阪神・淡路大震災の約1年後に発表した「テント村の口紅」(「小説新潮」1996年1月号)から17年ぶりにお届けする田中康夫の小説「33年後のなんとなく、クリスタル」が「文藝」冬季号で連載開始!
「主人公・由利に、作家本人を思わせる今回の主人公が誘惑され・誘惑するという、恐ろしく企みに満ちた小説!」と高木れい子「文藝」編集長が後書きで記す作品(400字詰め原稿用紙で100枚)は、河出書房新社の「文藝」創刊80周年、「文藝賞」50回を迎えた記念号の巻頭を飾る作品。
詳しくはこちらで⇒http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309978130/
目次はこちら⇒http://www.kawade.co.jp/np/bungei.html
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第17回(昭和55年=1980年)受賞作「なんとなく、クリスタル」の文庫本も新装幀で11月6日に河出文庫で発売。
高橋源一郎氏が担当した「唯一無二」と題する解説が早くも編集部で話題騒然。

河出文庫⇒http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309412597/
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なお、NHKラジオ「すっぴん!」の「源ちゃんのゲンダイ国語」(10月18日放送分)で「注釈」と題して、高橋氏が16分に亘って「なんとなく、クリスタル」を解説しています。⇒http://www.nhk.or.jp/suppin/podcast/kokugo_20131018.mp3
ポッドキャスティング⇒http://www.nhk.or.jp/suppin/podcast.html

★高橋源一郎氏が「失われた時を求めて・2013」と題し、 田中康夫の作品を「文學界」12月号で講評下さいました。⇒http://nippon-dream.com/?p=11112