12/11/22 エルメスとシャネルのアウトレットだ◆日刊ゲンダイ

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昨日20日付「朝日新聞」は、僕の発言を2つの記事で紹介しました。
「決戦24時」と題する政治家の発言を追う企画の冒頭に、「7・20 新党日本の田中康夫代表、TBSの番組で『(民主党の)安住(淳幹事長代行)さんや輿石(東幹事長)さんが選挙後も民自公でやりますって。だったら選挙なんかする必要はない。こんな景気の時に』」。
大政翼賛会だね、と付け加えれば更に的確だったかも知れません。「特例公債法案」=赤字国債を今後3年間、自動的に発行する“禁じ手”の「三党確認書」署名後に、「今後、どういう枠組みになっても3党で守る。与野党を超える国会の知恵が実現した」と細野(豪志政調会長)さんも豪語しているのですから。国会も要らない、総選挙も要らない、と天に唾する話。青天井の戦時国債発行で、軍部の暴走を許し、国民を奈落の底へ突き落とした大政翼賛会の再来です。
出演した「みのもんたの朝ズバッ!」での「日本維新の会をめぐる第三極合流の動きについて」のコメントも、「発言録」に再録されました。
「今回起きたことは、『エルメスとシャネルが同じ売り場で売ってます』って。これは、アウトレットにしかならない。ましてや、仏のヴィトンと伊のプラダを売っているという話になると、『国籍も違うんじゃないの』というのが国民の思いじゃないか。うちは明確な主張を持ったブティックだから」。
「『思考停止』とまで痛烈に非難した『たちあがれ日本』のメンバーが中心で、原発政策で大きな隔たりがあった『太陽の党』との合流にまで踏み切」り、「金看板だった企業・団体献金禁止は橋下徹代表代行があっけなく撤回を表明」。「日本維新の会の“前言撤回”が止まらない」と共同通信は20日、配信しました。
自民党という些(いささ)か古色蒼然たる老舗の百貨店。民主党というスクラップ&ビルドが忙(せわ)しない郊外型ショッピングモール。対する第三極が張りぼてでは、「あなたから尊敬される国にする。」政治の出現は杳(よう)として見えてきません。
とまれ、「野党時代の民主党が長野県知事だった田中康夫を『次の大臣』に担いで、自民党政権が『国政との兼職は無理』って解釈出した事とか、郵政解散時に新党日本代表になって『本務はどうなってるんだ』と批判を浴びた事とか、みんな忘れたまんまでこのままいくのやろか」、とツイッターで見付けた秀逸なる文章を最後に御紹介。
超少子・超高齢社会ニッポンの行く末に誰もが不安を抱きながら、早くも健忘症改め認知症の深刻度も増す「乱流総選挙」です。

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