トップページに戻る

 脱「お任せ民主主義」

  公示日に当たる8月30日午前9時45分、田中康夫代表は長野県軽井沢町の
  軽井沢大賀ホールが 位置する矢ヶ崎公園で「脱『お任せ民主主義』宣言」を読み上げました。

 1945年(昭和20年)8月30日、連合国最高司令官としてダグラス・マッカーサー元帥が、愛用のコーンパイプを片手に神奈川県下の厚木基地に降り立ってから、奇しくも今日で丁度60年目を迎えます。
向上心に溢れる国民性を反映して、私たちの日本は、食べるモノにも着るモノにも事欠かぬ、物質的には極めて豊かな社会となりました。
が、その一方で、1000兆円を超える世界一の借金を抱え、「構造改革」なる“錦の御旗”を政府が掲げた直近の4年間に限っても、赤字国債の増大額は170兆円と危機的状況なのです。
中山間地の休耕田や、間伐が行き届かぬ森林、更にはコンクリートで覆われた海岸に留まらず、次代を担う子供らが学ぶ教育の現場も荒廃し、1日に100名近い方々が自ら命を絶つ私たちの日本。
再び、「信じられる日本へ。」と変貌を遂げるべく、今こそ「一票の発想転換」が求められているのではないでしょうか。
振り返れば、「お任せ民主主義」だった過去60年間、参政権を有する私たちは選挙の度、大層な公約やマニフェストを並べ立てた既存政党の候補者に期待して一票を投じ、けれども、選挙が終わるや程なく、裏切られた思いに陥ってしまう。そうした繰り返しでした。私たちは、いつまで悔やみ続け、いつまで騙され続けねばならぬのでしょう?
未来の日本に暮らす人々に巨額の借金を押し付ける従来型のハコモノ行政から、真に人間の体温が感じられる肌理(きめ)細かい行政サーヴィスを提供する小さな政府へ。   


戦後60年目の夏に迎えた今回の総選挙とは、観客民主主義から行動民主主義へと、人生80年の少子高齢化時代に相応しき社会の選択を、私たち一人ひとりが「一票の発想転換」で実現し得るか否かの、重要な歴史の岐路なのだと思います。
「新党日本」は、地方の現場から日本の停滞を打ち破ります。
信州・長野県に於ける数々の改革の成果。即ち、全国47都道府県で唯一、累積債務(借金)を4年連続で減少させ、「『脱ダム』宣言」に基づく新しい形の公共事業や公明正大な入札制度の在り方を構築し、宅幼老所に象徴される地域密着型の福祉の充実を図る。
一地方自治体で行える改革を、国全体で行えない筈がありません。
「新党日本」には、愛する日本を再生しようと熱き志を有する同志が集っています。一人ひとりの国民が暮らす地方の現場から、戦後60年の間に疲弊した日本の制度や仕組みを根底から組み立て直す。
それは、夜明け前に向かって走り続ける、真の国民主権の道程なのです。

合い言葉は、信じられる日本へ。
常識をひっくり返すことにこそ、夢がある。
みんなの「日本」が動き出す。
さあ、信じられる日本へ。

トップページに戻る

新党日本 
ヘッドオフィス 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-7-11〜4F TEL:03-5213-0333 FAX:03-5213-0888