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ウェブラジオ文字放送 「WEBラジオ」として放送した番組を、文字で読めるようにいたしました。

   
 2009年
 2008.12.27 「森林ニューディール」政策の実現と高齢者の医療費負担無料化を! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.12.11 「金融関連法案への新党日本の見解」 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.12.11 「発想の転換で高齢者は無料にできる」 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.12.04 人権問題に党議拘束はいらない 出演:田中康夫
 2008.11.21 国籍法改正に疑義あり! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.11.12 田母神参考人招致への新視点 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.11.06 言葉のチカラ、オバマ圧勝 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.10.30 千里の道も一歩から 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.10.16 減収補てん臨時交付金に反対します 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.10.09 補正予算審議に隠された争点 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.10.03 田中代表が国会で代表質問! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.09.16 麻生「上から目線」坊ちゃん内閣を斬る! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.09.16 有田芳生 板橋で闘う! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.09.11 農水大臣・三笠フーズ社長を告発した理由(わけ) 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.09.11 川辺ダム問題への視点 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.09.04 福田首相辞任と、新党日本の闘い 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.29 早期発見・早期治療こそ重視せよ! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.27 新党日本にこそ未来がある 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.21 結党から3周年にあたって 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.14 「核兵器のない世界」実現のために 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.08 ”目からウロコ”田中康夫の視点(後半) 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.07 ”目からウロコ”田中康夫の視点(前半) 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.08.04 イタリアも日本も大変だぁ! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.07.31 旧大洋村に学び健康立国を 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.07.24 食品値上げと政治のリーダーシップ 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.07.10 “逆転の発想”のG14へ 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.07.07 医療・福祉・介護を一体にする仕組みを 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.07.03 7月12日―築地市場に集まろう 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.06.27 練馬から日本を変える 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.06.26 食品偽装をなくす原産地表示の仕組みを! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.06.19 政府の地震対策―ここでもハコモノ行政だ! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.06.10 秋葉原事件と「蟹工船」ブームの陥穽(かんせい) 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.05.21 国際救援隊の創設を 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.05.08 東京都第一支部オープン! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.05.01 増税国会に未来はないぞ! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.04.22 新しい視点で老人医療を考える 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.04.10 “長寿医療制度”のまやかし 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.04.03 ガソリン代値下げで地方が混乱するって本当? 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.03.21 暫定税率問題めぐるまやかし 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.03.13 ガソリン税、道路特定財源のゆくえ・再論 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.03.06 チームニッポンのTV番組が始まります! 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.02.28 不活化技術の導入-田中質問実現へ 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.02.21 有田塾の開設にあたって 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.02.14 マスコミ報道ではわからない事実あり 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.02.08 母子の健やかな成長は可能だ 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.02.01 新党日本の「由来」について 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.01.25 福田首相の意味なき「決断」 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.01.24 暫定税率-発想の転換を 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.01.17 漂う日本政治の行方 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.01.10 むくわれる社会へ 出演:田中康夫・有田芳生
 2008.01.01 新党日本2008 出演:田中康夫・有田芳生



 2008.12.27



「森林ニューディール」政策の実現と高齢者の医療費負担無料化を! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、政局よりも政策と言いながら、何も決まらない国会が閉幕になりました。しかしあの野党も、そりゃ野党は追及するのが仕事かもしれませんが、例えば2兆円の定額給付金、では逆に2兆円のお金があるというのならば、これを逆にどう使うのか?というような事をですね、述べてこそ政策立案能力だけでなくて、実行能力が問われると思いますね。新党日本は12月の24日の日にですね、2つの質問主意書をですね、参議院議長を通じて内閣総理大臣に対して、提出しました。1つは森林整備を始めとする、「森林ニューディール」と私どもが呼んでいる林業・農業・漁業の新三業革命、3つの業、この事について地域振興、そして地域の雇用また地域の活性化をしようという事です。もう一つはこれは副代表も以前から述べている、高齢者、まっ75歳以上の方をですね、政府は後期高齢者と称してますが、こうした高齢者の医療費というものをですね、え〜無料にする、自己負担分、またその保険料の部分を無料にすることによって逆に、個々の憂いなくですね、タンスの中に幾ばくかあるお金をご自身の旅行、温泉旅行あるいはお孫さんへのおもちゃ購入、こうした実質的な内需拡大につながるのではないか?という質問主意書を出しました。

有田芳生 あの〜、後期高齢者の問題について言いますと、その〜東京の板橋で日々歩いておりますと、「まぁ1万2千円くれるのはいいけど、たった一回限りだよなぁ」という意見があるのと同時に、なんかこう金をばら撒くような感じでもう不愉快だってう意見がやはり多いんですよね。

田中康夫 札束でね、ほっぺたひっぱたいてるような話ですね。

有田芳生 ええ。そういう意見が広がってる中で、じゃあ2兆円ていうお金があるならば、まぁそれが何に使えるのかっていう事を色々考えてみる。例えば、後期高齢者の方が今年の4月1日から新しい保険制度になって、結局あの〜保険料が増えたって言う人が多いんですよ。で、政府のキャンペーンだといや減るんだって言ってるんだけども、実際にあの〜現場でお話、病院なんかで伺いますと、ずーっと増えてしまってるって言うんですよね。

田中康夫 まぁ増えたか減った、人によっては減った方もいるかもしれませんが、これが約0.9兆円ぐらいと。そして実際に75歳以上の方が窓口で医療費を払ってる分が1.1兆円ぐらい。奇しくも2兆円であると。とするならば、この〜、ものをですね、2兆円で負担をすれば逆に窓口においても、あるいは75歳以上の方の医療の保険料も無料になると。

有田芳生 少なくとも2年間は無料に出来る訳ですからね〜。

田中康夫 まぁ今、有田副代表が述べた事が仮に1兆円だとすると、窓口医療分、窓口負担分だけを取り払えば1兆円って事ですが、

有田芳生 ええ。

田中康夫 仮にまぁ2兆円。またもっと言えば、以前から申し上げているように、日本は1週間に1兆2000億円もですね、借金が増大し続けている訳でありますから、私達は正に発想を変えですね、認識を変え、選択を変え、え〜仕組みを変えると言う事において、この「後期」高齢者と呼ばれる75歳以上の方々のですね、医療費を無料にすべきである。それは十分に可能であると。なぜならば2兆円をばら撒くとおっしゃってるのだから。不思議な首相で今まで中国や韓国に対してもですね〜、あの厳しく意見を述べていた方が留学生の方にも2兆円からお金を差し上げると言うですね、妙な所を宗旨替えするのであれば、もっと違う所を宗旨替えすべきだというのが新党日本の考えです。

有田芳生 ええ。まぁ定額給付金、定額減税なんていう事は、マスコミレベルの話では、公明党が主導したみたいな事が言われてるんだけども、しかし、公明党関係者の方のお話を伺っても、や〜これだけ定額給付金おかしいって事になれば、やっぱり現実を変えていかなければいけないみたいな方もいらっしゃる訳で、やはりあの〜、これは政党・政派の立場を超えてね、やはりあの〜人間が人間らしく生きていく為に、修正するとこは修正していくというのが本当の生きた政治だという風に思うんですよ。

田中康夫 まぁ、新党日本はですね、おかしい事はおかしいと言うだけじゃなく、おかしい事は一緒に変えていこう。なぜそれが出来るかと言えば、しがらみも馴れ合いも、あるいはですね既得権益も、あるいは利権談合もですね、こうした事とは無縁であるし、私利私欲のない政党だからです。是非ともですね今年の年末のみならず、来年もですね、おかしい事は一緒に変えていく、この心意気で踏ん張りますので、是非皆様にもですね、「こういった所もっとおかしいよ」、「これを変えようよ」と言う事をですね、お寄せ頂きたいと思います。

有田芳生 はい。

田中康夫 それでは、この1年間の新党日本へのご支援に感謝をしてですね

田中康夫有田芳生:チームニッポン!


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 2008.12.11



「金融関連法案への新党日本の見解」 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、本日はですねぇ12月の今日、11日の午後にこれは録音致しておりますが、12月の12日、語呂合わせのような日に参議院の本会議が開かれます。で、ここではですねぇ、まぁいわゆるテロ特措法と呼ばれるものの採決、それから金融機能強化法と呼ばれるものの採決があるのでございます。テロ特措法は昨年と同じ状況のものが出てくるので、参議院ではおそらく野党の反対で否決をされて、2/3条項を用いて衆議院で再度議決をされるという形かと思います。で、金融機能強化法に関しましては、これは民主党案というのと、自由民主党案というのがございまして、で、このまぁおそらく民主党案が可決をしてですね、自由民主党案が否決をされて、そして戻る形の中でですね、自由民主党案が衆議院で再議決されるという形だと思いますが。新党日本はこの法案は分けても金融機能強化法に関してはですね、自由民主党案も民主党案もですね、いずれも不十分であると。こういう判断の元、棄権をするという事を先程役員会でも決まりました。簡単に申し上げますと、皆さんご存知のようにですね、金融機能強化法の時に、民主党の管直人さんを中心とする人が、農林中金、農林中央銀行と呼ばれるところ、それから新銀行東京、これはですね公的資金を注入するのの対象から除外しようと言う事を述べました。農林中金は皆さんご存知のようにですね、世界で最も、いわゆる“トレーダーファンド”を行っていると言われているそしてこの原資はですねぇ、各地域のですね県信連、都道府県信連と呼ばれる農協のファミリー企業というべきですね、金融機関に集まったお金を用いてると言う事なんですね。で、ところがこれはえ〜逆に農業者いじめではないかという意見が出ると民主党はですね、え〜すぐにリバウンド現象ブーメラン現象でこれを下げてしまいました。ただし、今回の法案の中でも新銀行東京だけは公的資金注入に入れないという書き方をしています。で、他方でですね新銀行東京、あるいは東京都はですね、『公的資金なんかうちは貰わないよ。申請をしないよ。』ということを言っています。しかし、この自由民主党案が通ればですね、またやっぱりうちもよ〜く考えたら公的資金をもらおうという風にですね朝令暮改を言うかもしれないんですね。この点に関しては詳しくは新党日本の様々な私が書いてる文章等ご覧頂ければわかるように、新党日本は時価会計をですね、きちんと厳守をすると言う事をですね、少なくとも法案の附則の中に入れる。あるいはですね、え〜国籍法の時にも大きく問題になった、少なくともですね、付帯決議の中に入れると言う事を述べていました。というのは、時価会計というものを年に二回あるいは四回行っていくとですね、その時の金融資産、含み益含み損がどのくらいあるのかというのが明確になるという形です。で、この事によって、経営責任というものが問われる。そしてその中で預金者保護の観点に立って、一時国有化やあるいは公的資金投入という事に関してはですね、預金者の為に、消費者の為に行う。ところが、経営責任というものが時価会計が曖昧な形になってると、不透明なままであります。経営責任と言ってもですねぇ、まさに、お給料を下げますとかですね、謝罪をするとかですね、あるいは退任をするとかですね、あるいは刑事罰を受けるとか色んな方法がある訳でして、蛇の道は蛇でですねいくらでも経営責任は曖昧なまま逃げ様がある。ところがこの時価会計というものに関して横浜銀行の頭取を始め、ま、この方は財務省からの天下りですが、「時価会計などということは凍結したほうが良いんだよ」と。しかしこれは株の持ち合いという事が、各地域においてもですね、銀行を頂点としてですね、各企業の株を持ったりしてるので、企業は貸し渋り、貸しはがしをされて踏んだり蹴ったりなのに、株を持たれているのでですね大きな事も言えない。しかし、この企業の株価というものがですね、年に四回きちんとですね、リアルタイムで評価をされていけば、当のその金融機関も安穏としてられないということでございまして、新党日本はこの点に関してですね、財政金融委員会のメンバー、あるいは民主党の執行部のメンバーにもですね、時価会計というもの、これは法律で規定している国は非常に少のうございますが、この形を順守する少なくともですね、附則やですね、こういう中に入れるべきだって事を述べてきたんですが、残念ながら受け入れられませんでした。という形の中で明日の12月12日はですね、私はですね、え〜、棄権をするという選択を致します。

有田芳生
 あの〜ちょっと昔に戻るんですけどね、1929年によく知られているアメリカのあの大暴落ですよね、ザ・グレートディプレッション(the Great Depression)という。まぁその時国が救済する仕組みもなかったし、社会保障それから失業制度も無かったから、それであの〜世界恐慌に突っ走っていってしまって、数年後には世界中が大変な事になり、更にはナチズム政権の発足にまで至ってしまうんだけども、で、そういう事を考えるとやはりこういう金融危機の時に、その〜国家が出ていくというのは必要だと思うんだけども、しかし我々はいつも言っているようにフェアでオープンでなければいけないと思うんですよね。そうなってくるとアメリカなんかは金融ビッグバンの時でもですね〜、そのもっと自由にする事が大事だと言ってて、それこそ親方日の丸じゃないけども、日本は親方星条旗でやってきた訳ですよね〜。で、その時にやはりこういう時期こそフェアでオープンでなければいけないという事になると、今お話にあったような時価会計の問題だってね、なんか問題先送りにするってのはおかしいと思うんですよ。だからそこでやはりきっちり原則をこう貫いていくって事が、日本経済の今後にとっても、つまりは私達国民の暮らしにとってもね、大事な事だという風に思えば、まぁ金融の問題ってのはなんか遠いように見えてしまうかも分からないけども、明日の国会で本当に大事な事が決まってゆくんだという事を考えなければいけないなぁって思いました。

田中康夫 と、いうことでですね、おかしい事はおかしいと言うだけでなく、私達はおかしい事は一緒に変えていこうと言う事であります。え〜今日はですね、Webラジオは12月12日の採決の内容に関してですね、新党日本のですね姿勢を明確にお伝えを致しました。と、いうことで

田中康夫有田芳生:チームニッポン!


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 2008.12.11



「発想の転換で高齢者は無料にできる」 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜皆様ご存知の様にですね、BS11。新しいBS放送、BS11デジタルで毎週土曜日夜10時から30分間、チームニッポンがお届けをしている「にっぽんサイコー!!」という番組がございます。まぁこの「サイコー」はですね、え〜色んな意味がございまして、すごく良いなぁという意味もあればですね、もう一回考え直すという“再考”、あるいはですね光をこの日本の暗い社会にですね“採光”、光を射そうと。え〜あるいはですね、日本をですね、再び興していこうというですね“再興”、色んな意味がございまして、前半私が色んなゲストをお迎えし、そして後半は副代表のですね有田芳生が、まさに現場主義・直接対話という形で色々廻っております。この間色んな場所に行かれました?

有田芳生 そうですね。あの〜東京の板橋、東京11区という選挙区になるんですが、そこを中心に日夜活動しておりまして、まぁ言わばスローガン的に言えば「とことん現場主義」と、まぁあの〜新聞テレビなどで報道される様々な情報が、現場から見ればどのように皆様方感じていらっしゃるんだろうかってのはひしひしと感じる日々でして、それは例えば最近の問題で言えば、あの麻生太郎さんの不評な、自民党の中からも「こんなのやめたほうが良いよ」って言う“定額給付金”ていう、国民一人当たり一万二千円を配るって言うんだけども、ただそれは一回限りの事ですし、でまた、所得制限を設けないわけですから、お金のある人にもお金配りますよって言うまぁ麻生さんらしいばら撒き政策だと思うんですよね。で、これについてあの〜一般マスコミ評論的なレベルで言えば、その景気対策にならないっていう言い方がされるんですけども、まさしくそれはその通りなんだけども、ただ現場を歩いていると多くの方々が仰っているのは、むしろそれよりもですね〜、「俺達は生活大変だ」と。大変だけども「俺達に金を撒くってのはどういう事だ?」って言う声が多いんですよ。そんな金要らないよってお金持ちがいらないって言うんじゃなくて、大変だけどもそんななんか恵んでやるような感覚で捉えてしまうっていう方が多いんですよね。

田中康夫 でも副代表はこの2兆円てお金はむしろ違う形があるんじゃないか?という色んなアイデアをお持ちのようですね。

有田芳生 はい。あの定額給付金の財源は2兆円て言われてますけども、ところがあの〜今年4月から始まっているまぁ嫌な言葉だけれども、“後期高齢者医療制度”。まぁこれはお年寄りから保険料を年金から天引きする悪法ですけども、新党日本はそれを直ちに廃止しようってずっと主張している訳ですが、まぁその75歳以上のお年寄り達が、入院をしたり通院をする時の病院での窓口での支払い、これが1.1兆円なんですよね、1年間に。で、そうするとですね、定額給付金の2兆円ていうお金があれば、75歳以上のお年寄り達が入院したり通院する時の窓口の負担を少なくとも2年間無料にできるんですよ。これこそ本当にこれまで日本を支えてきてくれた人たちへの本当に大きなプレゼントだと思いますし、まぁそういう事をやればね、お年寄り達が持っている様々な貯金の無い人もいるけども、貯金のある人も違った事にお金が使えるという、まぁそういうアイデアになるんではないかと思うんですよね。

田中康夫 これは画期的な事ですね。皆さんもですね、内需拡大、でも内需が拡大されるの?2兆円で。あるいはそうではない色々な事を行ってもですね、将来に対する漠然たる不安があると。タンスの中にまぁそれは厳しい世の中とはいえ、1円玉ぐらいタンスに残ってるかもしれない。でもみんなが不安でお金が使えない。え〜これをですね、やはり株式と同じでみんなの元気が出る形になればですね、無駄遣いとは違う形で必要なところにお金を使う、これがまぁ世の中の景気をですね巡りまわって良くするんじゃないかと。で、この中で副代表が今申し上げたようなですね、お年寄りの人たちが安心してきちんとですねタンス預金も使えるような、無駄遣いとは違ってですね、こういう社会にする為にですね〜お年寄りの医療費っていうような所がですね、きちんと保障しようっていうアイデアですね。

有田芳生 そういうことをですね、板橋区を中心にして主張して歩いてますとねぇ、例えばお年寄りの女性とか、あるいは中高年の女性・男性が「そんなこと言ったって出来るわけないよ」っていう言い方をされるんですよね。それはおそらくこれまでの自民党政治にまつわる政治への諦めだと思うんですけど、「いやそんな事ありませんよ」と、例えばあの〜東京の西多摩郡に日の出町ってのがありますけども、

田中康夫 はい

有田芳生 まぁこれはレーガン大統領と中曽根首相が会談をした場所で、その日の出町がですね、実は来年2009年4月からですね、75歳以上のお年寄りの病院での窓口負担を無料にするんですよ。そういう全国でも画期的な事を日の出町、人口は1万6000人ですけども、色んな財源含めてやろうと思えば出来るんだと。

田中康夫 日の出町は何かまぁ逆に言えば駅前の商店街には痛し痒しだった大きなショッピングセンターが出来て、そしてそこのまぁ会社が払ってくれる固定資産税とか、その辺りを・・・

有田芳生 固定資産税があの〜3億円なんですよね。で、その今1万6000人の中の1800人が無料になる対称なんですけども、それは予算化するには8000億円なんですよ、1年間。

田中康夫 お〜、じゃあお釣りが来ますね。

有田芳生 十分出来るんですよ。だからそういう事を全国にもっと広げて行こうってのは私達新党日本の本当に現実的な、画期的なと言うと言い過ぎかも分かんないけども、発想を転換したやり方だと思うんですよね。

田中康夫 あの〜これは具体的によりですね、総選挙に向けて提言をしていきますが、“日々是決戦・親身の指導”という事でですね、有田芳生が行くという形で、日々まさに朝べにですね皆様に訴えております。こうした目に見える形の確かなですね、小さくとも確かな変化という物をもたらすのが新党日本です。ということで

田中康夫有田芳生:チームニッポン!


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 2008.12.04



人権問題に党議拘束はいらない 出演:田中康夫

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。新党日本代表の私田中康夫です。国籍法の一部を「改正」もとい「改悪」、する法律案に私は反対をしています。
  これはDNA鑑定制度というものをきちんと条文に明記をせずして、この改正は改悪に他ならない。このように考えています。簡単にご説明を致しましょう。
  いわゆる身勝手な行為で、外国人女性との間に子を儲けた日本人男性が、婚姻も同居もする気はないけど日本国籍だけは子供に付与せよと、法務局の窓口に出向いた場合、写真等添付の書類が整ってれば、驚くなかれ届出制で受理をする。それが今回の改正です。そして、仮に婚姻も同居もしない場合に於いても、この女性が簡易帰化を申請をすれば、この子供には日本国籍が付与されるにも関わらず、敢えてこうした手立てを取らず、市民運動家と呼ばれる方々が、最高裁判所の判決をも勝ち取ったというのが今回の内容です。
  しかし、違憲判決が出たからといって、拙速に法案を改悪する必要はありません。事実、選挙区割り一票の格差は違憲判決が出ても未だに放置をされています。刑法に関して違憲判決が出たものに関しても、この法案が具体的に修正に至るまでには、二十数年も要しています。ヨーロッパではすでにヨーロッパ11ヶ国では、DNA鑑定を移民の呼び寄せ時に義務付けています。いずれの国でも検体のすり替えを防止する為に、国家の指定機関で検査をします。
  にも関わらず森英介法務大臣は、私が法務委員会の場で質疑に立った際も、DNA鑑定は指紋採取とは異なる人権侵害の差別につながると答弁しました。北朝鮮、いわゆる拉致被害者の親子関係を立証すべく、DNA鑑定を国家が実施しようとしたのは、如何なる人権配慮だったのでありましょうか。そして、驚くなかれ子供が知り合う機会の有無や、子供が小さい頃から一緒に居たかどうか等判断する材料として、写真の添付を求める、これが偽装認知防止策だと記されており、また今回の附帯決議にもその旨が記されております。笑止千万です。
  北朝鮮の金正日領主様の写真が、これはデジタル加工してるのではないかと、全世界で幾枚ものスポーツ観戦の写真等含めて言われている事、誰もが容易に写真を編集可能な時代に、デジタルな時代に写真は信じられてDNAは信じられない、唾液や髪の毛からも採ることが出来ます。
  そして今回の改悪に伴って、年間700人もの日本国籍の取得児が誕生すると、当の法務省が予測をしています。そして18歳までの扶養義務を両親に課す条文も存在をしていません。また、認知というのは、結婚や離婚とは異なり、ひとたび認知したならば、認知取り消しは不可能です。蛇の道は蛇。その筋の手配師がフリーターの青年にお金を大枚渡して、東南アジアの極めて日本に良く似た子供の顔立ちの子を偽装認知させて、小児性愛の商品価値が失せるや、「お前の子だろ」と押し付けられても、この青年に扶養能力はありません。
  国籍を付与した政府がこの面倒を見る羽目に陥る一方、お楽しみ事で、婚姻もしないし同居もしない、お楽しみ事の結果に関してなんら責任を取らない父親、実父というものには、なんらの責任も来ないということです。これこそ不条理極まりなきDNA鑑定制度なき欠陥法案です。至らなさを改むるに如くはありません。いったん決めた事は止められない、辞められない、改められないでは、これは戦争の悲劇、諫早湾の悲劇と同じです。
  DNA・デオキシリボ核酸鑑定制度導入を明記した修正案を議員提案すべく、既に参議院法制局を経て、具体的に整合性の取れた法案の修正案というものの作成をしました。数多くの議員と共に、賛同者を募ってこれを参議院に提出するべく動いております。当初10名をはるかに上回る方々から賛同を得ましたが、その後、あろう事か参議院の民主党執行部はこのような修正案はまかりならぬと言って、中堅や若手の人たちを断念へと追い込んでいます。これは党議拘束とははるかに対極にあるべき人道上の問題であり、そしてこれは、右も左も関係のない、イデオロギーを超えた人間の問題、日本の問題であります。『おかしい事は一緒に変えていこう!』新党日本、私田中康夫です。

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 2008.11.21



国籍法改正に疑義あり! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜いわゆる国籍法というのの改正をする、これはけしからんのではないか?という意見がですね、まぁ、え〜平沼赳夫さんをはじめとする議員の人たちから言われてます。ちょっとここで簡単に整理をしておきたいと思うのですが、え〜例えば、夫婦で産まれた場合、実はこれとて奥さんがですねぇ、本当はご主人の子ではない場合は「あなたの子よ」と言って出産する夫婦というのも、妻のみぞ知るであるとは思いますが、その形ではないとりわけ例えば、男性が日本国籍の人である、そしてその外国籍の人、これは日本国内においても、あるいは海外に旅行に出かけられた、駐在中であるとか。こうしたときに女性に産まれた子供を、結婚していない場合に日本国籍が取得できない。で、これをその出産後にですね、自分の子であるという風に夫、まぁ男性の側が認めれば、日本国籍を付与するという法律が出ようとしてます。で、衆議院ではすでに通過をしました。まぁこれはご存知の様に、最高裁の判決で、え〜この形の国籍がないような子供を救済すべきであると、いう事に基づいてるんですね。

有田芳生 はい

田中康夫 で、これに対して平沼さんを始めとする人たちがですね、その形では本当に「本当にその人の子なの?」極論すると、例えばの例の場合に、外国でえ〜子供をまぁ売買をしてるような話ですね、「闇の子供達」という映画のような形になりますけども、そうした形で連れてきて自分の子ですと言って、その子供を幼児虐待するような事も起こりうるんではないか?あるいは、その日本に女性の側が住む為にですね、そういう自分の子ではない子をですね、「あなたの子です」という風に契約をしてですね、連れ込むことがあるんじゃないかという風に言われてます。

有田芳生 あの〜、平沼赳夫さん達というと、まぁあの〜端的な表現すると、拉致問題に取り組んでる人たちという言い方もできるんですけども、平沼さんたちが主張してるひとつは、例えば今の国籍法の改正案だと、北朝鮮というのを彼らは認識してるんだけども、その〜こうスパイみたいな人をですね〜、自分の子供だという形で日本にこう工作員をですね、あの連れてくる事が出来る、そういう抜け穴があるんじゃないかと言う様な、そういう主張をしているようですね。で、結局そういうことで、まぁあの〜河野太郎さんのHPみたいなのはもう意見が殺到しちゃって、パンクしちゃって、もうどうしようもないような状況になってる。まぁ確かにそういう問題点はあるかな〜と思うんですけども、どうなんでしょうかねぇ・・・

田中康夫 あの〜どうしてもですね、仰ってる人たちがいわゆる”ネトウヨ”的とか、右寄りとか、今有田さんが言ったように対北朝鮮強硬派の人。北朝鮮陰謀説に立ってる人だって言われてますけど、ひとつ私が思うのはDNAの鑑定をですね、きちんと入れる。これはその「私が父親です」と名乗り出る人、あるいはそこにいる子供の人権を侵害する事ではないのであって、え〜まぁ夫婦の婚姻をする場合にはですね〜、それが実際には自分の子でない場合も、それは養子という形もありますけど、奥さんのみぞ知るという形で、精子は違う形で産まれた場合にも、それは相応のそれぞれ責任を負ってますから、やはりDNA鑑定をきちんとそこに入れるという事が一つだと思うんです。

有田芳生 うんうん

田中康夫 まぁあの私、あるいは有田さんは、個人的には日本できちんと納税をしてずっと居るようなですね、外国籍の人に一定の権利を与えるという事は、これは納税の義務をしてるんだから、前向きに考えるべきではないかと言ってます。で、これに対して、そうじゃないんだと。納税をしていようが外国籍の人間には何も権利を与えない、極論するとですね、権利を与えるのは如何かと言ってる方々もいますけども、そうした方々とは違う観点から今回の国籍法の改正というのがですね〜、問題があるのではないかなぁという気がしますね〜。

有田芳生 まぁ我々は地方参政権を認めるべきだという立場にいる訳ですけども、同時に今の国籍法の改正案の中で、そういう抜け道ってか落とし穴みたいなものが出来てしまってるってのは、これは法律作る人たち、まぁ本来ならばとても緻密な人たちなはずなのに、何故こうなっちゃうんですかね〜。

田中康夫 これはだからもう完璧なですね、作った事務部局、法務省なんだと思いますけれども、ここの人たちのそういう想像力が欠落しているという事だと思うんですね。あの〜、最高裁の判決では、DNA鑑定を入れるべきだという事までは書いていなかったので、書かなかったなどと言ってますけど、判決はそうではなくてですね、そういう谷間にある人を救済せよという最高裁判決が出たんで、それを精緻な法律にするという事は、これはもう法務省のプロが本来怠ってはならない事ですし、同時にその平沼氏が言ったりもしてますし、複数の自民党議員も言ってますけど、閣議という場所でこんな内容だとは思わずにサインをした。これはですね〜、私も非常にいくつも経験がありますが、膨大な書類が来て、決裁といってサインをした瞬間にそれはサインをした人間の責任が生ずるんですね。ですから閣議の人たちは、あの全員このようなですね、”ざる法”を認めたという責任が生じてきます。そしてまたその自民党の人たちは、衆院で通ってしまったんだから今更修正出来ないなどと言ってますけども、これは正にいったん始めた戦争は未来永劫やめられないって言ってる、あるいは、諫早湾の干拓がおかしいと思ってもいったん始めたから止められないということで、新党日本はやはりおかしい事は、一緒にUターンをしたりですね、直さなきゃいけない。その点で言いますと、やはりこの国籍法の改正のところは、従来言ってる「外国の人間は入ってくるな」と言う方々とは違う観点から、私はあの〜参院に於いてもですね、この問題をですね具体的に多数派を占めてる民主党の会派の一員としてですね、修正をすると。良い意味で修正をしていくという事を具体的にアクションとして起こそうと思ってます。

有田芳生 あの〜最高裁の判決に、そういうDNA鑑定がなかったとは、もう本当に良くあるもう前例主義ですよね〜。

田中康夫 だって判決でそこまでつまり、マニュアルで学校の先生がこういう風には言わなかったから、僕は横断歩道渡っちゃいけないよって言われたから、書いてなかったから渡っちゃいました。って言ってるような話ですね。

有田芳生 今現場では大きな変化が起きてて、例えばあの〜幼女殺人事件ていうのがありまして、それでもうこれは有罪だってんで今も刑務所に入ってる人がいるんだけども、で、その時もDNA鑑定がかつて行われたんだけども、その時の鑑定ってのがものすごくまだ未熟な段階なんですよね。ところが今のDNA鑑定は素晴らしい進歩を示してるわけで、それはもう裁判所は認めてなかったのが、今回は初めてDNA鑑定をもう一回やろうって事になってきて、だから改めようとすれば出来る訳ですよね。だからそういう意味では、今度の参議院でそういう立場を新党日本田中康夫が取るっていうのは、それはもう極めて現実的な対応だと思いますね。

田中康夫 ええ 具体的にこれは今週末から来週にかけてですね、民主党の側に申し入れをきちんと文書でしようという風に思ってます。まぁまさに先程申し上げたように、いったん始めた公共事業は止められないってのと同じで、一回法律として出しちゃったからって、まさにこの面子主義ってのは警察のような話でして、政治はそういう面子主義じゃいけないという事をですね、改めて確認しておきたいと思います。

有田芳生 はい

田中康夫 ということで

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 2008.11.12



田母神参考人招致への新視点 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まぁあの〜、ころころころころですね、え〜なんですか、お金配るのも変わっていきましてね、朝令暮改とか朝三暮四とかもうなんかそれを超えてしまって、みんなもう逆にげんなりという感じで。取りに来てくれない人がいればそれを他に使えるなんて、ま〜盗人猛々しいっていうか、説教強盗のようですね。

有田芳生 1800万円以上の人は辞退してくれっていう話なんでしょ?

田中康夫 でも、逆に小さな村とかだとですね、辞退した人はそんなにあるのかって話になるし、逆に言えば羽振りの良いですね、地元のですね、会社の人が夫婦で取りにくると、「あいつんとこやっぱり経費いっぱい水増し請求じゃねぇか」とか言われるし、大変なですね地域のコミュニティに疑心暗鬼をもたらすというですね〜、いや〜、すごいですね、株式会社麻生グループは。

有田芳生 去年の所得に応じるわけだから、例えば昨年退職して退職金がいっぱいあった人、だけど今は年金しか貰ってないっていう人もいるわけですよねぇ。

田中康夫 ハハハ(笑)そうですね。

有田芳生 老後の蓄えにする。その人たちは貰えない、貰うな、っていう話ですからね〜。

田中康夫 まぁあの〜、前も申し上げたかなぁ。知事時代にあの、役人の人ってのは、皆さんに喜んでもらってなんぼってアイデアがポコポコ出てくるとは限らないというか、それは乏しかったりしますけど、何かですね、リーダーが言う場合に、これはこういう風にちゃんと詰めて言わないと後で、整合性が取れませんよ。ってこの点に関しての予知能力というか洞察力てのはものすごく本来あるんですよ。つまりなんか私がこういう事やろうって言った時に、これはこうしないとまずいとか、出来ない理由も書いてきますけど、それでもやる場合にこうしておかないとあとで議会に突っ込まれる、マスメディアにつっこまれると、県民が疑心暗鬼になると。と、こういうこと言う人が、もはや内閣府にはいないのか?というですね〜、官房副長官を勤めている漆間巌さんは、警察出身だから謝る事を知らないからなのか、でもしかし、総務省出身の岡本全勝さんのような人がなんなのか?財務省の人はどうしてるのか?そうすると、悪く考えればもうすべて霞ヶ関は麻生内閣を見放してるのかと。でもまぁ麻生さんはね、来年の任期末までやって、安倍さんや福田さんよりも長くやろうってね、自分こそニューディールの旗手だって思ってるのかもしれませんが。

有田芳生 まぁ、その漆間官房副長官ってのも警察庁出身ですよねぇ。

田中康夫 はい。

有田芳生 で、彼がいることによって、麻生官邸に情報が伝わらないっていうような、なんかこうギクシャクが生まれてるっていう事。これは安倍総理の時にもそういう事態があったらしいけども、まぁ果たしてそれが官邸崩壊にいくのかどうかっていうと・・・

田中康夫 まぁしかしそんな事言ってったらきりがないんで田中県政だってですね〜、情報持ってこない人はいっぱいいたんで、え〜その中でもですね、ちゃんと様々な事やってったんで、要は本人のやる気ってか、本人の覚悟じゃないかなって気がしますね。まぁ解散がいつになるのかあの〜よう分かりません。通常このままで続くはずがないという事なので、その当の本人は来年の秋までやるつもりなのかもしれませんのでね、まぁこうした中でえ〜田母神俊雄さんという元航空幕僚長だった方の、え〜参考人招致というのがありましたけどもね、これはまぁ見てると本当に私も野党の一員として会派を”民主党・新緑風会・国民新・日本”という一員ではありますけれども、本当に野党も不甲斐が無いというか、だらしないていうか、出来レースのような、アリバイ作りのような話でしたね。

有田芳生 でも国民的話題になってる証人喚問であるにも関わらず、証人喚問ですか?

田中康夫 え〜、参考人招致ですね。

有田芳生 参考人招致ですね、参考人招致であるにも関わらず、その〜テレビでやらないってのは、なんかやっぱりおかしいですよね。

田中康夫 まぁあの一応野党側が言ったんだけども、与党側がですねぇ、自民党と公明党が拒否をした。そしたらすぐ引き下がってしまったらしいんですけれども、それだったら言うまでずっと言ってくと。やはり国民を巻き込んで、テレビ放映して当然でしょ?と、NHKは税金が入ってんですからね。そういう形にならないといけませんですね。だからこの辺は野党の側にも何か、え〜つかまされちゃってるところがあるのか、ないのか、その点は北沢俊美外交防衛委員長という方のご意見をとくとお伺いしたい気がしますけどね。

有田芳生 まぁこの田母神の論文ていうのは、田母神論文読んでみたんだけども、いや〜びっくりしましたね。その〜侵略国家ではないっていう結論ですよねぇ。だけども、満州事変だって日本から進んで行ったってのは、歴史上否定の出来ない事実であるし、それでまたあの〜蒋介石政権の中にコミンテルンのスパイがいて、それで日本が引きずり込まれたなんていうんだけども、スパイはいたでしょうけども、だけどだからといって、日本がそれに引きずり込まれたってのは、それはコミンテルンの過大評価のし過ぎだし、まぁこう陰謀史観ていうのはこの〜防衛庁の最高幹部の間で、え〜ずっと思い込んでるかっていうと、意見の相違以上のね、なんか違和感を感じてしまって、ブラックホールみたいのがいっぱいあるんじゃないかなぁって。

田中康夫 ただですね、まぁ確かにそれを「いや〜もうこの人トンデモ学会の人かなぁ?」って思う人もいれば、逆に一方で「良くぞ言った」って人たちもいる訳ですよ。そうするとその時に、二項対立の野党は追求ではなくて、実は私日刊ゲンダイにも書きましたけど、彼の中のこれは長い文章なんで一部を取った訳じゃないですけどもね、日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強と呼ばれる国で、侵略国家でなかった国は何処かと問いたいって彼は言ってる訳ですよ。

有田芳生 うん

田中康夫 そうすると、それは当時みんな侵略国家だよねと、これは多分ですね、日本が侵略した事を申し訳ないと思ってる人も、心の中で思ってらっしゃるんじゃないかなと私思うんですよ。日本だけが侵略国家だったの?
てのはその文脈においては確かですよね。

有田芳生 そうですよね。

田中康夫 そして他所の国が、いや驚いた事に他所の国がやったから日本もやって良い事にはならないが、日本だけが侵略国家と言われる筋合いもない、って言ってて、これが自虐史観の人たちの意見なんですよね。それならば、逆に逆手にとってですね〜、私は、じゃあイラクは、イラクにおけるアメリカはこれは侵略国家になるのでしょうか、田母神さん?とか。あるいは、中南米におけるですねぇ、あ〜の問題はですね〜、アメリカがかつて行った事はどうなんですか?とか、ソビエトがやった事どうですか?イギリスのそれこそ大英帝国時代はどうですか?と。中国はどうですか?と。いう風に聞いていくとこれはすごい話になりますよ。で、そういうことを言われちゃ困るからってんで蓋をした。でもそうなると、逆に言えば自衛官の中にもですね〜、蓋をされてしまった事で、ムグムグムグムグって気持ちがあるんで。私はやっぱりこれは自民党の側も下手ですし、野党の側も民主党を始めですね〜、やはりそこの二項対立論を超えた形をしていく、手前味噌言わせて頂くと、その辺がまぁ明日行う私の国土交通委員会もですね、あの〜ダムをやめようって言う知事がですね、4つの中の提言の1個だけやめようって滋賀県知事とか京都府知事とか大阪府知事がですね、鬼の首取ったかのように、地方自治って言ってますけどね。他のダムをじゃあ逆にこの残りの3つの中のこれはやめるよって、国土交通省が言ったらどうなるかな?ってのを明日はちょっとやりますので、11:30から。え〜テレビは放映しませんが、インターネット上ではね、国土交通委員会参議院の質疑ご覧頂けますのでね、と思いますけども。やっぱりこの辺の攻め方がどうも民主党は、え〜両国対委員長共に、栃木県選出の方ですけどもね。なんか一直線かなぁ

有田芳生 例えば昔の事で言えば、二項対立を排して”アウフヘーベン(aufheben )”するっていうやつですよね〜。

田中康夫 あ〜そうですね。止揚(しよう)するって字は、止めるという字にてへんの揚げるという字ですね〜。

有田芳生 まぁ麻生さんじゃないけど、フシュウじゃなくてトウシュウ(踏襲)と言うような事で、ま〜(笑)

田中康夫 しかしすごい教養ですね〜。国会事務局もみんな困ってるらしいですけど。

有田芳生 ほっけの煮物も良いですけどね。

田中康夫 でもほっけの煮物がなんか利尻島・礼文島ではまぁいっぱい獲れるんで、煮物にすることもあるんだそうでございますけどもね。こんな笑い話をしてる場合じゃありません。まぁいずれにしてもですね、そういう新党日本は単なる犬の遠吠えのような二項対立のですねぇ、あの小さな重箱の隅をつつく話ではなく、まさに信じられる日本へとですね、日本を構築する上で、私共が私利私欲なく新しいですね、実情に基づいた仕組みを作ってく事をさらに提言を申し上げていきたいと。

有田芳生 あの〜麻生さんが解散もできない、解散もしないんだけども、これは板橋の現場歩いてて日々もう実感する、さっきもあの〜もうおばあちゃん達から言われたんだけども、よくあの〜言葉としての怨嗟の声が満ちているっていうような事を言うじゃないですか?でもやはり今の暮らし、政治をこれなんとかしなきゃダメだと言う声は、もう凄いもんですよ。恐らく麻生さんたちにはそういう現場主義ってのはないから、まぁこの田母神さんもまぁ中国とか韓国行ってこんな事言ってみろっていう事含めてですね、現場に行けばやはり違った日本が見えてくるし、まぁそこをやはり基本に置いて、新党日本てのはこれからも新しい方向性ってのは大きく打ち出していかなきゃいけないなぁって思いますね。

田中康夫 まぁ私達も”隗より始めよ”で行ってまいりますし、今までも来てますから、是非あの皆さんもですね、あの〜言うだけでなく、一緒に出来る事を出来る人が出来る限り出来る場所で行っていくと、いうことがとても大事なですね〜、政治は恋愛同様ボランティアだと言う実践ですのでね。是非あの〜新党日本有田芳生のみならずですね、他の地域にお住まいの方でもですね、出来る事を出来る人が出来る事を出来る場所で、ちょっとあるよって場合にはね、ご一報頂けると嬉しいな。はい気が致しております。正におかしい事は皆で一緒に変えていきましょうと言う事で、新党日本ウェブラジオ今週もそれではここまでっ。

田中康夫有田芳生:チームニッポン!


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 2008.11.06



言葉のチカラ、オバマ圧勝 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まぁ、あの4年に一回とはいえですね、アメリカの大統領選挙が行われて、44代大統領に1月20日にはバラック・オバマ氏がですね就任をするということが決定を致しました。

有田芳生 あの47歳ですからね〜。本当に時代の変革期というものはまぁ明治維新でもそうでしたけども、若い人たちが世の中を変えていくという、そういうイメージ、それがアメリカ国民を熱狂させたというような所もあるのかなぁていう風に思いました。

田中康夫 そうですね〜。私も44(歳)で知事になって、脱ダム宣言を出したんですけどもね。まぁ期待があるだけにこれから大変なあの〜逆に言えば彼はですね、舵取りがですね、課せられる訳ですけどね。

有田芳生 まぁ100年に一度の金融危機というのは、本人の演説の中でも出てきてるように、やはりあの〜近代そのものが否定されるような、という専門家の評価もありますけども、まぁその時代において、まぁあのオバマがどういう政策をやっていくのかってのは、世界の構造にも影響してくると同時にですね、昨日思ったのはあの〜、これはブログにも書いたんですけども、やはり変革というものに対するまぁあの〜アメリカ国民の要求というもの、翻って日本について考えたときに、あの、まぁ田中知事が登場が44歳て言いますけども、あの〜、イメージってのがね、ま、もちろん内実に伴わなければいけないんだけれども、とても国民を鼓舞する。日本で言えば、小泉に熱狂してしまったその反省が今出てきてしまってるんだけども、本当内実を伴ったイメージってのはとても大事だなと思いました。

田中康夫 まぁ小泉氏の場合には、”ワンフレーズ・ポリティクス”と言われた様にですね〜、短い単語でみんながその気にさせられたと。その意味で言うと、オバマ氏の場合にはですね、大変にその演説、響く単語だけでなくてですね、その中身、あるいはその論旨展開というところが、あの〜違いとしてはありますよね。

有田芳生 あのスピーチライターが3人いて、そのメインになってる人がなんと27歳だっていうんですね。それ去年なんですから今28(歳)になったんでしょうかねぇ。まぁそこにも若い感覚・息吹、そして新しい言葉、まぁそういうものがオバマを通じて出てきてるんだと思えばですね、この日本の政治においても、あの〜私たち新党日本がどのように、あの〜私たちの思い、実行力、そしてこれまでの成果っていうものを伝えていくのかってのは本当にあの言葉の問題としても、きっちり工夫をしていかなきゃいけないなぁというふうに個人的には昨日思いました。

田中康夫 まぁ”脱ダム宣言は脱ムダ宣言”なんだという風に評してくださる方がいますけれども、やはり今までとパラダイムが変わる時というのはですね、あの〜ノーベル賞こないだとった方だって、まぁ私これ、3つの分子の話をしてるんではうまくいかない時に、ある種、お風呂に入っててアルキメデスが浮かんだようにですね、4つで考えられるんじゃないかという所から始まってる訳ですよね。ですからこれはやはり政治も同じでそうした先を見通すその着想力、予知力と言いますかねぇ、ただあのオバマ氏の場合には、ある意味で言うとアメリカというのが米ソの対立が壊れた後、アメリカだけなんだ、まぁえ〜ジョージ・W・ブッシュという人が困った人だったて言われてますけど、ある意味で言えばロナルド・レーガンあるいはジョージ・ブッシュパパの時代からですね〜、米ソが壊れ、の対立が壊れてアメリカがすべてを経済も政治も軍事も、え〜文化も、リードしてくんだ、と言われていたのが、どうも戦争を契機として、そうではない、しっぺ返しをくらっちゃった。その中でもう一度”リユナイト(reunite)”しよう、我々のアメリカには夢がある、建国者精神があるんだ、という事で鼓舞された人がいるとすると、ある意味でもこれは彼の場合、今回保守的な人までですね、つまり革新保守だって事じゃなくて、まぁまさにウルトラ無党派な人でも今の生活の安定、あるいは、今の誇りを取り戻したいという人たちをも惹きつけたと思いますね〜。するとその”パックス・アメリカーナ”のような内向きなアメリカの再興を期待する人がいる。けれども、一方でアメリカが行った国境のない経済であったり、見えない戦争であったり、というものを少なくとも国境のない経済というものを否定する事はできませんから、すると、内なるアメリカのえ〜自信の回復とですね、同時に世界からあの〜信用されるアメリカをもう一度作り直すという、極めて困難な事を同時に行わなきゃいけない。それがまぁ彼の昨日の喜びというよりもですね、ある種のまさにもっと厳しい・険しい道なんだというところに現れてる気がしますね。

有田芳生 あの〜”パックス・アメリカーナ”、アメリカの平和の時代っていう時代から冷戦時代にですね、え〜まぁアメリカとソ連が競争対立をしながら、しかし、あの〜ソ連が崩れてしまって、今お話があったように、あの〜アメリカは唯一超大国だというような認識だったんだけども、だけどあの〜社会主義ソ連の大きな間違いってのは歴史的に明らかになってんだけども、しかしあの〜そういう競争があったから、例えばアメリカのニューディール政策以降にも、そのソ連の社会保障などを取り入れざるを得なかったっていう事を含めると、あの〜競争があってこそですねぇ。

田中康夫 あのね〜、弁証法という事を我々言いますけど、まぁ良いライバルがいるから、あの〜スポーツでもですね、政治でも経済でもいくんで、ひとつだけなっちゃうとこれ随意契約のような話になってっちゃうけど、朝日ジャーナルっていう有田副代表も私もかつて寄稿していた雑誌も、朝日ジャーナルのライバル誌ってのがなかったから、なにか米ソのソビエトが崩壊する前から朝日ジャーナルは一人で孤高の戦いをしていたようなもので、やはりその意味で言うと、やっぱりじゃあ、あの〜アメリカに対抗するとか変わるとかではなくてですね、それはやはり、そのヨーロッパのEUであったり、あるいは日本はむしろそういう同時通訳として、アジアのですね、それは米中という形には多分ならないでしょうから、それがまぁ代表質問で私が、アジアそしてアメリカそしてオセアニアの円を描いた交差点に位置する日本というものが果たすべきですね。

有田芳生 オバマもこれからですね、その〜実際にはイラク、それからアフガン、それから金融危機の問題などなど、まぁ大変な課題抱えてる訳だけども、昨日・今日の報道、まぁ映像も含めて見ていると、しかしそうは言ってもアメリカ国民、あるいは世界の人たちの多くに希望を与えたって事は事実だと思うんですよね。

田中康夫 うん。それはそうですよね。

有田芳生 で、そういう意味で翻って日本で私達新党日本がどうしていくかって事を考えたときに、田中代表がよく”切磋琢磨”という言葉を使いますけども、あの〜僕はやはりこの間のアメリカの動きを見ていて、その勝つか負けるかの競争ではなくて、やはりあの〜みんなが幸せになる為の競争ってものを、この日本でどう創っていくのか。まぁまさに躍動感あふれるダイナミズムの日本を創っていく為のね、あの総選挙ってのが当面の競争ではありますけども、私達の政治活動の中で、本当にあの〜希望をどう広げていくのか、それがとっても大切な事なんだという風に思ってるんですけども。

田中康夫 はい。まぁフェアである事、つまり公正である事、そしてオープンである事、自由である事、そしてそれがきちんと理にかなってるロジカルである事、まっとうである事っていうですね、その辺りを人々を冷静にその鼓舞し、人々に冷静に勇気を与えるだけじゃなくて、まさにひとりひとりが”隗より始めよ”の思いでですね動き出す。そうしたチームワークの新党日本でありたいと思ってますね。

有田芳生 はい。

田中康夫 ということで

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.10.30



千里の道も一歩から 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まぁ、あの麻生太郎さんは、威勢が良いのか威勢が悪いのかよく分からない形ではありますけどもね、やはり逆に言えば、あの〜補正予算を組むんであれば、ま、本日あの(10月)30日のお昼に収録してんので、ま、今日の夜にですね、またマスメディアの前に登場されると思いますが、いつ選挙をやるんだくらいのことをおっしゃった方が、あの〜永田町雀だけじゃなくて、一般の方々も「そうか」と。参議院選挙我々経験してきて、いつだってわかるとやっぱり学校の期末試験と同じで、期末試験がいつになるのか分からないとですね、勉強にも熱が入んないどころか、保護者や周りのおじいちゃんおばあちゃんも「どうしましょう」つって不安ですのでね。

有田芳生 そう。だから「100メートル走、走しれ〜」つって、あと5メートルで着くなぁって思ったら、なんかどんどんどんどんそのゴールがなんか先に行くってのは〜、なんかねぇ。まぁそれよりも個人的なことよりも、体育館なんかは大変なんですよね。

田中康夫 まぁあのそうですね。開票する場所、あるいは投票所ですね〜、こうした準備というのはなかなかね〜。

有田芳生 だから催し物に申し込んでも貸してくれないっていう、そういう状況がずっと全国で続いていますからね〜。それで、まぁあの〜東京の板橋区というところで、朝から色々訴えをさせていただいたりするんですけども、あの〜これほど身体に障害を持った方々が多いんだな〜っていうのは朝の駅の風景で目にするんですよね。

田中康夫 ん〜、思われますでしょう。

有田芳生 その時にですね、「これはなんだ?」と思うのは例えば、あの〜上板橋の南口っていう駅があるんですが、駅っていうか東上線の。

田中康夫 東武東上本線って本来言うらしいですね。

有田芳生 そうですね。それで階段がものすごく高いんですけども、エレベーターもエスカレーターもない、で、そこにやはり身体に障害を持った方々がですねぇ、本当にもう努力をされて上がって行こうとしている。で、そしてまた、ベビーカーを持ったお父さんお母さんなんかもそれを持ち上げる、そしてまた下がるというような、なぁんかあの〜そういう方々に優しくない街が多いんだなぁという実感があるんですよ。

田中康夫 それはもう私が従来から申し上げて、この間も四谷の駅、多くの方が乗り降りしますけどね、ルイ・ヴィトンのバッグを持った若いお母さんが二人でベビーカーを担いで降りてるのを見て、まさにこの〜、メルセデスベンツに乗りながらですねぇ、道も悪いし小さなお家に住んでる日本と同じいびつな豊かさというか貧しさというか悲しさでもあると思いますね。前から申し上げてますように、実は私が知事のときにもですね、駅に昇降機を付ける、まぁエレベーターとかエスカレーター、で、これは実際にそこであの〜ま、いくら公共鉄道とはいえですね、そこで収益を上げているところは殆どお金を出さないで、みんな自治体及び国のお金の税金なんですね。しかし、それはまぁ200歩譲ってですねぇ、仮にそうだとしても、やはりこの点は非常に遅れている。以前から繰り返しお話しているように、九段下という駅は地下鉄が、都営新宿線と東京メトロ半蔵門線と、で、ここの地下三階、で、地下二階に上がるとですね、ここが改札口で、そこから今度地下一階の東西線のですね、いわゆる中野方面行きへ行くところ、多くの方が日々30万人以上の人が乗降する駅なのに、ここにはエスカレーターもエレベータもないと。車椅子の人用にあの〜なんか滑車のようなのがついてますけど、これは係員の人をいちいち呼ばなきゃできないんでね、私はオリンピック等をやるよりもですね、あるいは営団地下・・東京メトロに都営地下鉄を仮に売却をすればですねぇ、売却をした売却益ですべての駅にですねぇ、エスカレーターとエレベーターを上下付けるくらいなことは出来ると言ってるんですけどね。

有田芳生 まぁあの〜そういった優しくない都市づくりになってしまってるわけですけども、知事の時代にどのような障害者の方々への政策を行ったのかっていうのは、とてもあの〜、そうやって街頭に立って色んな方々の姿を見てると、是非この場で聞いてみたいな〜というふうに思ったんですけども。

田中康夫 まぁあの〜、以前にもお話してるかもしれませんが、例えばまず養護学校でもですね、すべての学校に看護士を配置をすると、というのはまず教員の人がですね、あの〜自分で排尿が出来ない人のお手伝いをするということは、これ文部科学省と厚生労働省と分けられてるので、違法行為だと。で じゃあ、あの看護士の資格を持ってる人が、教員をやっていればどうかというと、それは文部科学省の教員として雇われてるので、厚生労働省の看護士としての仕事は、え〜法律上に公的に認められてるわけではないという話で、まぁ看護士をすべての養護学校に配置をするということをしましたねぇ。あるいはですね〜、まぁえ〜耳が聴こえないようなお子さん、でもこれ1歳くらいになるまでにしゃべるかしゃべらないかで判らないので、すべてのお子さんが産まれたときに、聴覚検査をする、そして聴覚が残念ながらあの〜通常より劣ってらっしゃるという場合には、そういうお家に先生を1歳に満たない段階からですね、週に一回は訪問をさせてOBの先生を、そしてそこで聴覚の訓練をしていく、そうするとかなりの部分がですね、話すこと、あるいは聞くことがですね回復をしていく。あの〜で、同時にそういうお母さんは奈落の底に落ちた気持ちになるので、松本と長野にある二つのろう学校にですね、週に一回はそこに来てもらう、確かにご自分で車を運転して来るかもしんないけど、4人ないし5人のお母さん達が、子どもが訓練をしてる間に話し合うことで、「自分は一人ではない」ということを知っていただく。もっと言うと、これは老人の方だけとういか、身体に障害がある方をお家でですね、お世話をしてるご家族に、やはり自由な時間が必要。今まではですねぇ、まさに今なんか一律6万円を払うなどというお金、札束で顔をひっぱだけば喜ぶ有権者と勘違いしてる人たちもいますけども、例えばお家でお世話を障害を持ってる人がいる場合でもですね、そのいつも学校に行ってるわけではない、そのときに、奥様が美容院に行きたい、あるいは家族で一泊だけ旅行に行きたい、一緒に障害を持った人とも行くけれども、今回だけは妻と二人だけで行きたい、というような場合に、1時間単位から年間ですね200時間くらいまで、その”タイムケア”といって、通常週に何度来ますっていうような形ではなくて、そうした派遣をする組織の人たちと話をして、融通を持ってですね、その時間だけ、来て下さるというような形を採るとかですね、まぁあのその他にも多分数限りなく私やってたと思うので、あの〜資料見るとまた出てくると思いますけども。

有田芳生 そういうのはやっぱり現場からの声が上ってきて、そこであの〜知事としての判断をしていったていう関係になるんですか?

田中康夫 基本的にはあの〜、なるべくまぁ県の建物、10階建ての本庁舎にいるとですねぇ、どうも議員の顔見てたりですねぇ、霞ヶ関見てるような意識の変わんない職員っていうんで、とにかくまぁいい意味での気分転換を兼ねてそうしたところに行くと、別に皆さんから具体的にそういう話があるわけじゃないんですが、それを見たときに「あぁこういう方法があんじゃないかな?」って私が良い意味で思いつきで言うと、志のある職員が「あぁそれはやってみましょうか」って言って、そうするとまた具体的に県内調べると、NPO にもならない未分化な形でもう踏み出してた人達がいると、ならばそれをしようってことですね。

有田芳生 あの〜先程ね、その〜東京の板橋の上板橋南口の階段の話を一番最初にお話したんですけども、
その場所っていうのは実は、今、駅前再開発でとてもいびつな街づくりを、区も含めてやろうとしてるんですが、だけどそっからもう駅降りたところから超高層の40階建てのマンションを三つぐらい建てるっていうような、だけど、片一方は古い町並みを残すっていうことなんですが、その前になんかやることがあるだろうと思ったのが、エレベーター・エスカレーターなんですが。

田中康夫 おっしゃるとおりですねぇ。ですから多分やっぱりみんな大きなダム造る、あの〜トンネル造るの箱物発想で、極論すればみなさん感じるように、道路を年中掘り返してるということであれば、仮に駅舎がですね、5年後に建て直すと言ったとしたってその5年間は不自由を強いてていいのかと、5年間の間だけでも使うエスカレーターやエレベーターをつけた方がですね、むしろこれこそですね、お金が循環するという発想にならないっていうのが不思議ですねぇ日本は。

有田芳生 で、そこで最後にお聞きしたいのはね、

田中康夫 はい。

有田芳生 東武東上線という会社じゃないですか?

田中康夫 東武鉄道。

有田芳生 その駅のエレベーター、エスカレーターが絶対必要なんだけども、そこに板橋区政、行政との関係でいうと、あの〜エレベーター、エスカレーターを造るにおいて、この区の関わりってのはやっぱりできるものなんですか?

田中康夫 あの基本的に、鉄道会社が独自につけてるエスカレーター、エレベーターってのはまず皆無だと思います。

有田芳生 ああ

田中康夫 で、まぁあの〜大きなターミナル駅の場合には、最初から付けてきますけども、これとて非常にあの税金が国とか都の税金が入ってますからね、で、その一部事務組合のような形でそういうのが出来て、再開発の組合が出来ますから、そこには必ず補助金が入ってきます。長野県のような山間地の普通のですね、ごく普通の人口3万人の市の駅にエスカレーター、エレベーターをつける場合にも市、県そして国の国土交通省からの補助があって、そしてそのJRを初めとする会社も幾ばくかは出すという形ですかね。たぶん鉄道会社が自前で付けるなどというのはないですね。ですからいわゆる”請願駅”、新幹線の最近の駅ってのは自治体がお金を出して駅舎を造ってますよね。基本的に皆さんもご存知のように、環八のところでですね、西武池袋線や新宿線のところがず〜っと高架にもならないし、アンダーパスにもならないで、踏み切りだったてのは、鉄道の方が道路より後から出来たんじゃないかと思うんですけど、線路を引くときも税金が入って造られて、そんなに君ら交通渋滞が大変つーんだったらお金出してくれて、高架にするなり地下化してちょうだいよ、っていうのが鉄道会社の発想ですし、これはまぁそもそもそうじゃないですか?事故が起きても事故を起こした側が、車の場合には1kmでも速度が出てれば、これは100:0という責任分担はありませんが、鉄道の場合にはですねぇ、事故が起きればそこのエンストをしていた車の方が100:0で悪いという形ですからね〜。まぁそういうところがあるんですね。ただまぁ、それを言っててもしょうがないんで、いずれにしてもですね、こういうことも私は言ってるように、電線の地中化同様にですね、いつまでに何%の駅をエスカレーター上りだけでは仕方ないですからね、足の不自由な方、小さなお子さんを抱いてる方は、むしろ下りのエスカレーターの方が足元が見えないわけですから上下付ける、そしてそれは、周囲を歩いてる人の足の振動によって多少はですね、そこの電気の動力を出すくらいですね、そういうエコでないといかんと思ってますけどね。やはりこれは新党日本が急に大きくなってですねぇ、新党日本が政権でも担わないとなかなか無理かもしれませんよ(笑)

有田芳生 本当に我々が常に主張している少子高齢化時代がもうどんどん進むわけだから、本当に街づくり、っていうのは、本気で考えないといけないことになってるのに、今の政治ってのは遅れてしまってますよね。

田中康夫 ですからあの〜私達は常に供給側の都合でなく、消費側の希望ということを言ってますけど、みんな官僚の人もですねぇ、経営者も消費者なんですね。自分が一人の人間として、こうであったらいいなぁという、その点に私達新党日本が言ってる、ボランティアも政治も恋愛も同じ、他人様に喜んでもらってなんぼ、と言うことかなって思いますね。

有田芳生 まっ、そういうことを含めて、私は東京の板橋、そして東京、そして全国は、もっともっと新党日本が広まるために。

田中康夫 そうそう。ですから、現場が変だなって思うことを変える、じゃそのためにはどういうお金の使い方、どういう制度にすればいいか、霞ヶ関や永田町で机上の空論で制度を変えてもお金を変えてもですねぇ、これは内需拡大にはならないっていうことですね、みんなが希望が持てるようになれば、いくらでもですね〜、いくらでもってのは嘘ですけども、タンスの中にまぁ5000円か1万円は探せばあるかもしれないから、じゃあそのお金で少し元気になりましょう、ってなんですけど、タンスの中に5万円入ってたとしても、将来が見えないからみなさんそれを使わないでいる、というとこじゃないでしょうかね。

有田芳生 本当に元気になる日本、っていうのは創んなきゃいけないな〜と思いますね。

田中康夫 はい。ということで、え〜とりとめがないわけではなくて、こうしたことも千里の道も一歩からでございます。

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.10.16



減収補てん臨時交付金に反対します 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそおこしくださいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳夫です。

田中康夫 え〜ま〜冒頭解散をするなどと私は言ったことがない、などと嘘を言っている内閣総理大臣がいますけども、世界的にはですね〜まぁその政治家というのは嘘を言うと、これはもう政治生命を失うはずなんですけどもね、え〜文芸春秋という雑誌では、冒頭にですね〜自分が代表挑発質問の様な初心表明をして、それに対して野党が答えて、そこで打って出るんだって書いてましたけども、いつの間にか打って出るのがいつなのかよくわからないという人ですけどもね。

有田芳生 ま、今日のテーマとはちょっと違うんですけど、文芸春秋の麻生論文について言えばですね、これはまたいずれ明らかになるかもわかりませんが、あの原稿を書いたのは実はある新聞社の記者だったということなんですよね〜。

田中康夫 あ〜

有田芳生 どこまで癒着っていうのか密着っていうのか、しているのかっていうことが背景にあるっていうのはちょっと一言だけ付け加えておきました。

田中康夫 これはま〜あの今後週刊誌ジャーナリズムの中でおいおい明らかになってくんじゃないかと思いますけどもね。今日はですね、実はえ〜本日は10月の16日でございまして、夕方から参議院の本会議が開かれると、で、ま〜そこにおいてですねぇ、今回のその補正予算と呼ばれるもの、それがま〜結果としては承認をされるという形になると思います。新党日本としてはですね、この補正予算、相変わらずな代表質問で申し上げたような、認識を変えてですね、選択を変えて、そして仕組みを変えるという具合になっていませんから、まさに応急処置にもたぶんならないかもしれないような予算かもしれません。まぁしかし、これは200歩譲って、やらないよりは多少は価値があるんじゃないかということで賛成を致しますが、しかしそれに伴ってですね〜、地方税と減収補てん臨時交付金という制度をですね、今年度に限って行おうという、え〜法案が出るんですけれども、これに関してですね、先ほどの役員会でも、これは断固反対をしようというふうに決定を致しました。

有田芳生 なんかあの〜国民の目から見ればですね、この地方税と減収補てん臨時交付金てのが出てきても、一体どういうことなんだろうかと思ってしまうんですが。

田中康夫 これはですね〜皆さんご存知のように、道路特定財源と言いながら、電線の地中管の12%しかできてなくて、道路特定財源の中で電線の地中化をして、歩道の整備をするなんてのは0.3%しか使ってないってことは前から申し上げていたと思います。で、これが4月に一回ですね、暫定税率分が失効したんですよね。そして5月に入って再議決をしてですね、これが可決をしました、ま、4月の末にですね。なので4月、一ヶ月分は暫定税率分というのが都道府県や、市町村に収入として入らなかったと、なので、都道府県や市町村は、地方は悲鳴を上げているというふうに政府与党が言いまして、なんと大半の野党もですね、この分に関しては、きちんと面倒を見ようということで、なんとですね、その一ヶ月分の656億1900万円、これを「今回に限って都道府県と市町村に差し上げましょう」というのが、地方税と減収補てん臨時交付金と、で、これが議決をされるということなんですね。

有田芳生 なんかちょっと考えればなんかおかしな話、つまりあの〜田中代表もずっと主張されてるように、道路特定財源こそ、無駄な公共事業費だと言っていた人達がなぜ?っていう。

田中康夫 そうなんです。だからこれはたぶんですね、え〜その自分たちの選挙の母体である労働組合であったり、地方の色んな団体であったり、ま〜こういう人達があるいは、地方自治体の首長や議員もですね、その分が欲しいと、道路特定財源がいい訳ではないが、そのあり方は直さなくてはいけないが、とりあえずその656億円はですね、国が面倒見てくれって話なんですね。で、この辺が新党日本は従前から申し上げておりますように、私たちはまさに脱世襲・脱親族という形でしがらみや馴れ合いとは無縁であると、そしてまさに会社や組合という組織の都合ではなくてですね、え〜個人や地域というですね、人間の未来や希望に根差した社会にしようと言っておりますので、こんなことをやっても意味がないんじゃないかということなんですね〜。しかも、もっと言えば地方分権だというふうに今まで地方自治体も言ってきたんですから、良い意味で地方分権であるならば、国と地方は対等であるならば、こういう時だけおねだりのように「お金をください」と言うのではなくて、これはむしろ、痛み分けということではなくてですね、目先の痛み分けではなくて、やはり未来の喜び分けだと、つまりいい税制にしていく、いいお金の使い方にしていくということでこの656億1900万円、ま〜100万円以下の単位は出てきませんけど、実際にはもっと詳しいわけですけどもですね。これはむしろ、こういう補てんの交付金は出すべきではないというのが新党日本の考えです。

有田芳生 その新党日本の立場、判断に比較をして、他の党はどういう対応をしているんですか?

田中康夫 他の党に関しては、え〜社会民主党と共産党は元々のこの補正予算自体にも反対です。で、社会民主党は補正予算には反対ですが、この臨時交付金は賛成であると。で、共産党は臨時交付金にも反対をしていますが、ま〜共産党はこれは道路を使うことにしか使えないから反対だ、とは言ってるんですね。ま〜あの新党日本と比較的近いようにも見えるかもしれませんが、新党日本はこの少なくとも補正予算に関しては賛成をすると、そしてこの交付金は反対をすると。しかしこれは、翻って考えれば皆さんもご存知のように今年の1月か2月の段階でもですね、新党日本は、え〜いわゆる減収補てん債というような帳尻を合わせるために何にでも借金ができるという起債を自治体に認めるということはやめさせましょう、ということを言ってきた唯一の政党ですのでですね〜、私達は終始一貫していると思います。ということでですね、え〜皆さんも「これ変じゃないの?」むしろ、道路特定財源、暫定税率やめようと言っていた側の野党がですね、なにかその〜減っちゃった分に関しては、自治体にあげるというのは、どうも目先の選挙、いつあんのかわかりませんが、あるいはその地方議員や地方首長に怒られたくない、そっぽ向かれたくない、という話だと思います。その意味でも、脱しがらみ・脱馴れ合いの新党日本はですね、新しい本当に希望に満ちた日本を創るためにですね、今回もこの件に関しては反対をするということでですね、皆さんに改めてお伝えしておこうと思います。では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.10.09



補正予算審議に隠された争点 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の私田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜まぁねぇ、総選挙は一体いつになるんだろうかって、なんかあの〜、なんでしたっけ?また忘れちゃった、ほら、えっと、蛇の生殺しじゃないや、なんだっけ、えっと〜なんとかの〜なんかほら、

有田芳生
 蛇の生殺し。

田中康夫 ああ蛇の生殺しって言うんでしたっけ、というふうに思っている政党の人もいるんでしょうし、もっと延びて欲しいって思ってる人もいるんでしょうし、あるいはですね〜、このラジオをお聞きの方の中にも「どうせ世の中変わらないんじゃねえか」とかですね「どうでもいいよ〜」ってね〜、え〜極論すれば、そりゃこの瞬間もね、え〜ベトナムとかあるいはタイではですね、本当に人身売買のような悲しい人生を送らざるを得ないような人もいれば、それに比べればまだ日本捨てたもんじゃね〜って方もいるかもしれませんけど、でも捨てたもんじゃない日本がもっと希望に満ちた社会にしなきゃいけない、これが新党日本ですが、まぁあの、

有田芳生 世界を見渡せばね〜今のお話じゃないけども、一日1ドルで暮らしてる人が10億人いるっていうんですからね〜、大変な世界が、

田中康夫 それすら、かなわないって人だっているわけですからね。

有田芳生 まぁ、そういう生活の問題で言えばですね、

田中康夫 はい

有田芳生 日本でも国会で補正予算の審議が始まって、そしてまぁ参議院でもあの〜採決が行われる予定ですよね。

田中康夫 まぁご存知のように衆議院で、え〜いつでしたっけ?8日の夜に通って、参議院でもまぁ早ければ16日の夜にでも、補正予算は成立するんじゃないかというお話しなんですけどね。私一個ちょっと困ってることがあるんですよ。まぁその、今の補正予算てのも本当にね、10年後、20年後の日本どうすんのかって観点に立ってない、単に水道管が破裂しちゃったから、あるいは破裂しそうだからちょっとそこを応急手術するかという内容で小手先だなぁ、という感が否めなくもありませんが、同時にこの補正予算に合わせてですね、“減収補てん債”を発行すると、この法案も出てきてるんですね。

有田芳生 その“減収補てん債”てのは、これは言葉で聞いても難しいんですけども、どういう意味なんですかね。

田中康夫 あっまぁ皆様ご存知のようにチームニッポンが総力を結集して、1秒単位で動いている日本の借金時計、これは新党日本のホームページにも載っておりますけどもね、どんどん借金が増えていると、で、ところがまぁ、今までの借金てのは基本的にはですね〜、その〜いわゆる公共事業のようなハコモノ行政にしか借金できなかったんですね。

有田芳生 はいはい。

田中康夫 ですから、例えば福祉の介護の訪問介護の人の人数を増やしたいけど、今、手元不如意なんで、その人の人件費出すための借金したいと、こういうような形はできなかったんですね。ですから借金は増えるけれどもみんなの望んでることは相変わらず進まないという状況でした。ところがですね〜、これは大阪府とか千葉県とか岡山県とか兵庫県とか新潟県、これはですね、“減収補てん債”というのを発行するんです、してるんです。

有田芳生 はい。

田中康夫 これは何かっていうとですね〜、いわゆる“使途を問わず、目的を問わずに何にでもいくらでも更なる借金ができます”というのが“減収補てん債”て言うんです。それからどうしてこういうことが出てきたかというと、大阪府とか千葉県ていうのは財政破たんしてますから、いわゆる毎年度末に帳尻が合わなくなる。で、借金ができんのはこれ公共事業ですから、その他の部分でも帳尻が合わないと。そこで悲鳴を上げたというので“総無能省”と呼ばれるところがですね、“減収補てん債”という何にでもいくらでも使途を決めずに借金できますという法律なんです。で、これをですね〜、昨年度末にもですね、これを何年度かずっと続けるという形の法律が出てきたんで、私は一人反対したんですねぇ。そしたら新聞各紙がですね、“田中議員造反”と。

有田芳生 そうそう。

田中康夫 な〜にを言ってんのだと〜、つまりなんにでも借金ができるなんて、これこそモラルハザードじゃないかと、未来の子供に借金付け届けしようってのを全員一致で決めるなんてけしからんと、でまぁ、日本共産党てところも反対はしたんですが、彼らの言い分は全然私と違ってですね、そうしたことをきちんと国が借金をして、地方の面倒を見てあげないのが失礼だって言ってんで、これこそですね〜、甘えの構造、なんかもうピラミッド構造なんですね。で、ところが今度もですね、その、補正予算を組むと、景気対策・経済対策で、これに伴って地方の“減収補てん債”の発行するっていう法律なんです。で、これは私双方別々に出てくればですね、少なくともこっちには明確に反対しようと思ってたら、衆議院では、全部一括採決しちゃってんですね。一括てのは各政党とか会派でですね〜、反対の意見がないとですね、今回の場合も例えば自民党とか民主党とかですね、公明党とか国民新党は両方全部賛成と、でまぁ共産党と社民党あたりが多分まぁこの補正では違うって言って反対したんで、“減収補てん債”を発行することに関しては彼らは厳密には反対はしてないんだと思うんですよね。

有田芳生 はい。あの〜“減収補てん債”てのは例えば大阪府なんかで、その〜お金が無くなって、そして退職者がどんどん増えてくるから、そのお金を作るために“減収補てん債”で、

田中康夫 これはですね〜、これはご存知のように“退職手当債”てのがまた別にございまして、地方財政法の第5条でですね、規定されてる“地方債”っていうのがあって、これは基本的にはまぁさっき言ったようにハコモノ行政系だけなんですね、ですからこれで、年度末帳尻合わないというときに発行できるのが“減収補てん債”で、これはあの〜繰り返しますが、大阪府・千葉県・岡山県・兵庫県・新潟県、まぁ兵庫県・新潟県は地震があったっていうこともあるかもしれませんが、他、大阪府・千葉県・岡山県ていうようなところはですね、これは本来財政の失敗なんですから、逆にこんなもの発行したいことがどういうことだと言って、歴代の知事や議会が責任を取るのか、という話になるんですけど、これ問題先送りで、今あの副代表が言った“退職手当債”ってのは、団塊の世代が退職すんだけど、退職金が払えないと。

有田芳生 はい。

田中康夫 で、これがですね〜なんとですね〜、41道府県でですね、平成19年度に3300億円も“退職手当債”てのを組んでるんですよ。で、政令指定都市も入れるとですね、5900億円なんですね。で〜平成20年度に関してもですね、たぶんもっと組んでる、つまり大阪府とか100億円とか、改革してるって言うけどこういう退職手当債はきちんと組んでんですね。

有田芳生 だけど、誰がいつ定年になるかなんてのは、わかりきってる話でしょ。

田中康夫 わかりきってる話で、公務員の人は普通病気とかですね、事故でお亡くなりにならないかぎりまず辞めるということはないですから、で、皆さんの年金は55歳が60歳になり、65歳になりですねぇ、その利率も下がってるのに、退職金を満額払うための法律と、しかもこれをですね〜、毎年払おうというふうにしていた、毎年法律を作ろうつったのは、ある、え〜これからある一定の間はと、いう形でこれこの法律がですね〜全員与野党一致で可決してる、新党日本のみが反対してるけど、うちは会派の一員だというね、私だけ反対したら、これも造反議員と呼ばれたという、まぁ日本は奇々怪々でございまして。

有田芳生 そうすると補正予算案、それからまぁ今のあの〜“減収補てん債”、これが一体として参議院に出てきたときに、田中代表の判断てのは?

田中康夫 これは困りますですね〜、ですから一応私は会派の国対の方にはですね、やっぱこれは分けて採決するべきだということは言いますけれども、他の党もこれは一括採決と言うでしょうからね、あ、他の会派もですねぇ、そうなるってぇとですね〜、これは退席をするのかですね〜、棄権をするのか、ええ非常に問われるところになりますね、ま、先程のちなみに退職手当債てのは、これはあの新党日本の私の国会活動のところで2月6日付けでもですね〜、これに反対した理由で書いてありますけども、なんとあの千葉県、一応市民派とかって言ってる女性の方が知事をやってますけど、ここは平成27年度まで毎年退職手当債を出すと宣言をしてんですからね。

有田芳生 平成27年!?

田中康夫 すごいですよね〜。これに誰も怒らない日本というのはまぁ千葉県民がお人よしなのか、日本国民が困ったものなのか、これを伝えない日本のマスメディアがおかしいのか。

有田芳生 ええ。だから言葉としては難しいんだけども、そういうことが今、話しに出たように、マスコミ・テレビも含めてだけども、きちんと中身が説明されてないまま国会で通っちゃうってのは、大きな問題ですよねぇ。

田中康夫 本当ですね〜。ですからそういう意味で言うとですね、あの〜田中良紹さんが言ったような国会テレビで全部そういう中継が流れる、しかし、これ国会の委員会でこういう質問をするような人が私以外にも現れてこなければならないので、その意味でもですね、信じられる日本へですね〜、新党日本のメンバーがですね、より国会の場でも増えていくということも、これは大きなですね、私達の、私あるいは、副代表のみならずですね、目標あるいは、みなさんのための幸せのためだと、このように思っております。どうぞ引き続きご期待を下さい、では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.10.03



田中代表が国会で代表質問! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、本日10月3日は私が参議院でですね、本会議において30分間にわたって代表質問、それに対して、え〜内閣総理大臣の麻生太郎さんを始めとする5人の閣僚がですね、答弁を行うと、え〜、あるいはテレビでご覧になった、またあの〜、参議院のホームページでアーカイブがありましてですね、この新党日本のホームページの方からリンクをしておりますけども、有田さんもご覧いただいて。

有田芳生 うん、あの〜テレビで拝見をしまして、なにしろ新党日本代表田中康夫の初めての代表質問、で、きっと他の政治家とは違う言葉で、違う展開で、そしてまたあの〜、そこにはきっとユーモアもある演説をするだろうなぁ、という予測をしてたんで、まさしくあの〜、その通りの展開になり、ま、あとで話に出てくるかもわかりませんが、テレビの場合、あの〜麻生太郎さんなどの表情を映していたんで、その表情が本当面白かったですね〜、もうなんてぇの、ポカーンとしちゃってるって感じで、政治家の言葉に加えてやっぱり作家言葉ですから、あの人たちには何て言うんですか、もうグサッっと入って行ってるって印象しましたけどね〜。

田中康夫 まぁあの〜、決して自画自賛ていうことではなくて、野党だからかもしれない、でもその単にですねぇ、糾弾型の追求ってのは私は元々嫌ですし、さりとて私のなんか自慢も嫌で、というところでですね、まぁあのホームページにも活字でも載っておりますけども、とにかく日本の人口が激減して行くんだと、だから発想変えなきゃいけないし、だから選択変えなきゃいけないし、だからシステムという仕組みを変えるんだと、これがまさに事故米の件でもですね〜、単にその〜、立ち入り検査を強化するとか言ってるけど、これでは抜本的解決になんないんだと、あの〜やっぱり不幸なことがあったときに、その上で今まででは対応できなかったならば、どうシステムを変えんのか、ということ、まぁ、それをいくつかお話をさせていただいたと思いますし、最近とりわけ私が使ってるのは、社会的公正と経済的自由を同時に達成をして、日本に再びダイナミズムを取り戻すんだと、まぁ今回の質問の最後の件に関して、まぁ電力会社の株をですね、外国の人たちが買うことを日本の政府は拒み、しかし日本の政府が100%出資をしているですね、JBICという政策投資銀行がシンガポールの電力会社を買収するということ、この整合性はどうなんだ、てなことをですね、お尋ねいたしました。

有田芳生 まぁ、日々田中代表とは、会議などでご一緒してますから、まぁどういう話が出てくるかな〜てのは想像はしている中で、その今の最後の質問ていうのはあれは以外でしたね〜。

田中康夫 これは初めてですね。

有田芳生 ね〜。

田中康夫 私は以前からあのまぁ、これがやはりフェア・オープン・ロジカルということだとして、フェアってのはやっぱり公正ですよね。ですから社会的公正、そしてオープンていうのは経済的自由かもしれません。しかしこれは小泉・竹中的な誰が死んでもいいんだということではなくて、倫理観を持った上でのですね、社会的公正と経済的自由、そしてそれがきちんと説明ができんのかと、役人が言うような法律の隅をつついてですね、法律上こうなってるからこれはこうです致し方ない、っていうのとは違って、人間として、なるほど、と、得心がいくことができんのかと、それが今回のシンガポールの電力会社をですね、最大の電力会社を日本の商社や電力会社やそして政府の金融機関が買うことは問題がなくて、その20%という、これはつまり経営を乗っ取るのではなくて、株主としてやはりその良い株主のために、異議申し立てが出来るだけの株を持ちたいと言ったイギリスのその人たち、グループに対しては政府が駄目だと言う命令を出したと、これはやはりその世界の中で、その日本が、信じられる日本、と呼ばれるんですか?ってことを申し上げたんですけどね。

有田芳生 うん〜 あの〜将棋の名人に“着眼大局、着手小局”ていう言葉があって、やはりあの〜政治、あるいは政党なども大事だと思うのは、あの〜我々が常に言ってるように少子高齢時代においてですね、100年後の日本がどうなるのかというところを大きく枠組みを見て、今の日本をどうするかっていう未来からの発想がなければいけないと思うんだけども、まぁそこは我々が誇っていいのかもわからないんだけども、やはりそういう発想が今までの政治家ってのはないと思うんですよね。だからそれが今日の代表質問の中にはそういう大きな未来、100年後から見て今はどうなのかっていうところに来て最後のその質問では、そういうまぁちょっと意外な、あの〜経済の専門的な問題にも入ってったってのは、恐らく多くの人達が意外性を持って聞いていたんではないか、っていうふうに思うんですよ。まぁ、ただあの代表が質問をする、そして麻生太郎さんたちが答弁をする、そこで終わっちゃってますから、だからそれは質問した方としては、

田中康夫 ま〜それはなかなか議会がですね〜、県議会時代も含めてそうなんですね〜。だから予算委員会があるかもしれませんし、党首討論があるのかもしれませんが、あの〜まぁただ原稿はですね、通常は前日の午後2時までに提出をするらしいんですが、結果として私は6時半になってしまいまして、で、まぁ国対のスタッフの方から「書けるんですか?」ってきたんですが、まぁ最後に「こんなに面白い原稿は初めて読んだ」と言っていただいたのはありがたかったですけど、それでもまぁ、今朝も直して、そして1時から議場に入ったんですが、12時台でも原稿を直してたという。ふふふ(笑)。
しかしあの〜やはり今あの〜副代表も言ったようにですね、今までの政治の討論とは違う、そして今言ったように本来政治は、じゃ、100年後の夢物語じゃなくて、ある、未来どうあるべきか?そこから戻って今をどう変えてくか。それを語ることこそが政治であって、やはりそうした形の政治家、あるいは政党というものが、新党日本、あるいは私、そしてまたですね、え〜、立候補を既に表明をしました副代表を初めとするですね、そうした未来から日本を具体的に今どう変えてくか、それが結果として私達の言う、あの〜まさに認識を変え、選択を変え、仕組みを変えることに繋がるかなというふうに思います。

有田芳生
 ん〜、そうですね。まぁ確かにあの〜今日の質問に中にもあった、とんでもない日本、になってしまってるんだけども、しかしその現状を明らかにするときにも今日の代表質問にあったようにやはり、ユーモアの精神てのはとても大事だと思うんですよね。だからそういうことで言うと、あの〜国会の本会議の壇上からですね〜、麻生太郎さんの物真似をする政治家が現れたってのは、これはもうあの〜、なんて言うんですか、エピソードに留まらずですね、やっぱり自分の言葉で政治家はそれぞれが語っていくっていうことが大事なんだ、っていうことを多くの方々に伝わったんではないかというふうに、聞いていて本当、あの〜身贔屓じゃなくうれしかったですけどね。

田中康夫 いやまぁ、だから小沢一郎さんが言うその、政治は生活、生活が政治、であるならば、やはり私達は政治は言葉でありますし、そりゃあのしゃべるのも不自由な方も含めてやはり人間はですね、100%夫婦でも親子でも解り合えないからこそ言葉によって、それは私はやっぱり、阪神淡路大震災のときに、言葉を失う、という言葉がありますけれども、しかし言葉を失うような状況があってもそれをお互いにですね、単なる慰みではなくて次の社会を創っていくときには、言葉を発することでしか前に行けない、っていうことをある被災者の方がおっしゃって、まさにそうだなと思いますね。是非あの〜新党日本にご期待いただきですね、そして、総選挙いつあるのかよぅわからない、などと言ってる人もいますが、是非ともですね、私達新党日本が副代表有田芳生のみならずですね、これに続いて皆さんにもですね、発表していく、そうしたメンバーが当選をすることによって、当選が目的でもなければ手段でもなくですね、信じられる日本、をですね、より実現する、あるいはより充実をするということをですね、私達は目指したいと思います。

有田芳生 あの〜私達、新党日本のメンバーだけではなく、テレビを通じてあるいは明日の新聞の活字を通じて、あの多くの人達にあの〜光を与えた代表質問だと思いましたので、これをね、きっかけにして新しい日本を作る力にしたいと思います。

田中康夫 はい、ということで、

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 2008.09.16



麻生「上から目線」坊ちゃん内閣を斬る! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 ご存知のようにですね〜。上から目線の坊ちゃん内閣というのが成立を致しました。新党日本としてはまず、この人物がですね、総裁に選ばれたときに、とてつもない日本どころか、とんでもない日本のですね〜メルトダウン、まさに原子力のですね、もう最終爆発段階のような、そういう秒読み体制ではないか、ということを述べたんですけどもね。

有田芳生 まさしくその通りですよね。

田中康夫 副代表はもう組閣のメンバーていうのをご覧になって・・・私はびっくりしましたねこれ。

有田芳生 いやだから植民地支配とかですね〜、その〜朝鮮半島に対する謝罪をした村山談話を否定しているような中山成彬さんとか、中川昭一さんとか、という顔ぶれを見ると、福田内閣以前のタカ派内閣という印象ですね。

田中康夫 いやあの〜、私はもうこれはなにか“安倍晋三亡霊内閣”なのではないかとデジャヴの感覚にですね〜、えぇ陥りましたですよ。

有田芳生 なんか本当に古色蒼然とした人たちが、派閥の力を借りてぞろぞろっと出てきて。

田中康夫 ましてやですね〜、財政と金融を一人の人間が扱うというですね〜“財金分離”と言っていたあなた方の政党はどこいったんだと、もう一個はその中山なり・・なんて言うんですか?

有田芳生 なりあきさんですね〜

田中康夫 なりあきさんて読むんですかぁ。この方、傑作ですよね〜最初は行政改革の担当大臣になってくれと言ったら、私の妻も元官僚、私もそう、私の息子も官僚やってるから、そんな行政改革なんてことは私は怖くて手が付けられないって言ったっていう、語るに落ちた人物がですね〜国土交通大臣になって、この方宮崎県ご出身ですのできっと、そのまんま高速道路、そのまんま公共事業、そのまんま脱・脱ダムということをやるのかな〜という大変にまぁあの遅れたですね〜、これはやはりいくらまぁ今の日本のですね、金融機関がですね、逆にアメリカのですね〜、七転八倒しているですね、金融機関をですね〜、資本参加をしているとはいえですね〜、その当の日本の政治は相変わらず逆戻りじゃないかというのでおそらくですね、世界中のですね、金融関係者が驚いてんじゃないかと思いますね。

有田芳生 福田康夫さんが総理になったときに、拉致問題は私の世代で、時代で解決するんだ、と意気込んでですね、秋までに拉致問題の一定の解決を目指して交渉をしてきたって言ったけど、放り出してしまって、結果的に麻生さんも拉致問題きっちりやるなどと言いながら、今、田中代表が言われた流れの中で言うと、中山成彬さんが国土交通大臣になることと引き換えと言ってもいいのかもわかんないけども、中山恭子さんが拉致担当からもうはずれてしまって、拉致問題担当は官房長官が一緒にやるっていうわけですよね〜。拉致被害者家族の人たちっていのは、なんだこの麻生政権は、という怒りが昨日非常に高まったわけだけども、結局のところホント拉致問題なんてのは麻生さん、どこまで考えてるのか、ってのは非常に疑問に感じますけどね。

田中康夫 まぁそれは小泉純一郎さんもそもそもどのぐらい考えてるのか自分の得点稼ぎに利用したということはあるでしょうけれどもね、まぁあの、そもそものところがやはりこのローゼン麻生閣下ですねぇ、下々上々の二層構造を信じていてですね、“選良”というのは選挙で選ばれているからこそ素晴らしい気概を持って、社会のために人々のためにですね、働くということはたぶんこの“選良”というのを私は、彼はですね、選ばれし人“選民”という勘違いしてんじゃなかろうかな、ということをですね、皆さんホームページの方の私の連載でも書かせていただきましたけどもね、ま、このとんでもない日本のメルトダウン、この中において私たちは本来信じられる日本を形作ろうということで新党日本結党致しておりますので、これからも引き続きですねぇ、本当にえ〜、社会的公正と経済的自由を同時に達成をすると、そしてですね〜、会社や組合という組織の論理ではなくて、個人や地域という人間の未来に根差した政治の実現、このためにですね、副代表の有田芳生共々、一生懸命やって参りますのでですね、是非具体的に新党日本こういうこと掲げてくれと、もう最近あの〜本当に街を歩いていても有田芳生はですねぇ、ほとんどジャニーズの少年、

有田芳生 いやいや(笑)

田中康夫 ではないかというほどの大人気だということでございまして、え〜この皆さんの期待を板橋区に限らずですね、日本全国で私共ですね、来たる総選挙では展開をすると、あの〜人も足りませんしね、いろんな点、物心足りませんので、是非皆様ですね、本当に私たちと一緒に日本を変えようという方は、もうこれは短期決戦に入って参りましたので、是非馳せ参じていただきたい。

有田芳生 はい、是非宜しくお願いしたいと思います。あの〜下々の方々っていうような演説を出来るような麻生太郎さん、これは渋谷の土地代だけで60億円の豪邸に暮らしている人ですから、ま〜そういうことを語ると板橋の皆さんは「そうなのか〜」ということを本当に頷いて聴いてらっしゃる、だから本当に人の気持ち、生活がわかるような政治、

田中康夫 まぁ恐らく麻生さんはあれじゃないですか?私どもチームニッポンの借金時計ではですね1時間に日本の借金は60億円だから「いや、1時間と日本の借金程度の財産で〜」て、またですねぇえ〜上から目線でおっしゃんのかもしれませんけどもね。

有田芳生 まぁ一晩で二百何十万も飲み食いする方ですからね。

田中康夫 はい。まぁあの〜私もですね恐らく10月の3日の日だと思いますけども、参議院の代表質問をですね、新党日本の代表私がですね、約30分ほどですね行うということになっていますんで、こちらもですね恐らくテレビ中継もございますので、ご覧いただきたいと思ってます。

有田芳生 楽しみですね〜。

田中康夫 ということでですね、まさに信じられる日本へ向けて、

田中康夫
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 2008.09.16



有田芳生 板橋で闘う! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、本日9月の16日午後2時半に、え〜民主党代表の小沢一郎さん、そして新党日本代表の私、田中康夫、また副代表の有田芳生、そして民主党の東京都の責任者でいらっしゃる、円より子参議院議員、この4名で会見を行いました。内容に関しましては、私たちは、え〜野党共闘によって今回の来たる総選挙を“政権選択”の選挙、そして与野党が逆転し、政権が交代する、こうしたまさに日本を愛し、日本を憂い暮らしてらっしゃる方々のためにですね、私ども副代表の有田芳生が当初皆様にお伝えをしていた、東京都第9区から東京都第11区、板橋区を選挙区とする、この区で公認候補として立候補し、そして野党共闘のですね、え〜、一つの旗としてですね、東京において民主党が有田芳生候補予定者をですね、推薦をすると、この会見をさせていただきました。

有田芳生 私は東京9区に30年暮らしておりまして、そして8月1日に田中代表が発表したように東京9区で予定候補者として闘う、ということだったんですが、しかし一方で民主党の独自候補擁立されるということが明らかになってきて、そんなことは表に出せませんでしたけども、しかしこういうことになるとやはり自民党政治を終わらせるという大義に立てば、やはりあの〜、競合してしまって、これは有権者の人たちにも戸惑いを与えることになってしまうという思いはずっと抱いていたんですよね。で、そういう時に民主党の側から、政権交代のために野党共闘、そして有田を11区にどうだ、というお話をいただいたときに、その心の中に秘めていた、このまぁ、矛盾というものが非常に消えていった、と同時にしかし、長く地べたで、練馬で多くの方々と交流をしてきて、支持を広げていってきた、その思いをどう解決するかというものがあったんですが、しかしあの〜原理に立ち戻ってやはり政治家あるいは政党というものが、国民の期待や希望を表現するものだというふうに考えるならば、ここで大きな目的に沿った立場に立つことが練馬の人たちのためにもなるし、板橋の人たちのためにもなるし、それが日本のためになるんだという判断をして、今回そういう選択をいたしました。

田中康夫 あの〜もう今までの選挙、例えば仮に中選挙区の場合においてもですね、野党の側がですね、結果として多くの方が期待下さってもですね、その票が議席として活かされないという形は多々でございました。小選挙区の場合にはよりそのことは鮮明になっている、で、こうした中でですね、え〜東京に於いてきちんと新党日本と民主党のですね、共闘をする旗を立てですね、そしてそれを会見の場できちんと全国の方々に約束をしたいと、え〜こうした形で本日行いました。皆さんもまぁあの、突然にお聞きになられて様々な感懐をお持ちになったかもしれませんが、え〜板橋区は練馬区に隣接しており、また昨年私たちが、地域から日本を変える、ということでですね、参議院選挙に挑んだときもですね、え〜板橋区の大山という東武東上線の駅の商店街にですね、有田芳生候補のですね具体的事務所を設けたと、こうした経緯もありですね、是非多くの方々にまさに政権が交代してこそですね、私たちの信じられる日本が実現すると、この中で引き続き東京第11区から立候補を予定して表明をしました有田芳生副代表をですね、ご支援をいただきたい、また比例代表においてもですね、新党日本をですね、全国の方々にご支持いただきたいと、このようにお願いをします。ホームページのほうには新党日本としての私の文書、また、え〜実際の候補者であります有田芳生副代表の文章もアップをしておりますので、こちらもお読みいただければ、言葉で生きてきた共にジャーナリストとしてですね、より私たちの思いをですね、深く皆様にご理解いただける、このように思います。

有田芳生 とにかく東京11区で自民党の議席をもぎ取ることが、これが板橋の人たちの思い、そして練馬の人たちの思い、そして日本全体の今、国を、政治を変えなければいけないという思いに繋がるものですから、必ずそこで勝利するために全力を尽くします。

田中康夫 はい、え〜常識をひっくり返すことにこそ夢がある、というのは新党日本の結党宣言の一説であります。まさにですね、岩戸をこじ開ける。こうした覚悟で邁進をすると、副代表有田芳生も述べておりますので、是非とも皆さまのですね、厚いですね、ご理解とですね、ご支援を頂戴いたしたいと、このように思います。

有田芳生 がんばります!

田中康夫 では、信じられる日本へ向けて、

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 2008.09.11



農水大臣・三笠フーズ社長を告発した理由(わけ) 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。代表の田中康夫。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 もう皆さんがですねぇ、食の安心・安全だ消費者庁を創るなどと政府与党が言ってるのに、一体、事故米の問題はどうなってるんだと、そして他の野党もですねぇ、や〜国会休会中、閉会中でも審議を行うべきだと言っても、これ政府与党がちっとも乗ってこないわけですから、こうした中、皆さんご存知のように、9月の10日の午後にですね、この冬木三男というですね、え〜三笠フーズの社長、そして歴代の農林水産大臣のですねぇ、監督不行き届きじゃないのかと、そして農林水産省はきちんと行っていないのではないかということで、太田誠一農林水産大臣、この2名をですねぇ、食品衛生管理法の違反、またそうしたことを幇助したんじゃないかということで、告発するべく東京地方検察庁の方に赴きまして、そしてまたその後、農林水産省の中の記者クラブで私、会見をさせていただきました。ま〜あの〜共同通信、時事通信を始めとするですね、多くのメディアが報じて下さったことで、昨日10日からですね、多くの皆様からも、メールやファックス、電話でですね、激励や色々なご提言をいただいております。

有田芳生 あの〜そのことについてですね、あの〜そういう告発するというのは本当に国民の立場に立って大事なアクションだと思うんですが、同時にあの〜田中代表の昨日の行動の中でですね、とても大事だと思ったのは、その〜問題を厳しく、えぐり出すということと同時に、やはり知事時代のですね、長野県で行った原産地呼称管理制度とか、そういう積極的な方向を打ち出したってことがものすごく大事だと思うんですよね。だがところがマスコミの問題にもなるんですけども、例えばあの〜メタミドホスってのは、まぁ中国の餃子の問題で広く知られるようになったんだけども、同時にマスコミがもっともっとこういう問題をきっちり押えなきゃいけないのは、やはりあの〜メタミドホスと同時にアフラトキシンという、これが発癌性がものすごく強いものなんですってねぇ。だがそこのところの報道なんかもなされないってことなどを見ると、やはり昨日のアクションも含めてですね、もっとあの〜国民の立場に立った報道っていうのを、ものすごく大事だというふうに思ったということなんですけどねぇ。

田中康夫 まぁ、報道やマスメディアにどのくらい新党日本のですねぇ、サポーターの方々が信頼を寄せてるか、ということがそもそも大きなですね〜え〜分岐点になってるんではないかという気もいたしますが、あの〜昨日の私たちがですね、東京地方検察庁に赴いたという点はですね、皆さんご存知のように、今後抜き打ち検査をするとかですね、監視体制を強化すると言ってますが、これは抜本的な解決にならないということです。新党日本は常に地域から日本を変える、そして、おかしいことをおかしいと言う、だけじゃなくて、一緒に変えていこう、ということはですね、え〜ネズミ捕りのように1台目しか捕まえられなかったのを人員を増やしてですね、3台目、5台目も捕まえようと、こうした形では解決にはならないということですね。ですから、まず一点は、制度を変えなくてはいけないんじゃないか、これが産業廃棄物の場合には例えば業者に委託する場合には排出物の排出者、そして委託業者、運搬業者、そしてその産廃物の中身、そしてそれをどのようにどの場所で処理をするのかということが、選挙のマニフェストとは違う産業廃棄物のマニフェスト制度という小表を、表をつけるという形ですでに平成2年から既に行われている訳ですねぇ。縦割り行政の中でなぜ農林水産省がこうしたことができないのか?そして今、副代表からお話を申し上げましたように、え〜2001年、2002年の段階ですでに、どこのお水、どこで採れた米、そしてどこで採れたぶどう、どんな甘さの糖度なのか、どこで栽培をして、どこで醸造して、どこで瓶詰めをしたのか、というようなですね、客観的な事実をきちんと示す、インフォームドコンセントを行う、そしてその上で、え〜、世界的なソムリエの田崎真也氏を始めとする人の協力を得て目利きした、利きの人がきちんと評価を行って、皆さんが、消費者がインフォームドチョイスができる、これがまぁ原産地呼称管理制度ですが、こうした2点を導入すべきではないのか。さらには、今回のおせんべいの業者であったり、あるいは焼酎の業者であったり、これはいわば被害者でありますから、こうしたところの名前を公表する。これは無論消費者の視点に立って大事ですが、縦割り行政の中で経済産業省、あるいは各地方自治体には制度資金融資というようなですね、こうした業者の方々へのきちんとですね、融資を行う、こうした制度
もあるわけですから、こうしたメニューをですね、きちんと示した上で消費者の視点に立って公表するという形でなければ、トカゲのしっぽ切り、弱い者いじめ、そして農林水産省はのうのうと生き残るんではないかということですね。

有田芳生 だから抜き打ち検査ってのは、これはほんと、盗人猛々しいってのはこのことだと思うんですよね。で、元々、世界保健機関WHOの規定によって日本は中国とかベトナムとかアメリカからですね、事故米を買わざるを得ないような約束があるから買ってるわけですよ。で、買っていてそれを色んなとこに積極的に農水省が買ってくれ、っつってやってるわけだから、最後まで責任持つべきですよねぇ。で、それがもう売ってしまったらお終いというようなほんとに国民の命、安心、安全というものを考えてないってことになれば、やはり抜き打ち検査っていうようなものはほんとにもう間違ってる対応だと思いますけどねぇ。

田中康夫 ということで、私たちはですねぇ、その場しのぎではなく、おかしいことをですね、制度的にもきちんと変えることでですね、抜本的に良い社会にしていこう、これが新党日本のですね、志だと思います。

有田芳生 はい。

田中康夫 事故米に関してはですはね、今後もですね新党日本、多くの皆さんからのこういうふうにしたらいい、っていうご提言を頂いておりますので、その上でですね、さらに良い意味でですね、消費者の視点に立って、ゲリラ的活動を続けたいと、このように思います。

田中康夫 と、いうことで、

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 2008.09.11



川辺ダム問題への視点 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 事故米に関してのですねえ〜、私たちの東京地方検察庁に告発状を持って出向いたということが多くのですね、心ある方々からもですね激励のみならず、一緒に参加したいという声をいただいておりますが、もう一つ、実はあの〜私がですね2001年の2月に、「『脱ダム』宣言」というものを山国の知事時代に出したんでございますが、これから7年半経ってですね、まさに川辺川という、これは全国の方が知るところのですね、球磨川のですね、え〜ところにダムを造る、国土交通省が推進をしようとしてるんですが、これに関してですね地元の熊本県知事が県議会で、本日9月の11日にですね、ダムの建設に反対するという、ま〜、ことをですね、議会の場で明言をした、という形ですねぇ。

有田芳生 これはあの〜、これまでの報道なんかを見てる限りでは、新しい知事は認めるんじゃないかという様な報道がありましたよねぇ。

田中康夫 まぁ、元々ダムを推進している自由民主党から支持を受けて、そしてダムをやめるようにということで動いてきた県の部長だった方が立候補したのに対してですね、ダム問題は争点ではないという風に彼は問題隠しをしていた人ですから、え〜ダムを容認するんではないか、というふうに言われていましたね。

有田芳生 それがなぜこういう対応になったんでしょうかねぇ。

田中康夫 ま、これはですねぇ、ダムの建設予定地である相良村の村長、この方もですねぇ、実は選挙の、直近の選挙の時には中立というふうに言ってたんですが、この方がダムに反対である。そしてその下流にある人吉市というですね、極めてま〜、その、洪水が起きるというふうにですねぇ、洪水の被害があるというふうに国土交通省が述べていた。ここの人吉市長も中立ということで選挙に当選をしたんですが、この方がやはりダムの建設には反対であるということをそれぞれ議会の場でですね述べたと、そこの中でですね〜実は椛島知事という方が作った委員会はダムの建設はすべきだという方向性の答申書を出していた。

有田芳生 ええ

田中康夫 しかしながらま〜、今日の議会で、県議会ではそうしたことを述べたという事ですね。まぁ簡単にご説明を致しますと、脱ダム博士の田中康夫としては、元々多目的ダムという言葉が皆さんございます。実は元々はですねぇ、山を全部木を切ってしまって洪水に遭うので治水のダムということから始まったのに、ま、黒部ダムあたりから、まぁ、もちろん当然発電ということもありました。しかし70年代、1970年代の初頭までに造られたダムでも、治水に本当に喫緊の課題で必要なものというものは造られきったと、いう中においてですね、利水と呼ばれる例えば農業用水であったり、工業用水であったり、上水道であったり、利益の利の水と書きます。あるいは発電であったり、そして治水を組み合わせる多目的ダムという言葉が作り出されて、多目的ダムの方が優先順位が高いと言って造られてきたと。しかし、その心はですね、ダムという巨大な利権装置を作り続けようということだったんですね。で、川辺川に関しても最初は漁協の人たちが魚が捕れなくなる、ということでイワナが捕れない、という形だけだったんですが、え〜地域の人たちも長い中で農業者の方々もここからダムに地元負担があって、そんなとこから水取ったら農業なんかできない、ということで農業利水という要件がまず脱却しました。そして電力事業も電力需要も減ってる中において人口も減少してくので、この電力事業はできない、という形でですね、県もですね、あるいは電力事業者も述べるようになった。そこで実は国土交通省は、もう一度治水のダムという計画を出し直してきたというですね、厚顔無恥な形なんですね、で、これに対して今回知事が反対と言ったと、え〜、じゃこれで一件落着するかというとこれは国の事業であります。

有田芳生 はい

田中康夫 しかし国の事業だから国民全員の薄く広くというか、深く広くのですね、負担かというと、実は国の直轄事業の3割近いお金は地元自治体が負担をすんですね。ですから7割が国、3割が自治体、ところが巨大なダム事業というものは県営ダムの場合でも、8割が東京や大阪のゼネコンにお金が行く、つまり地元に落ちるのは2割、ところが地元の負担は3割、ですから、ダムを造ることが地元の経済の活性化になるのではなくて、むしろ地元の経済を疲弊させることだということですね〜。ところが国土交通省は最近になってですね、これは山国で私が知事を落として追い出された以降も言い出したことですが、穴あきダムと言って、環境に配慮して、穴があいてて常時放水をできるダムを造ると、何の為に造るのか?ということなので、まさにダムというお金が動く、しかしこれは地域の振興にならない、東京や大阪や霞ヶ関や永田町にお金が還流していく、戻っていく、しかしこれは循環型社会のえ〜循環とは似て非なるというか、非、非なる非なるという範疇ですね〜。

有田芳生 「循金型」ですよね〜。

田中康夫 はい。ということで今後大きな問題は、この穴あきダムというのを出された場合にも、今日段階では環境を守りたい、と言っている椛島知事がどう判断するか。あるいはこの相良村やあるいは水で水没すると言われていた五木村、五木の子守唄の場所、こうしたところの地域振興をしたいと言ってますが、この地域進行がまたぞろですね、ハコモノ行政的なことをしては、一過性のお金の動きで、しかも村の建設業者ではなくてですね、熊本市や中心部の業者が一過性で儲かる話になるので、これをそうではない、間伐をはじめとする、私が「森林ニューディール」と言ってきたこと、あるいは地域密着型の真の持続的な公共の事業、修繕の事業ですね〜、そして、あるいは福祉や環境をどう充実させることで雇用を産むのかと、このあたりはやはり、知事お任せ民主主義ではなくてですね、脱お任せ民主主義で皆がきちんと具体的に発言し、行動し提言していく必要があるかなっと思いますね。

有田芳生 ですから、田中代表が知事の時代にはそういう「『脱ダム』宣言」を打ち出して、ものすごくびっくり当時したんですけども、で、その原理原則で議会とも対応してきたわけだけども、で、今度の熊本の知事はですね〜、しかし議会は自民党が多いわけですよね〜、ですからそのへんをどう住民の立場に立ってこれから貫けていけるのか?っていうのはこれは大きな課題ですよね。

田中康夫 ですからこれはまぁあの〜、一つは国政が変わるという事は大きな大事な問題です。そして首長が変わるということも大事ですが、まぁ自民党の支持者の下でも彼はとりあえず、反対と言わざるを得なくなったと、そうすると今度はですね、ダムに変わるいかなる、あるいはダムとは違うように見せた、いかなる利権の分配合戦か、ということになりますから、このあたりに関しても分配合戦ではなくて消費者の視点、国民の視点に立ったですね、え〜、新しい公共事業のあり方、まさに造り続けて造作し続けて、財政のみならず環境も人のコミュニティも破壊する、壊すのではなくですねやはり直し始めてですね、新しい社会を創造的につくるということ、これはもう新党日本が従来から述べていることですので、この点に関しても新党日本のホームページのほう、え〜、ほうなんて最近の若い方、レジのほう、とかですねぇ、おつりのほう、なんていうのと同じように聞こえちゃいましたが、スレッドが立っとりますので、川辺川の問題からですね、私たち地域から日本の制度全体を変えるということを今後も行って参りたいと思います。

田中康夫 では、

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 2008.09.04



福田首相辞任と、新党日本の闘い 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。代表の田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜9月1日にですね、福田康夫首相がですね辞任を表明したと。有田さんはこれはどういう風にお考えなりました?

有田芳生 いや〜初めはね、9時半から緊急記者会見やるっていう情報が、8時ぐらいでしたか入ってきて、で、これは総辞職するのか、拉致問題でなんか大きな進展があるんじゃないかと思ったんですよ。

田中康夫 うん そういう話は当初ありましたねぇ。

有田芳生 で まぁところが、あにはからんや、ああいう状況で、ま、去年のね、9月12日に安倍前首相が突然辞めて、その時に福田康夫首相は、首相ってのは4年間やらなきゃ意味がないんだ、と、1年ぐらい一生懸命やったところでそんなのは無責任だと言ってた人が、まぁ1年で辞めてしまったってのは、背景に何があるのかなぁと思ったら、私の個人的な判断では、やはり続けたかったけどもなんか首相の解散権独自のものを他の政党が左右したりですね、あるいは8月29日に、政府与党の経済総合政策、総合経済政策ですよね、そこにご本人が入れたくなかった定額減税っていうものを入れざるを得なかったんで、な〜んかもう、人の力で動いてる政権だなぁと思って「もうやだよー」つってひ弱に辞めちゃったのかなぁなんてと思ったんですがね。

田中康夫 まぁあの〜、チームニッポンのホームページの方には皆さんもご存知の国会テレビを行っていた田中良紹さんが寄稿してくださってますけども、まぁ彼はまさに安倍晋三氏同様に自由民主党によって引きずり降ろされたんだと。でもあの〜福田康夫さんは自由民主党にとって一番いい時期を私は選んだんだということをですね〜言外述べているから、やはり自由民主党をぶっ壊すと言いながら壊さなくて、日本の財政と生活を壊した小泉純一郎さんから続く人たちは、自由民主党がやっぱり御身大事、かわいいんだなと、自由民主党の選挙にとって最もいい機会に私は計算をして辞めたんだという話なのかもしれませんけど、そうやって考えるとね、日本の社会のため、或いは、いや日本に暮らしてる人のために政治があるのに、自由民主党のために政治がある、同様にまぁ他の政党の人にとっても自分のために政治がある、あるいは、その支持母体と呼ばれる大きな組織、これは与野党問わずこのためにある。この中でま〜、唯一新党日本は脱しがらみ・脱馴れ合いで、無所属の時間に生きる人のためにあるということをですね、改めて貫徹しなくてはと思いましたけどね。

有田芳生 あの〜、9月1日そういう突然の退陣表明があって、私はその翌日練馬の駅前で、いつものようにマイクを持ったら、もう一夜にして状況が変わるっていうのはこういうことなのか、っていうことを実感したのが、マイクを持ってるだけで向こうから話してる最中に握手を何人もの方が引きも切らず来てくださったり、車の窓を開けて「がんばれよ〜、負けるなよ〜」って何に負けるなよ〜っていうのは、まぁそれは色々その方の思いがあるんでしょうけども、やはりこの怒りとこの日本を変えなきゃいけないという気持ちをですね、持続をして私たち新党日本のような脱しがらみ・脱馴れ合いの力をね、もっともっと大きくしなければいけないということを、街頭で大きく、こう深く感じる数時間でしたよ。

田中康夫 うんうん そうですね。 ま、皆がより良い社会になって欲しいと思いながら特定の支持政党がないという方は常に5割近くを占めるわけですからね。こうした方々こそ逆に社会を考えているわけでして、憂いてるわけでして、そのような方々の為に、脱しがらみ・脱馴れ合いを新党日本はですね、さらに皆様と共にですね躍進をいたしたいと、このように思っております。

有田芳生 諦めてはいけないってことですからね。

田中康夫 そうですね、やはりあの〜諦めない、同時にその精神論のがんばる、ではなくですね、前回申し上げたやっぱり我慢をする、でも我慢をするのは良い社会になるために我慢をするんで、どうも政治が自分のためだけに我慢してないですね。自分のためにはなんか言いたい放題言って、国民に我慢をしろって言ってますけど、隗より始めよで、自分がですね我慢をするというね、そのことを尽くすということを改めて思っております。と、いうことで、

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 2008.08.29



早期発見・早期治療こそ重視せよ! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。代表の田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 もうみなさん御存じのように、私、網膜剥離にですねぇなりまして、あの〜終戦記念日、敗戦記念日の日の夜にですね、万華鏡のように世界が左目がなっちゃって、で、まぁ翌月曜日に手術を受けて、目が大きいんで網膜の9割がはがれたんですけども、全部つけたらやはり張力が働いて、新たなちょっと穴が生まれたので、もう1回木曜日、ですから18日の月曜日に手術をして21日にもう1回手術をね、したんでございますけども。

有田芳生 今も目のほうに眼帯を代表が、

田中康夫 丹下左膳みたいですけども。

有田芳生 そうそう丹下左膳。

田中康夫 新しいイメージかという。

有田芳生 それどのぐらい眼帯が続く?

田中康夫 いや、あの本来はもう眼帯は取ったほうがいいらしいです。

有田芳生 そうなんですか。

田中康夫 で〜、ただ外で目、私がこう閉じてつぶってるの見ると有田さんもびっくりしちゃうかもしれないので、一応まぁ外出るときはしてもいいよという風に、まぁあの幸いにして非常にあの〜日本で最も網膜剥離の手術を手がけているという方で、浅草で東邦大学の教授が開業されてるんですけどねぇ。でもやっぱこういう方が開業された話を聞くとですねぇ、やはり大学病院だと私も最初に行った病院だと他の科の手術もあるので手術室がその〜週2日しか使えないと、本当に救急で血だらけになって来た方は入れるけれども、そうでない入院の人が手術待ちの状況である。あるいはまぁもちろんそれは当然なんですけども、看護師さんや技師の人たちの勤務のローテーションの具合とかもあると。で、まぁそういう中で自分はその本当に一人でも多くの人に尽くしたいということで開業されたんですねぇ。で、まぁその彼の病院にいた看護師の方もその彼の使命感にあの〜共鳴をして、まぁ同じ給料ですからね、看護師の方もほぼ、そら 楽なほうがいい。で、まぁその看護師の方が言ったのはこれだけその本当に網膜剥離っていうのに関しても大頒布と呼ばれるというようなところに色んな複合的な手術をしても日本の保険の点数がほとんどその白内障治すのと変わらないんですよねと。だからテレビで白内障の権威です、と言って出てきてるような方を見るとなんか複雑な思いですと。まぁ美容外科の方が出てきてるのと同じようなイメージになってしまってる気がすると。

有田芳生 で、そういう現状からですね、やっぱりあの今、治療中の田中代表の目から見て、やはり日本の医療の現状ってのはやっぱりおかしいところがある。

田中康夫 あの〜これはもうマイケル・ムーアが言うようにですねぇ、本当にアメリカ型の医療にしてしまったらこりゃ崩壊してしまいますが、国民皆保険であると。どんな方でもですね、きちんとあの〜治療が受けられるというこの制度はもう残さないといけない。やっぱり経済界の人たちは財政が厳しいんだから社会保障を減らしましょう、っつってるけど、それは会社でですね、いい製品を多くの方に、より手軽にいただくために、あの〜工場の色んな無駄な工程を省くってのと違う話なんですよね。そこを勘違いされてる経営者がよく財界人にもいらっしゃるんですけども。ただもう一つはですねぇ 皆さんもご存じのように癌とかでも、じゃ抗癌剤というのも点数の上での利用の制限がある。そうすると、やはり私すごくこれは是非誤解しないで聞いていただきたいんですけど、破れない洋服、着やすい洋服、あるいは毒が入ってないお料理、おいしいお料理は80点でなければ人様はお金を出してくれないんです。ですからやっぱり医療に関しても80点は誰もが受けられるようにしないといけない。でも、私たちもその上で素晴らしいデザイナーの才能、あるいは素晴らしい料理人の才能にはそれなりのそこに付加価値がつくことを認めてるんですよね。そうするとそのやはり素晴らしい技術を持った医師、あるいは的確な判断を持ってる人が、あるいは抗癌剤をここでプラス3割使えば、本当にこの人が治癒できるのに保険の点数上使えない。そして自由診療などという財界が言ってるような言葉とは違う意味でですね、そこで納得をしてその治療も受けられるという。やっぱり国民皆保険の制度の上に、良い意味での二段階方式のような形は設けないと、やはり医師が本当に今あの大学を出てですね、もう4〜5年経つ人でも15万円ぐらいですからね、お給料が。

有田芳生 そうですよね

田中康夫 そしてそこの宿舎に入ったりしてると手取り10万円ですよ。昔はまぁ夜のバイトと言って他の民間病院行ったのがそれはいけませんという話になってる。で、逆に民間病院の夜、勤務できる人が減っちゃってるっていう具合ですよね。そうするとそして徹夜で手術をしてまた朝、治療をすると、パイロットだって勤務前には何時間寝なさい、休養取りなさい、って決まってるのに、もちろんその単純な医療ミスなどというですね、岡山の済生会のような、番号間違えたから左胸を女性のを取っちゃったなんて、あれは逆に私は犯罪だと思うんですよ。福島の大野病院のようなケースというのは、やはりその辺の日本の医療を、きちんとみんなが、あの〜皆保険で受けられる、そしてそのプラスの部分をどう評価するのか、素晴らしい医師に関しての技術はどう評価するのかってことを考えないといけない気がしますね。

有田芳生 でも、国民皆保険ていうのは1961年にできて、まぁ世界に誇る制度なんだけども、まぁ言ってみればお金のある人もない人も病気になれば、平等に治療が受けることができる。だけど今のお話からちょっと敷衍すれば、今、問題になってる後期高齢者医療制度もやはりあの〜お年寄りたちを差別して、そして結局、国民皆保険制度が崩壊する方向になってるわけですから、その問題もやはり解決して、我々言ってるように、あの〜新しい医療、介護が一体とした仕組みを作っていかないということを含めて、

田中康夫 高齢者は医療だけではなくてこれは介護制度であったり、あるいはもっと予防医学、ま〜私の場合にもこれ元々ですねぇ、あの〜網膜剥離になりやすい体質の目だということをちゃんと早期発見、早期治療してればここまでにはならなかったですから、やはりそのこれからの50代・40代・30代の方のためにも、早期発見、早期治療を眼科だけでなくてすべての領域で行う、こういう中での介護と医療と予防の保健が一体化した制度を作んなきゃいけないのに、高齢者の医療っていうことだけで考えてんですからこの愚の骨頂さですね。

有田芳生 この間も練馬の春日町という所の駅頭で朝訴えていて、終わったとこで、あの〜高齢女性の方があの声をかけてきてくれて、まぁとにかく後期高齢者医療制度の問題にも大変だっていうことと同時に、あの、階段を自分で降りて行かれようとするから、やはりあの〜注意されてるんですか、ってのはもう自分たちでまずは、あの〜守っていかなきゃいけないから、とにかく足腰をきっちりしなきゃいけない。で、そう考えたら週刊朝日にも書きましたけども、あの〜旧大洋村、茨城県で、お年寄りたちが色んな運動を無理なく日常的にすることで、医療費も下がってるって言う事を考えると、そういう事を行政とかですね、いろんな地域でもっともっと積極的に、

田中康夫 そうですね。

有田芳生 いやこれは国レベルでもあの〜お年寄りたちやっていこうよとね。

田中康夫 ですからあの〜、医療費を抑制するってのは縮み思考じゃなくて、いい意味での早期発見、早期治療、日々の生活の改善運動というこれは希望なんですね。

有田芳生 そうなんですね。

田中康夫 希望はみんなが抱いて行うことで、結果として医療費もあの〜良い意味でですね、ほど良いところで止まるという形にしないといけない。ってことで、ま〜あの丹下左膳状態でございますが、これもまた新しい田中康夫かなと。

有田芳生 まぁ、お大事にしてください。

田中康夫 いえいえ、まぁお大事にって言ってもこれはまぁ仕方がないでございますですね。ということでですね、是非皆さんもですねぇ、目の中になんか小っちゃなあの〜ゴミのようなものが見えたら、これは飛蚊症という網膜剥離の前兆でございますからね、早期発見・早期治療をすべての部分においてですね、皆さん行って希望を持って生きていただきたいということで、では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.08.27


新党日本にこそ未来がある 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。代表の田中康夫、

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まぁ、あの〜街頭の演説で車で回る時に、まぁ私はわりあい短い言葉をずっと繰り返しているんですけれども、あの〜「一般給与所得は10年連続減少中なのに、消費者物価指数は過去10年間で最悪の状況です。それでも相変わらず無駄遣いが改まらない今の困った日本の政治や行政。あの〜しがらみ・馴れ合いとは無縁の新しい政治のリーダーシップが今こそ必要です」っていう風に申し上げてるんですけどね。本当にこの物価の問題というのは皆さん、ひしひしと感じていらっしゃるだろうとと思いますけど。

有田芳生 そうですね。今代表がおっしゃったように、あの〜サラリーマンの給料ってのは10年連続下がってるんだけども、一方で新聞・テレビの報道を見てると多くの方々、企業収益は高まってるっていうことはご存じで、企業収益が高まってるのは大企業が儲かってるっていうこと、ちょっと調べてみたらやはり資本金が10億円以上の大きな会社が、バブルがはじけてから1.8倍儲けが出てるんですよね。あと税金の問題ってのが出てくるけども、税金が1年あたり2000億円大企業は安くしてもらってる、それはまぁ色んな評価ができると思うんですけど、まぁとにかく一言で言うと、大企業が儲かってるんだったらもっとお父さんお母さん、サラリーマンの皆さん給料上がっていいんじゃないかと思うんだけども、そうはなっていない、で、一方で物価はどんどんどんどん上がってるっていうね〜。

田中康夫 まぁ、でもこの大企業と称するのはわずか4%、5%ですからね、全体の。
有田芳生 そうですね。

田中康夫 そこでは収益が上がってると、しかし95%の仕事をしている分野の人たちは下がってるてことになっちゃいますからね

有田芳生 ええ。で、8月からは戦後の物価の優等生と言われていた卵までもが1パック当たり30円値上げだし、卵だけじゃなくてチョコレートからビールからお醤油からチーズからマヨネーズから、で、最近ではお子さんが大好きな、あるいはお孫さんが大好きなハンバーガーまでが上がっていくっていう。どんどんどんどん物価が上がっててねぇ。

田中康夫 まぁまぁメタボになるアメリカ的なフードを見直そうという契機になるならいいですけど、ただその小麦であったりですねぇ、普通にみんなが健康に暮らす為のものまで上がっちゃってますからね。

有田芳生 しかも来年の1月からは電気料金が1月あたり800円値上げですからねぇ。このままでは暮らしていけないよ、っていう声を結構主婦の方々からだけではなく聞くんですよ。

田中康夫 そうですね。しかしだからと言って現在の与党、それに対する野党いくつかあって私たちよりも遥かに大きな政党がありますけど、こうしたところをこうした大企業に働いてる組合の方々が皆支持母体であると。社会民主党も日本共産党も民主党も、あるいは国民新党も同様であろうと思いますからね。じゃあこの方々が具体的なですね、本当に小手先ではない新たな事を考えられるのか、というと疑問だなぁ、という方がいらっしゃると思うんですね。その点に関して私たちは以前から申し上げてるように、すべての入札を競争ではなくて公明正大なですね、一般競争入札を導入すればすべての分野で事業費というものは8掛けで賄えると。これをまぁ長野県時代の実績だけでなく国全体でも全く行ってないと、こうした中で私たちはですね、具体的にその人々の税金が有効に活用されるような具合にしようということをね、提言してますし、このあたりはあの〜さらに詳しくまとめる予定でありますけども。

有田芳生 やっぱり50年、100年後の日本から今を見つめてどう創っていくかという発想が私たち新党日本にはきちんとある。他の政党はそこのところハッキリしてない。そこの違いが大きいんだよ、っていうことを言い続けてるんですけどね。

田中康夫 本当ですね。1年に80万人、40年後には人口が2/3、100年後には1/3になってしまうんですから、そこから発想してじゃあそこに向かう上で私たちが縮み思考でなく、希望を持てるためにどういうですね、政治や行政であるべきかということをきちんと述べる、それがしがらみ・馴れ合いとは無縁の新党日本だと思いますけどね。是非今後もご期待頂きたいと思います。と、いうことで

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.08.21


結党から3周年にあたって 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそいらっしゃいました。代表田中康夫と、


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、8月の22日は私たち新党日本が2005年に結党した日でありまして、まぁ、常識をひっくり返すことにこそ夢がある、というこの新党日本が生まれてからすでに丸3年がたってですねぇ。 

有田芳生 ええ。

田中康夫 4年目に入ります。まぁその間二つの参議院選、衆議院選挙、そして昨年の参議院選挙を経て、え〜副代表に有田芳生を迎えてですね、今日に至っていますけれども、まぁ、あの日々朝あるいは、朝な夕な昼な街頭に有田さん立ってくださっていますけども。

有田芳生
 うんあの〜 田中代表が知事の時代に知事を務めながら新党日本の代表に就任されたという報道を聞いた時には、まずこれからどういう発展をしていくんだろうかって興味津津であの〜報道を見ていて、

田中康夫 はい。

有田芳生 まぁ初めは色んな方々がいらっしゃったわけだけども、経過の中で今田中代表そして私、有田とそして総務局長など、ま〜活動を繰り広げているんですけども、まさか新党日本の一員になるなんてのは想像だにしなかったんで、本当に1年2年てのはもう、

田中康夫 自分のポスターが街に貼られるってのも想像が(笑) 

有田芳生 そうそう。

田中康夫 今までね、講演会のお知らせで貼ってあるってのは地方に行くとあったかも知れませんけども。

有田芳生 ええ。ですけど今お話あったように、毎日練馬を中心にして訴えてる中で、やはりあの〜新党日本というものが徐々にではあるけども、深く浸透しているっていうプロセスだと思うんですよね。で、そのプロセスの中でやはり私たちが訴えている ま、あの〜ひとつの政治理念である、脱しがらみ・脱馴れ合い、っていうものが本当にその中身と共に伝わっていけば、あ、新しい政党なんだ、他とは違うんだなぁ、ってのは本当に理解されているということを実感している日々なんですけどね。

田中康夫 まぁ政治であったり政党、社会がよくなって欲しいとは思っても、政治や政党というのは縁がない、うさんくさい、なにか不透明じゃないか、利権じゃないか、と、思ってた方々にそうでないものがここにあるということをですね、示していける新党日本でありたいと思いますね。あの私事ですがみなさん御存じのように私が網膜?離になって網膜剥離の手術を受けたんですが、その手術を受けた病院のえ〜40代の医師とですね、30代の看護師の方も、私は参議院選挙で「お宅の党に名前を書いたんですよ」ってのおっしゃってくれて、

有田芳生 ええ。

田中康夫 まさにあの〜私共組織がない中で、極論すればポスターも前回の選挙も街頭に貼るなどということは皆無に等しかったんですけども、やはりここに今までにない自分と等身大の悲しみや憤りをですね、喜びに変える政党があるということをですね、感じてくださる方がいるんだと思います。そういう方たちが一人でも多く選挙に行ってくださるように日々これからもですね、え〜副代表共々私も早く目がよくなるようにと思っております。

有田芳生 そうですね。私が毎月開いている練馬での有田塾にも東京の大きな百貨店の副社長さんが参加してくださってることを含めて、今代表のお話と共にね、目に見えないしかしあの〜無所属の時間、

田中康夫 そうですね。

有田芳生 という城山三郎さんがおっしゃった言葉が我々の理念にも本当に直結しているんだということを実感しますね。

田中康夫 はい、まぁ、ということで4年目に入ります新党日本、これからもですね、おかしいことは、おかしいと言う、だけでなくて、おかしいことを一緒に変えて、そして今副代表が言いました、脱しがらみ・脱馴れ合い、っていう初めてのですね、政治や政党がここにあるということをみなさんにご理解いただき、そしてご支持をいただけるように奮闘したいと思います。

有田芳生 はい。

田中康夫 ということで、では、

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 2008.08.14


「核兵器のない世界」実現のために 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました、代表の田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 連日また暑い日が続いていますけれども、8月15日という終戦、敗戦の日を入れるとですね〜、今回がもう64回目の8月15日です。

有田芳生 ええ。ま、あの〜多くの人たちが尊い犠牲になってしまったんだけども、本当に田中代表がコメント出されたなかでですね、ものすごく印象的なのはですね、キッシンジャー達が元国務長官ですよね。

田中康夫 そうですね。

有田芳生 核兵器のない世界を実現しようという提言は、あれ確か去年、

田中康夫 去年からで今年もですね〜、しかもその、そしてアメリカの国務大臣等歴任した4名がそうした提言しているというのは、一見奇異にも感じると同時にですね〜 やはり冷戦の時代に政治を行ってきた人たちがですね、こういう発言をするというのはですね、非常に深いものが、その意味では広島と長崎というですね、本当に無辜の人々がですね、核兵器によって多く殺戮されてしまった。また傷ついて痛み続けてあの、今なお暮らしている方がいるわけですからね。これはやっぱりなくすということにこそやはり日本はですね、最も言える場所にあると思いますね。

有田芳生 若い人たちの中にも原爆の被害について広島・長崎に行って資料館に行った人たちはその衝撃を得て、自分の人生の価値観の糧にしているんだけども、まだまだ今の若い人たちにそういう人たち、ま、あの、広がっていない、で、これは私事なんですけども、実はあの、長女がアメリカに留学しておりまして、リポートの中でですね、このキッシンジャーさんたちの核兵器のない世界作ろう、っていうリポートを報告すると同時にですね、広島・長崎の犠牲の映像を映し出したんですよ。そうすると今の若いアメリカの人たちも衝撃を受けて泣き出してしまったって言うんですよね。だからアメリカにしてそう、だけどじゃぁ日本は翻ってどうかっというと、

田中康夫 いやですから私はですね、アメリカがいい悪い、日本がいい悪いということの前やはり広島・長崎のいずれかに少なくとも中学校の段階での修学旅行は行くぐらいなことをですねぇ、広島と長崎に修学旅行をやる所の学校には補助金出すぐらいのですねぇ、いや、笑い事ではなく、やはりそれがまさにあの、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーがですね、ドイツで戦後40年目に語った1985年の、過去から目を背ける者は未来には目を閉じるものである、ということにもなると思いますし、過去ををきちんと見ることが未来を日本が創る、せっかく日本は経済とか文化ということではですね、数々の歴史的に見ても実績や評価を得ているんですから、今こそ政治がこの、ヘンリー・キッシンジャーも述べていることをですね、日本が率先をして世界に対して訴えるだけじゃなく実現に向けていく必要がある。そのことを刻む64回目の8月15日でありたいと思っておりますね。 

有田芳生 その、ヴァイツゼッカーの話、今されましたけども、やはりあの、そこに加えるならば、50年後100年後の日本・日本人からすれば今が歴史なわけですよね。


田中康夫 はい。

有田芳生 だからそういうことを言えば今何をなすべきかっていうことは、代表がおっしゃった事を含めて広島・長崎の現実を知るっていう事がね、やはり本当に大事なことなんだということをこの日にあたって胸に刻みたいし、で、またそういう思いを広げていかなければいけないってふうに思いましたけどね。

田中康夫 本当ですね。そのように思っております。あの去年ですね、私が出したコメント「日本が見えない」という竹内浩三さんという24歳で亡くなった三重県の方が大変に素晴らしい詩であったり、絵であったりを描いている藤原書店からも出てる本がありますけどもね、この内容も引用しておりますので、是非私のコメントがという、新党日本のコメントがということだけではなく、やはりヘンリー・キッシンジャーまでもがですね〜、年老いたからというのではなく、言うようになった、当たり前の核兵器がない世界にしようということを日本が最もですね、述べるだけでなくて実現に向けて動く、それが日本の政治の初めて外交におけるイニシアチブなんじゃないかという気がしております。

有田芳生 はい。

田中康夫 ということで、新党日本はですね64回目の8月15日、この日をこの日で終わらせることなくですね、やはりみなさんのために、脱しがらみ・脱馴れ合いで既得権益と闘い、信じられる日本を創ってまいりたいと思いますので、本日も改めて副代表と一緒にですね、

有田芳生
 はい。

田中康夫 チームニッポンを唱和してということでございます。では、

田中康夫
有田芳生:チームニッポン!


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 2008.08.08


”目からウロコ”田中康夫の視点(後半) 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 ただ、多くの人達が今回非常に思うのは、やっぱりマスメディアの方々というのは小泉純郎さんていうのが好きなんだなぁと、小泉さんの掲げた改革を変えちゃいけない、などと言ってますけど、250兆円もの日本の借金の1/4以上増やしたのが小泉さんと安倍さんの時代ですからねぇ、それが改革だったのねって話ですし、もう一個言えば郵政民営化は総選挙で決着がついてる、と言っていますけども、まさに野田さんやですね、保利さんが言ってきたことというのは、民営化いい悪いじゃなくてですね、やはりその消費者に根差した良い郵政になるかならないかだと思う、で、それがやっぱり生田正治さんというですね、あの〜商船三井の会長だった方を起用して日本郵政公社ができた時には、ダラ官ではないきちんと消費者を向いた仕事をするような意識改革になってきた。ところが今、三井住友からきた西川さんという人になった株式会社化は、はたして本当に消費者に向いてんのか?っていうところが出てきてると思いますね。ですからその意味において、これは郵政民営化がいい悪いじゃなくて、郵政のあり方がどうかが脱ダム宣言同様に、公共事業がいい悪いじゃなくて問われてる、するとじゃあ生田さんがやってきたころの形でいいんじゃないかと言ってた野田さんや、あの〜保利さんというのは、決して守旧派なわけでもなければ、そしてその意味では逆に言うと郵政の組合を守ろうというですね、自由民主党に、あ〜、いたとは思えもしないような国民新党という人達が全特というですね、その特定郵便局長の既得権益の人達と組んで、そこに民主党も最大限の協力をするという形になってきた時に、またぞろ、実は飄々としているあの〜キュウリか茄子かですね、瓜のようだと言われている福田康夫さんの方がむしろ守旧派ではなく、そしてエセ改革派でもなく、真っ当なことをするんではないかというですね、幾許かの期待をですね、自由民主党支持者や或いはもしかするとウルトラ無党派の人の中でも持つようになんじゃないかと、この辺がまだ日経新聞ですら理解し得てない、朝日新聞辺りは我先に改革逆行とか書いていますけど、まぁ、消費税を上げることを最も熱心に言っている朝日新聞の政治部ってのは何なんだろうか、君達は読者を捨てようとしてんのかっていう話もありますけどね。だからその意味で言うと福田内閣は決してあなどれない、で、もう一点最後に申し上げておくとですね、民主党と国民新党と社会民主党の幹事長の方、え〜政調会長と幹事長の人達はですね、その今度の来る臨時国会に関しては、あの〜生活関連の予算や法案であるならばきちんと審議をする、私はアホじゃないかと思ったんです、何がアホかというとですね、ご存じのようにですね、8月に国会を開くと福田さんがおしゃった、で、自民党や公明党の中からもそれは違うよと言ってますけど、福田さんはじゃあ9月にしますとも、8月にしますとも、9月の末にしますともまだ何も言っていないです。そしていつから開きますからどうでしょうかと野党の国対委員長に言ってきているわけでもないんです。つまり、そろそろお宅お座敷に入ってこない、っつった時に、そんなお座敷には入れますか、と初めて言われた時に、じゃあ皆が反対をしているテロ特の延長などということは議論はしませんねと、それをするんだったら私達はそんな8月なんてとんでもない話だと、テロ特のためにすんですかと、極論すれば臨時国会を開かなくったって、きちんとした経済対策はいくらだって出できるはずだと、旧来とは違うですね、真面目に働いている農民や漁民やですね、商店業者のためにいくらでもできるでしょう、と言うべきなのに、最初から国会の問責決議まで出したのに、審議には応じますと、こんなお安くお座敷に入れさせて下さい、と言ってるのは私はアホじゃないかと、でも向こう側は、じゃ逆に言うと、こういうことを言うとですね、野党の他の方々は、公明党はすぐに開くことをテロ特もあるから反対してるんだから、早めにこっちも打っておかなきゃとか、違いますよと、自民党と公明党の内輪もめをようやっと新聞が書いてくれるようになった時に、それでも自民党がいつ開くというのかと、そして仮に9月のなかばに開といった場合であってもですね、或いは9月の頭に開いてその後、民主党の代表選があるからその間は実質休業ですと仮に言ったとしてもですね、じゃあテロ特に関しての審議なんかしないよと、国民世論はこうじゃないかというふうなことを言って高く売るだけでなく、当たり前のところの土壌に入っていくってことができないところにですね〜、私は何か非常に古いあの、視野狭窄な政局論に陥っている他の野党というのの悲哀というのをある気もいたしますけどもね、なんて、今日はですね〜、また生意気な発言をば、いっぱいを致しましたけども、そしてもっと言えばですね、国会が仮に8月であろうと9月であろうと開かれる時に、テロ特もやるんだという話になれば、国会を議長が開いた後、衆院においてもですね、提案説明というか所信表明演説をする瞬間に全員退席を野党がするくらいな絵が、これは小泉パフォーマンスとは違う意味での実体のあるですね、皆に向こうが強行しようとしてんだと、野党が審議に応じないからって言いますけど、例えば築地の市場の汚染の問題の法律だってですね、審議をしないで棚ざらしにし続けてきたのは自民党、公明党ですからね。そうしたことを野党の側も見せなきゃいけない。国会が開かないと野党の活躍の場がない、などということを野党の人が言ってますけど、国会を開いたら、数の論理で言えば向こうが全部通るんですよ、参院で否決されても、向こうで通っちゃうんですよね、という気が何か致しております。


有田芳生 ま、結論が出たようで。

田中康夫 いえいえ。

有田芳生 お後がよろしいようで。

田中康夫 何だよもう、また自分がしゃべっちゃいました。

有田芳生 だけどね、だけどその通りで、例えばあの〜、日本は核武装すべきだ、というような議員がおりましてね、それで北朝鮮の拉致被害者を取り戻すためには、軍事的オプションが必要だっていうような人がですね、福田政権、福田首相について何かどっかの動物園のオラウータンのようだ、みたいな揶揄するようなことを公然と言う人がいるわけですよ。

田中康夫 そうですねぇ。

有田芳生 だけどそんな何か、何とかの遠吠えのようなことを言ったって本当しょうがないわけで、で、一方でその例えば練馬でもどこでも歩いていると、今の生きている人々は毎日毎日、8月から卵がもう上がってしまった、ガソリン代だって1リットル当たりもう200円、

田中康夫 調査をし始めてから最高値になちゃった。

有田芳生
 200円超えてるところもあるわけですよ。チーズが上がる、マヨネーズが上がる、パンも上がる。で、来年の1月からは1ヶ月辺り電気料金が800円上がるわけですよね、で、これどうしてくれんのというような声が高い時にですね、で、さっき田中代表が言ったように、例えば財務大臣になった伊吹文明さんなんかは、消費税を3、4年のレンジで考えるべきだというわけでしょう?ところが、さっきあの〜お話しにあったように、じゃあ民主党の対応ってのは本当にスローガン倒れになってないかっていうことでいうとね、例えば昨日も前原さんていう方はですね、

田中康夫 不思議ですね、あれは。

有田芳生 消費税上げるべきだって言ってんですよ、当然だって、3%上げるべきだって昨日言ってんですよ。

田中康夫 そして、代表選に関しては、誰か候補者が出るべきだと、しかし私は今回はコーディネーターに徹するって、敵前逃亡っていうか、良くわからないマスメディアの人にもなれない人ですね。

有田芳生 だから自民党は消費税を上げませんよって言っているのに、民主党の幹部の一人がですね、今こそ消費税3%上げるべきだというね。

田中康夫 でもこれをまた、素晴らしい勇気ある発言だっていうふうに朝日新聞辺りが褒めてっちゃうような新聞記者がいるっていうのも謎ですけどもね。

有田芳生 本当こんなことじゃいけないなっていう。

田中康夫 ですから野党の側も、財政論とかで財源論とは違う意味での多く人になるほどと希望を与える。やはり政治は皆に勇気と希望を与えてですね、皆がそれぞれ努力するから切磋琢磨の共利共生になる、ま、これをきちんと具体論に根ざしてですね、いえるのは新党日本であるということをですね、これからあのさらに練馬の方のみならずですね、全国の方々にもお伝えしたいと、思っております、今日はまた田中康夫がまた〜、何だよでも、

有田芳生 は、は、は、は、それが、田中康夫だからいいんですよ。

田中康夫 いやいやいや、しかし、野党の中で、或いはマスメディアでこういうこと私本当に一晩寝たら思ったことで、皆さんに言うとですね、私のこのあれで騙されちゃうんじゃなくて、でもそうか、ってね、私も薄々思ってたんだけどとおっしゃって下さって。

有田芳生 まっ、今回はそういう中身があることと、田中康夫代表が新聞を取ってないってことがわかったっていうのがまた、多くの人には、えっ、ていう驚きだったんじゃないですかね。

田中康夫 新聞は取っても読まないとやっぱこれはあの〜ね、環境破壊ですので、新党日本ではもちろん取らせていただいておりますけども、はい、とゆうことで長々お送りしました。

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.08.07


”目からウロコ”田中康夫の視点(前半) 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜新党日本は東京都第9区というですね、練馬区の約7割、

有田芳生 8割。

田中康夫 8割近くを占める人口のこの場所で練馬に暮らして30年の私ども副代表の有田芳生をですね、新党日本の公認候補として、え〜来たる総選挙においてですね、第9区から有田芳生が立候補いたします。まあ毎日朝立ちをですね、駅頭をしておりまして、まさにジャーナリストの有田芳生、或いは新党日本の副代表有田芳生以上のですね、練馬の住民の声を代表する、改革する有田芳生という感じですけども、まあ、あの、総選挙じゃなくて総選挙の前に内閣改造というのが行われました。

有田芳生 ええ、あの〜9区から立候補予定者として、田中代表が記者会見をしたその日に内閣改造があって、

田中康夫 そうなんですね。

有田芳生 今のマスコミ報道を見てるとですね、もう何か福田政権、もうこれはもうどんどんどんどん沈んでいくんだというような論評が未だ続いている、で、実はあの〜田中代表が組閣の日にですね、あの〜ま、その瞬間的な判断で、モンスターペアレンツ的な総花的な助言に耳を傾け進めた弊害と、

田中康夫 モンスターペアレントでなくてモンスターペアレンツとしたのはですね、森喜朗さんという方と小泉純一郎さんという方と、まあ残りその他にも色々ですね周囲で、色々と福田康夫ちゃん、君一人では優柔不断で何も決められないでしょう、つってですね、言ってた人達のどうも意見に乗ちゃったんじゃないかと、麻生太郎さんもですね、今ここで乗っておかないと自分の次の目がないというふうに言われて、そんなことはないと言わずに中に入ってしまったんで、お二人とも何か胆力というか気力というかですね、ちょっと欠けてるかなって思ったんですね。

有田芳生 だからね、今のマスコミ報道、ずっーとテレビも新聞、週刊誌も見ている人達は、福田内閣もうダメなんだもう総選挙になるのかな、というような、もう、そういうぐずぐずぐずぐず崩れていくような見方をしている人達が恐らくマスコミに影響されて多いと思うんだけども、しかし、内閣改造の翌日朝起きて田中代表がですね、新聞を見て、

田中康夫 いや、私新聞取ってないんですよ、新聞見ないんですけどね、ま、あのそこはあの日刊ゲンダイの皆さんご存じのように、あの〜新党日本メッセージという欄に載せている私の奇っ怪ニッポンで、え〜7日、6日売りの水曜日の日にも書きましたし、ま、ラジオ等でも言ったんですけど、どうもこりゃあね、翌日起きたらね、これは大変な組閣じゃないかって私は思ったんですよ。何でかっていうとですね、まず一点はそれは麻生太郎という人を幹事長に入れたことで、福田降ろしというものは止まったということですね。

有田芳生 はい、はい、はい。

田中康夫 で、ま、じゃ、それは延命なのかと、まさに自民党というものを延命させるためにみんな挙党態勢なのか?って言うけども、明らかにこれは小泉純一郎、或いは小池百合子といったですね、パフォーマンスで生きてきた人達というのを彼はことごとく排除している。同じ自分のまあ町村派と言われた旧森派、小泉派のようなところから排除している、と言ってますけども、なんかこれはですね、これは織り込み済みじゃなかろうかなって気がします。で、基本的にまず福田康夫という人はパフォーマンスをする人は嫌だと、ですから渡辺喜美みたいな人は嫌だと、じゃ桝添要一というですね鼠男さんがいるじゃないかと言うけども彼はまあ取り合えず世間が彼は良くやってんじゃないかという良い意味で勘違いをしていると、その人まで外す必要はない、しかし年金問題はこれはまさに100%、99%どころか8割だって解決し得ない話ですよね、と、すると彼が自爆していくのをですね、内閣の一員としておきながら見ていると、そしてじゃああの〜総務大臣のですね増田寛也という人、私はこの人を評価するわけではなくて、元鳥取県知事だった片山善博という人の方がよほど良い、しかし安倍晋三氏が頼んだ時に片山善博氏は私はしませんと言って、増田寛也というやりたかった人に回ってきたと。

有田芳生 あっ、初め片山さんに話が行った?

田中康夫 という話ですね。ただもうこの増田寛也っていう人は皆さんご存じのように宮城県知事だった浅野史郎という人と同じで、12年間の県政の間に借金を2倍にしたのに改革って言われたんですから、250兆円借金を増やしたのが改革だと言って胸を張っている小泉純一郎、竹中平蔵と同じようなとこがございますけどもね、この辺が、

有田芳生 田中代表が国会でそのことを質問をしても、何かはぐらかしてちゃんと答えなかったわけですよね、あの時。

田中康夫 まっ、だって事実だからしょうがないですね。ただこの人はまあ民間人で一人くらいは置いとかなきゃということだと思うんですね、で、まあ逆に言えば官僚出身だったからですね、あの〜やることは言われればやってくれると、そこそこ点と及第点と、で、今回私が見てみるに、皆さんは例えばですね、保利耕輔という人が政調会長になったり、野田聖子という方がですね、消費者担当になったことを、まさに郵政民営化反対論者達を入れて守旧だって言っていますけども、これは大きな間違いで、今回の内閣の布陣というのはまず仕事師内閣だということです。で、それぞれですね、例えば文部科学大臣になった鈴木恒夫さんも、河野洋平さんが麻生太郎さんにも、君、幹事長をやった方がいいよ、と言ったからじゃないか、という論功行賞という言い方をしていますけれども、といってこの人が遜色あるわけではないです。今回辞めるので、え〜最後にあめ玉をあげたような論功つってますけど、その、いわゆる露骨なですね順送り人事の論功ではない、それなりの人物ではある、すると今いるメンバーはですね、単に色んな役職を歴任してきたからということじゃなくて、その日から仕事ができる人なんですよ、メンバーとして、そして特に若手で入った防衛大臣にですね、林芳正さんという人がいます。これは、くしくも山口県ですから岩国の問題を抱える、そしてこれは安倍晋三という人へのですね刃ですね、そしてまた、経済を担当することになった、行革を担当することになった茂木敏充という人がいます。で、まぁこの人は私もよく知っていますが、この二人はまぁ、くしくも、そのハーバード大学のケネディスクールという政治学院の大学院出身で、ま、勿論その人脈がどうなんだという話はあるかもしれませんが、少なくともこういう二人が英語がしゃべれるしゃべれないじゃなくて、それなりの見識を持った、私も認める部分がある、多少なりともということですけど、で、こういう人が防衛であったりですね、経済や行革というアメリカとも交渉していかなきゃいけない、外交にも関わるところにおいている。するとこれはなかなかの仕事を私はしてくるじゃないか、福田さんは皆さんが言っているように、私達は仕事をして成果を出してくると言って誰も出せないと思いこんでますけども、私はこれは来年の春とか夏という具合になってくると、それなりの成果が出てくるかもしれない、そして消費者庁というのがありますけれども、すいません一方的にしゃべってしまってますが、

有田芳生 いえ、いえ、いえ。

田中康夫 消費者庁が今度できると、これは何ができるのと言ってます、ただ野田聖子という人は、皆さんもご存じのように、エレベーターで変に動いている子どもが亡くなちゃったとか、或いは湯沸かし器がですね、ガス中毒を起こして亡くなった方とか、こういう方々の意見を自民党で聞いていた窓口であったと、ある意味でのこうした方へのですね、信頼感、まぁ、有田芳生が拉致被害者の方々からですね、党派を超えて信頼があるというのと似た部分がある。するとただ、大きな問題は消費者庁というのが仮にできても、ここが全てのそうしたコンシューマーの意見を聞きますと、そしてそこが聞いた内容からですね各省庁が対応するとなってますけど、良い意味でのですね、そのプラン・ドゥ・スィーじゃありませんけど、ヒヤリング・ドゥですね、対応して、でもそのチェック・スィーの部分の、スィーの部分を権限持ってる省庁がありませんから、これは誰もまたぞろ、なおざりになると言ってますけど、ここの部分まで野田聖子という人が身体を張っていった場合に、小池百合子のパフォーマンスとは違う信頼感があります。で、そうした意味で言うとそれなりの仕事をしていくかも知れない。で、もう一個恐ろしいことは、多分、小沢一郎代表が率いる民主党にとってはですね、民主党が行ってきたこととの違いが見えなくなってるということです。一点で言えばですね、農家の個別補償制度などという、私はこれはバラマキじゃないかといったことまでしようとして、参院選挙で勝利を収めたと言われている民主党の農山村漁村の人々、或いは工場、商店への方々が自民党にずっと入れてきたけれども何か違うんじゃないかと、公明党支持者も含めて思っている人達へのことをやっていく内閣になる。そして、一方でですね、じゃ、増税派を入れたと言っていますけども、しかしこの点に関してはですね、伊吹文明さんという、あれだけ空気が読めないと言われている人もですね、消費税の増税の問題ってのはこれから3年4年のスパンで考えるべきことだと言っているということは、今度の次期の総選挙、或いは、え〜再来年の参議院選挙っていうものは増税の議論ではないということです。必ず自民党はするに違いにないと仮にに野党が言ったとしてもですね、今までもやっぱり市民の方は直感力があると同時に、長い先のことまでは中々見る余裕はありませんから、税金が争点にならないとなると、じゃ逆に民主党が増税なき財政再建という共産党や社会党が言ってたようなことと同じようなことを言って、消費税を上げませんと言ってますが、マニフェストに逆に岡田克也さんの時には書いてきたじゃないかと、

有田芳生 そうですね・・。

田中康夫 そして、その年金の基礎部分は消費税1%分の2兆円がかかるからと言ってたのの根拠は何なのってことになってくる。するとですね、争点が隠しでなくて、争点がなくなる。ですから、まぁ唯一ですね、懸念材料って、別に私は野党でございますから自民党を懸念してあげる必要もないんですが、麻生太郎さんという人が色んな失言がし易いと。まぁでもこの人の失言ってのは、ある意味では皆もですね、渡辺美智雄さんの発言と同じようにですね、何となく、ま、認めざるを得ないみたいなところがあります。唯、彼が今回プライマリーバランスを黒字にするのは大変だ、難しいっていうような断定をしてますが、これはプライマリーバランスを黒字にするなんてことは私の知事時代の経験からして簡単のことなんですね、数字の操作とは違う意味でできます。しかし、こうした彼の動きがちょっと不確定要素に逆に伊吹さんよりもなる、ただ、伊吹さんもえ〜谷垣・・・さんは下の名前忘れちゃった。

有田芳生 禎一(さだかず)。

田中康夫 禎一さんもですね、え〜景気対策というよりも経済対策はすると、しかし、だからといって赤字国債を発行するわけじゃないし、従来のようなバラマキの公共事業をするわけではないという言い方をしてですね、すると財政再建派ってのも今まで与謝野さんを始めとする人は、増税をするのが先にありきのような財務省の代弁者だったけどどうもそうでもない、そして上げ潮派と言われた人達もM資金のようなどこにあるのかわからないようなですね、埋蔵金があるって言ってますけど、年間予算は日本は80兆円ですから、それに満たない金額があると言ったって、はたしてどれくらい持つのってことだってことを、期せずしてですね、そのどちらでもない方向の第三の道を創り出すのが福田康夫じゃないかという気がしてます。ただ、一点、私ども新党日本はですね、単なる社会党や共産党のように大企業から税金を取ればいいとか、増税無き財政再建ができるとか、根拠が曖昧なままですね、増税をマニフェストから消した民主党とは違ってですね、私どもは具体的に、え〜全ての分野においてきちんと切磋琢磨の共利共生の一般競争入札というような、フェアでオープンでロジカルな、え〜弱肉強食の優勝劣敗の競争とは違うものを導入すれば、従来の費用の皆八掛けでできるんだと、これは公共事業に留まらない、現実に日本の企業が物づくりにとって、まずサービス産業でも、良い意味できちんと職員が社員が誇りを持ちながらですね、八掛けで仕事をしてきてるってのが日本のバネだったんですからね。こうしたものを導入すべきなのに、日本の都道府県でですね、一般競争入札をきちんと全ての分野でですね、導入をしているというのは16県にも留まらない。16県のこれも1500万円以上の場合ってことですからね、宮崎県に至っては4500万円以上だけ一般競争入札ですから、談合を奨励しているような話ですし、やっぱ、こういうといころをしていければ、年間80兆円の国の予算、一般会計って言ってます。ここに人件費とか固定費があるとよく言ってますけど、でも8割、4、5割はですね、事業費ですから、この40兆円が八掛けになるだけでも8兆円でございますけどね、仮にその半分でも4兆円ということになれば基礎財源の分は出せますし、それが意識改革になって全ての仕事が切磋琢磨になると、ま、これを言えるのは新党日本くらいだろうなと思っています。(つづく)
 
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 2008.08.04


イタリアも日本も大変だぁ! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 ま、私あの〜、僭越ながら夏休みをちょっと頂戴しまして、この間はですね、副代表はもう連日のように練馬区のですね、9区を中心に街頭に立っていただいて、もう本当に頭が下がる思いなんでございますけれどもね。まあイタリアと日本は似てるんですね、似てるってのは、ま、元々麺好きだっていうね、パスタ好き、ソバ好きというそういうことだけじゃなくて、あの、ま、地震が多いってこともあるかもしれませんけれどこれ、あのGDPが両方、イタリアももういわゆる、我々元々G7と言って、カナダが入る前にG7で始まった、この中で日本とイタリアはもうGDPが一番最下位なんですよね。

有田芳生 そうですよね。

田中康夫 そしてまたあの、実はイタリアも少子高齢社会で、1.26人位の合計特殊出生率ですから、くしくも日本と同じと。

有田芳生 はいはい。

田中康夫 そしてまあ、政治はずぅっと空洞化して低迷をしていてですね〜いると、そして驚いたのはユーロが高いので、ユーロが1ドル168円とか170円、で、ガソリンにいたってはですね、日本円に換算するとなんと1リッター250円位すんですよ。

有田芳生 ほう〜。

田中康夫 で、いやもう大変な生活が苦しい。

有田芳生 ええ。

田中康夫 で、インフレ状態、景気は悪い、給料は下がるままと、にもかかわらずイタリアもシルヴィオ・ベルルスコーニというですね、 何かテレビ局まで持った、メディア王と呼ばれるような、しかもこの不逮捕特権のような法律まで作っちゃうって、悪いことをやっているという人が居座ってると、日本はこれと同じようなね、何か借金だけ増やして、お前ら苦しみ続けろってSMのようなことをやってた小泉純一郎って人が人気がかつてあったりとか、何か似てる気がしましたね。

有田芳生 代表がイタリア行っている時にですね、朝のサンデープロジェクトにですね、その小泉・竹中へなちょこ改革、と代表が国会で質問をしたですね、竹中平蔵という人物が出まして、

田中康夫 ほう。

有田芳生 のうのうとですね、今の日本経済語ってるわけですよ。それを聞いててね、もう腹が立ってきてですね、なんだこれはと思って。

田中康夫 ま〜しかし、日本は長いものに巻かれるというか、強気を助けて弱気をくじくジャーナリズムというものがですね、跳梁跋扈してると。

有田芳生 そう。

田中康夫 でも、これはでもあれじゃないですか、日々毎朝練馬区に立ってるとですね、多くの多分恐らく、ま、無党派と呼ばれた方々だけじゃなくて、特定のやっぱ日本が安定するためにはこういう政党でなきゃなっつってたような人達まで、今回は変えなきゃと思うようになってると。

有田芳生 う〜ん。去年の参議院選挙からもう一年経ったわけですけども、

田中康夫 う〜ん。

有田芳生 去年は年金問題で色んな訴えをしてきたけども、その時も自民党を支持している人はこのままじゃいけないと言ってた息吹を感じたんだけども。

田中康夫 う〜ん。

有田芳生 更にですね、やはり後期高齢者医療制度の問題、それに今、代表が言ったイタリアのガソリン代が280円?1リットルあたり、日本だってもう、200円超えたとこあるわけですよ、パンが上がる小麦が上がる、で、来年1月からは電気料金が800円上がる。更に消費税まで上がるなんて言ってて、この国はもうダメだという自民党支持者の方々がいっぱい声をかけてきてくれるんですよ。

田中康夫 で、ま、でもじゃ政権交代だった時にも、じゃ野党の側にもですね、ま、確かな野党とか言ってる人もいたりですね、政権交代が目的のようになってるけれど、どうも呉越同舟じゃないかと、呉越同舟もしていないじゃないかと、その中で新党日本は確かに小さいですけれども、新党日本には本当に皆さんご存じのように、しがらみや馴れ合いはございませんし、いかなるですねぇ、総論賛成各論反対のようなですね、組織が背後にいるわけでもない。ですから私達はやっぱり、裁判員制度8割の国民がおかしいっつってんのに、メディアまで裁判員制度の広告をしていると、こういう中でやっぱりきちんとしかも他の政党は、この制度を全員賛成を国会でしてるわけですから、一回決めたことはUターン出来ないと言ってるのと同じですけども、私達、新党日本はですね、やはり有田芳生と田中康夫、そしてまた今後ですね、さらに増えていくメンバーにとってはしがらみ馴れ合いはありませんので、皆さんが思っていることをきちんと言っていくと。

有田芳生 うん。で、我々が去年から主張しているように、1年間にこれからの日本は単位100年単位で考えると、1年間に83万人の人口が減っていくわけですよね。

田中康夫 そうですよね。

有田芳生 で、今は1億2000万人を超えている人口なんだけど、100年後の2105年にはですね、なんと人口が4495万人になる。

田中康夫 1/3になっちゃうんですね。

有田芳生 で、そういう少子高齢時代になってるわけだから、そうすれば、その100年後の日本から今を考えてこれからの政治をどうやってくかってのは新党日本しか言ってないんですよ。

田中康夫 そうです。

有田芳生 そこが他と違うんだってのをね、街頭で言うとですね、本当に多くの人が聴いてくれる。だから批判、批判、批判なんてのは多いけども、我々には構想があるんだと、100年後から今を見てるんだと、そこが全然は他とは違うんだよっていうことで、おお、そうか、っというふうに理解は、少しづつ広げていってるなと思ってるんですよ。

田中康夫 しかし、あの〜コメンテーターとしてジャーナリストとして鍛えてきた有田芳生がですね、更にこの短い時間に説得力のあることを言うようになってきて。

有田芳生 いいや、もう。

田中康夫 代表もおちおちしてはいられない。

有田芳生 いえ、いえ、いえ。

田中康夫 というですねぇ感じでございますけどもね。ま、あの本当に私達はですね、ま、今の政治じゃだめだと、じゃ1回変えなきゃといっても、変える側もどうなんだと思ってらっしゃる方々がですね、やはり気がついてみたらですね、新党日本があったと、言われるようにですね、名実共に努力をですね、日々是決戦でしてまいりたい。もちろん私どもは平和主義でございますけども、その意味でみんなの希望のためにですね日々是決戦を続ける新党日本でございますのでね、BS11の夜10時から毎週土曜日のにっぽんサイコー!こちらもご覧いただき、また、私どものですね、え〜有田チャンネル、田中チャンネル、日本チャンネル、え〜ネット上でもご覧なれますのでどうぞよろしくお願いをいたします。と、ゆうことで、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!
 
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 2008.07.31


旧大洋村に学び健康立国を 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 相変わらず暑い日がですね、続いていますけども、それでもやっぱり地域の中には本当にお年寄りが元気、或いはお年寄りがですね、勇気や希望、若い人が持てるような地域があるってことを、最近、副代表有田さんは、全国各地でそういう場所を見つけてきてると。

有田芳生 う〜んいや〜、探せば全国色んな所にあるもんだなと思ったんですけども、最近で一番ビックリしたのは、茨城県の旧大洋村っていうとこなんですが。

田中康夫 え、北の方ですね、茨城県の。

有田芳生 そうですね、えぇ、で、そこに行ってですね、ま、あの〜、スポーツジムに行ったんですよ。

田中康夫 スポーツジム?

有田芳生 あるんですよ、スポーツジムがね。で、そこでこう、ドアを開けてみたら、

田中康夫 開けた瞬間に。

有田芳生 何とですねぇ、お年寄りがですね、こう、足をこう、鉄の棒に引っかけて、

田中康夫 ストレッチのようなことをやっていらっしゃる。

有田芳生 背中を後ろへ90度近く反らす、そして、そのままぐっとこう、腹筋で起き上がる。

田中康夫 これは、何それ、じゃあやっぱり当時の村長が、こういう健康作りで行こうと言ったってこと?

有田芳生 そうなんです。それはもうどんどん繰り返しやってるので、もう何て言うか映像で見たらもう驚くような姿なんですが。

田中康夫 で、やっぱこれで、逆に言うと、あの〜やせ我慢してんじゃなくて、良い意味で医療費が低くて済んでいる。

有田芳生 そう。だから寝たきりにならないためには、大腰筋という背中の所から腰の所にかけての、ま、あの、言ってみれば牛肉で言うとフィレ肉ですね、で、そこのところを鍛えれば、あの、足腰が強くなって、ちょっとつまずいたりして倒れることもなければ、やはりあの〜きっちりと歩けるお年寄り達が多い、で、結果的にですね、医療費は下がったんですよ、1年間でやっぱり。

田中康夫 やっぱ早期発見、早期治療だけじゃでなくて、日々是決戦、代々木ゼミナールのような感じで、日々そういう鍛錬をすると、良い意味で元気だということですよね。

有田芳生 だから医療費や福祉に金かかるから増税だ、増税だなんてのは冗談じゃない話であって、みんなが元気になれる方法ってのはいくらでもあるわけですよ。

田中康夫 そうするとやっぱ私もね、山国で知事をやってた時に、うちの県には色々あるよっつってね、発信してましたけど、だけどこうやってみると有田さんの週刊朝日で連載しているのをみると、岩手県にもその茨城県にも或いはね、教員の免許問題で荒れている大分の離島にも、やっぱ、でもこれ考えてみるとリーダーですね。

有田芳生 ええ、そう。

田中康夫 そこのやっぱり村長、町長がそういう哲学を持ってると、逆に議員だって、小さい集落だから最初は色んな利権が、っつってた人達も、あっ、やっぱ、そうかと思って、全員良い意味でですね、翼賛とは違う一丸となっていくと。

有田芳生 だから旧大洋村の元村長さんなんかも、初めそういう、ま、身体を鍛えようって言った時、議会はですね、何考えてんだという話で、施設なんかも作る必要ないって言ってた。だけどあの、元村長が、当時ですね、とにかく俺を信じてやらしてくれ、と言って進めたのが今の結果なんですよ。

田中康夫
 なるほどね、ですから、そうやって考えるとですね、日本はどうも中央に来れば来るほどですね、机上の空論の厚生労働省があって、またあの、すぐに財源論というような議員がいたりしますけれども、まずはですね、隗より始めよと、で、そうしたヒントはやっぱり現場にあるということですね。

有田芳生 だからそういうのを全国各地で交流しながら日本の政治に反映していけばね、本当に健康で明るいですね、日本が必ずやってくるというのはほんと確信しましたよ。

田中康夫 そういうことですね。私のようにね、あの、お金を使わないで車座集会をやったのに、小泉さんはね、1回1,000万円も大手広告代理店に丸投げしてタウンミーティングをやって何が偉いんだかわかりませんけども、その意味で言うとですね、BS11の「にっぽんサイコー!」とやらですね、後半部分はいつも、有田が行く!ということでですね、こうしたその現場主義、でも現場見るだけじゃなくてね、今私達がお話ししているようなことを実際にやってる場所がある、そしてこれが全国に広がる、そうした触媒になることが新党日本のですね、期待されるものではないかと思います。

有田芳生 はい。

田中康夫 是非BS11「にっぽんサイコー!」、毎週土曜日夜10時からもですね、ご覧頂ければと思います。それでは

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 2008.07.24


食品値上げと政治のリーダーシップ 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 ま、ガソリンの値段がどんどんどんどん上がっていくと180円であるとかですねぇ、でもこれだけではなくて小麦も上がる、のみならず卵も上がる、どころかですね、全てのものが何か上がる、でも、まあ確かに昔ですと便乗値上げみたいなね、言われ方がしたんですけども、お料理屋さんでも油も含めて上がるので、かつかつでやってると、でも逆に言うと消費者の側がそれで、いや〜便乗ではないんだからしょうがないや、って諦めてていいんだろうか、っていうね、大きな問題があります。

有田芳生 だから我々がいつも主張しているように、賃金がサラリーマンの人はもう9年間連続下がりっぱなし。

田中康夫 いやもう10年連続ですね、そして、え〜消費者物価指数というですね、物価の指数はもう10年、過去10年間で最悪の伸び率と。

有田芳生 うん、で、年金も上がりはしない、下がる、で、物価だけは上がっていく、どうなんだという声がね多いですよ。

田中康夫 まさにこれは、あの〜一つ例えば穀物に関してもシカゴというところにね、巨大な穀物の株式と同じような市場がありますけど、ここでどんどんどんどん上がっていくと、ただこれ上がることはその〜アメリカのいわゆるですね、中南西部のですね、農民達にとっては収入が増えるから、短期的にいいように見えますけど、実際はこれはアメリカのみならず、世界中の国の首を絞める話になっていくんでね、やはりその神の見えざる手っていうのはあるはずだと言ったんですが、でも神の見えざる手は経済の上でも必ずしもあるわけではない、するとやはり多くの人々のためにですね、よいリーダーシップを振るう政治というものは世界規模で行わないとですね、これは単にお金儲けになりますからと言ってる人達だけの経済になってですね、全員が滅亡しちゃうって話ですね。

有田芳生 だから戦後の日本社会の物価だけを見てきても、例えば卵ってのは不思議な商品で、どうしてこんなに上がらないんだろうかと言われるぐらいの、ニワトリさんが産めよ増やせよでどんどんどんどん大変な思いをして、卵は値上げをせずに済んできたんだけども、いよいよ卵までもが1パック30円上がるっていう異常な事態だと思うんですよね。だから、そういう時にサミットが近々行われる異常な警備が続いているんだけども、本来ならば環境も大事なんだけど、

田中康夫 そうですね、だからサミットにおいてこの問題を食糧自給率であったりですね、循環型の経済は何か?ってことが本来話し合われるべきですけど、まぁそのサミットを開くこの国ではですね、築地の市場もえ〜有害物質43,000倍ベンゼンの場所に移すなんてことを平然と行おうとしてるようなね、人達がいますので、この問題はですね、でもやはりあの〜やはり市場にだけ任してていいのかっていうね、別に統制経済にしようということなのではなくて、市場にいる人達もやはり一人の人間としてのあの、考えを持ってですね、邪(よこしま)ではないものを持たなきゃいけない、そのために政治が機能しなきゃいけないと思いますね。

有田芳生 う〜ん。だから、原油の値上がりにしたって、あの〜やはりその背景には投機マネーってはあるわけですよね、だからそういう問題、世界中の問題になっているわけですから、そういうこともサミットの中心テーマに本来はすべきだと思うんだけども。

田中康夫 そうですね。

有田芳生 だから、そういうことを言えば、代表がいつも言っているような政治のリーダーシップってのはね、どこに拡散してしまってるんだっていう気がしてたまんないですけどね。

田中康夫 ま、ただ一方ですね、ドイツ、イタリア、或いはまあロシア、アメリカ、イギリスもそうかもしれません、ま、多少変化してるかもしれないけど、こういう苦しくなると逆に人々はですね、その人々のための強いリーダーシップというよりもですね、組織のための強いリーダーシップを振るうような人達をですね、リーダーに選んでってしまうというですね、非常にあの、不条理な状況というのがありますね。ま、そうしたなかで、新党日本はですね、まさに、おかしいことは、おかしいと言うだけでなくて、一緒に変えていこうという形の中で、え〜従来から申し上げている高齢者医療、或いは介護保険というのの一体化した制度、そしてまたこの食糧自給率、やはり農家の自立的な農業をやる人達に対してですね支援をする。私はこれは思うんですけれどもね、地方公務員を二人でやっていたりしてですね、週末に20分だけガーデントラクターを動かしている人が、農業をやってるっていうんで大変なですね、税制優遇を受けているんで、こうした方々というのは、私は税制優遇をすべきじゃないというふうに思いますね。本当にえ〜都会での仕事を辞めて農業を自立的にやろうと思う人がかつかつでですね、こういうような優雅なですね、労働貴族的なですね、ダブルインカム地方公務員、或いは国家公務員もそうですけどね、こうした人が真面目な公務員もいるのに、一部のこういう形というのが横行しているというのはですね、やはり何かだんだん江戸末期のような具合という気がしますね。

有田芳生 昨日もですね、練馬区の大泉学園というところを歩いていて、ま、あの〜訴えが終わった後に、ある女性と、ま、立ち話をちょっとしたんですけども「有田さん、もう日本社会ってのはどんどんどんどん希望のない社会になってしまいましたね」というような言葉が印象的だったんですけども、同時に農業にしても、あの他の産業にしても、努力をしてもの凄く建設的な成果を上げている方もいらっしゃるわけですよね。例えば食料にしたって、あの〜島根県の壱岐ですか、島根県ですよね壱岐、壱岐、対馬の、そこでカキの養殖なんかでものすごくあの〜成果を上げている、建設的な、前向きなところもある、だから、そういう全国各地の、あの〜後期高齢者医療制度、医療の問題だけではなくてですね、いろんな希望はあると思うんですよ。

田中康夫 そうですね。

有田芳生 そのことをやはり現場で見て、それを全国に広げていけるような希望ある方向性を示すのが新党日本であるというふうに思ってるんですけどね。

田中康夫 はい、言うは易しく行うは難し、なのではなくて、具体的なその辺をですね有田プランを示してですね、やっていきたいというふうに思っております。ということで、

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 2008.07.10


“逆転の発想”のG14へ 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜、北海道洞爺湖サミットというのがですね、終了しました。あれ不思議なものでしてね、私の家のすぐそばも警察の方が、ま、本当にね小さなライトバンの中で寝泊まりしながらやってたんですけど、サミットが終わったですね、9日水曜日、もう午後には早くも撤収していましたからね。

有田芳生 ところがですね、今日は?え、今日は?

田中康夫 10日でございます。

有田芳生 10日ですよね、10日にも拘わらず、地下鉄の駅のですね、ゴミ箱がまだないどころか、地下鉄構内にある自動販売機、ジュースとかお茶とか水とかこれもまだ駄目なんですよ。

田中康夫 でも、これ、あれじゃないですか?あの、体のいいそういう形で、あの、事なかれサービス低下を招くってことじゃないですか?昔あのJR東日本という会社がですねぇ、一部の過激派に裏で牛耳られているのではないかと言われてですね、公安調査庁の調査団体でもあったというですね、恐るべきJR東日本、JR東日本旅客鉄道株式会社が、よくあの新幹線の中のゴミ箱を全部閉鎖したんですね、あの時ずうっとアナウンスで流れたのは、私がまだ知事やってたころに、あの、テロの後ですね、9.11かなんかの後、あの、警察の、とのご指摘によりだかうんだらかんだら言って、で、危ないと、ところがですねJR東海のですね、新幹線はゴミ箱はちゃんとあったんです。 あれは結局何かっていうと、あそこのゴミ箱に入れられても分別が大変だと、ということで、体のいいいですね、みんなにホームでゴミを分別して入れて下さいと、あの〜サービス業にあるまじき態度だったんですね。で、あの時にゴミ箱の中で爆発したらって言うんですけど、これはJR東海の方々から言わせると、車軸に近いようなところに爆弾でも仕掛けられない限り、あのゴミ箱の中でそんなことは起き得ないと、ま、そりゃ、小爆発はあるかもしれませんけども、列車が転覆するとか、そういう具合ではないと、だから、あれはサービス低下の体のいいですね、都合に使ってたという話がありましたけどもね。

有田芳生 なーるほどね〜、元々はね95年のオウム真理教の事件の時にゴミ箱が撤去されて、

田中康夫 あ〜あ、そうか。

有田芳生 出発点はまあそこなんだけども。

田中康夫 なるほど。

有田芳生 だけど今回もあの〜特別警戒態勢中なんてあったんだけど、サミットが終わったってそういう状況ってことになれば、もう日本全国で特別どころかですねぇ、

田中康夫 でも、あの警戒と称するのも、一体、立ってるだけで、精神的抑止力ですよね、全部の車を見ているわけでも何でもなくてねぇ、そして割合トラックとかだと止めるけど、私は昔から言ってたんですよ、たぶん、え〜朝日ジャーナルで「ファディッシュ考現学」を書いていた時代から言ってたと思うんですけども、そんなのですね、ちょっとこぎれいな女の方乗っけてですね、左ハンドルのですね、ドイツの車か何かの、そのトランクの中にチャカを積んでいたら、そういう車は開けられもしないでOKって言ってんですから、あの警察の検問の基準ってのも、皆さんも感じると思うけど、ちょっとロン毛でね、バイク乗ってたりすると夜必ず止められるけども、左ハンドルの車は止められない、そして、業務用のトラックは止められる、よくわかりませんね。

有田芳生 作家の森達也がですね。

田中康夫 森達也さん、はい。

有田芳生 大きなあの〜鞄を背中にしょってですね、彼はあの〜ちょっと長髪で、何かまあどういう人なんだろうと思う人もいるかもわかんないけど、やっぱり北千住の駅、ホームにいたら、鞄の中見せてくれって言って、それはあの、何で見せなきゃダメなんですか、いやとにかく見してくれ、任意でしょ?って言って相当もめて、最後写真撮らしてくれとか、派出所に来てくれみたいな話にもなったって言うんですよね、結局、あの〜警察官のあの〜顔写真撮らしてくれたら、鞄見せていいですよ、って言うんで、ま、何だか変な話で警察官の顔を撮影して見せたって言うんだけど、まあ特別警戒体制中、特別なんてない、こう警戒がずうっと続いてるなっという印象でしたけどね。

田中康夫 まあそのサミットはですね、まあ会議は踊るというのはもうあのウイーンの時代から変わらないので会議は踊っただけだということで、あのイギリスの新聞のミラーという新聞はですね、昔のデイリーミラーですね、その他の新聞も、こんなその食糧危機を語ると言うのに、こんなに豪勢なごはん食べてるって言うので、ま、偽善者のことをhypocriteヒポクリットと言いますけども、このヒポクリットの表示をですね、eatイートに変えてですね、

有田芳生 はあ、はあ。

田中康夫
 で、これは中々秀逸な、詳しくはあの〜私の「奇っ怪ニッポン」読んでいただくと分かんですけど皮肉って言いましたけども、しかしこのサミットはですね、最初は6カ国で始ったんですね。

有田芳生 そうですね。

田中康夫 1975年、ランブイエで、つまり縦割り行政で、環境に関してだけ、経済に関してだけとかって話してても、官僚が話すだけだからダメだと、やはり各国のCEOである大統領や首相が集まって、統合的な議論をしようと、まさにそれが「頂き」サミットという話だったんですね。今はもう8カ国になりました。で、これをまあニコラ・サルコジというフランスの大統領がもっと広げようと、え〜、中国、インド、え〜そしてブラジル、そして南アフリカ、え〜こうした国を入れようということでですね、あの〜G13にしようと言ったのに対して、日本の外務省は、そんなことすると唯一のアジアの代表である日本の地位低下だと、或いは中国は逆に言うとですね、ここはまだ民主的ではないチベット問題も含めて、とか言ってんですけど、そんなことを言うと民主的でないイラク戦争をやったりですね、ロシアもどうなんだろうかと、あ〜自由主義経済国とはたして言えるのか?ということがあるわけですね、で、私はあの〜やっぱ逆にこれはもう大いにですね、中国とかも入った方がいいんじゃないか、なぜかと言うと入ってないから、チベットの問題のみならず色んな民主化問題というのも当事者でないけども、中国は世界的な超大国ですから経済的にも、同じ土俵の上に入って貰った方が私は意味がある。ですからその、ま、中国或いはインドも人口が多い、或いはブラジルという国は鉄鉱石があって、そのブラジルが価格支配をしている、或いは南アフリカもプラチナというものがある、そしてメキシコも入る、と、同時にこの中国、インド、ブラジル、南アと或いはメキシコもですね、大変なそのまあ所得格差であったり、貧富の差であったり或いは人種、人権の問題があるわけですね、で、これに対して入れちゃダメだと、ていうか私は土俵に入れた方がいい、だけど13てのはこれは不吉な数字ですからね。そこで日本がむしろ逆転の発想で言うべきであったのはですね、G14にしよう、そしてそれはイスラム国が入っていないではないかと、トルコを入れよう、ということが私は意味があったと思うんです、なぜかと言えばですね、

有田芳生 はい、なぜか?

田中康夫 トルコというのはご存じのようにヨーロッパの国のですね、いわゆる肉体労働者の供給源のような形にどどめ置かれている。そしてEUに入りたいと言っても、なかなかEUの国達はイスラムの国は入れられないなどと言ってる、つまり建前では世界平和と言いながら本音なんですね、で、じゃあ逆に言うと中国もですね、チベットの問題のみならず、新疆ウイグル自治区にはですね膨大なイスラム教徒がいる、するとサウジアラビアが入るという形ではなくてですね、そのトルコが入ることによってですね、これは中国に対しても或いはアメリカに対してもヨーロッパに対してもですね、G8というおざなりな形で、そしてそこに一人だけ黄色人種の日本が立ってるってのは、会見をやると何かほら名誉白人で日本が立ってるような感じですよね。仮に首相が英語がしゃべれようがしゃべれまいが何となくぽつんといる。ところがそこにですね黒い色の方もいれば、黄色い色の方も、白い色の方もいる、ましてはトルコは親日的な国ですからね。その国がイスラム国として入ることはヨーロッパや中国、或いはアメリカに対しても総論賛成各論反対を言ってた国に、刃を良い意味でですね、突きつけることになんじゃないかと。

有田芳生 でも、未来からの発想をすれば、やはりあの経済予測からいって、田中代表が言ったように、その、これからは中国、インドなどブリックス諸国ですよね、それはもうアメリカの次に中国、インドそして日本というような予測がされているわけだから、ま、そういうことをあの無視するような大国意識ってのはやっぱり今の状況の下では変わっていかなきゃいけないし、だからこそあの〜大変なその〜これから育っていく国なんかは、今の原油高なんかを考えたって、やはりあの〜投機マネーの問題とか或いはドル安の問題あるわけだから、そういうことを自由に発想できる属国でない国々がね、そういうところで話をしていくってのは、とても大事だと思いますけどね。

田中康夫 そうですね、という気がしますけど、そういう議論になかなかならないで、数値目標がどうのかんのって言ってますけどもね、右肩上がりだった時には数値目標を作れば、所得倍増とかですね、容易に達成できたんですけど、今は右肩上がりではないんですから、その数値目標だけを作んだけじゃなくて具体的なアクションプログラムが詳細にできているかどうかですからね、2050年までにどうこうするのが言えてない、あの〜もっと言えればよかったとかってだけじゃなくて、お題目として目標だけ言ってもダメなんで、この辺りがやっぱりその意味で言うと55年体制から超えられない日本のジャーナリズムというものにもですね、刃が突きつけられているんじゃないかなっていう気がしなくはありませんね。

有田芳生 50年後にはCO2の半減なんて言ってるけども、50年後はあの〜低炭素どころか、無炭素の状況になるなんてことになれば、やはり未来からの発想でものを語っていかなきゃいけないわけで、そこはやはりあの、違った発想の諸国を入れるってのはとても大事なことだと思いますけどね。

田中康夫 はい、ということでですね、え〜今日は国際問題にまで語る、新党日本ウエブラジオでございました。では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.07.07


医療・福祉・介護を一体にする仕組みを 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜週刊朝日という雑誌でですね、副代表の有田芳生が、あ〜前編後編2回に亘って、岩手県、そして大分県の島、

有田芳生 姫島。

田中康夫 う〜ん、それぞれ非常に自立的な良い福祉、医療を行っているというこのレポートを。

有田芳生 う〜ん、あの〜このレポートを書かなきゃ駄目だと思ったのは、やはり日々街頭で訴えをしてですねぇ、え〜時間ができた時に、あの多くの方々と話を聞く中で、やはり後期高齢者医療制度を含めたこれからの日本の医療とか福祉、ま、そのことに対してものすごくあの、不安を思ってらっしゃる方が多い、ところが政府は医療、福祉にお金がかかるってなるとすぐ消費税増税だ、国民の皆さん我慢してくださいなんて言うんだけども、私達新党日本は、そんなことをしなくたって医療、福祉を充実させることはできるんだと。

田中康夫 しなくたってっていうよりも、しちゃいけないんですね、つまりこれは税金を闇雲に上げればですね、行政が努力しないのは、肥大化するとまた無駄遣いしますからね、人間懐が広くなると、ついお給料日にはね、何かもう一杯余分に呑んじゃおうとかねぇ、お菓子も食べちゃおうって、で、これが逆に増税をすれば、行政は肥大化するかも知れませんけど、一般の人は民間消費が減退をして、景気が失速しちゃうっていうデフレスパイラルです。

有田芳生 うん、だからそういうことで、あの〜やはり現場を見なきゃいけないということで、先進的な取り組みをやってるのは、まあ、代表が知事の時もそうですけども、今でもあの〜全国各地捜してみれば色んな努力はされている、その一つがあの〜岩手県の旧沢内村でありもう一つは大分県の姫島というところであって、結論から言うとですね、やはり早期治療、早期発見なんですよ。

田中康夫 いや、そうなんです、それは私が知事時代からも言っていたことですしね。

有田芳生 だからあの〜、結果的には医療費はもう、ぐ〜んと下がるわけですよ。

田中康夫 だからみなさん別にね、所得がないからケチっているわけではないんですよね。やはり早期発見、早期治療、だからそれは良いコミュニティの復権になるし、食生活も改善されるし、ということなんですね〜。

有田芳生 だから〜あの深沢晟雄村長っていうのが旧沢内村ではずずうっと村長さんをやってたのが、あの私が行ってびっくりしたのは、もう今暮らしている村民の人にも、もう1960年の時の村長さんの言葉が住民に広がってるんですよ。

田中康夫 ほ〜う。

有田芳生 命を守るってのは行政以前の問題だ、っていうようなことがね、若い人もお年寄りもしゃべるわけ。

田中康夫 ほ〜う。

有田芳生 これこそまさにあの、生きた思想だと思ったんですよ。

田中康夫 ふ〜ん。

有田芳生 だからそのことでやはりあの具体的なあの成果を上げている、だから早期発見、早期治療、で、実際医療費は下がっている、で、近々あの〜実はですね茨城県のあの、旧大洋村っていうとこにも今週の土曜日に取材に行くんですが、ここもあの、村長さんが健康維持、お年寄り達も寝たきりにならないために、色んな健康のこう、こういう形をやればあの〜健康になりますよ、っていうようなことで、村民こぞってですね、運動やることによって、医療費がそれまで43万円くらい1年間にかっていたのが、

田中康夫 お一人が、はい。

有田芳生 お一人、13万円くらいに減っているんですよ。

田中康夫 ほ〜う。

有田芳生 だから、そういう努力も含めてね、あの〜、

田中康夫 で、みんなも元気になって、

有田芳生 元気になって、で、医療費減につながっていく。

田中康夫 こんなにハッピーなことはないですねぇ。

有田芳生 だから、それを本当に全国に広げていくようなシステム作りをやっていく。

田中康夫 ところがそういうことだと都合の悪い人達がいるってことですね。公共事業、形を変えた公共事業で、X製薬会社であったり、或いは保険会社であったりしてですねぇ、或いは最近のメタボ検診などというのは、おかしな話で、WHOで日本の男性は成人はウエスト90cm以上はメタボの兆候があるよと言っているのに、厚生労働省は85cmセンチ以上だって言う、これは例えばですね、環境基準とかを国、世界機関が言っているのよりもよくするってのなら分かりますけども、このメタボ検診は、まさに綺麗な音楽がかかっているような手を汚さないようなクリニックのお金が儲かるだけの話になってる。

有田芳生 しかもその基準を作ったある大学の先生ってのは、製薬会社から膨大な研究費ってのを貰ってたことも明らかになってるわけですからねぇ。

田中康夫 そうですね。まあ、これは日本に限らず世界中至るところでこうした腐敗があるとは思いますけども、やはり私達は全世界の中で最もですね、これから人口が減少していくと、40年後に2/3になってしまうんですから、他の国もその程度のよこしまなことしているからなどと言ってる暇はもうないわけですね。

有田芳生 だからあの〜どっかにモデルがあるわけじゃないんだけども、例えば北欧諸国でも、医療、福祉中心の産業構造にすることによって、賃金ってのは2倍にも、3倍にも13年間で増えているわけですよ、で、それは海外見なくたって田中代表が知事時代にやっぱり実現している一つの成果なわけでね、だからそれを国、日本全体に広げていくことが、やはりこれからの超少子高齢化時代の日本の有り様だと思う。そのことをもっともっと具体的に提案していきたいというふうに思いますけどね。

田中康夫 ま、あの〜是非ですね、週刊朝日に「有田芳生が行く!」っていうですね、現場主義、直接対話のですね医療改革、二つの岩手、そして大分のをですね、お読みいただければというふうに思いますね。

有田芳生 そして近々大洋村についても書きたいと思ってます。

田中康夫 なるほど、ですから私達が述べているようにですね、これ後期高齢者医療、後期がつくか中期がつくかとかではなくてですね、高齢者医療制度というのと介護保険制度というのが同じ霞ヶ関の厚生労働省の中で縦割で分かれているっていうことが大きな問題で、

有田芳生 そうですね。

田中康夫 お年を取れば介護も医療も福祉もですね、これはいや若い人だって、オールインワンですよね。

有田芳生 ええ。

田中康夫 このきちんとしたシステムを作らなければ日本は滅亡しちゃうということでですね、この点に関しても、新党日本、積極的に取り組んでおります。

有田芳生 はい。

田中康夫 ということで、本日はですね、有田芳生が出かけました岩手、そして大分の実践的なですね医療改革、その地域のですね、村の再生ということに関してお話をしました。では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.07.03


7月12日―築地市場に集まろう 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫
 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫です。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 新党日本はですね、以前からこの築地の市場をですね、有明のその汚染地に移す、このことは、日本の食の安心、安全の大きな問題であるし、或いはいったん決まった計画をUターンしない、ま、諫早湾の干拓もですね誰もが疑問を抱いていたのにですね、ギロチンを締めてしまったと、これに対してまあ佐賀地方裁判所がですね、このギロチンを開けるべきであると、で、極めて現実的なその5年間、むしろ調査、今まで行政の調査っていうのは何をやるのか分かんないけど、ダムを造るために調査し続けるようなですねぇ、そしてその間の治水がちっとも浚渫も含めて行われてなかったのを、これは実質的な実体のあるギロチンを開けることでですね、5年間その水の状況を考えなさい、っていう判決が出ましたけれども、この築地に関してはあの7月の12日、土曜日ですね、12時に築地の市場の正門がございます。まっあの〜がんセンター或いは朝日新聞という側に面しているところですけど、ここにみんなで集合してですね、12時半からずっと、新橋を通って、そして数寄屋橋と銀座を通ってですね、そして東京駅前を通って、最後は日本銀行のある横のですね、常盤橋公園のところまでですね行くという、ま、デモンストレーションですね「壊すな築地7.12東京大行進」ということで、これは私も参加をしてですね、冒頭ご挨拶させていただく形なんですけどもね、う〜ん。

有田芳生 あの〜田中代表がま、常々あの〜当初からこの問題をあの〜主張をし、行動してきたわけですけども、最近あのベンゼンがあの築地、あの豊洲の方から4万3?

田中康夫 4万3000倍も出たんですね。これは元々東京ガスがですね、売却を、東京都が買いたいと言った時に一応出したデータがこの時にはですね、え〜1500倍だったんですよね、ベンゼンが、で、それでも、おかしいんじゃないのと言って東京都自身が調べたらは4万3000倍と、ところが東京都はこれは土砂を4mくらい取って新しい土砂を入れれば大丈夫と、じゃあこの4mの土砂は東京ドームのですねぇ、大体7掛け位、あの天井までの7掛けですから、ほとんどど埋まっちゃうくらいの土砂、じゃ一体これをどこへ持って行くのかってことも示してないと、まさに築地の市場もまあ、来るか来ないかわからない、え〜オリンピックのプレスセンターにしてその後はここをさらに転売して再開発をすればお金がじゃぶじゃぶという、もう19世紀的というかですねぇ、バブル期にすらなかったような発想を猪瀬副知事もですね。

有田芳生 ベンゼンの問題ってのは都議会でも確か追及されてたと思うんですけども、代表がいつも言っているその海を愛する知事がですね、

田中康夫 海を愛する東京都知事は、海に恩を仇で返すな〜!てね、言ってんですけどもね、これは、あの〜え〜、皆さんもご存じのチームニッポンが提供しているですね、え〜「にっぽんサイコー!」こちらの方もですね、え〜5日の夜10時から、あの、この問題に関してですね豊洲というか、いや、じゃないですね東京都中央卸売市場のこの市場を考える会のですね、山埼康弘さんという方にですね、来ていただいて、お話を伺ってますけど、元々平成元年にはパンフレットを東京都が作ってて、大家さんが東京都なんですよね、土地自体を持っているのは、あの、公設市場ですから、この築地の場所で21世紀の食生活を支え、開かれた卸売市場作りを目指しますと言って、あの場所をきちんとした形の市場にしましょうとパンフレットまで配ってたんですね、で、そのために色んなもう既に作業を始めていたわけです。ところがなぜか平成の12年くらいになって突如ですね、平成24年に豊洲に移転します、ってパンフを配り始めて、しかもそこに書いてあることは「豊洲新市場の予定地の土壌は、安心です。」って書いてあるんですよ、○って書いてあるんですけど4万3000倍出てきて、ねぇ、至らなさを改むるに如(し)くはなし、じゃないかというお話しなんだけど、それで12日の日にですね、12時から、築地市場からずうっと新橋、銀座を廻って東京駅、日本銀行のとこまでね、みんなでこれはもうご家族連れもたくさん参加するということで、なかなかこうヨーロッパ的、或いは韓国もね、皆さんご存じのようにBSE、狂牛病に関してはね、中学生高校生まで参加してですね、え〜みんなで集会をしてますけども、日本にもやっぱこういう元気が欲しいですよね。

有田芳生 そうですよね。まあ海外に行って、日本のガイドブックなんかを見ると、アメリカにしてもフランスにしても、ま、イタリアも確かそうだったけども、日本のガイドブックに築地ってのはやっぱり出てくるわけですよね。

田中康夫 そうです。

有田芳生 ですから英語になってしまっているところが、

田中康夫 そう、だから交番と同じで、世界用語のような話になっちゃってますね。

有田芳生 だから、そういうこと言えば日本人の食卓の安全を守るということ同時に、文化を守ることでもあると思うんですよね、だからやはりあの韓国の人達が自分達の暮らし、それから命が危ないっていう時には若い人達も含めて動いたわけですからねぇ、そういう伝統ってのは日本にもかつてはあったはずなんで、やはりあの〜食を守る、安全を守る、おかしなことは許さないっていうことで、7月12日東京大行進には行きたいですよねぇ。

田中康夫
 はい、7月12日みなさんもですね、あの〜銀座や新橋にお出かけの時には途中参加も結構でございますので、そしてこの件に関しましては、え〜BS11デジタルの土曜日、夜10時からのですね、「にっぽんサイコー!」の方でいつか土曜日の日はですね、この問題をきちんと扱っておりますので是非こちらもご覧いただければと思います。ということで、まさに、人間のために、え〜地球のために、え〜きちんと、おかしいことは、一緒に変えていこう。という新党日本です、では、

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 2008.06.27


練馬から日本を変える 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まあ、みなさんもご存じのようにですねぇ、有田芳生副代表は、ま、京都で生まれ、

有田芳生 えっそうですね。

田中康夫 でも、ま、あの、お父さんの転勤とかもあって東京に住んだりして、一番もう長く住んでんのは練馬区、東京都練馬区?

有田芳生 30年になりますね〜。

田中康夫 あっえっ30年!?はぁーそうですかぁ

有田芳生 東京に出てきて1年だけ武蔵境に住んでたんですが、

田中康夫 はぁ、私の産まれた場所ですねぇ。

有田芳生 その後にあの引っ越して石神井公園、それから、あ〜練馬区の貫井、そして光が丘、そして今、早宮というとこに、で、通算すると練馬区で30年。

田中康夫 豊島園に近い辺りですね。

有田芳生 ええ、すぐ近いですね、歩いてでも行けますね。

田中康夫 なるほど、練馬っていうのは私のイメージだと、何かやたらと目白通り沿いにですね、摩天楼のようなでっかい区役所の建物がね、かなり初期にできて、何10階建てっていう、

有田芳生 みんなで反対したんですけどね、今はもう当たり前のように、

田中康夫 私はね、やっぱこれは役所ってのはね〜、上から見下ろしていると、やっぱ人間上から目線てよく言うじゃないですか。

有田芳生 はい、はい

田中康夫 だからそうなるんですよ。私は県庁の時にですね、長野県庁ってのは10階建てで、まあ古い建物なんですけれども、え〜やっぱ県庁っていうと、県庁、県職員ってのは全員のはずなのに県庁勤務って、県庁ってのは全部の組織を言うんだよと、飯田の南の方の天龍村にある工事事務所だって県庁職員なんですよ、だからやっぱり役所はもっと小っちゃくなきゃいけない、で、みんなが常に現場にいるんだって言うんでですね、本当はお金がもし潤沢にあったりすれば、3階建ての木造くらいのですね、どっかの村に県庁を移転したいと思っていたんですけどね、なかなかもうみんな長野の人達も、地元のことを考えろっと言いながら、県会議員はみんな中央集権で、長野市が一番偉い、永田町が偉いと思っちゃってんでね〜、で、まあ、あの林業総合センターってところの部屋を借りて、知事室分室っていう、もう森の中にあるとこにあったんですけどね〜。やっぱこの同じ高さの目線になるというのは、これ人間心理的にも大事なことなんですね。

有田芳生 だから県庁とか、あの〜ま、区役所のレベルだけではなくてね、例えばあの福島の矢祭ですよねぇ

田中康夫 矢祭町の、

有田芳生 矢祭町の根本良一前町長。

田中康夫 ええ、有田さんも会いに行きました?

有田芳生 行きました。

田中康夫 私ももうこの人はね、もう本当に私が私淑をしている数少ない政治のリーダーでね。

有田芳生 それとかね例えば岩手県の旧・沢内村、あの老人医療無料化をもう45年間続けて、

田中康夫 この間BS11の、ね、え〜「にっぽんサイコー!」でも扱ってくださいました。

有田芳生 あの〜役場に向かって思ったんですが、その矢祭町もそうですけども、改革をやってるところってのは本当に役場ってのはあの〜質素なんですよね〜。

田中康夫 おんぼろでしょ。

有田芳生 そこにやっぱり大事な精神てのは示されているなぁなんて思いましたけどね。

田中康夫 そういうことですよね、宗教も人を救う、っつってんのに、だんだんだんだんでっかい宮殿のようなものばっかり宗教が造ってっちゃってね〜、幹部はみんな宴会やってるみたいなのでは本末転倒ですからね、うん。

有田芳生 今、練馬では、

田中康夫 練馬区ではどうですか?

有田芳生 いや朝7時前からもう訴えて、ずうっと、

田中康夫 あっ、そうですね、みんなで一緒におかしいことは、変えようということでね、言ってますけど、練馬の問題ってのは今どうな感じなんですか?

有田芳生 練馬はですねぇ、あの〜順天堂大学の病院が来て、

田中康夫 えっ、そんなの来たの?

有田芳生 もう何年も前に来たんですけど、それは区議会でも問題になって、そして練馬区は3億円を出してそこに造った。

田中康夫 ほほう、えっどの辺にできたんですか?

有田芳生 え〜と、駅で言うとあの〜練馬高野台のすぐ近くなんですよ。

田中康夫 西武新宿?池袋線ですね。

有田芳生 池袋線ですねぇ。で、そこであの昨日もある女性から訴えられたんですけども、あの、ガンの疑いがあるっていうんで入院をしたらま、あの、誤診だったんですけども、ベッドがですね、始め4,300円のところに入っていた、だけど、もう誤診だったから出て行かなければならない。だけどあの〜もう少し入院してなければならないような状況で、あの〜ベッドの個室に入らなければいけないんだけども、そうすると1日2万3,000円だって言うんですよ。

田中康夫 差額ベッド代が、はぁ。

有田芳生 そんなお金がないっていうんで、もう本当に困って、娘さんがあの交渉しに行ってなんとかしてくれと言ったら、今度はですね、実は0円の部屋に入れたっていうんですよ。

田中康夫 ほう、ゴネ得。

有田芳生 ない、ない、ない、ないと言ってたのがね、でも娘さんが、うちはお母さんはお金がないんだと、年金生活者で、こんなことでどうしてくれるんだと言ったら、空いてる部屋がありますっていうんですよ、だから、そういうことも含めてなんか医療の現場ってのは、何かね魔可不可思議なことが起こっているなと練馬でも思ったんですけどね。

田中康夫 なるほど。でもまあね〜、なかなかその人口が多くなるとですね、みんなも、ですからこの矢祭町のようなところ、或いはねぇ、他でも小さいところは、やっぱり1,000人の村だったら、その中の10人がおかしいって言い出しても、黙ってた人が100人になれば、これは大きな声になんですけども、練馬もたぶん60、

有田芳生 70万人。

田中康夫 70万人の町ですよねぇ、で、そこでついつい諦めちゃうと、そして今、とりあえず戦争が起きているわけじゃないし、とりあえず生活苦しいんだけど、飢餓で死んでる人が続出しているわけでもない、となるとおかしいなって言いながらそこで終わってしまっていると、これをね変えないといけません。

有田芳生 うん、だから日々こう、歩いてますと、本当に顔見知りの人ができて、例えば中村橋の駅行くと、もうあの駐車場の、駐輪場の管理のおじさんなんかもう顔見ると「ヨッ!」っていうようなもんでね、もう毎日のように逢う形で、そういうところであの話をしてその座っている方々から声をかけていただいて、こういうことをやってあの〜ご主人が亡くなってあの〜本来ならば貰えるお金のはずなんだけども、行政がくれない、で、そういうのをどうしたらいいんだ?っていうのに、そういうのは無料の生活相談とか法律相談があるから行って下さいってよって言ったらそういう基礎的なことさえも、まだ十分広がっていないことで、ありがたかったです、じゃすぐ行きますみたいな、そういうあの人間と人間の繋がりってのができていくんで、本当にあの練馬区というところで、少しずつ、なんていうんですかね、まああの〜色んな方々と交流していく中で、今の新党日本副代表としての活動ってのは本当にあの〜偽りなくですね、意義あることだな〜というふうに日々痛感していますねぇ。

田中康夫 なるほど、まあね本当にあの〜え〜政治は生活だってことを言う人達は与野党問わずいたりするんですけど、でもその生活がですね、目の大きな背後に組織のある人の声だったりしますけど、やっぱり私達新党日本は、その〜組織に属さない、或いはいや組織に入っていてもですね、まさに篠山三郎さんが言うところの無所属の時間として人間としての良心を持って生きようというね、こうした人達の期待に応える、またこうした人達のために、具体的にですね、こんな無駄遣いがあるよ、ってネズミ取りではなくて、それが生まれてくる温床のシステム、組織、ね、制度があるんですから、そこを変えるっていう形にね、いきたいと思いますね。制度を変えるところにまでいくと、しがらみがある政党の人達は、与野党を問わず、小さなネズミ取りの時にはおかしいって言うんですけど、スケープゴートを見つけて、制度を変えることになるとですね、それで跳ね返りがある人達がいて、その人達が支持母体組織であったりするので、口をぬぐってしまいますけども、この点がね。

有田芳生 だからあの現状について問題がいっぱいある、それも指摘しなければいけないんだけれども・・、じゃそれをどう打開するかっていう時に、やはり少子高齢化がどんどん進む時代にあってはね、あのやはり医療、福祉、教育なんかを中心にした産業構造に変えなければいけないんで、それは夢物語ではなくて、田中康夫が知事の時代に実現したことを、これ、日本に広げていけば、全く違った日本社会ってのができるんだと言うとね、そこでね、あの納得、説得というか、あの、結びつくんですよ、聞いてくださってる方と、だから昨日なんかもどういう理由か分かんないけども、光が丘なんかでは背広を着た高齢者の男性の方が本当に話し終わって、こう、握手をしたとたん泣き出して、田中さんと一緒にいい日本を作って下さいよ。

田中康夫 まあ、みなさんと一緒になんでね、私と有田芳生だけがなんか力んでもですね、後ろ向いたら誰もついてこないで、草むらの陰でみんなヒュウ、ヒュウ、OK!つってくれてるんだけじゃなくて、草むらからですね、地雷原にまで出てくのは我々ですけど、草むらからちょびっとだけね、歩道の辺りまで出ていただけるとありがたいという気がしますけどね。ていうことですね、有田芳生がもう30年住んでいる、練馬区からですねこの日本を変えようということをですね、今日は語っていただきました。

有田芳生 ということで、話の最後にいつも、この練馬区から日本の政治を変えよう、一緒に変えよう、ということです。

田中康夫 そうですねぇ、ということで、


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 2008.06.26


食品偽装をなくす原産地表示の仕組みを! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まあ、あの〜私は昔、山国で知事をやってた時にあの〜長野県原産地呼称管理制度っていうのをやったんですけどね、あれやったきっかけは何かっていうと昔、あの〜神戸の震災の後ですねぇ、50ccのバイクで回ったり、神戸の空港は無駄じゃね〜の、って自民党の人に会ったりした時にすごい疑問に思ったんですよ、だって神戸牛って言うけど、神戸市って全国で一個しかないんだけど。

有田芳生 ええ。

田中康夫 神戸市内で肉牛を肥育している人ってのは3件か4件くらいしかなかったんですよ。

有田芳生 う〜ん。

田中康夫 なのに百貨店行くとみんな、あの地下の食品売り場に、神戸牛って書いてあんですよね、これは淡路島で飼ってたり、丹波篠山の方で飼ってたりするから、丹波牛とか淡路島牛とか、或いは、まあ、しいて兵庫牛とかですね、言うならわかんのに神戸牛って、羊頭狗肉じゃない?って言ってたんですけどねえ。

有田芳生 あれは、確かあれですか、但馬牛の種が全国に広がって行って、その何て言うんですか、

田中康夫
 まあ、そう言ってますけど、そんなことはねぇ、何かそんなことを詰めてくとねぇ、ユダヤなのかアーリアなのかみたいなわけの分かんない話になってっちゃうんですけれども、少なくとも、ねえ、まあ、そりゃもう種もあるかもしれないけど、どこで飼ってるか?ってことでしょう?神戸で1日も飼ってない、もっといえば松阪牛だって、最後、松坂にねぇ、何日か来ると松阪牛って言ってんだけど、で、どうもそれが変だな〜、ですから最近の飛騨牛、で飛騨牛は高級品の飛騨牛に劣悪な肉を混ぜてた、って言ってんだけど、じゃ飛騨牛の定義って何よ?って、誰がどういう基準で、その農林水産省なのか、きちんとした第三者機関なのか、飛騨牛はどういう種で、また肉厚がどういう具合で、脂肪分がどうのとかですね、どこで産まれたとjかだけじゃなくてですね、客観的なデータ必要でしょ、で、これをやったのが長野県原産地呼称管理制度で、どこの日本酒だったらお米、どこの水を使って、或いはワインだったらどこのぶどう、また、そのぶどうはどれくらいの糖分、甘さの糖分以下でないと、とか以上でないといけないとか、何ヘクタールでどれくらい収穫量以下に抑えないと、あの〜ただ採れただけになっちゃうとかこういう客観的な基準を決めたんですよね。

有田芳生 その基準を決めるきっかけってのはどういうことから、原産地?

田中康夫 それは、私が単にそう思ったんです。つうのは、だからそれはきっかけは、長野県ってのは農家戸数が全国で一番だと、農政部の人達が豪語してんだけど、その人達みんな農業土木というあの土地改良事業という水路をコンクリ三面張りにすることばっかお金使ってて、全国一ですって言うの、全国一だから小規模なんです、だから、今まで乗り遅れたんですって言うから違うよっつったの、大量生産、大量消費、大量廃棄の時代じゃないんだと、その意味で言うと顔の見えるこの生産者が作ってるものが素晴らしいと言えば、みなさんだってお豆腐、おいしいお豆腐だって言えば、ねぇ、この世知辛い世の中でやっぱり30円、50円高くても買うでしょ?するとこれはやらずぼったくりじゃないですよ、いいものを作ってる人にはちゃんとしたいいお金が入ってくる、消費者もそれでいい安心が得られると、これをやろうってことで始めたんですけどね。

有田芳生 例えば池袋なんかに行って野菜とか買い物に行った時に、埼玉県の何々さんの作った物とかあって写真なんかが出てるとやっぱり、その人が責任持ってこの商品を一生懸命もう作ってキャベツにしてもですね、いろんなものにしても出してるっていう、その、こう安心感ていうか、責任感というかね。

田中康夫 まぁそれで写真貼ってあったんだけど、買ってみたらたいしたことなければ二度目から買いませんからね、そこでやっぱり良い意味で切磋琢磨になってくんでね、うん。

有田芳生 そういうことは大切ですよね。それとね、もう一つはあの〜まぁ神戸で震災のボランティアやってた田中代表に聞きたいのは、最近、六甲の水が六甲の水じゃなかったっていう。

田中康夫 六甲のおいしい水といってこれはハウス食品工業という、まあハウス食品の本社自体は東大阪市っていうこてこての場所にあんですけどね、で、六甲に工場があります、でもみなさんもご存じのように六甲山に接している区はですね東灘区、灘区、また北側のですね北区ってとこなんです。ところがこの六甲のおいしい水というのが売れてたのかなんだか知らないけども、前から本当にどこで採取してんの?ってなように言われてたんですけども、西区という地震の時もまったくその日から電気がずっと付いていたという場所で採っていると、これはやっぱり六甲じゃないわけですよ、つまりハウスのおいしいお水ではなくて、六甲のおいしいお水と言って「六甲」っていう言葉が付いているから買ってた人達はいるわけですよね、これはまあ虚名のイメージのブランドとして、で、これを公正取引委員会が、しかも、その君が西区の方で採取している水は今まで入っていたカルシウムとかミネラルとか、こういうものが六甲山系で採ってた時の1/4になってんのに、それがそれだけの分量が入っているかのように虚偽表示をしているからこれを消しなさいっつったわけですよ、で、ようやっと6月になって、あい、すいません消しました、っつってんだけど、そこもまた未練たらしくてですね、西区であっても、これは広い意味での六甲山系の水系であると思ったが、地下水系なので確認のしようがないので消しましたと、だけどミネラル分とかカルシウム分は1/4だったんでしょう?しかもこれは公正取引委員会は1月におかしいぞ、と調査を始めたのに、そして1月に彼らはぺットボトルのところの表示はいつのまにか消しているんです。にも拘わらず記者会見をしたわけでもなければ新聞広告をして、実は、やっぱり少なくとも客観的事実のミネラル分カルシウム分は違いましたので、1/4でしたのでその表示は消しましたということも書かずに、6月に最終決定してから1月から消してましたと言って、なのにこれマスメディアはですね、誰もおかしいぞって言いもしないんですね。

有田芳生 だから飛騨牛の問題なんかはね、例えば新聞がでかでかと書いているじゃないですか、社会面全部を使って、ところがその六甲の今、問題なってる水ってのは新聞でもベタ記事ですよ、これは何でなのかなと思ったんですよ。

田中康夫 だから私これは思うのはですね、インターネットのニュース、ヤフーのニュースの欄をポータルに私はなぜかしてんですけど、ヤフーの経営がどうかって問題は別としてですね、そうするとこれは一行でずうっと載ってるから、それもでてくるんでクリックできる、だから新聞の場合には皆さんもう最初から大きさですからね、テレビの場合には扱うか扱わないかですから、じゃこれは誰を養護しているのと、消費者を守るんじゃなくて大スポンサーだからなんですか、ったら自浄作用はいったいどこにあるんですかと、いう話になってくんでね、或いは飛騨牛も高級って言うけど、飛騨牛の定義は誰も言ってないわけですよ、で、じゃそこからは、じゃ、こういう基準を日本の食産物に関して作りましょうと、オールジャパンでと、いう話にもならなければ、ほら、ここで無駄遣いしていたぞって言うんだけど、無駄使いをするようなシステムをどう変えましょうかになってかない、これがまあ新党日本としてはですね、以前から述べているように長野県でも行ってきたように小さな問題点を口封じしたり、或いはそれをやり玉に挙げるんじゃなくてシステムを変えることをね、するという。

有田芳生 だから飛騨牛の問題がこれだけ問題になってたと思ったら、その今度は豚しゃぶの豚が今度はニセモンじゃないんだけども使い、こう、食べきれなかった物が別のこう、料理にまたまわされているってのが出てきたり、毎日そんな話ばっかり出てきますよね。

田中康夫 でも一方でね、あの電波垂れ流ししながらね、リサイクルは大事ですって言っているんで、そりゃまあ吉兆、船場吉兆の話は論外ですけども、まあ同じ家の中ならねぇ、残った物もチャーハンにしたりとかしているわけですけれども、う〜ん。

有田芳生 だからこうなるともう内部告発でどんどんどんどん出てくるわけだから、その飛騨牛にしたって1000万こう金を出して口封じをしようとしたとか、1億出すとかってというような話でそれで大きく記事になってんでしょうけど、しかし、いくらこう隠したって内部告発がもう当たり前になってくれば、あの、こういうことはもうどんどんこれから出ていっちゃうと思うんですよね。だからマスコミの問題としておかしいなと思うのは例えば国会でこの今も、今日の新聞なんか1面デカデカ出てましたけど、居酒屋タクシーの問題にしたって20年、30年前からやっているわけですよね。

田中康夫 そうですよね。

有田芳生 だから、まぁあのその、良し悪しという話ではなくてね、じゃ20年も30年も前からマスコミも知ってたのにやってなかったって、まぁ、私もマスコミにいてやんなかったのは何だって跳ね返ってくるんだけども、そう考えてくると何か天井が抜けたようなこの日本社会にどんどんどんどんなってるような感じがしてしまって、それがあの日々暮らし続けてる方々も一体これはどうなってんの、ということがまぁあの街頭でこう話をして、あの会話をしている時なんか、やっぱりこの日本もうどうしようもないんだ、なんとかしなけりゃいけないっていう声が毎日のように来るんですよ。

田中康夫 ただ、それは是非みなさんもですね、おかしいなと言っているだけではなく、我々はおかしいことは一緒に変えていこうと言ってるんで、もう前もお話しをしたけど韓国でですよ、小さな子どもに至るまで、でもゲバ棒振ってんじゃないんですよ、蝋燭持っておかしいことはやっぱりおかしいと言うと、豊かな社会になっても、これはですね、やはりみなさんが投票に行くってことだと思いますしね、選挙がいつあるのかわかりませんが、う〜ん。

有田芳生 だからこの間、民団の婦人会の研修会でお話しを、そのことに触れたんですよ、やっぱり韓国ではそうやってあの〜光州事件を含めた伝統があって、やっぱりおかしいっていう時にやっぱりみんなが動くんだって話を聞いたら、それはもうみんなもう拍手だったんですけども翻ってね、日本は後期高齢者の問題にしたって食品偽装問題にしたって色んな問題があるのに、それをやはり自分達で行動したり協力しあって変えていくってのはとても大事だと思うんですけども。

田中康夫 う〜ん、まあ日本を去勢しちゃったと言われるそのアメリカでだってね、やっぱりおかしいことはおかしいと、拳を上げるんではなくて、きちんと言える社会がありますからねぇ、にゃんなんでしょうに〜。

有田芳生 だから福田首相がねぇ、最近、静かな革命って言葉を色んなところで使っていますけども、まあ福田首相でなく、やっぱりこう日々暮らす消費者の立場からとっても静かな革命ってのは本当に生きる人達が生活の中から作っていかなきゃならないなぁなんて思ってるんですけどねぇ。

田中康夫 ということですね、まあ、あのですから私達新党日本は、単に飛騨牛おかしいとか、或いは六甲のおいしい水言わない、これはやっぱり大きなところをきちんと長いものに巻かれるじゃない形にする必要性ありますけれどもねぇ。強きをくじかなくちゃいけません。でも同時にシステムを作り替える必要があるんで、それがまあ私の場合でいうと原産地呼称管理制度だったりね。そうでないとなんかブランドってのも、ちょっと著名な文化人がこれおいしいねってマーク付けたらブランドだったり、これ実体がないんですよね、客観性の上に、良い意味で皆が認める人の主観とは違う意味での客観性の上に責任を持ってきちんと推奨するという形のね、え〜社会にしないといけないな〜という気がいたしますですよ。

田中康夫 ということで

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.06.19


政府の地震対策―ここでもハコモノ行政だ! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました。代表田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 はい、え〜、まあ、東北地方でですね、大きな地震が起きてですね、え〜数多くの方が亡くなり、また現在も行方不明の方がいらしゃいます。

有田芳生 ええ

田中康夫 まあ、あの〜世間の中には、したり顔でですね、あれだけの規模の地震にしては、あ〜、この程度の被害で済んだのではないか、みたいなことを言う人もいますけども、私は一個思ったのは、やはり、あの〜冬柴鐵三国土交通大臣が行って、いや〜もう想像を絶する状況だと、これは一生懸命やんなきゃと、一生懸命やんなければ、って彼が言ったときには、またぞろのですね、鉄やコンクリートを使った公共事業で再生をすると、山をもっと補強をするという話になんだけども、急がば回れで違うんじゃないのかと、やはり国土の7割が森林で、その中の45%はですね、針葉樹であると、つまり国土の3割は針葉樹なんですよね、で、その針葉樹で間伐をしてあるのはまだ1/3しかないと、みんな雨後の竹の子のように戦後造林をした所が、木が密集してんので逆に保水力もないし、木も元気じゃないと、これを変えるということをしないでですね、或いはまたコンクリーのダムを造って、いや、今できているのは、そのいわゆる水が貯まった自然ダムなんだと、それのその水を抜くために中国同様一生懸命やるんだってんだけど、どうもその目先のですね、小さな穴をつぶすにもならないような具合だな、って気がしますね

有田芳生 だからマスコミレベルの報道を見ていると、今回はあの〜、まっ、テレビなんかで10秒前に地震が起きますよっていうことを知らした、そしてまた地震が起きた時にいち早く政府も動きだしたって言うんだけども、確かにあの〜福田首相が現地に行って、2カ所で被災者達と会って、まあ色んなことを話をしてるんだけど、それが何を話しているかっていうと皆さん我慢して下さいよ、っていう言葉が先行してしまってですねぇ、今、話に出ていたようにもちろんあの希望を与え、支えつつ、具体的に何をやっていくのかっていうことを、あの〜非常に困ってらっしゃる方々に語っていかなければいけないし、あの〜実行していかなければいけないんだけども、同時にあの〜これだけ被災者がこう生じていても、今あるようなこう根本的なところの森林整備であるとか、そういう問題のこうリーダーシップを取れてないというふうに思うんですよね、だからそういう意味では、あの〜本当に場当たり的で現地に行っているだけの印象があって、ま、こういうことではあの〜本当に日本の政治の遅れってのは、如何ともし難いなぁ、なんてと見てしまうんですよね。

田中康夫 あの〜、だからやはりこういう時にはその〜優秀な官僚とか職員ってのは沢山いるんだけれども、でも新しいシステムを作るってのは、これは政治のリーダーシップでなければ作れないんですよね。

有田芳生 ええ

田中康夫 ですから官僚はこういう災害が起きました、じゃ、こういう補助金を出して、こういう地域の復興です、と言うとまたぞろのハコ物でしかないわけですよ。

有田芳生 ええ。

田中康夫 極論すると、橋があの〜橋脚が落ちた場所もありますよね、むろん、往々日本は活断層が通ってますから、そうした中で前後の地盤がですね、非常に異変をきたしたのかもしれないけども、やはり、この橋の点検というのが、補助金ではなくて全部地元費用なので、どんどん橋の点検をする間隔が延びる延びちゃってんですよね、トンネルに関しても、で、やはりこうしたところこそですね、今ある橋をまず新しく付け替える前に、今ある橋は大丈夫か点検する、そして駄目なところを補強で済むのか、或いは作り変えるのかというきちんとプランを作るということの方が、これを皆が納得した上で古くなった橋は交換しようの話になるのに、相変わらずな何か穴ぼこ空いた所だけ埋めます、具合にですね、で、もっと言うとですね、例えば激甚災害で指定ですか?これ激甚ってついてる、でもこれで何をやるかというと実はですね、殆どまた公共事業なんですよ。で、農業に関してもその農業の施設の復旧をすることに国がお金を補助金の額を増やしますと、道路もそう、建物もそう、これはまあようやっとその阪神・淡路の時に個人の家を持っていた人達が二重ローンを抱えたと、これに関してまあようやっと10年以上たって法律ができたけどこれだって微々たるもんですよね。そういえば個々の家まで全額全部負担するというのは財政状況が云々ではなくてそりゃ無理かもしんないんだけど、激甚災害事業指定地域にして貰うってのも公共事業費でしかないんですよね、ここに大きな問題であるんじゃないかなと。

有田芳生 う〜ん。あの〜、俳優のですね、小沢昭一さんが、

田中康夫 小沢昭一さん、はい。

有田芳生 小沢さんが講演をやりましてね、で、それを聞いていて、なる程な、と思ったんだけど、しょっちゅうあの地方に出張に行くって言うんですよ、で、あの〜ま、歩くのが好きな方ですから、橋を歩いていたと、で、橋を歩いていたら何かもうぎしぎしぎしぎしいってる、これ大丈夫かなと思って、正にあの地震が来た時これは落ちるんじゃないかと思って、そして橋の端っこに行きますとね、橋を造った年月日みたいのが表示されていますよね、それをふと見たらこの自分の年と一緒だと、80年前にできたっていうのを見て、で、急にその橋が愛おしくなってきたと、自分も本当身体の調子が悪い所が出てくるけどもやっぱりこの橋も大変な年月を過ごしてきたんだな、と思ったら愛おしくなったみたいな話をされてたんだけども、だけど、まっその話を聞いて思うのは、今のお話しじゃないけども、身体は人間こう年をとれば、悪くなっていくところが出てくる、で、やっぱり橋にしても道路にしてもそういうところがあると思えば、そこにやはりあの目を届かせて、え、必要な改修をきっちりやっていくってのは、命を守ることになると思うんですよね。ところが、今朝もあの福田首相からメ-ルマガが送られてきてですね、

田中康夫 ほう、奇特にも取ってらっしゃるんですか?

有田芳生 いや〜、だって勝手に送ってくるんだもん、だって、小泉首相の時から頼んだらもう、安倍それから福田首相、勝手に送ってくる。

田中康夫 あっそうですか?私、小泉純一郎のメールマガジンっていうのは誰かがいれてくれて来ていたんだけども、いつの間にか来なくなったから、やっぱり自由民主党は田中康夫には情報を出しちゃいけない、いや〜、有田芳生は期待されてるってことですね、実は自由民主党や政府から、いや〜。

有田芳生 勝手に送ってくるんですよ、いやそれでね、今朝もですね、1行目は「生活者の立場で福田康夫です」って言うんですよ、どこが生活者の立場なのかなあ、なんていうふうに今回の件でも思ってしまいましたけどねぇ。

田中康夫 あの〜、恐らく小泉純一郎という人だったら「みんなガンバロウ!大丈夫だ!だから・・」っつったけどたぶん何もしなかったと思うんですよ、行きもしなかったと思いますけど、私は別に福田康夫氏の肩を持つわけではないんだけど、たぶん彼は、いやそりゃ大変だろうけども、何もしませんから堪え忍んで下さいって言ってんじゃなくて、色んなことしますけれども、大変だけども何とか一緒に乗り切って下さいと言ってる言い方かプレゼンテーションが言語力も含めてですねぇ、あの〜どうもいつも違うことを言ってるのかな?って気もしなくはありませんね、それも政治家の資質としてどうなのだということかもしれませんけども、あの〜、やはりそのダムもですね、コンクリートが耐用年数60年、70年、80年だとすると、戦争中に造られたダムはもう耐用年数を超えてんですよね、なのにじゃそのダムをそのまま放置して壊れるのを待つのか?ダムをまた造り直して立派なダム造んのか?ダム以外の方法を造るのか?違う放水路を造るのかとかですね、こういう基本計画がなされないで造られていくっていう、ここら辺を変えないといけない、ま、あの災害に遭われた方々は大変だと思いますし、ま、それは私も含めていろんなボランティア経験がある人間として新党日本が具体的な提案を今までもしてますけども、同時にそれはやっぱり今回あらためて感じたのは、激甚災害の指定区域というのがハコモノ行政でしかないと、これを変えていくということもですね、ソフトパワーの我々新党日本の役目だなという気がしますね。

有田芳生 その問題で一番構想力を持ってんのは新党日本ですからね。

田中康夫 はい。

有田芳生 そういう構想も更に具体的に発表して、努力をしていきたいですね。

田中康夫 はい、ということでですね、ま、あの、よくある、一日も早い復興、とかですね、立ち直りを、なんて言葉がいかに、まあ、何か違和感はありますので、別に私達は傍観者ではなく、一緒によりよくしたいと思いますが、いずれにしてもあの今回のことを見て、またぞろのハコモノという発想でしかない国の復興というものを早く我々も政府としてですね、変えられるくらいの立場にならねばということを思いました。

有田芳生 本当ですね。

田中康夫 はい、ということで、信じられる日本へ向けてですね。

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.06.10


秋葉原事件と「蟹工船」ブームの陥穽(かんせい) 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 もう皆さんもですね〜、ご存じのように秋葉原で、え〜、多くの方々が車でなぎ倒され、殺され、そして、いわゆるナイフでですね〜、サバイバルナイフで刺されて亡くなる、或いは大変重傷を負っているというむごい事故がありましたけれども。

有田芳生 うん。あの〜、派遣労働者で本当に自分の先行きが見えなくなって、自暴自棄になってと言うんですけども、まっ、そこら辺の背景ってのはこれから具体的にどういう事があったのか、っていうのは十分に検討しなければいけないと思うんですが、でももの凄く異様だと思ったのは、これはあの新聞でも詳しく報じられていますけれども、その犯行予告を掲示板でも詳しく何日間にわたって書いているわけですよねぇ。

田中康夫 そうですね。

有田芳生 で、それはあの、これまでもあの〜、例えば「2チャンネル」というような掲示板でもあの犯行予告をいたずらでやった人に対しても、「学校襲うぞ」ってことに対して、直ぐに警視庁などが動いて、ま、その犯人を逮捕するという敏速な動きはあったんですよね。

田中康夫 でも今回はそれだけ書かれていて、秋葉原って特定地名までもでてきているわけですよね。

有田芳生 だからそういうことを早く察知するような体制を取ろうと思えば、これまでも動いてるわけだから取れた、だからそれがここまで何日も何日もこの〜予告がされていて、しかもその本人を特定することはそう難しいことじゃないわけで、で、その人物の動きを見ていれば、いや、どっか自宅から出て福井に行ったぞと、で、福井調べてみたらミリタリーナイフ買ってた、ということも明らかになる位の敏速化は可能だと思うんですよね。

田中康夫 あの〜この件に関してたまたま森永卓郎さんにあったら、

有田芳生 はい、はい

田中康夫 その多くのメディアが、え〜アキバ系に詳しい森永さんって電話をかけてきたと、で〜私もこれラジオで言ったんですけど森永さんと、アキバ系っていうのを何かね、風俗に勤めているとかね、或いは暴走族であったとかっていうのと同じ蔑視で見ているわけですよね。

有田芳生 ええ、ええ。

田中康夫 じゃこれがそのもっと違う、官僚も叩かれているかもしれないけども、そうではない人達?じゃ、歌舞伎系の人って言ったら、たぶんそういうい蔑視にはならない。

有田芳生 う〜ん。

田中康夫 で、もうひとつはね、これはまあ彼が勤務をしていた所に派遣をされてたって言うけど、派遣をされていた所は、日本で一番大きいな自動車会社が51%近い株式を持っている関東自動車工業という、車のシャーシを作る会社だったんですね、で、その彼はリストラの対象ではなかった、レイオフの対象ではなかったと言ってるけども、現実には彼は自分の作業着がないということで自分はリストラに遭うのかと言ってそこでもう殆ど逆上してしまった、というふうに報じられていますよね、と、くしくも経団連の会長を勤めた人、二代に渡ってその会社の正に100%と言っていいようなですね子会社、そしてホームページにトヨタの車を作る会社と書いてあんですね。するとそのキャノンという偽装派遣も含めてですね、それぞれそのトヨタやキャノンで真面目に働いている人がいっぱいいるのに、くしくもそういう場所から、このような犯罪を犯す人がですね、少なくとも出てきた。何かやっぱりチャールズ・チャップリンの「モダン・タイムス」の歯車と同じようになっていた人が、自分の歯車は知らないうちに取られちゃった、だったら自分のこの歯車が一個歯抜けになっても、お前ら動いていくのかよ、と言っても、勿論殺人をするなんてことは断じて許されないことであって、こんな計画的なのは許されないんですけども、やはりその部分にまでですね、マスメディアがきちんと分析をですね、していかないと、彼の生い立ちであるとかですね、彼の家族であるとか、というところだけを探ってもですね、結果としてこの問題はまた同じようなことが全国で起きてくる気がしますね。

有田芳生 だから、あの〜小林多喜二の「蟹工船」がですね、新潮文庫で120万部を超えたっていうことが驚きで報道されるんだけども、勿論、なかにはホラー小説のように或いはアドベンチャー小説のように読む人もいるんだけども、同時にあの〜やはり派遣の立場にいる人達が何かあの〜時代も違うし、労働形態も違うんだけども、大変な思いをしているという意味で共感している人も実際にはいる事は確かなんだけども、だから今回のあの〜25歳の容疑者がどのような労働形態であったのか、そしてあの〜さっきのつなぎがなくなった、って話ですよね、ま、後から出てきたって言うんだけど、いつもあるものがその朝はなかったということで、じゃ一体そこに何か作為はなかったのかどうかも含めて、やはりあの〜職場の有り様ってのは調べていく必要があるというように思うんですよねぇ。

田中康夫 でもそこのところが非常にマスメディアの追求は及び腰なんじゃないかと。

有田芳生 ええ

田中康夫 フジテレビとかいくつかの局だけは、その入口のですね会社名も映してはいましたけども、でも、必ずしもそれは見ても皆さんは気づいていない、で、ただその、ま、今有田さんが言ったように「蟹工船」の本が売れていると、けれども私は思うのにね、韓国においては、BSEのいわゆる牛海面状脳症の肉をアメリカとの間で入れざるを得なくなったイ・ミョンバク政権に対してですね、あれだけの多くの若い子達が白いお面を持ってですね、別に暴力を振るうわけでもなく全国でですね、集会をしてそこに参加をしていく、お年を取った人も参加をしていく、これがやはり少なくとも韓国も軍事政権なわけでは今やなく、そして日本ほどではないかもしんないけど、皆が豊かになってアメリカにまであれだけ留学するようになった国、でもそこにおいて皆が昔のゲバ棒のような形ではなくてですね、社会に対しておかしいことを言っていく、じゃ今の日本は翻って、ま、副代表が街頭に立つとですね非常に多くの人が足を止めてくださる、或いは世の中を変えてくださいと言う、一緒に自分が何を変えていけるのか、出来る人が出来ることを出来る場所で何をするのか、するとやはり私は韓国の若い人達、或いは多くの経済が良くなると思って期待していた、え〜人達がですね、今のイ・ミョンバク政権に対して静かなその異議申し立てをしている。と、日本ははたしてその革命というようなものも皆テレビ中のゲームが同じようなものがあって、あの車でなぎ倒す殺人をした許せない犯罪があったように、何か皆ゲームとして革命とか「蟹工船」と言ってんではないか、とするとですね、或いはそういう甘えがあるとすると19世紀的形式経営者の側からすれば、君たちも甘えているよ、と言って一刀両断されてしまう。その意味でいうと私はあの〜、ある意味では韓国のですね若い人達の今の動きというものをむしろ学ぶべきだし、そのことを逆に言えばマスメディアもですね自分も安全地帯にいても、韓国の若者はこうだよと、君達本を読んでいるだけでいいのかと、書を捨てて街に出よ、と言った寺山修司は今どう思う、ぐらいなですね、ことがでてこないというところに、何か日本の不感症があるな、って気もしなくはありませんが。

有田芳生 韓国ではねぇ、全閣僚が辞任をするという動きが今、進んでますけども、あの「世界」であの韓国が独裁政権の時に、雑誌の「世界」ですけども、あのTK生、

田中康夫 あっ、岩波書店が出している、

有田芳生 岩波書店が出している、TK生という名前でずっと韓国の事情を報告していた、ま、東京女子大で実は働いていたチン・メイカンさんという方が、で、韓国が民主化されて戻って、その時に本当に光州事件含めて韓国で、大変なあの血を流しながらも民主化の為に闘った人達が、本当に希望を持って韓国に戻った時に、その民主化を支えてきた人達が、全然もう物質的欲望にまみれてですね、あの民主化運動どこへ行ったんだというふうに、チンさんは、チン・メイカンさんはあの絶望するんですよね。

田中康夫 うん、うん

有田芳生 ところがやはり韓国の民主主義ってのはやはりその血みどろのその光州事件を含めた、その闘いの中で、脈々とあの若い人達にこう伝統が残っているっていうのが今、田中代表が語った、動くんですよね。

田中康夫 そうですね、ですから自らの手で勝ち取った自由、ところが日本の場合にはですね「蟹工船」を読むだけで、いや「蟹工船」を読むことはとても尊いことなんですよ、でも自らの手で勝ち取るのはですね、戦争が出来る憲法改正が勝ち取ることだ、と言っているような妙な人達が元気だった時期があったりしてですね、本当の意味でやっぱり私達の社会を自分達で勝ち取るんだというのにならない、まっ、その意味で言うと、おかしいことをおかしいというだけでなく、おかしいことを皆さんと一緒に変えていく、そして皆さんもですね、あの〜新党日本に期待して下さるだけではなくて、出来ることを出来る限りですね、私達と一緒にあの〜街頭で少しお手伝いしていただくこともですね、立派なあの政治参加だと思いますんで、是非、あの〜練馬区を中心に副代表がですね、連日あの街頭に立っていますから、是非声をかけていただき、或いは一緒にお話しをしていただければというふうに思いますね。

有田芳生 はい、本当に街頭で訴えていると、日本の社会が変わりつつある、そういう局面にあるということを実感するんですよね。だからそれを本当に形にして、本当に希望ある日本にするために努力をしたいと思います。

田中康夫 はい。ということでですね、それでは、

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 2008.05.21


国際救援隊の創設を 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫
 新党日本ウエブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 え〜ミャンマー連邦でまぁサイクロンという大変なあの〜天変地異によって、またその後、中華人民共和国、中国でもですね、四川省を中心として大きな地震によるですね、悲劇が起きたと、実はあの新党日本の代表として、え〜5/20の日にですね、中国大使館、元麻布にありますけど、ここでは、まあ、あの記帳を受け付けてるということで記帳をしてきました。

有田芳生 はい。

田中康夫 同時に、ま、あの〜北品川にあるミャンマー連邦の大使館も表だって記帳という形はなかったんですが、連絡をして伺いました。で、それぞれあの〜中国大使館では公使、孔さんという公使の方、また、ミャンマー大使館でも、ミャオさんというですね大使の方とお目にかかってお話しをし、そしてまた、チームニッポンのですね、え〜、あっ失礼しました、あの〜新党日本のサポーターの方々を中心にしてですね、元々サポーターの費用としていただいている中からですね、それぞれあの〜両国の政府に100万円ずつをですね、お渡しをして、お国のその国家のためというよりもむしろそこに暮らすその国民や市民人民のためにですね、活用していただきたいということを申してきました、はい。

有田芳生 あの〜、それぞれから現地の被災状況みたいな報告はあったんですか?

田中康夫 まっ、あの〜別にテレビのレポートではないので、むしろそれは私達も、或いはこのラジオをお聞きの方も充分ご存じであろうと思います。

有田芳生 ええ。

田中康夫 まっミャンマーに関しても、あの〜日本からのですね、そうしたあの医療チームをはじめ支援を受けるという形になっていますから、あの〜その状況がどうであるか、という場合に状況が酷いということは分かりきっている話ですからね。そしてそれをですね、ミャンマーは独裁的な政治だから、中国も一党独裁だから自分達でやれというふうに言っているような方々というのはですね、逆に言えば、こういう方々こそ一国平和主義で、そうすると日本の中でも自分の町以外の所で起きたことは自分達でやれという話になってきますからね、あの〜これはあの新党日本結党する前から私はそのできることを、できる人が、できるところで、できるだけ行うということこそがですね、あの必要だと思ってます、」まっ、実際にあの皆さんもご存じのように昨年の参議院選挙における「新しい日本宣言。」の中では、え〜私達はですね地震・津波等の天変地異、内戦や飢餓等に直面する地域での救助活動や医療支援、住宅再建へ駆け付ける、富国強兵とは対局のえ〜国際救援隊を創設をして、アメリカやアジアの間に位置する太平洋の島国・日本は、こうしたソフトパワーの貢献で世界から信頼を得る国家を目指すべきということを書いありますのでね、まっ、あのこの一環の中で、まっ、あの神戸の時には私が行くことができましたし、また神戸の地へ仕事があっていけない方から、色んな私が提案したアイデアに基づいて子供用の靴下であったり、一本の口紅であったり頂きました。ま、知事時代も、逆にお隣の県に職員が行って、犬がいるので避難所に行くことができない半壊住宅のところを一軒一軒ご用聞きのように廻って、必要な物をえ〜お渡しすると、そしてまた、あの〜テレビ局も新聞社もご存じのように、それぞれ募金活動っていうのをしますが、これはあのみんな国内の場合には、日本赤十字社や共同募金会を中心とするような地元自治体が入ったですね、その募金の委員会ができる。ここでお金の具体的に分配をして支給するまでに非常に時間がかかるということで、知事時代も隣の新潟県知事の許可を得てですね、県独自の募金というのをしたら1億円位集めまして、これをま、現場を御用聞きのように廻る職員からの提言に基づいてですね、仮設住宅が冬結露が酷いということで一所帯ずつに除湿器をお渡しするというようなことも行ってきました。ですからあの〜今回もですねイデオロギーとか国境を超えて、まず私達ができることは何か、それがあの新党日本だろう、というふうに思ってます。

有田芳生 マスコミ報道なんかで、ごく一部だと思うんだけども、この今、田中代表がこう語ったように、あの〜イデオロギーとかそういうところの判断で、まっ、ここぞとばかりあの中国などをこう責める人達がいるんだけども、それは大きな間違えであって、やはりそこに苦しみ、或いは亡くなり、嘆きする人達がいたらそこにやはり手を差し伸べる、っていうのは当然のことだと思うんですよね。ですからあの〜今医療チームが行ってますけども、第一陣として21人でしたか、あの中国で人命救助のために向かった人達は、結果的には一人も救うことはできなかったんだけど、生存者を発見することはできなかったんだけども、だけどあの〜、母親とお子さんが亡くなったその棺に入ったこう遺体に対して、あの〜その日本から行ったチームの人達が、黙祷で頭を垂れている写真が、やはり中国全土に広がって、ネットの中国語版の中でも本当に日本人はあの嬉しいことをやってくれる、これを忘れちゃいけない、というようなことがずっと広がって、相当あの〜やっぱり人命を助けなければ行けないという気持ち、日本に対する気持ちも変わったという人がいるそうなんですよね。で、ネットの中であの〜いや日本なんて来なくていいんだ、と言う人が、お前何言ってるんだ、ということで孤立をしてしまうような状況が今、生うまれているそうなんだけども、やはりそういったこう対応ってのがとても大事だというふうに思いましたから、あの〜そういうことはもっともっとできることをね、やっていかなきゃいけないんだな〜と思いましたねぇ。

田中康夫 あの〜実は日本もですね、あの私はこれはえ〜既にあの〜「新党日本のメッセージ」のま、あの「奇っ怪ニッポン」の欄でも、或いは浅田彰氏との対談「憂国放談」でも言ってますけども、あの〜温家宝という人が真っ先にその日に現場に出かけて、そして胡錦濤という人はあれだけ大きな国ですから、総司令塔である北京にいると、彼があの〜現場に出かける時には温家宝氏が逆にですねえ〜北京に戻ると、やはり顔の見れるリーダーシップ、じゃあの〜中国やミャンマーを批判することは簡単なことです、しかし日本が阪神・淡路大震災の時に自社さ政権で村山富市氏だったからということではなくて、現在の政権与党でもある自民党が一緒にですね連立政権を組みながら顔は何にも見えなかったわけですね。或いはあの時もスイスから救助犬をですね、提供したいと言ったにも拘わらず、その救助犬の検疫がというようなですね、救助犬によってもし他の動物や人間にですね感染があればという、事なかれ主義の前例踏襲を役人の世界が言ったことによって、え〜救助犬が日本でですね、活動を始めた時にはもう数十時間が経過していたと、ですから今回中国の政府というものを批判することは簡単かもしれません。しかし私は、その中においてもですね温家宝、胡錦濤体制というものが前例踏襲の軍部であったり、地方政府のですね幹部であったりのですね、逆に言えば目を開かせるという形になってるだろうと思いますね。その意味で言うと中国の多くの人達がですね、日本よりはるかに貧しいかもしれない人達がボランティアとして駆け付けていくというのはですね、むしろ逆に日本のテレビにおいてですね声高にですね、反中国を述べているようなですね、自称文化人と言う人々はですね、少し爪の垢を飲んだ方がいいんじゃないのかな、っという気が、あの我々も謙虚に自戒をする中で必要だろうと思いますね。

有田芳生 あの阪神・淡路大地震の時も、あの〜当時の兵庫県知事っていのは県庁に行くのに相当な時間がかかってから行ったんですよね。それとあと森元首相も、あの〜あれ愛媛丸でしたっけ。

田中康夫 宇和島の、宇和島の水産高校ですね。

有田芳生 宇和島の水産高校ですね、あれだってゴルフをやってて、ま、暫く東京に帰ってこなかった、ってのがありましたから、そういうことで言えば本当にもう直ちにといっていい位の時間で現地に行く、っていうリーダーシップ、ってのはとても大切なことだと思いましたね。

田中康夫 まっ、あの〜まさに、的確な認識、迅速な決断、明確な責任と申し上げていますが、的確な認識や迅速な決断っていうのは大変極めて難しいことでもあります。え〜難しいことですが、あの〜結果オーライではなくて、やはりそれが今回の中国の場合、或いはミャンマーも非常に時間がかかり、その間に国民投票を優先させるというような形があったかもしれませんが、ようやっとそうした門戸をですね開くと、その意味で言うとミャンマーという国は、日本はかつて全日本空輸がヤンゴンまで直行便を飛ばしていて、で、多くの国と違い日本はそのミャンマーにかなりの経済支援、日本の商社も活動してきたところですからね、その場所に対して逆に私達が支援するということがあの〜必要なんだろうなという感じがしました。まっ、あの〜いずれにしてもあの〜新党日本のサポーターの皆さんの浄財を含めてですね、それぞれ100万円ずつをお渡しをするということを致しました。まっ、あの〜新党日本のその〜デクラレイション2007という、「新しい日本宣言。」の中にも書いたようなこういう国際援助隊というものが、やはりどんな時でも真っ先に日本の救援隊がですね、そうした場所に飛んでいく、え〜ということこそがですね、ブーツ・オン・ザ・グラウンドやショウ・ザ・フラッグよりもはるかにですね、実体がある内容かなということをあらためて感じています。

有田芳生 うん。先程もう一つ、あの日本の問題としてこう振り返らければいけないと思ったのは、四川省の大地震というのは20世紀に二回起きているんですよね。そう考えるとやはりあの〜日本の問題として考えると、例えば耐震構造の問題ってのは、あのどこまであの〜検討されてたかとうことで言えば、やっぱり日本だっていずれ大地震が来ると言われている中で、学校を含めた耐震補強の問題ってのもこれから考えて実施していかなきゃいけない大きな課題だなと思いましたね。

田中康夫 はい。ということでですね、え〜、決してあの私達はあの〜何か自粛をするとか、頭を垂れ続けるということではなくて、やはり悲しみや憤りをですね、喜びや希望に変えるということが新党日本だろうと思ってます。ということで、

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 2008.05.08


東京都第一支部オープン! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 はい、え〜まあ、国会は相変わらず何だかねぇ、みんな多分あの〜有権者の方々はこう不完全燃焼みたいなね、もう少しだってこれだけ世の中動いていくんじゃないかっていうのに、何だかよくわかんない慎重審議と言ってて、何が慎重審議なんだかよくわかんないっていう感じがありますけれども。ま、こうした中、あの新党日本の東京都第一支部、これがですね有田さんのお膝元でもあります練馬区、これどの辺にオープンしたんでしたっけ。

有田芳生 練馬駅から歩いて5分位、

田中康夫 練馬駅というのは西武池袋線。

有田芳生 西武池袋線練馬駅歩いてま、5分位でしょうかね、それから練馬の区役所からも歩いても5分くらいという、

田中康夫 まあ〜練馬の区役所っていうのは何か30何階建てみたいな、バベルの塔のような、バブルの塔のような、

有田芳生 もう顰蹙買ったやつですよ。

田中康夫 こんなに区役所に働くスペースが必要なのかって思いますけれども。

有田芳生 まっ、そこであの〜、新党日本東京都第一支部を開設をいたしまして、あの〜、

田中康夫 中々あの、あれですよね、まっ夜は一応、まあ別にシャッター通りなんではなくてですね、寂しくないシャッターにしようということで、有田芳生の似顔絵がバッチリ、

有田芳生 あの〜社長島耕作で有名な漫画家の弘兼憲司さんが書いてくれた。

田中康夫 弘兼さんってのも練馬区に住んでいるんですよね。

有田芳生 練馬なんですよ、ええ、で、実は柴門ふみさんにも似顔絵書いて貰ったんだけど、やっぱりどうも弘兼さんの方がまだ雰囲気がちょっとはいいかなっと思って

田中康夫 これがですね、え〜書いてありますので、これが目印ですけれども。

有田芳生 その〜新党日本の東京都第一支部、練馬に開設をして、ま、そこを拠点にしながら、この連休中も都内、特に練馬区も中心にしながら街頭で訴えさせていただきました。それであの〜、ま〜今、田中代表のお話にもあったように国会で一体どうなってんの?っていう暫定税率1ケ月前にガソリン代下がったと思ったら、あれ1ケ月たったらまた上がっちゃっているどころか、もう最高に上がってしまっているっていう、それに対して政治ってどうなってんのっていう声があることが一つ。

田中康夫 政治だけじゃなく新聞もねぇ、値段が上がってよかったって、値段を上げなきゃいけない、って言ってたっていうマスメディアってのも、一体誰を向いていんのかっていうねぇ。

有田芳生 そうなんです。変な話なんですよ。それともう一つは、あの〜この8ケ月定期的にあの街頭で訴えさせていただいてるんですけども、後期高齢者医療制度なる、おっかしな名前の長寿医療制度なんて名前を変えたって、法律の中味は何も変っていないわけで、その酷さについて語りますと、これはもう東京都内どこでもあの〜中高年の方が立ち止まって聞いて下さるんですよ、ジーと聞いてくださってる、まあ普通街頭で訴えてると、あの〜長い話をしてしまうと途中であの〜足を運んでしまう方がいらしゃっる、ところがですね、これがちゃんと聞いて下さるんですよ。やはりあの〜象徴的なことで言えば山形で87歳のお母さんを58歳の息子さんが、無理心中で二人とも亡くなってしまう、これもあの新しい保険制度が始まって、生きていくことがこのままじゃできない、っていうような不安感、それであの〜心中をしたという事が明らかになってんだけども、そういうことを含めてあの〜これからの生活不安ですよね、それが一気に何か広がってしまったような印象、実感として受けますけどね。

田中康夫 そうですね〜、物価がどんどん上がっていくと、そしてお給料は横ばいどころか下がってきていくと、これは電気代、ガス代とか公共料金も、石油の値段は一体誰が吊り上げているんだと、世界的かもしれませんけども、その中でそして年金も減ってく、そして医療費も上がる、で、そしてまた秋には消費税を上げてこそ政治だ、などと言ってる経済界の人達やマスメディアがいるという。

有田芳生 朝日新聞までもねぇ。

田中康夫 え〜朝日新聞は、誰を向いているのかよく分かりませんですね〜、しかも朝日新聞辺りは世論というのは感情的で短期的なものしか見ないと、新聞の論説というのは専門家が書いているから中長期的な視点に立っているって言うんですけども、人口が減っていく中で税金増やしてどうするという感じがしますね。まっ、え〜東京都第一支部、練馬にありますけどこれは練馬だけでなくて都内一円をですね、遊説を廻っているという形ですけれども、う〜んと、パンフレットの方もね、先程の弘兼さんの、分かりやすいこれはホームページの方でも皆さんダウンロードしてご覧頂くことができますが。

有田芳生 まあ、弘兼さんの似顔絵もあれ、っと思われることがあるのかも分からないけども、若い方々がやはり手にとって下さる。だからリーフレットという形もね、まああの〜大事なことなのかな〜なんて、これは細かい話かも分かりませんが配らしていただいている立場の一人としてはそういうふうに、

田中康夫 まあ通常ねっ、三つ折りというふうに、まあよくあのパンフレットってのはどうしてもこう拳上げた感じのものがね、政治でも組合でも多いんですけども、まああの〜有田芳生ほのぼのとする中にきちんと芯が通っているという、え〜三つ折りといって、まあ三つに畳んであって、中を開くとこんなのおかしいよねってこれを変えるのはこうするんだよ、っていうね、内容になっております。是非パンフレットあの〜ご所望の方はですね、え〜東京都第一支部或いはまあヘッドオフィスの方にお電話いただければですねお送りいたしますし、また、こうしたものを定期的に受け取るためにもね、サポーターに是非なっていただくと、或いは一緒にちょっとまあ〜今度の日曜日、晴れた日だったら、ま〜一緒に妻と或いは恋人と或いは子どもも一緒に何かちょっとチラシを配るってところへ行ってみようかなっていう方もあればご連絡をいただければね、ええ。

有田芳生 それとあの〜、リーフレットを含めてですけども出前寄せじゃないけども、声かけていただいたら、練馬でも東京都内でも行けるところは何人か集ってくだされば、いくらでも伺いますので是非電話なりください。

田中康夫 有田芳生を、生有田を見るってことでね、そして生新党日本をですね、知っていただくということで今日もえ〜ヘッドオフィスで収録のこのウェブラジオでございますが。っていうことで、あの〜有田チャンネル、田中チャンネル、日本チャンネルをですね、You Tubeと連係しているほう、こちらもご覧いただければと思います。では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!  

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 2008.05.01


増税国会に未来はないぞ! 出演:田中康夫・有田芳生

有田芳生 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 今年はまあ5月の連休といっても、少し飛び石になってしまってんので、去年ほどですね、大型連休という感じが実感できないな、という方もいらしゃいますけども、5月1日からなんと、え〜暫定税率が復活をしたと言うんで、でも不思議に思いませんか?早速5月1日午前0時から石油の値段の看板を書き替えているお店があるんですけど、これっておかしくありません?

有田芳生 おかしいんでしょ。元々精油所から、各会社が持っている精油所から、蔵出しした時からかかるんでしょう?

田中康夫 そうなんです。精油所とか輸送所から出た、だからあの3月31日で切れても、4月1日からすぐにはガソリンの値段は下がりませんて、あの頃新聞社は大キャンペーン張ってたんですよね。そしてみんな身銭を切って隣のスタンドが午前0時から下げたんで、下げたっていう大変な混乱だっていう、狂想曲って書いてたんですよね、ところが4月中に納めたガソリンが、5月1日になって25円どころか、

有田芳生 30円。

田中康夫 30何円とか上がると。

有田芳生 変な話ですよね。だからこの間もある所でガソリンスタンドで火が出て燃えて車が、いったい何だって言ったら、やっぱりこう安くなっているうちに買わなきゃいけないっていうんで、ガソリンスタンドであの〜こう

田中康夫 ポリタンク

有田芳生 ポリタンクに入れてそれが燃えちゃったっていうんでしょう?やっぱりそういう人達は、一体今度の事態何だ?っていうふうに思っていると思うんですよ。ところが新聞なんか見てると、こないだの山口県の選挙の結果も、いや〜ガソリンの問題ってのはあんまり関係ないんだなんてゆって社説なんかでも書いていましたよね、現地応援に行かれてそういう感覚も含めていったいどうなんですかね?

田中康夫 私は言ったのは、25円ガソリンの値段が下がったんじゃなくて、これはリッター当たり25円減税をしたんですと、減税をしたことで皆さんどうなりましたか?一家に一台どころか、地域ではですね一人一台で通勤通学に使ってる。40リッターガソリン入れればですね千円札が1枚戻ってくるっていう話になる。だから月末にはじゃあみんなでささやかながら、久し振りにご飯を外に食べに行こうかと、私の春のブラウス、パパ一枚買ってよと、何言ってんだ〜と、おいらのつぶれかけた営業用の靴も一足買ってもいいかい?と、これは東京にお金を持って行かれるんではなくて、地域の商店の人達にお金が還元されることですと、中央搾取のリッター25円の増税ではなくて、地域還元のリッター25円の減税ですって私は申し上げたんですけどね、ガソリンの値段、値段って言い方をしてますけども、まあ〜あの先日も少子化社会白書、このことは先日の国土交通委員会でもあえて取り上げましたけど、少子化社会白書の中でも40年後には日本の働く人は2/3、人口も2/3って書いてあるんですね、っていうか認めざるを得ない状況なんです。

有田芳生 ええ・・

田中康夫 働く人が2/3になるのに、増税を続ければ働く人の肩の上に、だって働く人が減ってくんですから、人口も減ってくんですから、なのに税金は増やさなきゃいけないって、この発想がそもそも間違ってんじゃない?って、税金がねえ一般の家庭だって、出ずるを制してなんとかうんだら、いや〜私もま〜たこういうの知性がないので、ねえ、入ってくるお金が少なくなったら、出ていくお金も減らしましょう、でもそれは縮み思考ではなくて良い意味で弱肉強食ではない切磋琢磨の効率を良くする社会にしましょうってのが、福祉や医療や教育だって公共事業だって一緒なんですけどね。

有田芳生
 だから田中代表が何年も前から言ってるように、これからの日本ってのは一年間に80万人単位で人口が減っていくわけですよね。

田中康夫
 そうです

有田芳生 2005年に初めてあの〜統計を取りはじめてから人口減になって、どんどんどんどんそれが増えてって、2030年からは1年間に100万人単位で人口が減っていくわけで、

田中康夫 そうです。今はまだ二万人程度ですから加速度級数的になるわけで、政治というのは目の前のね、穴の空いている道路を直すこと、もちろん、或いはもう出産で困っている人を救うこともこれも大事なんですけども、併せてですね先を見るということも大事で、でもあのまあ我々それぞれまあジャーナリズムと称するところが出身母体ですけどもね、べつに母体と言っても何かあの政治献金をしているような母体はないわけですけども、不思議に思いませんかこの間の新聞の社説とか、だって全ての新聞の社説が、暫定税率を復活しろ、って、つまり増税をしろ、って言っているのは19世紀の帝国主義の経営者かお前は!って話ですよねぇ。

有田芳生 朝日新聞だってねえ、消費税を上げるのは仕方がないみたいなことを当たり前のように言ってますからね。

田中康夫
 朝日新聞のある政治担当の論説委員だか編集委員なんて凄いですよね。新聞というのは中長期的な視点に立って物事を述べると、世論っていうのは短期的な論理でない感情に走りやすいと、ふふふ、じゃ、君たちの言ってるのは、でも、その世論の人達に新聞買ってもらってんですからね、そしてその世論の人達が一人一票なんですから、彼らはつまり新聞はもう買わなくて結構だと、読まなくていいと、或いはもう選挙とかあの〜民主主義の投票ってのはやめよう、ってついに朝日新聞が言うようになったってですねぇ、よっぽど産経新聞の方がまともに見えてきてしまう、っていうのは私達のような9条を守ろう、っつってる人間からすると、どんなんなっちゃったの?って話ですね、世の中は。

有田芳生 さっきもね、人口減の話がありましたけれども、今から100年後の2105年にはですね、なんとビックリしたんだけども4,439万人の人口になるって言うんですよね。
田中康夫 そうですね、今1億2,000万人ですからね。

有田芳生 だからそういう社会を今のような増税増税なんてだったら、これその時働いていた人達はどうなんだって話でしょう?

田中康夫 そうです。

有田芳生 だから朝日新聞とか他の新聞も含めて、今の政治家も含めてなんだけども、これまで通りでない発想の国づくり、国家構想ってのは創って行かなければだめなわけですよ。

田中康夫 もちろんです。

有田芳生 だから、これはあの〜副代表として代表をこう持ち上げるんじゃなくて、やっぱり知事の時代にこう借金減らしながら、福祉、教育、医療を充実することができたんだから、それをやっぱり国創りでもこう実現していけばね、今の政治家や新聞社達が言っているようなこととは全く違う社会、日本ができると思うんですよ。

田中康夫 でしょう、借金を全国で唯一減らし続けて、しかもその間にですね、小泉純一郎という三百代言のようなおじさんが、どんどん地方交付税を減らして、他の県は地方交付税減らされたって言うんで借金増やしたんですけど、借金減らして小学校30人規模学級6年生まで最初にやっちゃったって、別に自慢でも何でもなくてですね、つまり量の拡大から、質の充実って発想転換しなければいけないのに、新聞社は自分の部数は減らし続けながら、部数が減ったから購読料を増やせばいいってのは、経済の法則からしても、だったら取る人がもっと減るって、わかりきった話なんですけどね、まああの野党もその他の方々も、まあ増税はない方がいい、ってなことを言っていますけども、まあそういう方々、往々にして大企業からだけ取ればいいんだとか言ってたりとかですね、まああの〜ちょっとまだ二項対立のような意識から抜け出てない、その中で新党日本は、え〜まあ、脱構築というかですね、二項対立を超えるところでですね、増税なき財政再建ってのは十分可能だ、お題目じゃなくですね、あの〜私が山国でやってきたこと、そしてそれは交付税が減らされてた中ですからね、国のレベルにおいても十分できると、これはあの〜やはり国のレベルになるとチェックが中々一般の税金を払っている人からが効かないっていうところに大きな問題がありますね。

有田芳生 だからやっぱり知事の時代にも、医療、それから福祉で新しい雇用が生まれたわけですよね、だからそれは例えば日本全体で例えば医療制度の経済効果ってのは、EUなんてGDPの7%生まれるっていう、それを日本全体に当てはめたら35兆円だっていう計算もあるわけだから、やはり知事の時代に実現したことを国全体に広げていけばやはりそこで新しい雇用が生まれて賃金が発生して、民間消費も上回っていく、そういう別の道ってのがあると思うんですけどね。

田中康夫 まっ、ですからあの〜そのことを実際にですね、新党日本はあの〜、今までも実践してきてますし、今後も更に行っていくということで、多分他の野党の人々にも、そのことをきちんともっとわかりやすく、私の演説とかを聞いてですね、お〜そうだったのか、なんて言っているようでは、プロフェッショナルの名が廃る、っていう感じがしなくもありませんね、ということですね、ということというか自由民主党と新聞社のですね論説が一緒になっている、そして世論ていうのは全く別の所にあるっていうところにですね、やはりあの〜明治維新前夜のようなですね、日本の今までのそのえ〜重厚長大で生きてきた、新聞社も重厚長大、テレビ局も重厚長大の最たるもんですからね。え〜それがいよいよあの〜幕引きが近づいているっていう感じがしなくもありませんね

有田芳生 まあ、とにかくねテレビ局の最高責任者などが、自民党の特定政治家をやはりお前はこっちの派閥に行った方がいいよとか、っというような影響力を発揮するような、そういう背景があるっていうふうにみると、やはり新聞も含めてだけども、なんか特定の方向に向かっていく理由がわかるよう気もしましたけどね。

田中康夫 はい、っていうことですね、新党日本は、あの引き続き、おかしいことはおかしいと言う、だけでなく、おかしいことを一緒に変えていく、と、だって皆さんこの日本は捨てたもんじゃないと思ってね、本来愛したいはずなのになんか愛する方向がどうも違う方向行っちゃったりね、愛するということがこう口に出して言うのが憚れるような社会になってしまっていうのはね、私達の望むところでありません。ということで、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!  

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 2008.04.22


新しい視点で老人医療を考える 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました。代表田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 はい。

有田芳生 はい、え〜ちょっと今日はあの〜、田中的発想というものを是非お聞きしたいことがありまして。

田中康夫 ほう〜。

有田芳生 でもあの〜街頭、

田中康夫 まっ、田中的発想ってのはあれですよ、もう、恋愛も政治もボランティアも一緒、人に喜んでいただけることしてナンボ、でもその人が甘えてしまったり、思い上がってしまうのではなく、相互扶助で、よっしゃこんなことしてくれて嬉しいから、私もそういう気持ちを他の人にも〜、っていうね、おいらがすることは相手も喜んでくれるにちげ〜ね〜、って思っているようなのでは恋愛だって政治だってボランティアだってしっぺ返し食らうぞ、っつうのが基本なんですよ。

有田芳生 うん、うん。そこでその〜まっ、個別の問題として急に真面目な話に行くんですが、

田中康夫 今のは真面目な話ですよ〜、副代表。

有田芳生 そこが田中さん的良さと面白さなんだけれども。

田中康夫 はい。

有田芳生 街頭でね、訴えをやってまして、あの〜色んな、まっ教育であったり消費税の問題であったり、暫定税率の問題であったり語っているんですが、中でもあの今、インチキ後期医療制度、長寿医療制度って言ったって中味は何にも全然変わっていないですけども。

田中康夫 うん。

有田芳生 そうするとあの〜、お年寄り達が立ち止まってあの〜熱心に聞いてくれるんですよね。で、そのことがやはり気になって、今の制度のひどさは当然あるんだけども、ちょっと歴史調べてみましたらね、あの〜、岩手県の旧沢内村っていうとこで、

田中康夫 さ、沢内村ね、はい。

有田芳生 旧沢内村、で、1960年の段階から、65歳以上のお年寄り、老人医療を無料化したんですよ。それで、あ〜そういうことがあったなぁ、っと思ったんだけども、ちょっと時代が更に進んで、1969年に東京都と秋田県がやっぱり老人医療を無料化してるんですよね。

田中康夫 はぁ、はぁ、美濃部良吉知事の時ですか。

有田芳生 それはまあいいことだ、っていうんで全国に広がって、72年にはもう殆どの都道府県がやっぱり老人医療が無料化だったんですよ。で、ところがそこからもう逆転逆転して老人医療費がかかる、っていうんで、まぁ今の新しい問題が指摘される制度になってきたんですよね。

田中康夫 はい、はい、はい。

有田芳生 その時にですね、はたして、老人医療費、或いは老人医療っていうものをどう考えていいいのかっていう、これまで日本を支えてきた人達に、今、新たな負担を求めるんではなくてね、やはり本当に安心して老後を暮らせる社会にしなきゃいけないと思うんですよ。その時に代表が知事時代に、あの〜、色んな事をなさったなかでも、やはり医療の問題ってのは一つの大きなテーマだったと思うんですよね、そこで今の現状を踏まえながら、あの、かつての成果を振り返りながら、どんな方向性があるとお考えなのかなぁ、ってのを一回聞いてみたかったんですよ。

田中康夫 にゃるほど、え〜まぁ、ただ今の話で、有田さんはあの〜特に意図せず仰ったと思うんだけど、やはり僕の先程言った相互扶助ってことで言うと、無料なんだからいっぱい使っていいんだとか、たかれるだけたかっていいんだとか、僕は昔からですね〜、納税者、って言葉が苦手で、昔、田中角栄の家に、田中角栄が捕まった時に御用提灯を持って出かけた市民運動の人達がいた、で、その時はなんか御用御用、って言ったんだけど、その自分達が実は官憲と呼ばれるですね、昔ですね、特高のようなことで人を捕まえてった戦争と同じようなのと、同じように見えてしまうってことに無自覚だといけないな、ってのが子ども心の頃から僕は思っていることです。で、その意味で言うと、長野県で例えば乳幼児の医療費というのを無料にしました。しかし、この時にですね、窓口で無料とゆっても、あの〜窓口で支払っていただいて後から戻す、で、それはそんなの突然子どもが引きつけを起こした時に、家にお金がなくてどうすんの、って言うかもしんないけど、じゃそれが逆に言えばですね、きちんとした保健証を持ってたり、或いはそこで紙一枚があればですね、あの〜お金を払うということで、お金がその時手持ちが500円しかなくても診て貰える、で、それはよい意味で今政府が言ってんのは2,200億円毎年減らさなきゃいけねぇ、なんて言いながら、1週間に1兆2,000億円も借金をし続けている国なんですから、全然自分の言っていることが頭隠して尻隠さずっていうか矛盾しているんだけども、人々の側も一時期よく言われたのは、その老人が毎年、何の予定もないんだけど病院が待合室になって、お薬いっぱい貰ってると言って、でも薬をいっぱい出す方もいけないんだけども、何か薬を出されると直ったような気になっているっていうのはこれもみんな自分の心の中の小さなハコモノ公共事業なんですよね。薬貰わないで大丈夫だよ、ちちんぷいぷいと言ってくれた医者は名医かもしれないのに、あの人は注射の一本も打ってくれない小児科のお医者さんだ、と言ってる。どうも私達は、みんな検査をしたり、薬を貰ったりすると安心ていうのは、橋ができたり、文化ホールができると安心、つってんのと似ているところがあって、一人一人がやっぱり良い意味でその自粛とか、日本は両極端で自粛をするかですね、放任かどっちかなんだけど、一人一人の中でこう、自制心じゃなくて自立心、これが私の行人偏を書いている「自ら律する」と自立の「律」が「立」だと隣の町に45億円で体育館できたから、うちは48億円で文化ホール造るぞ、という金太郎飴になってっちゃう。ですから私は小児、子どもの医療費は無料で大いに結構だと思っているんです。でもその時にやっぱそういう努力をする、そうでないと逆に言うと、まさにオリックス的な或いは「小泉・竹中なあんちゃってへなちょこ改革」的な検査をいっぱいしたり、薬を出したり、医療機器を買って、皆さんが望んでるからしたんですよ、ほら破綻ですよ、と言って、ちっとも現場の医師や看護師や技師は報われない、患者も報われないという、これは供給側の論理なんですよね、ハコモノ行政と同じ発想なんですよね。僕は常に消費者側の論理に、希望に立つ、っていうことを考えてて、その中でまあ〜、継ぎ目のないサービス、シームレスなサービスにしましょう、ってのをちょっとやってたんですけどね。あの〜一個この前、ある学生の子達への授業をした時に、実は聞こえの教室、ってのをやったんですよ。

有田芳生 うん。

田中康夫 あの〜私はあの前回も確か、その医療や福祉や介護を分けて考えてちゃいけないと、包括的に考える、でもこの包括的っていうのも言葉だけになってっちゃうことがあるんです。でも、年とれば、ねぇ、風邪を引くことと風を引きやすくなることと、骨がもろくなって骨が折れやすくなることと、腰が痛くなることと、これは全部医療も福祉も介護も境界はないはずなんですよね、で、逆に言えば、昔は一人のお医者さんが赤ひげ先生が、まぁ大外科手術まではしないにしたって、ねぇ、産科、小児科、内科、ねぇ、ま〜耳鼻咽喉科があったかどうかわかんないけど、なんか神経科そのぐらいみんなやってくれたんですよね、これがまぁ家庭医ですけども、で、聞こえの教室ってのは何かってかというと、話が、いいですか長くなっちゃても、実は皆さんご存じのように、まぁ、あの〜盲学校だけではなくて、聾学校、或いは、え〜盲聾、あっ、聾唖学校って呼ばれるのがあります。耳が少し不自由な方、話すのが不自由な方、僕は神戸の地震の時にですね、あの〜、聾学校にまぁ、あのボランティアでちょっと僕のものを持って行ったんです。っていうのは、マンガの本をいっぱい貰ってですね、ドラえもんのようなのを、で、あの〜養護学校に行ったら、うちは重度の養護だから、こういうマンガの本をいただいてもこれを読み切るだけの中々持久力は難しいんですよ、と言われて、じゃ聾学校とかの方が、あの〜耳とか、あの〜しゃべることは不自由だけど、みんな読めますよ、と言われて持っていったんです。で、その校長先生にそれを渡している時に、とっても小さな一歳にならない子どもを抱いた若いご夫婦が来てたんです。で、その方々がお話しをして先に帰られた後、僕が漫画本を差し上げて、今の方は未だ六歳にならないのに何でいらっしゃってんですか、と言ったら、あの〜、生まれた時に耳が聞こえているかどうかということは分からないわけですねぇ。

有田芳生 はい、はい。

田中康夫 で、やっぱりみんなあの〜少し近所の子がしゃべるようになって、パパママと言うようになって、うちの子少し遅いのかな、でも近所の公園で十人の中のうちの子だけしゃべらないっていう形でいった時に、この子は耳が不自由ですよ、って言われると、でもその〜耳の聴覚があるかどうかの検査を産まれたばかりの時にする機会があって、これを行えば、その早期発見をすれば、100%ではないにしても、かなりの部分、耳、少なくとも或いは目、口の動きを見てわかるようになって、自分も言葉がしゃべれるようになる。それは小さい時からまさに三つ子の魂で、運動神経や音感とか味覚が三つとか六つまでであるように大事なんです、って話を聞いたんです。それが僕、凄く記憶に残っていて、で、実はその産婦人科にそういう聴覚の機械を多少厚生労働省゚がつけるお金を出す、っていうのを職員が持ってきた時に、これは県のお金をプラスをして、積極的にやりましょう。そしてこれを置いて、またこの検査というのは8,000円くらい掛かったのを包括的に、他の検査と一緒にしてもらうようにして、やりましょうと、そうすると、まあ年に何人かやはり耳の不自由な子どもが早期発見で見つかるですね。で、長野県というのは南北に220キロもあるような県で、全国四番目の広さで、それこそ教育や福祉などというなことにお金を使ってこなかったんです。ま、今また使わない県政を選択してる、って話もありますけど、それは皆さんの選択なんですが、そうすると例えば飯田市というのはもう一番南の方にあって、松本と長野に聾学校があって、ここまではとても通えないんですね。で、そうした耳の不自由な子どもがいるという場合には、聾学校とかに勤務をしていたような教員のOBをですね、まっあの比較的安価なあのお金ですけども、そうしたお家に週に二回行くようにしてもらってます。でも週二回行くけれども、必ず二週間に一回はそういう母親が車に乗せて、子どもを松本ないしは長野のですね養護学校まで、佐久からだったら長野までは一時間半かかるし、飯田から松本も一時間位掛かるけれども来ていただく、とそのまあ、ゼロ歳からあの六歳までの子ども達のその訓練をしている時に、親たちが一緒に別室でお茶飲みながら話をしていると、若い母親だから昨日見たテレビドラマの話もするけれども、それはやはりあなた方は、私達はあの〜、孤独なわけじゃない、ってことなんです。そして教師が自分のうちまで来てくれるけど、同時に自分も時間をかけて二週に一回は、松本の学校まで行って、同じあの〜絶望の底から一緒に上がろうとする母親と、あの〜一人は安曇野に住んでいる人、一人は伊那谷の南に住んでいる人だけども支え合う、これが私の考え方なんですね。ですから私が言っている宅養老所が地域分散型だけれども、小さい子どもとおじいちゃんおばあちゃんが一緒にお昼ご飯食べて、お昼寝をする、世代分断型じゃない。これは一つの哲学でして、で、この発想に基づいて医療や福祉や介護というのを統合的にしないと、この発想、つまり消費者の側の、消費側の希望に根ざしたサービスにしないと、供給側の都合に合わせたサービスであれば、これはちっとも、どんなに統合医療とか統合福祉・地域医療と言っても、多分またお金がかかる建物ができるだけですね。

有田芳生 恐らくねあの〜、知事時代になさってきたことの一つだと思うんだけども、例えば茨城県のある町の経験を聞きましたらね、その、やっぱり老人医療がかなりかかってると、その原因を細かく見ていった時に、やっぱり寝たきりの方々が医療費がかかってる、それを何とかできないかっていうことで、あの〜、ま、色んな知恵を出し合う中で、あの〜寝たきりにならないような、あの〜体操、運動ってのをあの〜行政レベルで教えていって、そうすると寝たきりが減った、って言うんですよ。で、当然、老人医療費の、あの〜負担が減っってきたっていう、こういうきめの細かい施策、ってのが大事なんだなっていう。

田中康夫 これはもうその〜長野県とか岩手県でずっとやってきた、ある意味ではことですね。それが結果的に老人の医療費が低いと、まあ、高知県であったり徳島県であったり、そうした所は高いと、ただこれは、やはりもう一つは、その老健のような所であったり、そうした所に入っている人でも、ご飯を出して、スタッフが忙しいので会話がないと、で、言葉がないとやっぱどんどんそれはですね、良くも悪くも脳が、動きが鈍くなる、ま〜、ボケといわれる形になってきちゃう。だから会話をできるだけのスタッフの余裕、でもそのスタッフも先程言ったように、して貰って当然、っていう、今まで薬出して貰って当然、無料で当然、つってんのと同じになると、人数増えて当然、と思ってそこで、公務員的に身分が安定するっていうんで油断しちゃえば、人数増えてもスタッフ代かかるだけであれですよね、だからやっぱり喜んで貰ってなんぼ、という気持ちを相互扶助の気持ちを、福祉に限らずみんながどれだけ持ってるかですね。

有田芳生 だから相互扶助って言葉もね〜、ホント昔からあった日本的なこう中味のある表現なんだけども、それがあの〜60年代、70年代も高度成長なるような状況にになって、言葉が使われなくなったと思うんですその言葉が、だからそれが中味伴なって、あの〜復権、再生していくってことが、やはり新党日本の一つの大きな責任、課題かなというふうに思ってんですよね。

田中康夫 と思いますね。そして皆さんそうしたことを願ってらっしゃると思います。私たちは願って、私達も願っているんですよ、っていうだけでなく私達が率先して、それを具体的にあの〜提示をしてそして行動していくと、そのことによって実現していくと、そのためにあの〜私達が信じられる日本ということを掲げてですね活動させていただいているんだと思います。ということで大変長くなっちゃいまいました、或いはもしかして聞いていると、なんだよと、老人医療の話、聞こうと思ったのに、お前は何〜、聴覚が鈍い人の話っていうけど、そうじゃないんです、これは一つの考え方のヒントだけじゃなくてこういう考え方で私達はあの〜、え〜社会をより良くしたいと思って実践してますよ、っていうことで、やはりそれを想像して願わくば聞いていただくと同時に、あっ、自分もじゃこれはできるな、じゃこれをやってるよっ、こういう事をやってるから、その上で制度、日本のしょうもない供給側の制度を変えてよ、っていうことをですね是非あの〜お教えていただければ、なっと思いますね。

有田芳生 昔の人間、日本人ってのは、やっぱり小さいころからあの〜生産力が低い段階には、子どもの時代から働かなきゃいけなかったんだけども、今この少年達青年達、若い世代っていうのはもう消費者として育ってきたという大きな違いがあると思うんですよね。だからその視点で物事を見ていくってのは、やはり新党日本の発想でもあると思いますからね。

田中康夫 はい、ということでですね、はい、じゃ〜、はっ、はっ、はっ、え〜長々となりましたけれども、皆さんも是非ですね、自分にできることは何かな?ってなことを考えながら、このウェブラジオ、或いはですね有田チャンネル、田中チャンネル、日本チャンネルの方をですねご覧いただければと思います。それでは、

田中康夫有田芳生:チームニッポン! 
 
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 2008.04.10


“長寿医療制度”のまやかし 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 え〜、まぁ道路特定財源の問題っていうのが、別に一段落したわけではないんですけどもねぇ、これもまぁ25円税金がなくなったのに、値段が下がったのは21円だったりするから、冷静に考えればこの3円、4円はガソリンスタンドの経営者の懐に入っちゃってるという話で、これを追求しないマスコミも何かと思いますけど、もう1つはその4月15日から、

有田芳生 はい。

田中康夫 え〜年金から後期高齢者医療のお金が天引きされちゃうというので今大騒ぎになっていますね。

有田芳生 2ヶ月分一緒に取られちゃうんですよね、最初から。

田中康夫 大変ですね、そんなこと言ったら、年金がほとんどなくなっちゃうっていう。

有田芳生 年金は上がらない、物価は上がる、いつの間にか取られちゃう、で、取られて払えない人が出てきて、払えない人なんかは1年払えないと保険証を取り上げられちゃうわけですよね、そうすると資格証明書っていうのがだされるんだけれども、それで病院には行ったって、それまで1割負担だったのが10割負担になっちゃう、そうなると払えないから病院行かないよ、というお年寄りが増えてきて、去年調べてみましたら、あの〜保険証を取り上げられて、病院に行けなくて我慢した人がやっぱり30数人亡くなっているんですよね。

田中康夫 何かだんだんあれですね〜マイケルムーアの『シッコ』のように、保険証がなくて保険に入っていないので病院に行けないアメリカと同じことをやっている、これがまさに『小泉・竹中なあんちゃってへなちょこ改革』、なあんちゃってへなちょこ、などと笑っている場合じゃないという。

有田芳生 しかも、後期高齢者医療制度なんて、一体どういう意味かと厚生労働省に聞いてみたら、それはお年寄りで病気を一杯たくさん抱えていて、中には認知症の方がいらして、75歳を越えていくと次にはもう人生が終わる人達だってなんて、冗談じゃないってその本人達は怒りの声をあげていて。

田中康夫 これもあのリビングウイル、勿論そのチューブを身体に巻き付けられてですね、病院でずっと薬を使ってんのはいかがか?潔くないな、っていう方はいいですけど、このリビングウイルの証明書を書くと200点、点数が医者が貰えるというようなですね、とんでもないリビングウイル、つまり生きませんよという宣言をしてくれるように、え〜紙をとれば医者の点数が上がるっていう、真面目な医者は、こんなことできるか、と言って悩んでいるわけですけども、1個ですね〜これあの〜え〜東京医科歯科大学の先生達が調べたところによると、確かに75歳以上の人は、75歳以前よりも医療費は4倍位かかってんだ、というふうに厚生労働省は言ってます。ところがですね、お年を取ると色んな場所が悪くなる。で、例えば色んなですね、疾患ですね、え〜こういうものはですね、単体でそれぞれ考えると75歳以前の人よりも、75歳以上の人の治療の費用の方が抑えられている、ま、これがいいか悪いかは別として、低い金額なんですね、ですから大事なことは何かというと、もう、お年寄りになると、医療と介護、あるいは保険というところがですね、あの〜福祉というところ、これを分けて考えんじゃなくて、一緒に考えるきちんとデザインを政府が示す必要があるんじゃないか、お金がないから切り捨てます、と言ったら、3年後、5年後もまた切り捨てられちゃうかもしれないと。

有田芳生 代表が知事を務めていた長野県では一番長寿な県として知られてますよね。

田中康夫 そうですね、あの〜高齢者の方の医療費というのは長野県は全国で一番低いと、くしくもあの〜小沢一郎さんの岩手県も低いらしいんですけど、こういう所では何をしてきたかというとですね、単に検査漬け、薬漬け、え〜ではなくて、やはり保健師の人達がですね、医師の人達と一緒に廻った。佐久総合病院や諏訪中央病院というようなところは廻って、寒い場所なので、どうしても冷奴の上からお醤油かけちゃう、塩分取りめで脳卒中おこしちゃう、お皿にお醤油を取って、そこにちょっとだけ付けてお豆腐は食べんですよ、あるいは減塩運動すんだけど、中々お塩を減らさない、お塩を全く使わないけれども、おいしいお料理のコンテストをやるとか、こういう地道な努力が今花開いていて、これを竹中・小泉氏達的に言えば、おら、見ろ、っと、長野県はこんなに医療費が低いんだから他も低くしろと言ってても、蓄積がないところで低くすれば、これは切り捨てになっちゃうんですね。ですから、そうした意味でいうとですね〜、この〜、え〜医療とですね、それから介護、あるいは福祉、というなところをこう合算して考えたり、あるいはそうした早期発見、早期治療ということで、例えば人間ドックもこれは医療控除になっていない、薬屋さんでお薬買うとこれは医療費控除になると、でも考えてみれば、千里の道も一歩からで、早期発見、早期治療のようなそういうドックに関しては医療控除をするとか、ところがあれですよね有田さん一方でメタボというのがこの春から始まってきた、あれはその早期発見、早期治療とは違う意味で、もっと真面目に救命救急をやってるようなですね〜、臨戦体制の医者とは違う、なんかきれいになったサロン、医療サロンのようなところで高いお金取られて、医療がですね、体が元気な人のところから巻き取るというビジネス化しちゃってますね〜。

有田芳生 あれについてはあの〜こないだもいくつかのテレビに出たときに、厚生労働省と製薬会社の陰謀である、って言ったんですけど、調べてみると日本版、その、メタボリックシンドロ−ムの基準を作った大学の先生がですね〜、製薬会社から6年間に8億を超える研究費みたいなのを貰ってる、で、しかもあのアメリカ・ヨーロッパなんかではもう批判の的になっているような基準をいまだ日本でやっていこうというんでしょう。

田中康夫 そうですね、だって世界的な機関がその肥満の基準と言われているのが、日本の男性が確か90センチとか。

有田芳生 そうですね〜ええ。

田中康夫 なぜか日本の厚労省が始めた基準は80センチ?

有田芳生 85センチ、ええ男はね。

田中康夫 85センチ?って、決めちゃってんですね、逆に女性の方が90センチでいいと言ってて。

有田芳生 日本だけですよこんなのは。

田中康夫 つまり今申し上げたのはそれぞれまあアメリカなんかだともっと100何センチとか、日本の人達は90センチ以上だとまずそこで一つの危険信号と国際機関が言ってんのに、日本は逆に85センチという、引っかかる人多くするよう厳しい基準にしていると、まぁ〜その排気ガスの基準が厳しいとかという話とはこれ違って、結果としてこういうメタボリック対応の医療機関ともいえないようなですね医療ビジネスが栄えていくと、それが今有田さんが言った、製薬会社とね、総理の陰謀だと。

有田芳生 そうですよ。もう具体的製薬会社の名前を見れば一目瞭然で、なんなんだこれはと思う。だから今男性は85センチ以上、女性は90センチ以上という日本だけの基準なんだけども、その、複位(ふくい)お腹周りだと言うんだって、日本の場合は、おへそのところでこう測りますけども、これは諸外国にもないことで、日本だけなんですよね。何でこんなことになるのかというと、メタボだぞメタボだぞ、というようなことを言うことによって病院に行く、で、お薬が出る、そういう仕組みなんですよね。

田中康夫 これはもう本当に用意周到に、メタボだぞ、と言って、その〜救命救急とか、小児科、産婦人科とは違うようなところにお金を使わせて、お〜ら医療の費用はこんなにかかる大変だ、と、じゃ切り捨てて上げようと、そして消費税を上げようという用意周到なですね、国民から搾取するって話ですね。

有田芳生 厚生労働省は、このメタボ対策で2兆円の医療費の削減ができるんだ、って言うんだけども、しかし実際には今お話しがあったように医療費が5兆円から6兆円増えてしまうっていうような、まったくとんちんかんなことをやろうとしている話ですよね。

田中康夫 そうですよね、何か微積分もできたはずの人達が、掛け算足し算もできないんだっていう話ですね、しかし、このあの〜後期高齢医療ってのを何でしたっけ、長寿医療制度という、もうこれこそ羊頭狗肉な話ですよね、でもこの後期高齢者医療制度、私もですね野党5党、新党日本も加わってこの会合のときに言いましたけども、いや今このような行為になったのはやはり参議院で与野党逆転をしたからこういうことが言えるようになって、今までは多勢に無勢だったんです、と私は一応言ったら拍手が出ましたけれども、でも冷静に考えてみれば、新党日本以外の人達は、これが2年前にできたときには、さしたる反対もしないで通してしまってんですよね。その参議院も衆議院も数は多勢に無勢であったとしても、これはおかしいという全国的なうねりにも各政党や団体がやらなかったと、やはりこの辺りにおかしいことはおかしいと言うだけでなく、一緒に変えていく新党日本のですね、真骨頂をまた示さなきゃいけないという。

有田芳生 そうですね〜、あの〜厚生労働省がこの制度について、3600万枚、3月20日にチラシを新聞折り込みで入れたんだけども、それを見てお年寄り達は初めてこんな制度になんのか、それで厚生労働省、自治体にも電話が殺到して、電話が繋がんなくなるくらいだったんですよ。だから今本当にお年寄り達はこの制度で自分達が大変なことになるという思い、ま、1300万人の方々達ですけども許せないって声が広がってますからね、本当にその〜、今の制度をどうするかということと同時に、さっき田中代表が言ったようにもっと発展的に老人医療をどうするか。

田中康夫 そうなんです。ですから、医療と福祉と介護というもののやはり夢のあるですね、デザインをきちんと示して、その中でどういうふうに予防医学をしていくのか、だと思いますね。あの〜実は後期高齢者医療のその保険証ですか、これを見せていただいたけども、紙切れ1枚なんですね。ですから我々もほら例えば健康保険、各組合からはビニールのシールに入れてて痛まないようにしているじゃないですか、ある老人が言ってましたけれども、こんなの2、3回病院とか持ってったら破れちゃうよと、雨に濡れちゃうよと、この発想のところに、そもそも人を大切にしようっていう医療行政、福祉行政を厚労省の人がいかに思ってないかだ、って仰ってましたね。

有田芳生 だから保険証も2種類広域連合で判断できるんだけど、一つは今お話しがあった葉書の大きさ、これだって送ってきたって何かわかんないから捨てちゃったっていう人が多いし、もう一つはカード型なんだけども、カード型、もう虫眼鏡で見なきゃいけないような、これ、お年寄り向けにこんなもの作るかよっていう話ですよ、何をどこを見て考えてんだっていう、本当腹立ってきましたよ。

田中康夫 本当に消費者本意っていうかですね、サービスを受ける側の本位になってない、厚労省の人だって、桝添要一さんだって年を取ってくし、老眼にもなってくし、ね〜、やはりこの辺りに供給側の都合、税金を取る側の都合というのが相変わらず横行していると思います。この問題に関してはですね、副代表もBS11で、

有田芳生 はい

田中康夫 チームニッポンが提供しているですね『にっぽんサイコー!』、この中ででもですね、きちんとこの高齢者医療と称する、なんか摩訶不思議なもの、そしてまたメタボ検診と言われる摩訶不思議なあたり扱っていく予定でございます。では、

田中康夫有田芳生:チームニッポン!

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 2008.04.03


ガソリン代値下げで地方が混乱するって本当? 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。

有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 はい。ま、4月に入ってですね〜、年度が変わって、と言ったって、人間は毎日生きているわけですけどもね、生活しているんですけれども。

有田芳生 町を歩いていてもですね〜、これまで行ってたラーメン屋が一挙に50円アップ、食堂に行っても50円アップ、ってもうあっちこっち値上げの時に、年金は上がらない、後期高齢者医療制度でお年寄りはこれまで払わなくてもよかったお金をまた新たに払わなきゃいけないということで、一体これどうなっちゃうの、っていう声が多いんですよね、で、ま、そういうあの〜多くの声がある中で、今日はあの〜、是非あの〜教えていただきたい質問があるんですが、あの〜テレビとかですね、新聞とか見ていても、あの〜、ガソリン代1?当たり25円下がったんだと、そのことは報道するんだけども、同時にですね、地方財政はどうなんの、このままじゃいけないんじゃないかというようなことを、あの、やたらワイドショーも含めてですね、報道していると。

田中康夫 あっ、そう、私はあんまりテレビ見ないんで、うーん。

有田芳生 いや、私もほとんど見ないけど、やたらこう気になってですね、じゃ、地方の人達、教育、福祉切り捨てられるんだ、みたいなこというわけですよ、そんなことどうなのっていう。

田中康夫 これはもう、早い話が今年の秋にですね、消費税を上げるための国会にしていこうというですね、政府与党の思惑、そしてそれにですね、大変な元々いいお給料をもらっているテレビ局の人達や新聞社の人達はですね、そうした、政府与党が言うことをオウムさんのようにですね言っているといことだと思うんですよね。単純に申し上げると、新党日本は増税無き財政再建ということを申し上げてきました。この根拠は一体何かっていうと、日本の人口はどんどん減少していくわけです。そして、ご高齢の方は多くなります。実は、ご高齢の方というのは、年金は貰ってらっしゃって、以前、社会、今もなおですね、社会には貢献されきてるかもしんないけど、ほとんど自分の収入というもの、働いている収入というものはないわけですよね、働いている人に税金は課税されるわけですよね、すると働く人の数はこれから減っていくわけです。働く人の数が減っていくのに、財源はどうすると言って、税金を上げれば、働く方の肩の上には、え〜2倍3倍のようになっていく、だからこれを変えなければいけない、ってこと言ってきました。すると一般の皆さんのお家の会計にも、考えてみればですね、また今日読まないんであれですがそのほら、出るを制して入ずるが少なくなってきたら、出るを制しなきゃいけないと、これは当たり前の話ですよね。と、じゃ、どれだけの行政は努力をしているのか、公務員のお給料というのは、まさにこれは様々な研究所が出しているけど、地域、とりわけ沖縄であったり北海道であったりですね、比較的所得も少ないのではないか、と言われる所に行くと、公務員のお給料ってのは1.5倍であったりですね、2倍近い場合もあり得るわけですね、と、こういった所をどうすんのか、というような問題、もっと言うとですね、え〜今回の暫定税率うんぬんもありましたけども、真の改革は一般財源化にすることではないと、私は思っています。

有田芳生 はい。

田中康夫 それは何かというと、真の改革は、特別会計であったり、特定財源であったりをどう変えるのか?にもかかわらずですね、非常に目先に捕らわれている。ですからこの今ある動きというのは、大変だと言いながら、行政が努力もしないで、税金を上げます、と言ってんですけど、これをしてけば日本は破綻します。ですからもっと言えばジョン・メイナード・ケインズが言ってるように、景気が悪い時には減税をあえてして、そして逆に投資を増やすんだ。じゃ、その投資を増やすというのもダムを造るというようなことではなくて、福祉や医療や教育や、或いは今ある道路の維持修繕をしていかなきゃいけない。じゃ、その財源はどうやって出すんだという、財源という言葉を使うとこれは増税をしなきゃいけないというのは財務省、いや政府与党の考えになってちゃいます。以前から新党日本は申し上げてきているように、今までは100万円の、仮に、簡単に言いますと、100万円でも1,000万円でもいいんですが、100万円の仕事をですね10箇所やって1,000万円の予算でしたと、

有田芳生 はい。

田中康夫 ところが、お金がないと言って、今言ってんですね、お金がないので800万円しか使えませんよその場所には、というとどうなるのかというと、100万円の仕事を8個しかやらない、ふざけちゃいけない、この日本のですね〜、もの創り産業をはじめとする企業は、100万円でやってた仕事をですね、その〜弱者切り捨てではなくて、80万円でやるように切磋琢磨する、新党日本が言ってることは、小泉・竹中氏の時から始まってんのは弱肉強食の、え〜競争原理ではなくて、良い意味での切磋琢磨の競争、これは教育の場面だって、子供達がよい意味でスポーツも学業も競い合うからいいんですね。そのかわりに身体が不自由であったり、或いは不得手なところがある子を一緒に支えていく、っていうことがこれも教育のいい意味での競争原理で、競争があっちゃいけないわけじゃないです、これは誤解しないでいただきたいんですけども、運動会もじゃ、競争ですから、かけっこやっちゃいけない、って話になります。そうではない。で、今行われていることは、行政というもの、或いは政治というものが、自ら切磋琢磨してない、つまり、国土交通省の仕事を厚生労働省がやるわけはないので、国土交通省しかやらないということは、これはもう随意契約のような、すなわち遅れたイデオロギーの独占企業みたいなもんですよね。本当は僕は第一、第二国土交通省があったりして、両方がいい予算を出したりして、競争入札するようになってんのに発注する側は一つしかない、ここが大きな問題で、テレビもプラズマもですね、液晶も色んな会社が競い合ったから、良い価格でそして素晴らしい商品になったと、この辺りがどうも出来てないのかな、そしてそれがその新聞社であったり、テレビ局も許認可の電波であったりと、え〜国から立派な土地を貰って本社の立派なビルを建てていて、え〜競争がないと、或いは談合状態だと、競争があっても5社か6社位なんでカルテルを作っているようなもんじゃないかという気がちょっと長くなりましたが、しますね。

有田芳生 いえいえ。ただあれですよね、例えばあの〜75歳以上のお年寄りに、新たな負担求める後期高齢者医療制度もそうですよね。

田中康夫 これも後期高齢者って言うと語呂が悪いので、何か名前を変えるって最近言い出してんですよね、こういう羊頭狗肉をしようとしています。

有田芳生 だからそれがね、どうもあの1,800億円かかるらしいんですよ、だけど、今あの〜代表が説明された流れの中で考えてみれば、例えばね、昨日あの〜国会で通ったあの〜アメリカ軍に対する思いやり予算、あれだってまぁ1,400億円にあの〜減額された、っというんだけど、これまでは2,000億円も、その〜娯楽施設の従業員の人達の給料含めて払ってたわけですよね。だから思いやりってアメリカ軍にやるんだったら何が思いやりだ、お年寄りに対する思いやりに使えよ、なんていうふうに思っちゃうわけですよ。だからそういった、こう何て言うんですか、お金の流れもきっちり変えていく、っていうことも大事な一つなんじゃないでしょうかね。

田中康夫 今、あの〜副代表が仰ったように、いくらですか?1,800億?と言われているという、じゃ、これは一体誰が算定したんだってことなんです。企業の場合にはですね、その企画部門がこのくらいお金をかけなきゃ、と言ってもですね、材料を仕入れたりする部門とか、経理の部門とか営業の部門がそんな価格じゃ売れない、とかですね、もっと出入り業者を叩くということじゃなくて、もっといいものを安く作りなさい、っていうのが普通社会ですよね。今の算定は、厚生労働省が出してきて、厚生労働省の中でもいい仕事の所は財務省がつけられないよ、って言ったんで、あっ、そんなにかかるんだ、じゃ大変だっていうマッチポンプのような話、ですから、ここがやはり日本というのが政治主導になってない、或いはその政治家達も現場を踏まえてきてない、あの〜ロシアであったってですね、そりゃ色んな毀誉褒貶(きよほうへん)あるかもしんないけど、サンクトペテルブルグという元のレニングラードでその現場をやってた人が出てくる、アメリカの大統領も現場の州知事から出てくる、フランスはもっと最たるもんですね、中国も共産党幹部になっても、あえて貧しい地区であったり、問題が多かったり、経済が非常に急成長している所に行って、どれだけの努力をしてきたかで幹部になれる、どうも日本は政治家はそうではなくて、純粋真っ直ぐ君、松下政経塾出身であったり、或いは元々現場をしらない霞ヶ関の官僚出身者であったり、或いは逆に現場から出てきたと言われる地方の議会であったりすると、うちの町に橋をいくつ造ってくれる?ということでしか考えられない。

有田芳生 まっ、福田康夫さんにしてもねぇ、17年間会社勤め、石油会社に勤めてったっていうんだけども、ど〜も、あの〜くだり、或いはその方針なんかを考えてると庶民の感覚ってのは感じられませんよね

田中康夫 まっ、日本の場合の石油会社というのは、え〜、ほとんどつまり外国から買ってきてですね、そして石油会社にもカルテル的な、やっぱり団結がありますからね、消費者を向いていないっていうことだと思うんですよ、全ての観点はね。

有田芳生 ん〜、アラビヤ石油でしたかね?福田さんは。

田中康夫 え〜と、いや、彼は丸善石油?

有田芳生 丸善でしたっけ?

田中康夫 それはでも海外のメジャ−があって、そこから石油を買ってっていう形の会社でしたから、あの〜国からお金、補助金をもらってたみたいな感じですよね、極論すっと。

有田芳生 つまり今日お話しした、今地方にお金がないとか、あっちにお金がないとかという話は、秋以降に消費税増税を狙っている政権与党、それから財務省の思惑があるという。

田中康夫 だと思います。ですから、地方にお金がないと言っている、でもその地方の人達は、一方で公務員の人はいい思いをして、って言ってる、ところがご存じのようにですね公共事業に、あの、土木建設業の人達は人口の家族も入れれば1/6です。ところが学校の教員であったり、警官であったり、消防士であったりも含めたですね、地方の公務員というのは地方においては家族を入れればだいたい1/5位なんですね〜、すると恐らく親戚に誰かは一人いるんです。

有田芳生 う〜ん。

田中康夫 するとこれは長野県で行った時に給料を10%下げるという時に、公務員はいい給料だよ、っと言っていたのに、10%下げ、私が50時間徹夜交渉をしてですね、下げて財政再建をすんだと、そしてその分を逆に30人規模学級を6年生まで行うことのお金にするんだと言っても、盆暮れ正月集まってですね、いや〜、やってられね〜よ、給料が下って、と言うと、総論賛成、改革と言ってた人達が、その親戚も含めて各論ひどすぎるよになる。だからこれは一人々々の市民が試されてるってことだと私は思うんですよね。ですから公務員がもっと努力するようにしない。ですから、国土交通省でもやり玉に挙がっていますけどもね、じゃその他の公務員はどうなんだということは出てこない。でもそうなってくると自分にも累が及ぶようになると、革命などということをしたことがないこの日本は、皆、腰砕けになって、じゃ皆で1億総懺悔で税金を皆で上げて皆で苦しみを分かち合いましょうという、おめでたい具合になるかもしれませんね、でもそういったことでは日本の未来はありませんよ、っということを言っているのが新党日本です。

有田芳生 はい。

田中康夫 ということでですね、ちょっと今日は長くなりましたけれども、その、え〜、副代表が言っているような財源がない、地方がお金がないって言ってんだったら、たらその前にそこで努力することがあんでしょ、ってことでしょうね、それが恐らく佐久間象山も言ってきたことだと思いますし、え〜上杉鷹山もやったことだと思いますし、あるいは「なあんちゃって小泉・竹中へなちょこ改革」のおじさんが、言葉だけ持ってきた米百俵だか千俵だか一俵だかの人が言ってたこともそういうことじゃないかなって私は思います。

有田芳生 はい、ま、よくわかりました。とにかくメディアに騙されるなっということですね。

田中康夫 そうです。メディアの人達は最も守られている人だ、しかしメディアの中においても、あれfだけですね、本当にですね、とんでもない階層社会になって、え〜不安定な中で、安い給料で働いている人もいれば、何もしなくてお給料を貰っているような人もいて、え〜これはほとんど問題ですね。でもロシアにおいても有田さんもお詳しいように、貴族階級の中からこれじゃいけないという人達が立ち上がってロシア革命になってたんですね。

有田芳生 そうです。

田中康夫 或いはイギリスにおいても、そうした豊かな医師や弁護士達の中からですね〜、下水道のないような地区を、もっとよくしなきゃいけない、イーストエンドのロンドンのベスレムグリーンというような所の再生が始まってったので、日本の中にメディアの中やですね、政治家の中や官僚の中やですね、ITの高額所得者の中にも恐らくそういう考えの人もいないはずはないので、是非そういう人達が新党日本と一緒にですね、立ち上がっていくということが本当にあれですね、坂本龍馬やチェ・ケバラを実践することじゃないかという気がします。

有田芳生 この間の土曜日に、有田塾開きまして、懇親会をやったんですけど、多くの色んな方々、分野の方が来て下さって、その中にやはり中央官庁の方もいらして、やはり新党日本のこれからの動きに期待したい、っていう声でしたから、そういう人々含めてね、新しい日本を作っていかなければいかんですね。

田中康夫 そうですね、まっ、是非新党日本、サポーターだけでなくて、我こそは、新党日本でもですね、色々働いてみたいとかですね、え〜、学生の方も含めて募集をしております。ということで、

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 2008.03.21


暫定税率問題めぐるまやかし 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。

有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 はい、ま〜3月31日、或いはエイプリルフールの4月1日に本当にですね〜暫定税率は廃止になんのかどうなのか、いや、これはもう完璧にですね〜、現段階ではもう、え〜まあ民主党と統一会派を組んでいますが、私達新党日本から自民党の側にもうボールを投げちゃってるんですね、自民党の側はボールをどう扱っていいか未だにですね、2/3ある衆議院っていうのがあるので、よく理解していませんが、これはえ〜暫定税率っていうのが下がるんです。

有田芳生 はい

田中康夫 で〜、下がるとトラブルになるよと、パニックになるよ、な〜んて全国知事会まで役人出身の人は言っていますけども、3月31日の夜中の12時迄に、え〜いわゆる石油の給油所から出たトラック、これは暫定税率がついてるオイルなんだと言っていますけども、これに関しても、4月1日の午前零時から売った分に関しては、え〜25円下がった金額で売って、ガソリンスタンドで、それに対してきちんと政府があの補填をしますよという条例、あ、法案まで出してるんですね。そして後はこの部分を、え〜暫定税率を廃止した上で、その他の関税の問題であるとか輸入の、こうした日切れ法案は4月1日から続くようにしましょう、という法案を出しているわけですから、これを彼らが呑めばいいだけで、何も彼らがしないとガソリンの値段は当然下がって、そしてスタンドで大混乱が起きると、その責任は全て野党です、ということになりますね。え〜、何か有田さんの家の近所で。

有田芳生 いや、おかしなことで、昨日マンションの総会があったんですよ、それで〜会場を出た所にですね、道路計画こんなのがある、っつって貼ってあるわけですよ、あの公民館外出た時に。

田中康夫 ほう、急に貼ったの?

有田芳生 貼ってあんの。それでマンションの住人が、いったいなんだこれは〜と言ったら、そのうちにこう大きな道路ができる、って言うんですよね、家のマンションの近く、前の道路は12メートルに拡幅すると言うんですよ。

田中康夫 ほう、ほう

有田芳生 そうするともう今、植栽部分があるんだけど、そこを取らななきゃいけないわけです。そうするとマンションを出たところからもう道路っていう、何だこれは、っていうんで、みんなであのずっ〜とその模型みたいのを見ていたんですけども。

田中康夫 うん、今まで置いてなかったの?最近になって出てきたの?

有田芳生 置いてなかったんですよ

田中康夫 最近なに、また何か公共事業が実は大好きな、あの〜、人に責任は押しつけてしまう東京都知事が考えたんですか?違う?

有田芳生 でしょう。いや、それでね、それでいつこんな計画があるんだ、ってんで調べてみたら、1965年の計画なんですよ。

田中康夫 ほほ〜、東京オリンピックが開かれたのが1964年ですからね〜。

有田芳生 ええ、それがもう、40何年たって・・

田中康夫 昭和40年。

有田芳生 ええ、もう、亡霊のように出てきた、住民誰も知らない、これどういうことなんですかこれは?

田中康夫 あの〜、こういう都市計画というのは元々ですね、あったりすんですね、で、これは今東京都はですね、公共事業をやりたくてしょうがなくて動き始めてんのかもしれませんが、どんな所でもこう一回決めたことをですね、あの、はい、やめにします、廃止にします、というのは、役人の人は嫌がるのでなかなかしなかったりするんですよ、ただ現実には、ま〜そんなにはもう造られなくなってきているんだけど、有田さんの、有田副代表の所のは何かよっぽど造りたい人達が出てきたんですかね。

有田芳生 それで着々とね、もうあの整地されてもう、立ち退きが進む一方でですね、その道路の延長の所では、新しいマンションとか新しい家が建築されているんですよ。

田中康夫 何で?

有田芳生 いや、だから。

田中康夫 それはだって引っかかってない場所なだけじゃないですか?

有田芳生 いや、引っかかっている場所で。

田中康夫 ほう、建築確認が出てんだ。

有田芳生 おかしいでしょう?こっからここまで道路になりますよという、すぐ隣でマンションを造ったりしている。

田中康夫 まっ、でもそれはもしかすると外れてんのかもしれませんよ、微妙に。それはきちんとみないと道路の直線つったって、カーブして曲がっていくかもしれませんから、それは早速に図面を取り寄せるべきだと思いますけども、ただ皆さんはですね、よく自由民主党の人達がですね、暫定税率が25円下がると地方自治体は大混乱だと言ってます。2兆6千億円も、ところが地方自治体に行くのはですね9千億円なんですね。で、一方で小泉純一郎というですね自由民主党と公明党がですね、も、あの〜諸手を挙げてやろうやろう、と言ってた小泉時代に何をやったかというと、地方交付税を減らしていくというのをやったんです。

有田芳生 ええ。

田中康夫 地方交付税は小泉時代に毎年いくら減っていたと思いますか?9500億円減ってたんですよ。いいですか、9500億円地方交付税は毎年減らされてたんですよ、しかもその金額が確定すんのは毎年1月末だったんですよ、2月には都道府県やですね市区町村の議会が開かれるんで、年間予算はもう決めているんですよ。で、もっと凄いのは、平成14年から15年の時にはですね、なんと1兆5000億円も減らしたんですね。

有田芳生 ほう。

田中康夫 で、この間私は、片山虎之助というですね、その時総務大臣だった人に、で僕この人にテレビで言ったんですよ、あなたその時1兆5000億円、1月の末になって20何日になっていって、2月の議会までにみんなそれで予算組み直したんですよと、あなた方まだ11日間ある、もう11日しかない、こんな暫定は通せません、って言っているけど、ふざけちゃいけないと、あの時自治体は誰も文句を言わなかったでしょうと、あなた方のインチキマジックにと、そして、私は全国知事会であなたにものを言ったら、他の総務省、自治省出身の若手の知事達が、片山さん、1日でも長くあの大臣を続けて下さいませ、ってと言いましたよねと、今のちなみに岩手県の借金2倍にしてしまった増田寛也さんという人も、今になって今更ですけども三位一体の改革の地方交付税削減は間違いだった、って言っていましたよって言ったら、あわわあわわ、してましたけれどもね。ですから、小泉氏の時にはそれだけ混乱を起こしておいて誰もし〜ん、って言ってて、野党の側が言うと混乱だ混乱だ、と言っているのはもう本当に二枚舌だなと私は思いますですよ。ですから、やっぱり日経ビジネス読んでいる人でも77%が暫定税率やめよう、と言っているんですからね、ってことは日経ビジネスを読んでいる人はそんなに経済が分かってない人なんですか?そんなにおかしいんですか?っていう話になっていっちゃうんで、やっぱり末期症状のですね、大政奉還寸前の自由民主党も大変だな〜、って思いましたですよ〜ん。

有田芳生 やっぱりその〜2兆6000億円というのは、減税という捉え方をすべきなんでしょうかね?

田中康夫 いや、減税ではなくて、彼らは増税をしようと思っているわけですよ、再び、彼らは、25円下がるなんていう言い方はおかしい、と言ってですね、民主党の中にも、いや確かに減るという言い方はおかしい、と言う、ちがうんですよ、彼らはこのご時世に増税をしますよ、と言っているということですね〜、え〜、っということでこの辺りはですね〜、あの、それぞれのYou Tubeの方でもですね、ええ、そのおかしな道路計画も語っていただいて、私もですね、こんなもの混乱でも何でもないという自由民主党二枚舌に関してもね、お話ししようと思いますので、ということで。

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 2008.03.13


ガソリン税、道路特定財源のゆくえ・再論 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

有田芳生 今回はですね、私の方からちょっと質問をしたい。

田中康夫 いいですね〜、はい。

有田芳生 あの〜これまでも何度も、このラジオでも、或いはあの〜新党日本テレビの方でもお話をされてきたわけですけども、道路に関してですね、この段階でもう一回コンパクトに、あの〜まとめて新党日本の立場をお話いただきたいんですが、それはあの〜租税特別措置法改正案が年度内に、この〜通らない可能性がまたでてきたということで、マスコミ、新聞、テレビ等でもやっぱりガソリン代が1リットル当たり25円下がるんじゃないかという話が今また再びあの〜広がってきているんですけども、世論調査なんかみてもやはり25円下がるのはいいじゃないかという声が多いんですが、そのことに対してまず新党日本の立場、対応、ってのはお話願いますか。

田中康夫 まず、私達は増税なき財政再建、これは絵空事ではない、すでに長野県でやってきたことだと、え〜国のお金がどんどん来るのが減らされても、借金を減らし続けて、逆に福祉や医療を30人規模学級6年生まで含めてやってきたと、このことは国のレベルでもできる、もっと国にはたくさん無駄があると思っています。で、この中ですね、25円が下がる下がらないじゃなくて、まず日本の面積が変わらないのに、道路をこれまで戦後造り続けてきたのに更に造ると言っているけども、私達の身体も、身長は変わらない、逆に骨や歯は傷んでくる、ならばそれを維持補修して大事に使うことの方がいいんですよ。ですから今の道路を闇雲に造るんではなくて、あの〜道路を維持補修する、或いは高速道路を無料化する、或いは電線を地中化する、そして片側歩道をつける、こうした形に道路事業を転換すべきだ、というのが、え、ま〜代表の田中康夫、或いは新党日本での議論の結果ですね。そして、ま、恐らく、この25円は4月になって下がると思います。そして、またマスメディアがですね、え〜その時に石油の元売り会社、まっ、え〜何々石油というでっかい所から出た段階が4月1日以降だと値段が下がる、なのでガソリンスタンドに3月31日迄にですね納められた、或いは4月1日に極論すればエイプリルフールにやってきても、31日の夜中にですね、え〜元売りからですね、出てきたガソリンは下がらないで、これが大混乱だ、ってな話になるのかもしれません。しかし、大混乱を恐れるんではなくて私達は世の中が変わる時には、どんなに素晴らしいパイロットでも、飛行機に多少降りる時には振動があります、壊れちゃ困ります、事故が起きちゃ困ります。その意味で言うとですね、この25円が変更になる、現場の多少の混乱はあるにしてもこれは恐らく4月1日以降起きると思います。もっと政治の観点で言うと、福田康夫という方も、そこまでの混乱にならないと自民党内を何とかなだめすかしてですね、そして参議院ではまさに野党の方が数が多いんですから、小沢一郎という人との最終会談には望めないじゃないかと、ここまで思っている気はしますね。で、まあ私達は基本的に先ず25円下げるというよりも、暫定税率という言葉が34年も続いて、また10年も続けると、恒久法と外交や防衛では勇ましいことを言っている人がいるのに、何で暫定なんだと、この言葉にそもそもあんた方は後ろめたいでしょうと、本当に日本中を道路にし続けたいんだったら、恒久道路財源というべきじゃないのかということですね。で、ただ次の段階で、では、え〜それを下げた場合ですね、同時にこれは道路特定財源本体の方も、特定財源と呼ばれているのにどうも不透明財源になってて、それこそどんちゃん騒ぎのお金に使っていたり、昔ノーパンしゃぶしゃぶというのがありましたけれども、え〜ノーパンじゃなくてもですね、旅館しゃぶしゃぶしてたのか、或いはですね、道路特定財源が道路以外の駐車場1個を造った銭湯、公衆浴場の建物を造り替えることにもお金出しますよみたいな、スーパー銭湯、これは本末転倒じゃないか、ですから道路特定財源本体の方に関しても、もっと明確化する必要があるんじゃないか、と思っていますね。これが新党日本は今3点セットで、高速道路の即時無料化とそれから電線の地中化の予算の5倍から10倍増、そして森林整備を全ての間伐をですね5年以内に完成をするというような3点セットを今掲げているんですね。

有田芳生 もう1つあの〜マスコミ報道をご覧になっている方々が、もう頭の中に染みこんでしまっているかのように、道路特定財源の一般財源化という言葉だけはずうっと広がっている、まあ福祉、教育に使われるんだったらいいなとそういうふうに単純に思ってしまうんだけども、その点について問題はないんでしょうかね。

田中康夫 これはですね一般財源という言葉、よく一財といいますけれども、これはですね、まさに霞ヶ関の財務省や総務省が作り出した言葉なんですね、で、一般財源化というと確かに国土交通省が勝手に使える予算ではなくて、財務省が予算をみんなに分ける予算だと言いますが、逆に言うとこれが現場に来ても交付税と同じですから、何に使ってもいい、何に使ってもいいということは逆に道路や、もっと訳の分かんないですね、福祉にもならないような建物に使っちゃうかもしれない。現に学校の義務教育の小中学校の学校図書購入費ってのは昔は補助金でした。これがですね5年位程前にですね、一般財源化したんですね。各自治体には文部科学省は一応計算をして、学校の数、生徒の数、クラスの数に基づいて算出をしてんですが、これは自治体に来ると外からは見えない不透明財源です。一般財源なので何に使ってもいい、すると何と全国の自治体の75%の小中学校のですね、図書購入費は補助金の時よりも減ってるんですね、つまり図書以外のたぶん公務員の人件費だったり、ハコモノに行っていると、ですからこの一財化という言葉はですね、そこの地域の、自治が意識が高くなってなければもっととんでもないと、ですから私達は一財化という言葉に騙されちゃいけない。逆に言えば道路特定財源を、今だって50、60兆円位って言ってたのが50兆円になって、え〜最近は自民党は40兆円台にまで圧縮するなどと言っている。どこのバナナのたたき売りなんだという話になってますから、むしろ逆にこれはですね、あの〜きちんと先程言ったですね高速無料化、電線地中化、森林整備というようなですね3点セット、まあ、これは別に他のものでもいいんですけども明確化した方がいいと思いますね。

有田芳生 与野党の修正で、59兆円を40兆円にするというような話も、じゃあその19兆円、一体どこをどうすんのかってのを具体的な議論はないわけですよね。

田中康夫 何もありませんですね、ですからそうすっとシーリングというやつで、よくある今までのお金がないので8掛けの予算しかあげない、というとですね福祉の施設が今までの8割しか新築しないとか、或いは逆に維持補修も8割のお金ですという具合になっちゃう。もっと言うとこの発想をですね、道路特定財源をもっと未来永劫、恒久特定財源にしようって発想なんだと思うんですよ。つまりあと10年と言ってたのが、5年とかうんだら言ってますけども、いやそうなっても地域の要望の道路は造れません、と言うとつまり50兆円台が40兆円台になればですね19兆円も下がっちゃったと、だからその19兆円はですねたぶん10年後以降への繰り延べと、でもそのとき日本の人口は10年でね800万人減ってんですから、面積変わらないのに借金だけがね、1週間に1兆2千億円も増えていて、どうなってんでしょうね。

有田芳生 ね〜、だからそういうこう日本の今後の行方の大きな構想そのものが必要なのに、やはり国会ではそれが大いに欠けてしまっている所に問題があるんですよね。

田中康夫 そうですね、しかしあの〜、日経ビジネスの調査では77%の人が暫定税率を廃止せよと言ってますし、他の新聞等の世論調査でも、同様の6割7割の人が言ってんですね。ところが自治体の首長はですね47都道県知事は全員、私が知事やってればいらないと言ったと思うんですけども、ほとんどの地方議員もいると言ってんですから、でもこうやってみると与野党のねじれではなくて、代議制のねじれで、しかし、それは皆さんが投票に行かないから、そういう人が選ばれているわけですからね、やはり投票に行くってのは大事だ、というところに最後は戻ってくる、そういう特定の支持政党のないウルトラ無党派の方々のためのですね、え〜、しがらみやですね、馴れ合いのないのがこの新党日本だと、有田芳生と田中康夫、今日も元気にやってまいります。

有田芳生 うん、これからこう、街中でも或いは酒場でも道路特定財源とかガソリン問題ってのはあのいろんな話が出てくると思うので、この機会にコンパクトにもう一度まとめてもらいました。

田中康夫 まああの、いずれにしてもですね、国破れて山河あり、って言葉ありましたけども、本当にあの国家破綻して、道路だけ残って、人々傷ついてどうするっつうね感じがします。 ということで、え〜新党日本ウェブラジオ、では、お約束の、

田中康夫有田芳生 チームニッポン!

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 2008.03.06


チームニッポンのTV番組が始まります! 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 いよいよですねぇ、BS11というね、え〜新しくできたBS放送、これハイビジョンだから、また綺麗なんですね。

有田芳生 ええ。

田中康夫 ここでなんと9日、日曜日夜10時、いよいよですね、チームニッポンプレゼンツ「にっぽんサイコー!」っていうのが始まるんですね。

有田芳生 1回だけではなく、ずっと続くっということですね。

田中康夫 そう、23日の同じ夜の10時にも再放送がありますし、4月からですね毎週、夜10時はもうBS11、というね、え〜、

有田芳生 面白いですよね。

田中康夫 はい、1回目もですね、あの〜、これは私もまたあの私がキャプテンとして、また有田芳生がですね、様々な日本の矛盾をですね、鋭く剔(えぐ)ってですね、それをどう処方していくかというのをやってますけれどね。にっぽんサイコー!ってのはですねぇ、これはあの〜ね、本来、日本、良い社会であるべきなのに、なんだか混迷していると、で、その日本をもう1回考え直すと、考え直すと同時にね、有田さんも私もあの原稿を書くと一応、あの、活字に組んだ後も再校といってね、もう1回校正をし直す、もう1回それを見ると。そしてですね日本の今までの膿をですね、膿の固まりを砕鉱、これはあの〜、壊しちゃう、そして、そこから新しいそのシーズをですね、種を探し出そうと、ねぇ、こういう形の中で、日本がえ〜、富国強兵じゃなくて経世済民でね、更に日本がよりよく興るようにしようというね。

有田芳生 1回目のこう、田中代表の対談相手は、まだ、

田中康夫 私の1回目はですね、もうこれテレビでも告知が出てますけど、あの山崎養世さんという高速道路を無料化しようと、ま、無料化というよりもですね、あのなにもこれは高速道路の借金は、今のままじゃない形ですればですね、僅か20年、30年で全部返せちゃうだよと、「役人の思うつぼではいけません」っとこんな話をね、してますけどね。

有田芳生 私の方は、あの、オウム真理教の地下鉄サリン事件から13年経つので、まあはたしてあの〜被害者の方々がどのようにこう、救済をされているのか、まあ、端的にいってあの〜全くなされていないような状況が続いてきて、まああの〜議員立法でようやくあの〜国会でも議論になり始めて、驚いたことに犯罪被害者給付金というのは5500人も地下鉄サリン事件の被害者がいたのに、僅か2人だっていうんですよね。で、この現状があって、

田中康夫 認められたのは。よくある労災もね、本来会社で過労死なのにね、認めてくれない、っていうのがよくありましたけれども。

有田芳生 ええ、ですから1回目は、あの〜、ご主人をサリン事件で亡くした高橋シズヱさんと、そしてまた再放送では、あの〜オウム家族会代表の永岡弘行さんにお話しを伺ってます。

田中康夫 うん、なるほど、そうですか。ということでですね、この、にっぽんサイコー!夜、毎週日曜夜10時、3月9日第1回ですね、BS11で行うと、そしてあの〜、3月の末には、第1回有田塾がめでたく開校。

有田芳生 ええ、あの〜、田中塾に追いつけ、追い越せということで。

田中康夫 田中塾もさぼってられないですね。

有田芳生 月に1回、あの〜、3月29日土曜日、東京の練馬、中村橋駅前のサンライフ練馬で午後2時から4時まで、あっ5時まで行います。1回目は、私の新書「メディアに心を蝕まれる子どもたち」という新書が3月10日に発売されますので、その話を致したいと思います。2回目は4月の末に、あの〜元テレビアナウンサーの南美希子さんに「子育て、親育て」について語っていただきます。今後、月に1回生活の役に立つ講演会を、ま、少なくとも第1期、半年は行いたいと考えております。

田中康夫 ふ〜ん、なるほど、おちおち田中康夫代表もしてられませんですね。まあ、あの〜、え〜有田芳生、田中康夫、また新党日本、それぞれですね、え〜、春もう暖かくなってまいりましたですね、新しいこう皆さんにね、街頭でお配りするチラシ、パンフレットも鋭意作成中でございますけれども、なにはともあれですね、もう3月9日夜10時から始まるBS11のですね、にっぽんサイコー!、ねっ、チームニッポンがお届けするこちらをですね、是非ご覧頂きたいと。

有田芳生 はい、是非お願いします。

田中康夫 いうことで今週のですね、え〜、ウェブラジオ、それではお約束の、

田中康夫有田芳生 チームニッポン!

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 2008.02.28


不活化技術の導入-田中質問実現へ 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへ、ようこそお越し下さいました。代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 はい、まっ、あの幾度かお話ししてきましたが、え〜1月の末にですね〜、参議院の予算委員会でいくつかの質問をして、で、その際に福田康夫首相がですね、私が申し上げた「薬害肝炎やですね、薬害エイズの悲劇をまだ繰り返すつもりなのか?」と、献血をした血の中にですね、HIVに陽性であったり、肝炎に陽性、ところがこうしたものがですね、すり抜け期間と呼ばれる、あの〜感染をしてすぐにはですね、陽性反応しないと、HIVの場合で言うと3週間位は陰性のままだと、こういう人の血液は「大丈夫だ」と言ってですね輸血に使われていると、このことで既にHIVに更にまた感染した人がいると、で〜、これをどうするのだ、ということを言って、まあ、桝添要一厚生労働大臣は、あーだ、うーだ、いーだと言っていましたけれども、福田康夫さんが珍しく決断をしてですね「これはもう早急に答えを出すように厚労省に督促する」と言ったら、最初厚労省とかですね日本赤十字社も、うーだらあーだら言ってたんですけれども、何とですね、あの〜27日の日にですね、これに関するですね、新しい委員会を急遽立ち上げて、そしてここでですね、基本的にこれを防ぐことが出来る不活化という一つの作業をですね、これを導入するという方向になったというのがね、毎日新聞の1面に大きく載っていましたけれどもね。

有田芳生 毎日のように、町を歩いていると、これはおそらく全国なんでしょうけども、あの、献血をもう大きな声で求めている人達がいますよね。

田中康夫 あの〜現場のね。

有田芳生 現場の方々、だけど、そういう、まぁ、血液が足りないと言うような話はそういうところで分かるんだけども、同時にこういうあの〜、うん〜、HIV感染者の割合が、ま、田中代表が予算委員会でも質問したように、10万人当たり2人を超える、っていうのは全く知らなかったことなんですよね。

田中康夫 あの、ま、去年1年間に献血した人の中で、HIVに陽性だった人が10万人に2人、ということは仮にですね、全国民があの〜、献血というか検査をすると2400人と、というとこの間のC型肝炎の訴訟の原告団が201人ですから、その10倍、更にこれは陽性反応が出た人で、感染してから3週間以内の人というものは陽性がでませんから、更にもっといると、で、じゃ、これを防げるのがその不活化というヨーロッパやアメリカ、或いは日本のODAのお金で経済復興しているベトナムですら導入をしている作業なんだと、何でこれを日本はやらないの、という話から始まったんですけれどね。ま、ようやく重い腰を上げたと、ただこれだけではなくて、皆さんの例えば手術前に通常、まぁ、十二指腸潰瘍だというような時には、前日、前々日に血液を採りますよね。

有田芳生 はい、はい、はい

田中康夫 自己血といいます。ところがこの自己血の中でも使うのは赤血球だけだったり、或いはフィブリンと呼ばれる、これはフィブリノーゲンではなく、元々血液の中にある繊維層で止血の効果があるフィブリンという、こうした部分を成分分離をすればですね、手術の後も赤血球が非常に減りますから、赤血球だけを戻すとことが出来るのに残念ながら、日本赤十字社の血液センターは、こうした個人の人の、え〜自己血を市中病院から依頼されても、成分分離をしてないんですね。

有田芳生 ええ

田中康夫 それじゃ大学病院も、輸血部があるんですけども、他の、ね〜普通の町の病院だって2次救急、3次救急をやっているところもあるのに、こうした所の血を分離をするということも受け付けてないんです。

有田芳生 ほ〜、はいはい

田中康夫 だから、大部分の病院ではですね。このことをやることですね、今回の不活化という科学的な処理だけでじゃなくて、血液というのはやっぱり全ての根源ですからね、まあ、これはあの〜差別ではなくて「血は争えない」とかいろんなことを言う人がいて、でもそういうことで差別しちゃいけないよっていうけど、なるべく自分のですね、血液で生きていくことが大事なんで、ま、あの〜、ひいてはこの、え〜血液法というですね、大きな今までの赤十字単体を向いていた法律を変えて、その自己血の分離を全ての都道府県で受け付けられるようにしよう、というのをまあ私は言っているんですけれどね。

有田芳生 何か専門家の委員会では、この夏までに報告書の提言ですか、まとめたい、という考えらしんだけれども。

田中康夫 だけど、まあ、これもですね毎日新聞はこうゆうふうにやるだろうというふうに書きましたけれども、「いや〜それはまだ〜あの〜安全かどうかを確認できていないんだ」とか、いろんな血液の学者というのもいますし、団体もありますから、まだこれは注意深く見ていかないとですね、夏までの間にひっくり返っちゃうかもしれませんね、でも、誰を向いて仕事しているのかな〜、っていつも思いますね私は。

有田芳生 でも、それにしても初の予算委員会の質問で、ま、この問題を提起をして、で、実際にこうやって新聞でも大きく報じられるような動きが、そう時間掛からずに始まった、ってゆうことは、やはりあの大事なこと、否定できないことをやはり追求していけば、動からざるを得ないような力が働くということなんですかね。

田中康夫 ですから新党日本は、まあ、あの本当はね、有田さんと一緒に議会活動をする予定だったんですけども、私というたった1人の議員でありますけれども、1人であってもですね、このように多くの人達がなるほどそうだったな、ってゆうことを提言すれば、及び腰だったあの前例踏襲の組織もこんな短期間の中でですね、変わらざるを得ないという、まさに1カ月ですからね。

有田芳生 そうですよね。

田中康夫 でも私からすると1カ月というのはずいぶん長いな、よく知事をやっていた時に、「早すぎるよ」って県議会の人に言われたけど、「何言ってんだと、10年掛かって変わることは、これは改革じゃなく単なる変化だ」と私が言ったら、二の句がつけない議員がいましたけれども、あの、まあ、この問題に限らず、このことは新党日本のホームページのほうにですね、様々な医療関係の新聞等のインタビューのところへもですね、リンクが張られていますのでご覧頂ければ、国会活動というところからご覧頂ければと思いますけども、ま、この問題以外にもですね、子どもの問題等も副代表が扱ってますし、更に新党日本、小さくてもですね、ぴりりとかじゃなくてですね、小さくてもですね、他の人達が気づいていなかった、入れなかった、動かなかったことをですね、行っていくように是非したいですね。

有田芳生 ですね、はい。

田中康夫 ということでですね、え〜是非、あの〜有田チャンネル、田中チャンネル、日本チャンネル、You Tubeと提携している、映像のほうもですね、動画のほうも是非ご覧頂たいと思います。また、この不活化、血液の問題に関しては、国会活動の欄から更に詳しくご覧頂けます。では

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 2008.02.21


有田塾の開設にあたって 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそ〜ようこそ〜ようこそ〜ようこそ〜田中康夫です。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 はい。

有田芳生 風邪気味ですが。

田中康夫 まあ、風邪気味ですね。

有田芳生 めずらしく。

田中康夫 いや花粉症じゃないんですか?

有田芳生 違います。

田中康夫 ほんと?でもだんだんだんだんポカポカね、暖かくなってきて、暖かくなるとね、なんかもうちょっとたつとあの木の芽時になったりすると、よくね体の変調が起きる人もいますし、元気になる人もいるし、逆にねぇ、落ち込む人もいたりしますけども、え〜あの〜田中康夫塾というのをですね、え〜、今まであの、新党日本をつくる前から、あのチームニッポンとしてもやってきましたけど、今度なんかいよいよ満を持して、有田芳生塾。

有田芳生 いや、田中塾を見習いつつ、新しいもの加えたいというふうに思いまして、

田中康夫 はい。

有田芳生 で、私はあの〜練馬に東京出てから30年暮らしておりますので、まぁあの〜、ま、この新党日本のヘッドオフィスのある平河町の近くでもいいんですが、やはりあの〜地元をまず大事にしたいなぁ、と思いまして。

田中康夫 そうですね、我々あのぅ地域からニッポンを変えると、現場から変えると、はい。

有田芳生 練馬の公共施設を使って、あのぅ有田塾、まぁだいたい初めは半年ぐらいを第1期として、毎月各界の、

田中康夫 いいですね、公共施設だいたいね、夕方五時で閉めちゃったりね、公共施設の方に一所懸命働いてもらうと、サービスの精神を有田塾を通じてですね、公共施設でお給料貰ってる人達にも見てもらう、というこういう、え、一粒で二粒三粒やっちゃうっていう。

有田芳生 一回目はあの〜3月10日に私が執筆をした角川SSC新書というのがありまして、そこで「メディアが子どもの心を蝕んだ」というような、これはタイトルはあの〜出版社の営業がつけたんで、ま、なかなかあの〜

田中康夫 蝕んだ。

有田芳生 蝕んだ。

田中康夫 あ〜もう蝕んじゃってるってことね。

有田芳生 というタイトルで、まああの〜テレビ、それからインターネット、それからケータイの、今、子ども達の心にどう影響を与えてるか、ということを、まあ試行錯誤なんですが書いたもんですから、まあそれを第一回の有田塾のテーマにして集まっていただければな、というふうに思ってます。

田中康夫 まあ既にあの〜有田さんのホームページには、ブログにはなんか紹介が載ってますね。

有田芳生 四日前の午後にあのブログで紹介をさせていただいて、

田中康夫 今日は21日でございますからね、はい。

有田芳生 それでまあもう既にあの〜

田中康夫 何十人もの人が来てると、

有田芳生 そうですね。

田中康夫 でもこれ厳正なる抽選の結果、なんか80人くらい。

有田芳生 80人、

田中康夫 オッケー?

有田芳生 まだ空いてます。

田中康夫 ああそうですか、でもね80人以上になるとまたあの〜公共施設は消防法がだのうんたらかんたらゆったりすんですかね、そういう場合には廊下から見てもらうみたいなのもね、なんか終戦直後の学校みたいでいい感じかもしれませんね、うん。でこれ毎月やってくっていう、

有田芳生 毎月あの〜秋までは続けようと思ってまして、まあ秋っていうかまあ少なくとも半年は続けて、

田中康夫 まずはね半年やってくうちに今度は、今度はね、毎週やるようになっちゃったりとかね。朝昼晩やるようになっちゃったりね。

有田芳生 そのうち代表にも来ていただいて

田中康夫 あ、私もねちょっと、え、一回目はちょっと、一回目行かない方がいい?一回目はお邪魔してあの2分だけ挨拶して、疾風のように、月光仮面のように去ろうかなと思ってますけどもね。ということでこれあの有田さんのブログの方からも入れますし、あの近々これ新党日本のホームページの方でもね、きちんと告知を載せてこちらからでもご応募いただけるようにしようと思っておりますので、生有田が見れるというね、そして生有田と一緒にですね、ニッポンを考えるだけじゃなくて変えていこうと、ゆうことで有田塾の今日はご紹介でございました。

田中康夫有田芳生 はい、それでは、チームニッポン!

田中康夫 これ、有田塾の最後でもきっとやるんですかね

有田芳生 あぁそうですね。

田中康夫 みんなでなんか円陣組んで有田塾でチームニッポン!というのもね、なかなかいいかもしれません。はい、ということで有田塾のお知らせでした。

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 2008.02.14


マスコミ報道ではわからない事実あり 出演:田中康夫・有田芳生


田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。

有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 え〜、田中チャンネル、有田チャンネル、日本チャンネルというですね、You Tubeと提携してのですね、え〜映像の方もですね是非ご覧頂きたいと思いますけれども。

有田芳生 はい

田中康夫 え〜、ま、参議院では、あの〜、補正予算の話が一個終わってですね。

有田芳生 はい

田中康夫 うちは造反と言われながら、実はこれこそ造反じゃないと、自治体借金を抱えているところに、野放図にまた借金させるなんて法律作る方がよっぽど、日本という社会への造反だということを言いましたけれども、今度は、え〜、何ですか通常国会の、じゃない、当初予算の方になってますけれども、皆さんね、25円下がるのか上がるのかとかですね、言われていますけれどもね

有田芳生 あの〜、田中代表が、あ〜、国会での採決で、え〜、地方財政法改正案に反対した時に、まあ、あ〜、第一報としてね、造反みたいな報道がされたんで、で、私はその時、丁度、あの〜、街頭宣伝で都内まわってる時だったんですが、国民のために、あの〜、こういう態度をとったんだと。

田中康夫 あの、国民新党のためじゃございませんから、国民というのはですね。

有田芳生 そう、そう、そう。え〜、え〜、え〜。

田中康夫 奇をてらっている方々のために。

有田芳生 そう言って街宣で廻ったんですがね・・、やはり一つ一つの法律がどういう意味を持っているのかと、いうことをそういう節々で伝えていくってことは非常に大事だなというふうに思いましたけどね。

田中康夫 そうですよね、つまりもう、だって会社更生法を適用されたような団体なんですからね、そこに公的資金を入れようって話ですからね、公的資金を入れる時に、歴代のですね〜、役員やですね〜、その人間の責任を普通、株主代表訴訟で問われるわけで、困った都市銀行だってみんな公的資金を入れた時は一応やめたんですよね、或いは行員の人も一応はお給与を下げたりしたんで、それをしないでですね〜、もう、財政が組めねぇから、あの〜、え〜財政補填債を組む、なんつうのはとんでもない話で、だったらよっぽど逆にナポリのように、お金がないからゴミを集められません、っていう絵を見せた時にですね、初めてみんなも、あっ、こりゃ大変だと、じゃ、こりゃどうするのか誰が責任をとるのかと、こんな政治にしちまった、こんな行政にしちまったんだから次には必ず選挙に行かなきゃなと、或いは自分が選挙に出るぞ、うというくらいになんなきゃいけませんですね。

有田芳生 あの話の流れで、その〜退職金の、あの〜赤字債ですか?

田中康夫 そうでございますよ、もう〜ね、先週、こないだもあの田中チャンネルでも言いましたけれども、退職手当債、退職金払う金がないから、っていうんでですね、平成19年度には、な〜んと全国41道府県で3300億円、退職金のための借金をしたと、政令指定都市も入れるとこれは5900億円だと、これ誰が払うのか、ったらですね、みんな日本に暮らしている人が払うわけですし、今生きている我々よりも後に生まれてきた人達がこれから払っていくと、で、こんなこと10年間も許すんですよ、そうしてその千葉県とか大阪府とかですね、こういったところは財政の減収補填債という今申し上げた財政補填債じゃなくて、減収です。減収補填債っていうのを組んで野放図に借金もできますと、そして退職金債も出しますと言ってるんですね。なんか大阪で知事になった方もですね、借金はしないと言ったのに、借金をしなくちゃいけないって一夜にして変わってしまったんですけど、そうすっとやっぱり改めてやっぱり借金するのを減らし続けた田中康夫は天才だったのかアホだったのかどっちなのか、これはもう後世の歴史学者に調べてもらわないといけなくなっちゃいますけどね。

有田芳生 だから、どっかの知事はね〜、その〜、自分の言ってることは机上の空論だ、みたいなことをノウノウと言ってしまうってのは驚きですよね。

田中康夫 いや、凄いですね〜。うんうん。だと思えばまあ、宮崎県のね、方とかははっきり言って、あれですね、自由民主党の代弁者ってことですよね。だからよく民意って言いますけども、そりゃ民意が100%一致するなんてことはあり得ません。しかしその民意に即しているのか、或いは長いものに巻かれているのか、というのは紙一重ですけどだいぶ違うというね、感じはしますけれども、その中で新党日本が言ってんのは25円上げるのだの下げるだのですね、ということだけではないんじゃないかと、で、これ3月末に逆にこのまま法案がですね、多数決でいえば通ってしまう訳ですから、とするならば、じゃ、逆に通るんだったらこれは目的税なんですから、目的税であるならばじゃそれを何に使うのか、高速道路を無料化するということで2.6兆円の中のですね、1.7兆円を使えば、金利を入れたってですね、これ30年間で全部償還できると高速道路は即日無料になると、或いは森林整備、林野庁で森林整備に使っている、間伐に使ってのはわずかですね増えたといったって350億円ですから、これを倍増したって1000億円にもならないわけですね。或いは電線地中化に使ってんのはわずか日本では年間1600億円なんで、何と自動車工業都市の名古屋に至ったてですね、市街地、田んぼの中の道じゃありませんよ、市街地の電線の地中化率は名古屋でも未だに17%だと、日本全体で12%だと、じゃ電線地中化に2000億円使いましょう、と言ったって、まだまだおつりが2.6兆円出てくるんで、このくらいのことはやりましょうと、更にはですね、ガソリンの値段が上がろうが下がろうがですね、この揮発油税でございますので、例えばビニールハウスを作っているですね、ちゃんと安心な農産物を作ってる農家の方が使っているのは重油です。或いは日本は水産国だっていうんで船を出してですね、魚をですね、捕ってきてくれる方の船も重油なんですね、これ重油は今回の話にちっとも関係してないんで、じゃ逆に真面目に、そりゃモーターボートに乗っている人の重油は別ですよ、そうじゃない方の農作物を作っているビニールハウスや漁船のですね重油は、それに対していい意味での補填をしようと、ね、退職金債まで出す世の中なんですから、ということをしたって2.6兆円なんですよ。やはりこういったことをですね、先日来私はですね、何人かの政治家にも、きちんとそういう対案を示すと、上げるだの下げるだのっつってたんじゃ、未だにプラカードを持っていた昔の運動と同じになってしまうので、それを言った時に、いや〜これは大変なんだ、必要なんだと言ってる、与党の人達が初めてその時に、目的税と言いながら目的を示さずに、なきゃいけませんと言ってんだったら、だったら君らの建物や野球の道具になってんでしょって、話が見えてきた時に、初めてですね、これが必要でございますと言いながら結局は、自由民主党の代弁者であるようなですね、地方の政治家というのも長いものに巻かれているだけだなと、市民の側を向いてないで権力の側を向いているだってことが分かってくるんじゃねえんかな、なあんて最近思うんですけれどもね。

有田芳生 そういうこともね、一般の新聞とかテレビ報道なんか見ててもなかなかっていうか、殆ど見えてこないわけですよ。

田中康夫 それはもうだって記者クラブという、長いものに巻かれて、自分が長いものに巻かれながら、長いものに対してももの申してる、つってるような予定調和の人達ですからね。

有田芳生 だからさっきのあの退職手当債についても日本だけなんですってね。そういう制度があるのは、だから本来会社だって、ボーナスなんか出すのは、毎月の給料の中から会社側がちゃんと積み立ててきて、ボーナスを出したり退職金を出すわけで、それも公務員だって一緒ですからね。

田中康夫 と、いうことを私が質問をしたらですね、増田寛也さんという、12年間の岩手県知事の間に改革派と言われながら、借金を2倍にしたんで、私やっぱこの時も驚きましたね、やっぱり私は改革派じゃなかったんだと、借金減らして、プライマリーバランス黒にして、基金を積み足してですね、その間、あの〜、え〜、県民1人当たりのGDPはずっと上昇していたと、ゆうことをやった私はやっぱ改革派じゃなかったと思いましたけれども、この方はね、議事録にも載っておりますし、あの〜、新党日本の方から映像もご覧いいただけますけれども、いや、民間と違って私達は退職金のお金をあらかじめ引き立て、引き〜、あの〜、積み立てるというかですね、引き当てしておくわけにはいかない、っておっしゃたんですよね。

有田芳生 そんなばかな話はないわけで、例えば、

田中康夫 すごいですね〜、行政はもうほんとに出たとこ勝負という。

有田芳生 奈良県なんかは、きちんとそういう制度を作って、退職金積み立てていたんですよ。

田中康夫 ほう。

有田芳生 だからさっき41道府県でしたっけ、話がでましたけれども、僅かだけどもそういう努力をしてる所もあったわけだし、逆にその高知とか和歌山なんかは、その年の、あの〜、税収の内の2割以上が退職金に引き当てられる、だから退職金がこれから団塊の世代がどんどんやめていって、2009年がピークを迎えますから、これからさらに大変なことになっちゃいますね

田中康夫 大変ですよ、それで先ほど言ったように、大阪府や千葉県はですね、財政破綻だっていうんで、減収補填債まで組むと、これがこの机上の空論を言ってた人が、いや何にでも組める借金ができるんでそれは使わない手がない、ってね、おっしゃるようになりましたけど、それでいて大阪府はですね、退職手当債を1年に限っても100億円、千葉県に限っては200億円払ってんで、これ、んなものね、多少5%、10%給料下げたなんて威張ってるだけでいいの?って話ですね。ですからこの辺りに関してこそですね、やっぱり、あの〜、ぬるま湯農国民族だった日本も、やっぱり過去の人にまで遡ってやるべきですね。私も知事の時にですね、過去の知事達も、もうちょっと何とかせい、と言ったら県議会の人に怒られちゃいましたけどもね。まあ〜、本当にこんなことやってると新党日本が造反なんじゃなくて、他のあらゆる行政や政治の人達はですね、日本の未来の子どものために造反をしているようなもんだと、ゆうことで今日はだいぶホットにいきました。新党日本ウェブラジオでございましたけれどもね。はい、ということで、


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 2008.02.08


母子の健やかな成長は可能だ 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 え〜、まぁ、地球温暖化と言いながら、ここのところはですね、雪がちょっと降ったりして、しかしあの〜、雪が降ったという日は羽田空港は午前中は滑走路が全然駄目だと、午後になっても滑走路が1本だけだと、というんでですね、私も大分に行ってて、飛行機が欠航するだの、んだらとっていうけど、あれ考えてみればあのぅ、滑走路の下とかに全部電熱線を入れてですね、おくって、それを公共事業をやるんだったら、たぶん誰も反対しないと思うんですけどね。

有田芳生 雪が降ればね、一挙にもう交通網が麻痺してしまうっていう、特に都会においては、もう日常的な雪がないもんだから、大慌ててですからね。

田中康夫 ま、でも千歳空港だの秋田空港は、あの程度の雪以上降ったって、動いてんですから、逆に言えばそれを国土交通省も、妙なしょうもないところにお金使うんじゃなくて、別に除雪車をもうちょっと置いたっていいわけですよね。だからどうもその辺がですね、あのぅ、前例のないことができない、他の場所でやっいることが導入できないと、え〜、いう感じがしますですね。え〜、ま、あのぅ、新党日本はご存じのようにですね、日本チャンネルというのができて、有田チャンネル、田中チャンネル、日本チャンネルという形でですね、え〜先日の衆議院の本会議でですね、地方財政法の改正、ならぬ改悪に関してですね、私がですね、反対の一票を入れたということに関しては、田中チャンネルでまたですね、お話しをしたいと思いますので、是非こちらもお聞きいただきたいと思いますし、有田チャンネルもいろいろと、

有田芳生 有田チャンネルでは、その子供達と携帯電話、特にあのぅ、メールとの付き合い方が教育現場、あるいは家庭では問題になってるんで、そのことを有田チャンネルでお話したんですけども、それを話す前にビックリしましたのは、昨日の朝8時位に自宅の周辺で、パトカーのサイレンがやったらもううるさくて、いったい何だろうとか思ったら、数時間後にわかったんですけども、若いお母さんが生後9カ月の赤ちゃんを刺して、自らも命を絶つというような残酷な、残念な事件が起きましたね。

田中康夫 ま、最近その手のは多いですね。これは有田さんのブログにも載っていますけども、ま、そのでも医療機関の体制を整えるということだけでなくて、本当は里帰り出産というような形をですね、あのぅ行える、つまり自分の両親が、あのぅ、地域に住んでんだったら、そこの病院で出産ができて、半年なりはそこで子どもを一緒に育てると、やはりコモンズといわれる地域の中で、仮に両親が、あのぅ、早くに亡くなられていても、近所のおばさんが手伝ってくれる、つまりお産婆さんという言葉があったようにね、地域が全員お産婆さん役目だったのが、無くなってちゃったと、何でもじゃ、医療機関に頼るのかというとこれもハコモノ行政になりかねない、その当たりかな、と私は思うんですけどもね。

有田芳生 そうですね、あの、そういう問題に加えて、例えばオウム事件の時にあのぅ、信者達、あるいはそういうものに入った人のカウンセリングをどうするかという議論になった時に、政府の関連省庁関連会議なんかでも議論になったんだけども、例えば、あのぅ、やはり地域に密着するといったら、保健所が大きな役割を果たさなきゃいけなくて、そこにはきちんとしたね、あのぅ、カウンセリング体制とれないかと、雲散霧消、それっきりの話だったんですけども、そのお母さん方のその日常的なこの悩みとか、里帰り出産と同時に、そういう地域の拠点として、保健所のこう、役割強化っていうのが必要なんじゃないかなと思うんですよね。

田中康夫 あのぅ、保健婦の人というのがですね、きちんと機能することが、逆に言えば食生活の改善運動にも繋がったり、寝たきりにならない生活になると思うですよね。ただそれもまたもう一つ考えればですね、小さな政府論の人達は、とにかく全部切り捨てという方向だけど、昔は地域で、良くも悪くも世話好きおばさんがいたりした、で、その世話好きおばさんが私生活までものぞき見しちゃうんで、なんとなくですね隣、両隣の5人組、3人組みたいな監視体制のようになっちゃうとするとこれはまずいけれども、そうでなければお互いお総菜を融通しあうと、いうような形、ってのがどんどんなくなっちゃったじゃないですか。だから、その勿論有田さんはカウンセリングのことに関して造詣が深いんだけれども、カウンセリングと言葉聞くと僕なんか逆に、う〜ん、何か専門家に診られる、何か、日本てほら、ね、弁護士に、アメリカのような訴訟社会にするのはやだってのがあるじゃないですか、そうするとカウンセリングも、もしかすっと形を変えたら、そういうプロのいる所でないとだめだ、でも、カウンセリングって、これ人間が暮らしていく知恵の話なんだから、専門家じゃない方がむしろ、専門家の方がど〜も、訳わかんないユング哲学なんかに拘っちゃったような人達がですね、それの論理で言われると、役人や弁護士の論理で言うのと似てきちゃうかな、という懸念が僕にはあるんですよ。

有田芳生 これを始めるとまた長いんだけど、例えば生活というと言葉でもいろんな意味合いがあるのと一緒で、 カウンセリングといっても魔法の杖じゃないわけで、やはりそこにはいろんな問題があって、じゃあカウンセリングの専門家だって言われていてですね、例えばそこのお母さん方が相談に行った時ね、貴方の子どもさんが学校行かなくなったのは、それは夫婦仲が悪いんでしょうみたいのことを平然と何の根拠もなく言えるような人達ってのは、これがカウンセラーみたいなことで結構いるんですよ。

田中康夫 だからそれはやっぱり、現実に即さない、

有田芳生 そう

田中康夫 あのぅ、役人の予算策定と同じで、目の前にその人がいても、多分なんかテレビで着物着て出てくるちょっとインチキっぽい男のね、占い師だったり、女なんだか男なんだかわからないドレス着てくる人だったり、もう、どっか墓場からでてきたような、そろそろテレビ引退するっていう、妙なおばさんの占いだったりと、同じになっちゃうとこあるんですよね。

有田芳生 だからプロフェッショナル、本当にあのぅ、こう、人と人のコミュニケーションをきちんとあの、縁担ぎのように果たす役割ってのは、さっき田中さんが言ってた様に、昔はいっぱいいたわけですよね。お節介で嫌だと思うようなことがあっても結果的には助けられるような、そういう地域の作り方っていうのは、やっぱりあのぅ、今、無くなったから仕方がないんだ、っていうんじゃなくて、作っていかなきゃいけないなと思ってるんですけどね。

田中康夫 ま、あのぅ、それはもうなかなかこれは、ほんとに議論をしてくと何十年も掛かるかもしれないし、ま、みなさんそれぞれ一家言があるんだと思います。でも、やっぱり電車の中でね、たばこを吸い始める少年がいたり携帯電話してる子がいたら、注意をしてあげる、でも、注意が注意と思って逆ギレされちゃうからみんなが触れないってのと同じで、もしかすっとその亡くなられたお母さんもですね、近所のコンビニの人も、スーパーの人も出前の人も、見てたけどもあんまり家庭、プライバシーに入っちゃいけないな、って言ってたのと、いう中で悩まれたのかなどうなのかな。

有田芳生 だからね、そういった問題が日本全国に広がってて、この数年間で、日本で起きる殺人、殺人未遂の約半数が家族間の事件だっていう、深刻ですよ。

田中康夫 昔はそういう尊属殺人ってのは重罪と言われてた訳で、少なくともそのぅ、血液が繋がっている人のことを殺めるなんてできません、て言われてたんですけどね。そういう世の中をですね、おかしいことを一緒に変えていくと、いうことが新党日本です。え〜、テレビの方で映像もついておりますので、是非、日本チャンネル、田中チャンネル、有田チャンネル、ご覧頂ければと思います。では

田中康夫有田芳生 チームニッポン!

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 2008.02.01


新党日本の「由来」について 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 はい。

有田芳生 今日は私の方から少し口火を切りたいということで、あの毎週あのぅ、『スパ』という週刊誌に、田中康夫の「東京ペログリ日記」というあのぅ、連載があって、一番新しいので181回の連載になっているんですけどね。毎週あのぅ拝読していて、ま、これは人に会ったりしてるということだけではなくて、やっぱりあのぅ、参議院議員として、新党日本の代表として様々な日本の現実というもの、どこに問題があるのか、そのことをあのぅ、連載の中で明らかにしていると思うんですよね。で、それであのぅ、是非お聞きしたいと思ったのは、あの181の中でですね言葉の問題、やっぱり、議員であると同時に作家の感覚がなるほどなぁ、と思ったことがあるんで伺いたいんですが、新党日本がそのぅ作られたときに、はじめ正式名称が日本(ニッポン)ということで、

田中康夫 そうですね。ま、あの副代表の有田芳生は、えぇ、私どもに途中からですね衆院選、あっ参議院選挙前に加わっていただきましたけれども、ま、元々あの総務局長と話をしたときには日本(ニッポン)で登録をしようと、略称が新党日本という形だったんですけど、当時まぁそのぅ、政党を作るときに総務省の中でですね「略称の方が長いなどというのは前例がない」と、役所らしい意見があってですね、ま、党を早く立ち上げねば、ということの中で新党日本になったんですね。で、これはま、もともとあの私はあのぅ、韓国でウリ党と言うのがありますけど、「ウリ党」はこれは「我が党」という意味なので、他の政党の人がですね「ウリ党は!」って言ったときには「我が党は!」ってんで、どっちがなんだかよくわからないと、とこれもですね「日本は何を考えているのだ」と、で、そうすっとですね、あのぅ「日本」代表が田中康夫なんで、これは不敬罪に当たるじゃないか、とかですねぇ、どっちが首相なんだかわからないと、ま、こういうのはですね、オチャラケとは違う意味で、まぁ、あのぅ先日の予算委員会でもですね「なぁんちゃって小泉、竹中、へなちょこ改革」と言いましたけれども、彼らはもうまったく単にあの言葉遊びにもならない形でしたし、まぁ、地方自治とか様々な政治でも言葉遊びだけがですね何か、えぇ、凄いことを言ってるように聞こえてる人達もいますけれども、うちは実体のある形でやっていくと、そうした中においてこの「日本」というのがあるんじゃないかと、で、ですからいわゆる今まで「日の丸」とか「日本」とかですね、そういうのがあるとなんとなく「国粋主義じゃないか」とかですね、そういうのがあったんですけど、私達がだからといってこれはあのぅパスポートだけじゃなくて、「日本で生まれた」とか「日本に暮らしている」ということはこれは誰も多分否定していないですよね。否定しない上で「今の日本の状況じゃいけないよ」と、「変えなきゃいけないよ」ということなわけであって、日本ということは別にですね、他の国より、日本はすごい問題ない、って愛国心になるわけでもでも何でもないと、そういうことで考えてたんですけど、なかなか総務省には理解していただけなかったですね。

有田芳生 いやその「ペログリ日記」のそこのところにものすごくあのぅ、ちょっと注目が個人的にいったのはね、先週のあのぅ、このウェブラジオの収録のときに、私がその「生活」という言葉を使ったときに、田中さんの方からから「生活」といってもいろいろある、というようなまぁちょっとあのぅ、留保みたいな意見があったのは、恐らくこういうことかなぁと思ったんですよ、例えばあのぅ、自由という言葉を使うときにそのオオカミにとっての自由ってのは羊を食べるための自由なんだけども、羊にとってはオオカミに食べられないことが自由ですよね、だから一つ言葉、自由っていうのをとったってどの立場、どの視点で見るかによって全然違ってくる、だから恐らくその生活っていう言葉どの政党だって使いますよね、だけど生活って言葉を使えば本当に国民とこう密接なのかと言えば、恐らくそうではないっていう、そういう意味であの生活という言葉に田中代表は引っかかったのかな、なんて思ったんですけども。

田中康夫 あのぅ、私は昔からですね、何か大きな声で正義を語る人にはあのぅ、欺瞞があるって、もう小学校の頃から思ってたんですよね、ですから何か政治の世界も、あるいは社会運動も労働運動もなんか大きな声でスュプレヒコールを挙げる、その目指すことはいいのかもしれないけれど、でもなんかあなた方も、俺が旗振ってやってんだよ、とか、みんなに言われたから俺がやってやってんだよ、みんなから期待されることだからやってんだよ、ってのはそういうのがまさに私はあのぅ、地域分散型だけど世代分断型ではない平らなフラットな社会、ということを言った人間として、多分ちっちゃい頃から思ったんですね、ですから生活って言ったときに、そうなのに生活って言葉で全てを片付けっててしまう、そしてそれを語るのが正義であるかのようなのは、どうも手垢がついてるなと、よくバブルが終わった後に、デートのときに「バブルが弾けちゃったっからさ〜今日は少し軽めなご飯、安めなとこでも行ってみるぅっ?」って、なんかそういって、バブルが弾けちゃったからさ、と言うと誰でもが納得してるけど、弾けたって、でも収入変わんない人もいるかもしんないし、逆にそのぅ、ピンチはチャンスに変えた人もいるかもしれないし、弾けたのも自分達が政治、ってか投票に行かなかったからかもしれないし、一部の人に経済を任せたからかもしれないし、それがバブルが弾けちゃったからさ、って言っただけでなんとなく納得しちゃう、ですから私の最初の本が「なんとなく、クリスタル」というのがこの点があることに意味があると言ったのが今は無き江藤淳氏だったんすね。そのぅ、豊かなはじめて昭和31年という経済白書で、もはや戦後ではない、という年に生まれた人間が、自分達とは違って最初から少なくとも物質的に豊かさの中で暮らしてきてた人間が、でもクリスタルでありたいと言いながら、なんとなく、の動く日本なのに点が入っている、そこにクリスタルは光が入るけれども直線でいくんじゃなくて良い意味で曲がって出てくる、でもそれはその何というかあのぅ、屈折じゃないんだと、良い意味でのそれが弁証法なんだ、ってなことを江藤淳という人は言ったんですね。私は全然意識していなかったんですよ。なんとなくクリスタルって続くと漢字、あ、ひらがなとカタカナだから、「点入れるか」、っていうか、ちょっと長いんで息継ぎする感じで入れるか、って思ったんだけど、それが弁証法だって言われたんですね。ですからその生活、ってこともそこかな。

有田芳生 ただ評論家というのは音楽にしても文学の世界にしても、その想像する側が気づかないところをやはりあのぅ、引きずり出して、それを表現するのが本当の評論家だ、っていう意味では、江藤さんというのは凄いな、というふうに思いましたけれども、いや、それに比べてね、昨日のあの予算委員会の言葉づかいもとてもあの興味深ったんだけれども、そのぅ、やはり永田町というところにズッポリこう、新しい人でも入っていったときに、例えば30代そこそこの人がね、あのぅ、急に「粛々と」という言葉を使ったり、もの凄く違和感を感じるですよ、そう考えたとき、政治と言葉というのはとても大事なもんだなぁ、というふうにまぁ先週から思ってたんですけどね。

田中康夫 ま、あのぅ、有田さんもお書きになっているように自分のブログで、バラク・オバマのことを、確かにバラク・オバマの言葉は、言葉だけじゃないか、って言う人がいるかもしんないんだけど、でもやはり人間はどんなに話すのが不自由な人、聞くのが不自由な人もですね、そのぅ、言葉によってはじめて気持ちが伝えられる。基本的に僕が思うのは、夫婦だって恋人だって親子だって100%意見が一致するなんてあり得ないんですよ。でもあり得ないからこそ言葉によって理解をしていく、それでもしきれないから、それがなんか政治の場合にはしきれる、政治だけじゃないと思うですよ、マスメディアもね経済も、答えは100%しきれる、って思ってるでしょう?その粛々と、っていま有田さんが仰ったけど、粛々とやるって何なの、って、答えありき、ってことじゃない、つまり数ありきってことじゃない、と、じゃあ2/3がいるんだから議会で暫定税率は続けられるんだ、いや結果としてはそうですよ、2/3なんだもん、かなうわけないでしょう、マスメディアもそう思っている、でもそして全国の都道府県知事が全員、地方議員もみんな暫定続けろと言っていると、でも、各種世論調査ではみんな国民、国民ってのは国民新党ではなくてですね、日本に暮らしている人達は、暫定税率やめるべきじゃない?って2/3以上が言ってる、ここにまさに与野党のねじれとかではなくて、民意というものと代議制のねじれがあるわけですよ、地方議員を選ぶシステムも含めて、だからまぁ、生活は全員がしてんのかもしれない、でも僕はあのやっぱり供給者側の論理じゃなくて消費者側の論理、でも供給者する側も150歳まで生きられない、みんな消滅していく、そしてこの情報社会で経済の社会で全員消費されていくんですよ、でも、同じ消費されていく人間が、でも、消費されるんじゃなくて、消費される者だからこそ、消費を自分でしていくことの喜びを持てるようにしよう、ってのが私が言う消費者と言ってんですけどね。納税者とか生活者、って言った人達が「改革派知事」とか言いながら借金増やしちゃったりよくいますけどね、知事やめちゃっている人達がいっぱいいますけれども、あの、納税者っていうのも、どうも僕は納税してればなに言ってもいいのか、いや言っていいんですよ、でも何でも聞いてくれるはずだっていうのは、どうも田中角栄の家に御用提灯をぶら下げて、あの時、御用御用、って角栄が逮捕されるときにですね、御用提灯をぶら下げてった市民派の人は、自分が実は警察や検察と同じ権力になってしまっているということに無自覚だった、恥ずかしいとも思ってなかった、それは逆に一歩間違えばすごく恐ろしい社会になることだな、っつうのが、まぁちょっと生意気で、そういうことを思った上で「日本代表」というのも面白いんじゃないの、って、日本はどうなってるんだぁ、って、いうふうに議会で言われると面白いかな、って思ったんですけどね。

有田芳生 そうですよね、まぁ、テレビを通じてそういう、御用御用っていうのでいろんなところにおかしな意識が広がっていってしまう、ってのもまた問題なんだけども、同時にその生き物ではない言葉、言葉を活性化させて、同時にあの政治をこう新しい物に作りかえていく、ってという意味ではね、昨日のあの予算委員会の田中代表の質問というのは、新しい風を吹き込んだな、というふうにこう思いましたから。

田中康夫 あの、ホームページ上でもですね、あのぅ参議院のページへ飛べるようになってて、ここでアーカイブで映像で今国会中は見れますから、だから6月15日までは少なとも見れるようになってますし、活字も起こされればですね、速記録が上がってくると思いますので、これもまぁ、皆さんにみていただければと思いますけどね、まぁあのぅ、その意味で言うとですね、是非、有田芳生副代表も含めてですね、新党日本が更にですね、まぁこれまた党勢拡大ってのもやな言葉ですね、自分達が威張れるようになる、って意味だけどそうではなくて昨日のまぁそのえぇ、1月31日の予算委員会もですね見て、本当に今までの政治家の国会の審議と違ったと、見る見るうちに桝添さんや福田さんが顔が強ばっていく、あるいはその政治の言葉じゃない言葉を使ってくれてわかりやすかったと、期待するっていうお話がありました。ですから、その意味でいうとこれは消費者拡大、まぁあのぅ、政治なんていっても届かないと思ってた人達の思いが届くだけじゃなくてそれによって変えていける、そうした運動になればなと、うーん。

有田芳生 そう、だからあのぅ、田中代表が使ったような言葉づかい、ってのを政治の場におけるこう、展開ってのは、ものすごくね身近なものに伝わってくるんですよ、だから、なんか国会中継いつも見たって、またおんなじような言葉で、追求する方も答弁する方もなに言っていんのかさっぱりわかんない、っというのが、身近な言葉、しかも新鮮な生き物としての言葉使うから、これはねあの、

田中康夫 まあまあ、あんまり褒めると、あのぅ、なんか、なんだよ内輪で褒めあってんのか、って言われちゃいますけど、ま、あのテレビで言うところの、弾けた国会、でもこのテレビの場合に弾けた、っていうのは駄洒落だったり、くだらない奇をてらったことをいうかんじですけど、新党日本としてはですね、有田芳生副代表ともども、また今後新たに新党日本でですね、活動していく人と一緒にですね、信じられる日本のために、その実体のある弾け方をしたいと、このように思っております。ということで今日もなんか私がいっぱいしゃべっちゃった気がして、

有田芳生 いえいえ、いいんです、いいんです。

田中康夫 ま、そういうことで新党日本の党名の由来をですね、今日はお話しをいたしました。

有田芳生 はい。

田中康夫 では、

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 2008.01.25


福田首相の意味なき「決断」 出演:田中康夫・有田芳生


田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました。代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 実は、あのう、日刊ゲンダイというところで、「奇っ怪ニッポン」という連載を私させていただいてるんですけども、ここでこないだ書いたのは、「決断」という言葉の意味なんですね。これは、あのう、ある中国のですね、そうした、あのう、故事来歴に詳しい人からお聴きしたんですけども、決断というのは中国最古の王朝が“夏”って書いて“カ”という王朝、で、ここの最初の始祖がですね、禹(う)という人だったんですけどね。この人は、あのう、黄河治水の祖とも呼ばれてたらしいんですね。で、ご存知のように黄河は、もう、チベットのですね、麓の青海省の辺りから流れてくる。普段は悠久の河のように見えますけども、その、時に、荒れ狂うと。そして、多くの人命が失われたり、田畑が破壊されると。なので、ま、治水というのは、ま、今までも肝要だと、ゆうことで堤防を高くしたり、あるいは、まあ、今で言うダムですね。えー、中に、河の中に構造物を造ったりしたんだけど、それをいとも簡単に、あのう、乗り越えちゃったり、壊しちゃった。

有田芳生 はい、はい。

田中康夫 いくらやってもイタチごっこなんではなくて、自然の猛威に屈するんじゃなくて、自然の猛威は防ぎ切れないとするならば、あるいは、水というものを河の中だけに大人しく入っていなさいと言うようなことは、人間の身勝手であって、これをどう変えるかと。そこで彼が考えたのは、えー、堤防をあえて造らない場所、人家がないような場所には堤防を造らない。一方、日本でも、ま、武田信玄がですね、霞堤とかあるいは、引き堤とその後言ったんですけど、あのう、天竜川なんかには堤防がないんですね。堤防がないところは、南アルプスから流れてくる土砂がですね、台風等があって濁流の時には、そこ、スイッチバックの電車のように、川の流れてきた水が堤防がない所から、今度、田畑に入ってくるんですね。と、田畑全滅しちゃうと。ところが、翌年は南アルプスの養土がですね、多く、栄養素が流れてきたので、大豊作になると。

有田芳生 ん。

田中康夫 ですから、自然というものに抵抗する、自然をコントロールするということが出来きれないのならば、こうしたものをしようと考えたのが、この禹という王様で、

有田芳生 はい。

田中康夫 ですから、決断というのは、断つ場所を決める。しかし、それは、いかに被害が少なく、そして、また、いかに、その、えー、リカバリーをすることが容易くできるか。そうやって考えると、その、福田康夫さんはこうゆう判断力だけでなく、決断力もですね、実行力もないんじゃないかと。こうゆう事を書いたんですけどね。

有田芳生 だから今のお話を伺ってて、やはり、政治家ってのは、あの、そうゆう故事来歴に発する、その、歴史的認識ってのが必要だと思うんですよね。おそらく、福田さん達に欠けてるのは、まあ、政治哲学だと思うんですけども。ま、現在の政治問題に関わって言えば、例えば、今、社会問題、話題にもなっている、あの、道路特定財源にしてもね、あれ、元々、あのう、昭和29年に田中角栄、当時議員が、あのう、作った法律ですよね。あのう、あの時の、こう、日本の状況ってのをみれば、高速道路なんてまだない訳ですからね。

田中康夫 はい。

有田芳生 それで、また、全国の舗装だって、ま、5%位だった。で、道路特定財源を、こう、作る根拠は、ま、そん時は、ま、多くの人が信じたのかも分かんないけども、今や、そのう、舗装率で言えば97%超えてますからね。だったら、そのお金をどうするのかっていう、歴史的に捉えて考えたら、また違った判断が出てくると思うんですけども。ま、そういった、あのう、「決断」ということについてもね、歴史認識ってのは、やはり大事だなぁ、ということを、今、話伺ってて思いましたけどもねぇ。

田中康夫 ぅーん。と思いますね。ま、えー、先日の施政方針演説とゆう中ではですね、なんか、あのう、昔の農村を開拓をした人のセリフを使ってですね、えー、井戸が、「井戸を掘るなら水が湧くまで掘れと、私はこの決意だった」て言うんですね。でも、水が出ない場所もあるんですね。

有田芳生 はっはっは。

田中康夫 水が出ない場所を、ならば、じゃ、他を掘るのか、そして、水が出ないのに掘っちゃった所は、逆にそこを埋めていくことが他の活用になるのかと。この発想こそが、今、日本に必要で、水が出ないのに精神論で「出るまで掘れーっ」と言っているのが、ほとんどなんか、無駄な公共事業を続けて世界一の借金国になっちゃったんじゃないか。どうも、やはり、「空気が読めない」ではなくて、ご自分の福田康夫というイニシャルのですね、FYで、雰囲気が読めないんじゃないか、という感じをうけましたけどもね。

有田芳生 それが私達が常に主張しているように、財源問題で言うならば、財源は作るものだという発想ならば、そこで水が出ないならば、水が出るところからそれを引き出すってのが大事であって、そういう発想がないところが、もう、ま、今の与党政治の悲劇ですよね。

田中康夫 ぅーん。ま、えー、ま、福田さんの妹さんと結婚している松谷明彦さんというですね、政策研究大学院大学の教授はくしくもですね、増税をしたら消費が失速しちゃって、経済も失速して、逆にハイパーインフレのようになっちゃう。これは何かというと、日本は今まで、中国から多く昔は学んできたんですね。平城京や平安京の造り方も含めて。あるいは戦後や、あるいは明治期からは、欧米に学んできたと、でも、日本は世界で今まで歴史上、経験したことのない急激な人口減少、世田谷区と同じ、一年間に80万人が減少していくという少子高齢で、そして、別に戦争するわけではありませんから、面積が増えるわけでもないと、今までのお手本がないものを、世界のお手本を初めて創らなきゃいけない場所にあるんだと、だから、従来の常識というものは覆さなきゃいけない、ということをおっしゃってるんですけどね。えー、最も身内に、本来、福田さんが学ぶべき人がいるのに、その意見にならず、官僚をいじめてはいけないと言って、官僚とまったりしてるというお話、どうなんでしょうね。

有田芳生 ねえ。

田中康夫 んー、まぁ、おかしいことを一緒に、みなさんと変えていく、新党日本、えー、ウェブラジオ。えー、テレビの方もですね、ニッポンチャンネルも近々始まります。こちらも、是非、ご覧いただきたい、また、サポーターにもですね、是非、応募いただきたいと思います。ということで、

有田芳生 はい。

田中康夫 お約束のですね。


田中康夫有田芳生 チームニッポン!

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 2008.01.24


暫定税率-発想の転換を 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本Webラジオへ、ようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 ま、あの、去年の消費者物価指数11月、12月というのは過去10年間で最悪の伸び率という形になっているんですね、そして去年1年間で企業の倒産が1万社以上という形です。ま、この中で多くの人たちはあのガソリンの価格に非常に敏感である、新党日本のヘッドオフィスは平河町というまぁ、東京でも千代田区の割合中央部にありますけども、レギュラーのガソリンが170円以上というようなですね、価格になってきているんですね。有田さんがお住まいの練馬ではいかがですか?

有田芳生 え〜、運転しないもんだから、ガソリンの値段をこう日常感覚として・・

田中康夫 でもかなり150円どころか160円代という感じですよね。

有田芳生 ええ。

田中康夫 まあ、これに対してですね暫定税率、で、これが暫定税率を廃止をすると25円ガソリンが下がるという言い方を他の党はしていますけども、ガソリンの値段が下がる上がるではなくて、もともとこういう税金を取る、しかもその暫定という言葉で今後も10年間とると、もし本当に道路特定財源というものをですね、きちんと活用するということだったら、その税制自体を変えて暫定などという言葉を変えてですね、行えばいいですね、法律をまた10年経たなくても5年後に変えることもできるわけですから、まさに暫定という言葉を使ってですね、問題を先送りしているというところに本来与党の後ろめたさがある気がしますね。

有田芳生 あのぅ、暫定というのは国語辞典調べてみれば分かるように、「一時的」とか、「かりそめ」という意味ですからね、元々ガソリンに対する暫定税率は1974年に導入をされたんだけれども、その時は石油ショックで道路財源がないということで、まぁこういうこ暫定税率ということになったんだけれども、最初はなんか2年だったそうですね、それが2年だったのが3年だ5年だと増えてきて、でずうっと続いていてもう30年数年以上ですからね、で更に10年以上続けるっていうのはこれはまさしく暫定どころか、まぁこういう言葉の偽装も起こってるっていうのが今の日本の政治のひどいところかな、というふうに思いますけどね。

田中康夫 これに対してその政府与党側はですね、暫定税率が廃止されると自治体に打撃だと、逆に福祉なども影響があるなどと言っていますけれども、でも真に必要な道路、実はその、毎年10兆円もですね、道路にお金を使いながら、そして日本の面積は変わらない、北方領土が仮に戻ってきたとしても面積が10%増えるわけではありません。こうした中で、戦後60年間道路を造り続けてきてもまだ足りないと言ってますけど、一方で人口は毎年80万人づつ減っていくという、世界でも類を見ない状況になるわけですよね、ですから今ある道路を私達はむしろ逆にきちんと補修をする、作るときには5割6割村道や県道でも国からお金が来ますけれども、この道路を穴が開いたり、そうでなくても何年かに1回は舗装を完全にし直さないといけない、こうしたお金は国からは来ない、というところに大きな問題があんじゃないかと、つまり私達も年をとってお腹が出てくるかもしれませんけど、骨とか歯は劣化をしてくるわけですね、その意味においてはこの骨や歯をですね、きちんと維持していくということが健康に大事で、その意味で言うと道路の維持修繕には国はお金を出さない、このことはアメリカのですね、橋やトンネルが壊れるというのと同じような状況がこれから生まれてくるということで、発想の転換をしないといけない、あるいは電線の地中化ということに使っている道路特定財源はわずか3%でしかない、道路をですね、セットバックといってですね、片側10mづつ広げると、このために10年20年かかる、でもこの商店は奥行き20mの家だったら10m分をですね、召し上げられたら、そのお金で他に移ってしまうかもしれないですね、むしろ今の道路の電線地中化に道路特定財源の中の何割かを10年間使って、3%ではなくですね、そのかわり、どんな駅前からも半径500mは電線が地中化されてますよ、と言えば、片側に歩道を造ることができる、これはベビーカーの人にも宅配の運転手さんにとってもですね、小さくても確実な変化だと思うんですね。新党日本は以前からこうしたことを申し上げています。ですので25円下がるという、上がるという話ではなく、あるいは一番お笑いなのはあれですね、町村さんという官房長官が、ガソリンが値段が下がると皆がもっと車に乗るようになって、地球温暖化になって、洞爺湖サミットをやる国として恥ずかしい、と言ったんですけど、じゃあ今までガソリンの値段が100円や99円だった時もあるんですね、逆についこの間まで120円でした。その時はじゃ地球温暖化はどうだったんでしょうか、というもう語るにも落ちるような政治の状況というですね、判断力も決断力も実行力もない政治を変えていく、これがまぁ新党日本だと思います。

有田芳生 町村さんはやはり生活感覚がないと思うんですよね。本当にガソリン代が下がった時には、本当にいろんな所に走っていくのが増えるだろうかというと、そういうお金はやはり生活費に使うと思うんですよ、で、10年間ずっとお金が、給料が下がり続けていて、中小企業は12%下がってんのに大企業の社員の人達は14%上がるっていう、いわゆる格差社会が広がっている時にお金がもしできたらそれをガソリン代に使って走るよりも、やっぱり生活費に使うんじゃないかと思うんですけどね、そこら辺の発言そのものがおかしいというふうに思いましたけどね。

田中康夫 まぁあの他の党も生活、まぁ民主党だけじゃなくて共産党や社民党も、生活という言葉が少し安易に使われているという感じもしなくはありませんけど、元々町村氏の言っていることが論理として成り立たないということに無自覚であるというところに溶けつつある自民党、いわばそうした戦後の中で自分が優秀だと言って偏差値の王者としてですね、生きてきた町村さんというもののですね、まぁあのぅ、実態の無さが出ている気がしますね。

田中康夫 ま、あのぅ、新党日本はホームページ上でも今後ですね、You Tubeと連係をすることで映像でも「有田チャンネル」、「田中チャンネル」、「新党日本チャンネル」という形を近くですね本格的に立ち上げさせていただきますので、是非こちらもご覧頂ければと思います。それでは

田中康夫有田芳生 チームニッポン

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 2008.01.17


漂う日本政治の行方 出演:田中康夫・有田芳生

田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越しくださいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 まぁ、臨時国会というのは、通常、臨時とついているんですけれども、えぇ、1ケ月位夏休みを安倍さんがおとりになった後、9月から開かれてですね、えぇ、何とこの1月の15日迄やりました。臨時とついたんですけども年末年始も別になにか本会議が開かれたわけじゃありませんし、委員会がほとんど開かれたわけでもないと。えぇ、結果としてそのテロ特措法をですね、60日条項、あるいは2/3条項でですね、通すために開いていたようなものですね。

有田芳生 結局、その、国会の雰囲気というのはどうだったんですか?それだけ重要法案として延長してまでというところに対して。

田中康夫 新聞社の方々とかテレビの方々はですね、「緊迫した」とかですね、常套句を使いますけど、まったくダラリーって感じじゃないですか。一部のそのまぁ、国対委員の方とかは会議はやってるんでしょうけれどもね、ほとんど答えは最初から見えているという、それがまぁ、小沢さんが「今更投票に出てもしょうがないじゃないか」って答えは最初からわかってんだから、それだったらもう一個大阪の選挙取れた方がいいよという発想にもなるんでしょうね。

有田芳生 民主党の対案を引き続き審議、今後通常国会でやるという方向に、自民党、公明党がおこなったわけですよね。

田中康夫 と言っても、これは別に棚ざらしのまま置いておくと言うことですからそれは、今度の通常国会が終われば廃案になるということですよね、もう全く形式主義でしかないということです、ですから本来なら本会議においてですね、民主党案と政府与党案とを両方をもう一回衆議院においても採決すべきなんですね。参院においては最初に採決をして、政府与党案は否決をされて、そしてまたその民主党案いうものに関して、えぇまぁこれはあの自由民主党と公明党と、それから社会民主党とそれから共産党、日本共産党は反対をしたんですね。ですから民主党、あるいは民主党・新緑風会、今度は国民新・日本という大変に長いあの会派名になりましたけど、こことあと何人かの無所属の人が賛成をしたということですね。

有田芳生 民主党案を通常国会で議論する中で、そこの弱点をこう、つくのが自民党の目的であるみたいな評論をする人がいるんだけども、そんな高等なものではなさそうですね。

田中康夫 ただ、あのやはりこれはあれじゃないですか、アメリカの側としては日本が何にもしないでいてもらうのは困ると、少なくともそのアメリカが突如ですね、日本がテロリストと仲良くなっちゃったとかですね、どこかの法務大臣のように、あるいはアメリカにそっぽ向かれちゃ困るけども、だからと言って別にこれが給油ということでもなかろうと、日本はじゃどうしたいのか、本当に君達はその中近東のオイルで生きているのならば、これは湾岸戦争の時もそうだけども、いったい日本はいくらお金を出せばいいんですか?とか、日本はいったい何をしたらいいんでしょうか?と聞いてくるけど、これじゃ出来の悪い生徒と同じじゃないかと。古文や漢文の文法がわかんないときもですね、先生、文法がわからないので教えて下さい、ときても困っちゃうんですね。ここの所のあの「べし」はというのはですね、どっちの意味なんだろう?とかですね、えぇ、そういうふうに聞いてくると、ここの部分はどう解釈すればいいんですか?と、私達はここはこう解釈してますけど、そういうふうになっていないところが日本のこの官僚政治のですね、えぇまた二代目三代目政治のですね、謎だと、アメリカは実はちょっと小馬鹿にしているんじゃないですかねぇ。

有田芳生 いやぁ、話は飛ぶようですけどね、アメリカの大統領選挙でオバナかヒラリーかみたいな話が今もう日本でも話題になってんだけども、だけどこの間ある勉強会に行きましたら、その「民主党政権になれば日米関係は悪くなる」ということに対して、その専門家の人達が「いやそうじゃなくて今のこう自民党政権の下で相当悪くなってるんだと、その現実を見てないのが福田首相達である」っていう厳しい批判がでたんですけどね。

田中康夫 まぁそれは小泉氏もそうでしょうね、小泉氏のときには、とにかくまぁ、プレスリーの真似をしてくれるからなぁ、どっか何だか知らない得体の知れないですね、たいへん差別用語で使えば、まぁ発展途上国のようなどっかですね、あの砂漠の中かですね、密林の中から出てきたような国っていうことだったんじゃないですかね。今回の場合もそういう具合ですし、もともとその日本に関して言及をですね、一般教書とかですね、あるいは会見とかでされることもほとんどないという元々はなからジャパンパッシングなわけで、そうするとやっぱりハワイの次の51州目になったほうがまだ発言権はあるんじゃないかって、もしかするとしたら日本・アメリカの大連立を組んだほうが日本が外から言ってるよりもアメリカの州になったほうが

大連立を組んだ方が、日本が外から言っているよりも、アメリカの州になった方が、各州でアメリカは増税や減税は出来ますから。日本が51番目の州になったら日本の自動車産業はもっと減税をするとか、日本州が考えるようになったら今度はもっとアメリカが困ってしまうかもしれない。こうなるとそれくらいの発想でなければいけないという人もいますね。

有田芳生 対北朝鮮関係にしても、国際的の中でも日本だけが孤立していて、アメリカもテロ支援国家を解除する方向で動いている。そう考えてくると日本の政治は、これまで「経済3流、政治2流」という評価があったが、厳しい評論家に言わせれば「3流と言われる経済に政治まで落ち込んできている」と言われている。今の福田政権等の対応がそういう評価を産んでしまっていると思う。だからこそ新党日本の進化をこれから大いに発揮しなければいけないと痛感している。

田中康夫 何で北朝鮮に関してあんなにアメリカは腰砕けなのだという人がいるが、色々なことを言う人がいるが、イランやイラクの問題も膠着状態だからせめて北朝鮮だけと言う人がいるが・・僕は違うと思う。早い話が北朝鮮にはアジアの中で最も多くの希少な天然資源がある。日本では「お金のある奴には勝てないよな」とか「票の数が51行けばこっちが勝ちだ」等のことを言っている人達がいるが。北朝鮮には日本やアジアの国に無い宝物がある。宝物の国が崩壊してしまうよりは、とりあえず何とかしなくては・・。拉致は大変けしからんことであるが、では欧米の国が古来以来、或いは20世紀に入ってそういうことを1回もしたことがないのかというと中南米の歴史を見ると火を見るより明らかである。拉致の問題を解決していくという意味でも、日本が乗り遅れているのではなく、積極的に資源エネルギー外交を日本がどうするかと言うことを謳っている人が誰もいない。
この間、新聞にもいくつか出ていましたが、日本には携帯電話、自動車等が一杯ありますが、その中で使われているレアメタル、白金等を本当にリサイクルすれば、日本は大変な資源国になっていた。日本には白物家電からITまでいっぱいある。これがみんな逆に言うと韓国や中国に行ってリサイクルされている。「お人好し、ここに極まれり」と言う感がある。
その意味でいうと新党日本は、他の野党がいう「生活に根ざして」といいますが、もしかしてこのような資源エネルギーの部分を日本の中でどうするのかということを考えるのも結果としては日本の国民が幸せになれるかどうかも私は生活なのではないかという気がしています。
今年も新党日本の副代表の有田芳生が連日街を廻っているが如何ですか?

有田芳生 遊説や辻説法を行っているが、「とにかくこの政治を変えなければ国の行く末は不安でたまらない」という声を沢山聞く。あいつは知っているヤツだから声をかけるというだけではない人達が・・としみじみと感じますからこのままの日本ではいけないと考える。
OECD(経済協力開発機構)30カ国中、日本はかつては1位だったのが、今や18位になってしまっている。経済大国なんてかつては言っていたのがいつのまにか気付けばここまで落ちてしまっている。そういう生活感覚が体感治安のようなことを含めて感じるようになっている。そこが政治の課題である。

田中康夫 そういう意味ではかつては非常識であったような話がこれからは新しい常識、良識になってきている。まさに新党日本皆様と共に・・。逆に言うとアメリカのニューハンプシャー州などは半分位の人達が、いわゆる特定の支持政党のない無党派層なんですね。比較的知的な階層といわれている、こういう人たちが共和党に行ったり民主党に行ったりして即席党員になって一票入れる。そういう意味で、今年も新党日本もサポーターを引き続き募集しております。
政治は特別なものではございません。とりわけ新党日本は利権とは無縁ですので「田中康夫の新党日本」をこれからもどうぞ宜しくお願いを致します。といことで

田中康夫
有田芳生 チームニッポン!

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 2008.01.10


むくわれる社会へ 出演:田中康夫・有田芳生


田中康夫 新党日本ウェブラジオへようこそお越し下さいました、代表の田中康夫。


有田芳生 副代表の有田芳生です。 

田中康夫 えぇ、臨時国会があのぅ、最終盤になってですね、福田康夫首相と民主党の小沢一郎代表の党首討論というのがありました。ま、50分間という中で、ま、あのぅ、福田氏は相変わらずな、官僚的な発言かなって思いましたけどね。小沢さんもあのぅ、非常にあのぅ、最初から切り込んでいくという形じゃないですけれども、最後の海外派兵、あるいは憲法問題というところではかなり切り込んだなと思いますけども、逆にそれに対してですね、相変わらずな役人答弁を福田さんがしたと、いう印象がありますけどもね。

有田芳生 なんか新聞報道なんかでお二人がこう向かい合ってお辞儀しているのを見ると、なんかこれからあのぅ、政局がこう厳しくなっていくという雰囲気を皆が感じている時に、まあどういう議論になるのかなというふうに初め思ったんですけれども、やっぱりあのぅ、なんていうんですか、新テロ特措法の問題などでやはり小沢代表が切り込んでいっていったのに対し、福田首相はものすごく低姿勢な印象でしたよね。その通りでございます、とか、だから何というか民主党の今の勢いに気を遣っているような見方をしてしまったんですけれども、それはどう見えました?

田中康夫 そういうふうにご覧になる方と、あぁやっぱりこの人は巧言令色ではないですけれども、まさにあのぅ役人的な、慇懃でありながら結局は無礼というか、よくあのアジアで日本の駐在員の人達が来るようなバーの女性の人が、ちょっとその女の子のことを褒めると、「Oh〜あなた、お口チョコレート、心アイスクリームですねぇ」って言いますけども、まさにそれが福田さんなのかなって思いましたし、またこの間の色々な最終盤での国会のとりわけ参議院民主党のですね、迷走ぶりというのはですね、色々その継続審議にするだのですね、あるいは他の野党の協力が得られなくて否決するだのという右往左往というのは、逆に参議院の方針に関しても、もっと小沢一郎氏、あるいはその下でのですね、国対をやっている山岡氏、というのはこれは別に衆院に関してではなくて、参院に関しても民主党のなんですからね、そこがやはり民主党の参院のあの幹部にですね、やはり国対といったって参院の国対はまたウチなんだ思っているところがあるのかな、これに対して中堅であったり若手であったりという民主党の中の人達は、やはり我々がもう1回小沢一郎で行こう、と言ったのだから、やっぱ小沢一郎がもっと傍若無人というんではなくても、やはり国民を考えるためのですね、これは国民新党ではなくて、もっとリーダーシップを発揮するべきだ、発揮しようとしているのに、それを一体化できない参議院のもどかしさ、っていうのがこれから私は通常国会で出てくるのかな、っていうのを少し裏話的な話になりますけども感じましたね。その意味で言うととにかく解散を先延ばしにのばして任期満了までにして、その間に野党側の敵失があればそのときにやろうと考えている自由民主党の人達と、その意味で言うとじゃあ自由民主党から別れて今度の選挙がある直前に新しいですね、第三勢力ができるかというと、可能性として語られることはあってもそれが現実にできたときにはたしてですね、多くの人達に支持されるかな、というとですね、それはあのいささかあのぅ、巷間ジャーナリズムで言われてるような動きというのはですね、結果として現実にはならないだろうな、という気がしますけどもね。ま、あのぅ、ともあれあのぅ新党日本は、あのぅ、新年からですね副代表も含めてですね、積極的に街頭に、先日は1月7日は荻窪の駅頭で朝7時から、本当に通勤時は忙しい、精神的に余裕がないにも拘わらずですね多くの方に、とりわけ若い男性の方、あるいはまぁ女性の方、男性の方、年齢関係なくですね、チラシを受け取っていただけて本当にありがたいことだな、と思ってますけれどもね。

有田芳生 だからそういう時にあのぅ、国会での論戦も大事なことだけれども、同時にそうやってチラシを受け取ってくださる方の大きな思いっていうのはやはりあのぅ経済問題はあのぅ、感じてらっしゃることが多いと思うんですよね。で、内閣府が今回明らかにしたことによっても、貯蓄率が10年前に比べて1/3に減ってるっていうのは世界一の貯蓄率だったわけですよね日本は、それがいつの間にか1/3に減ってしまったっていうのは、この深刻さっていうのは、

田中康夫 それはもうですから今までの日本はですね、日本の借金以上の貯蓄があんだと、おじいちゃんおばあちゃんが貯蓄があんだっていうんだけど、やはりそれは医療がですね、厳しかったり、生活が厳しい中で、お年寄りが切り崩している、あるいはお孫さんに買ってんのかもしんないけど、同時に極論するとですね、息子や孫を愛していない訳では断じてないんだけれども、このままお金を持っててもしょうがないんじゃないか、という形で使っている部分もあると思うんですね。そうするとこれは極めてうたかた的な時代になっているのでですね、あのぅ一つやっぱり日本ではもう一人住まいの方というのは、若者の独身の方も含めて3割、ところが東京に至っては45%ですよね、すると東京の一極集中ってのがいかに環境問題だけでなくてですね、あの日本の破滅に繋がるかというと、どんどん高齢になられてる方がいるのに、それを介護をする、一緒に支えるコミュニティがもはやない、その介護をする人達の賃金も低いと、そしてじゃ老人を世話をするような病院や施設が東京だけに沢山できてっていいのか、ですから税制の改正というのは、私達が申し上げているアメリカでは州が増税や減税を弾力的にできる、じゃ日本は制度が違いますていうけどそれを行うことによってですね、本社の場所の登記場所に税金を払うのではなく、例えばじゃあどこかの県がウチはITのこういう分野だったら、本当に固定資産税も半分で良いですよ、もう納税もいいですよ、というくらいのことにした時に初めて本社をですね、アメリカやヨーロッパと同じように小さな街、地方と呼ばれているところに移していくっていうことなんですね。それは結果として、今行われているのは東京にある大きな経済団体に入っているような企業の減税措置ですけれども、そうではない形の中小企業というのではなく、これから大企業になるかもしれない新しい企業というのも、地方で勃興していくための減税を経済的に行う、それが結果として個人の所得も増え、雇用も増えるっていうことかなと思ってます。このあたりのことはですね、やはり新党日本はですね、より真面目に働いている方々に実感をしていただく、そしてまぁ、ことなので具体的に今後ですね、副代表と共にですね、あのぅ私達がですね、具体策というものを提示をしていければな、と思ってます。

有田芳生 ま、努力している人がね、報われる社会にならなきゃいけないですからね。

田中康夫 勿論ですね、それが本来の社会の基本です。はい、ということで新党日本、今年も皆様と共にですね、我々が先頭に立ってですね、一緒に変えてまいりたいと思います。2008年度のサポーターをですね、募集をいたしておりますので、是非ご加入いただければというふうに思います。ということで、では

田中康夫、有田芳生 チームニッポン!

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 2008.01.01


新党日本2008 出演:田中康夫・有田芳生


田中康夫 
田中康夫 2008年、新党日本ウェブラジオ、代表の田中康夫。

有田芳生 副代表の有田芳生です。

田中康夫 年末にも申し上げましたけどね、なにか、年が変われば人心一新というのは、言葉だけで言ったのでは、相変わらず変わりませんからね。まさに今この瞬間も、本当に、あの、年末年始もですね、24時間働いてる方々がいらっしゃる、無論、それは、非常に、あの、チャールズ・チャップリンのモダン・タイムズのようなですね、歯車になってしまいがちな部分、あるいはそうではなくですね、本当に医療機関であったり、福祉の人であったりですね、あるいは、交通機関を安全に動かすといった、私たちのためにね、働いてくださってる方もいるので、まさに、新年になったからではなく、引き続き新党日本、初心を忘れずですね、おかしいことを一緒に変えてもらいたいと思いますけれども。

有田芳生 えぇ。新しい活動として、ほんとに、あの、努力をしたいなと思ってるひとつはですね、やはり、あの、新党日本の精神であると思うんだけども、やっぱり言葉を大切にして、

田中康夫 はい。

有田芳生 で、国民の皆さんの、そういう、いまお話があったような日々、努力をされてる方々と結びついていくような回路をね、やはり、作っていかなければいけない、で、そのための言葉というものを、なにか荒唐無稽なことではなく、議員になるとなぜか、あの、若い人達も、「粛々と」とかなんか業界用語的なね。

田中康夫 そうなんですね。

有田芳生 何を言ってるんだろうと思う。で、そういうものでないものを、やっぱり作んなきゃいけないなと思うんですよ。

田中康夫 本当ですね。なにかこう、あのう、ついつい、あのう、例えばね、パソコンなんかでも、専門用語を使うと、なんか、自分がすごいかのように思いますけども、あのう、初心者にもわかる言葉でパソコンを話せなければ、学者がね、難しいことをわかるように言えて、初めて学者なんで、難しいことを難しく言ってるだけだったら、相変わらずの大学院生だと。

有田芳生 んー。

田中康夫 んー。

有田芳生 あの、セクハラ裁判ていうのが今では当たり前になってますけども、で、これ、日本で一番最初に、あのう、その、裁判が起きたのは1989年だっていうんですよね。

田中康夫 ほう、ほう、ほう。

有田芳生 それまでには、セクハラ裁判て言葉、なかったっていうんですよ。で、原告で匿名の女性が、これは一体なんだろうかと思って、色んな物を調べてたら、アメリカでは、これはセクハラと言うんだってのを発見して、それで、初めて、あのう、セクハラというものが日本でも、マスコミが報じるようになったって言うんですよ。

田中康夫 なるほど。んー。

有田芳生 そうして、じゃあ、そういう、あのう、問題をセクハラというふうに、あのう、言葉としてね、広がってったときに、あ、私が経験したのも、そういうものなんだっていうようなことで、セクハラが問題であるってことが、ずうっと広がってった、ってことを考えたときに、やはり、あのう、事態、物事、現実っていうのが、なにか言葉として表現するってのが、それが力になるんだというふうに思ったんですよ。

田中康夫 んん。

有田芳生 だから、昨年の参議院選挙でも、田中康夫代表が起草したあの『新しい日本宣言』にしても、あのう、やはり、表現力で私達がね、考えてる事を、あの、伝えていった、その努力のひとつだと思うんですよね。

田中康夫 そうですね。

有田芳生 ま、そういう物をもっと、もっと磨いて、

田中康夫 はい。

有田芳生 国民の皆さんとともに、新しい日本をつくって行かなければいけない一年にしたい、というふうに思ってるんですけどね。

田中康夫 ま、その意味では、ま、副代表の有田芳生もジャーナリズム、また、あの、私、田中康夫もですね、まあ、そうした、物を書く世界から来ているので、言葉を紡ぎ出すと、で、今、お話があった一方で、私達、あのう、皆さんに腑に落ちる言葉を伝える必要がありますけど、セクハラっていう言葉もですね、一旦、あのう、その最初の女性の純粋な思いとは別に、言葉が一人歩きしていくと、なんでもセクハラと言ってったり、パワハラと言ってったりすると、と、こうしたことも気を付けなければいけない。逆に言葉が言葉狩りのようになっていって、人々が発言できない、行動できないような社会になってくる、しかも、人に危害を加える等ということはですね、断じて許されることじゃありませんけども。やはり、新党日本は同時にですね、あの、皆さんに届く言葉を伝えるとともに、その言葉をですね、何か、さも分かったかのように、よく、あの、昔、バブルが弾けちゃったから、ってゆう言葉がありましたけども、あの、自分の努力が足りなくても、「バブルが弾けちゃったからさぁ」と言ってデートの時のですね、食べる物も、それで安上がりにしよう、別に高い物を食べればいいということなのではありませんけども、あったのでですね、その辺も、私達はですね、言葉は扱う、あのう、新党日本としてはですね、是非、その、社会がまた、よこしまな考えの人によってその言葉が上手い具合に利用されてですね、妙な社会の萎縮にならないように、とゆうこともきっと新党日本に課せられてることだなぁと思いますね。

有田芳生 そうですね。学校の試験ってのは、あのう、零点から百点まであるんだけども、実際の社会、私達の暮らしってのは、百点以上のことが色々起きていく訳で、そこのところにやはり目を届かせて、その、言葉として、あの、発見をしていくってゆうのが、大事だと思うんですよね。だから、あのう、新しい、あのう、こう、道筋、その、表現ってゆうものを、きちんとね、やっぱり、あのう、逸脱することなく、

田中康夫 そうですね。

有田芳生 監視するってことも大事だなと思いますね。

田中康夫 まさに、あのう、まぁ、2001年位からの日本の5年間の政治はですね、実態の無い言葉だけの掛け声のような形のパーフォーマンスでしたけど、本来、パーフォーマンスってのは、費用対効果がある、よい実態のあるですね、そして、人々が皆、同じ思いであることを確認できるのが、パーフォーマンスなんで。えー、そうした件においてですね、新党日本、実はあの、まあ、年末にも言いましたように、日々是決戦、親身の指導という、まぁ、代々木ゼミナールのような標語を言ってますが、1月の3日にはですね、

有田芳生 はい。

田中康夫 えー、川越、まあ、あの、川越はですね、非常に今、あのう、その街に訪れる方々が多い、あの、別に大きな新しい建物、コンクリートで造った訳でもないのにですね、川越に来てですね、えー、その、私達の社会の絆の良さを確認する方がいるので、この川越で、1月3日はですね、寒風吹きすさぶ中、あるいは、えー、少しぽかぽかした日か分かりませんけども、みんなでですね、一緒に新党日本のですね、えー、パンフレット、又、有田芳生のチラシも含めてですね、演説をさせていただいて、また、1月7日、月曜日にはですね、

有田芳生 はい。

田中康夫 えー、朝からですね、荻窪の駅前、まあ、私も、あの、中央線沿線でずっと育ってきてますし。えー、有田芳生もそうした東京の城西地区で過ごしてきてますので、この辺りを中心にですね、新年の皆様にもですね、言葉を届かせるですね、新党日本をですね、さらに活躍させたいと、活動したいと思ってますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

有田芳生 今年はさらにパワーアップしたいというふうに思ってます。

田中康夫 はい。そうですね。はい、それでは、えー、新年最初の

田中康夫有田芳生 チームニッポン


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