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新党日本、障害者の方々と共に政府を動かす!

2009/06/19 国土交通省 エコカー減税制度 福祉車両に適応するための制度の骨格を発表!
        導入に向けパブリックコメントを開始 

  6月19日 国土交通省は
 「特定改造自動車のエネルギー消費効率の算定実施要綱(新規告示)案等に係る意見の
  募集について」
プレス発表しました。

 この内容は、
 これまで、福祉車両を含む改造車については、燃費性能は(エネルギー効率)は算定されていませんでしたが、
 自動車重量税の減免の判断が可能となるよう、今回、新たにこのような自動車についても燃費性能を算定する
 措置を講じようとするものであり、そのためのパブリックコメントを募集するためのものです。

 http://www.mlit.go.jp:80/appli/pubcom/jidosha10_pc_000014.html


  14.7兆円のバラマキ補正予算に組み込まれた「エコカー減税」。
ところが、総選挙を控えて泥縄式に浮上した「エコカー減税」は、“弱きを挫(くじ)く”瑕疵だらけの政策でした。

 足の不自由な障害者の方が運転する為に、手動アクセル、手動ブレーキへの改修を行った車両は、何故か減税の対象外となっていました。
即ち、今回の措置で免税になる筈の車両重量税5万6700円も、エコカー補助金10万円も、対象外となっていたのです。
同様に、折り畳み式の車椅子を搭載可能とするべく、改修を行った車両も、減税の対象外でした。

  この矛盾を5月24日(日)、鹿児島県在住の足の不自由な女性の方から御指摘頂いた、参議院国土交通委員会委員の田中康夫新党日本代表は翌25日(月)、政府に対し、実態調査の依頼と早急改善の要請を行いました。
厚生労働省、経済産業省、国土交通省の担当者から27日(水)に説明を受けるも、具体的な検討と対応は将来の課題、との返答に終始しました。
これでは埒(らち)が明かない為、道路運送車両法を所管する国土交通省自動車交通局の本田勝局長と翌28日(木)に面談し、可及的速やかに関係省庁と協議し、免税・減税を実現すると前向きの決意表明を頂きました。

  6月14日(日)の19時のNHKニュースで報じられた「エコカー減税 福祉車両は除外」は、こうした一連の動きを紹介したものです。御指摘下さった鹿児島県在住のKさんに感謝申し上げます。
と同時に、1日も早く、制度の谷間で困惑する障害者・高齢者の方々に喜んで頂くべく、引き続き、改善の進捗状況を確認して参ります。

★6月14日放送NHKニュースリンク
http://www.nhk.or.jp/news/t10013623701000.html

★「週刊SPA!」連載「東京ペログリ日記」5月28日(木)分から




 

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